4254.0516の日記

2004年04月30日(金) 葛藤・いらいら・普通の日々。


 正直ショックを受けているんだと思う。

 避けるって何!?
 何のためのふたりなの!?
 積み重ねようと思ってた私の心がバカらしい。

 いらいらすることこの上ない。

 結局結論らしい結論は出ず。
 時が過ぎれば過ぎるほど、知らなくてもいい現実を見せつけられる。


 優しさは怖い。
 失うものの存在をはっきり示されるような気がするから。
 何度失いかけても、その瞬間の恐怖は減ることはない。

 あの笑顔に。
 ワントーン変わった声に。
 突然崩れる表情に。
 公にできない話の吐露に。

 信じたい気持ちがあるから、それと同じくらい失いたくない気持ちになる。


 それはあなたにはきっとわからないはず。
 辛く苦しい中でも、圧倒的な必然性を感じた存在。
 悩み、もがき続けた私は、あなたの比じゃないほどその存在を欲している。

 その程度で根を上げるなら、きっとそれまでの人。
 今までにも数限りなく通りすがっていた、その中のただのひとり。


 近づきたくない。
 自己満足と無神経。
 苦しいことと戦うこと以前に、そのことに自分自身で向き合わなければ、誰がどうにか
 できようか…。
 だから、私はあなたとは違うところで生きていく。


 今日はGWの間だったけれど、仕事に出かけた。
 祝日前に先輩からlunchのお誘いを受け、弁当を持たずに出勤。
 お昼のチャイムと同時に、cafeへと急ぐ。

 働いた働いた。
 仕事は円滑にはこなせるようになってきたけれど、プロとはまだまだ呼べない悔しい
 日々…。
 その悔しさとともにいつつ、次のone chanceを待つしかない。

 慌てずくさらずコツコツと。


 夢に出る頻度が多くなってきた。
 そしてどんどん私を揺さぶる方向へ。

 夢に意味なんて見出さない。
 私が生きているのは、今だ。
 言いたいことがあるならば、正々堂々言いに来い!


 ♪BGM/J-WAVE



2004年04月27日(火) confusion。


 目覚めからして、最悪。


 ずるい。
 夢に出てくるなんて。
 そして、私に話しかけるなんて。
 しっかり見つめた“目”が、あまりにあなたそのもので。

 ついでに交わした会話が業界用語バリバリだったので、驚くを通り越して悲しさすら
 漂う。


 そんな朝を迎えてしまったものだから、お気に入りのradioをかけても気持ちが晴れない。
 ちゃんと働けるかちょっと不安だった。


 そういうの陰口って言うと思う。
 1ヶ月かけて出した結論…私はあなたを信じない。

 わざとmissをするわけないじゃない。
 うっかりでもない。
 ただ単に新人だからわからないだけ。
 そして私はそれに甘えるつもりもないし、指摘してくれたらしっかり直すのに。

 聞こえてないと思ってるかもしれないけれど、全て耳に入ってます。
 怒りのあまりどきどきした。


 仕事で久々に残業したあと、大急ぎで家庭教師先へ急ぐ。
 今日から家庭教師に正式復帰。
 日々のrutinに加えられる。
 普通の企業に勤めたと思えばそのようなもの。


 気になっていたことを1ヶ月くらいそのままにしてしまったことに気がついて、今日こそ
 と思い、一念発起でTELをした。

 1番言いたかった言葉をひとつだけ選んだ。
 わかりやすく。
 端的に。
 その結論は、“私たちどうなるの。”…。

 ずるい。
 肝心なことはいつも私が言ってる。
 ずるい。
 思ってるのに、何も知らない振りしてる。
 ずるい。
 自分の言いたいことだけ言って、判断を全部私に任せた“ふり”するなんて。

 怒りと疲労と失望で、口から言葉が出てこない。
 しばらく考えてみるつもり。
 頭を冷やしたい。


 忙しく働いて、考えて、落ち込んで。
 忙しく混乱の渦のど真ん中にいる今日の私。
 連休を目指して、あともうひと頑張り。


 ♪BGM/『m-flo inside』 m-flo



2004年04月26日(月) 私の七転八倒記。


 突然飛び込んできた“あの”情報。
 どうしようか迷ったけれど、仕事が終わった後に直行してみることに決める。


 帰宅時間より少し早め。
 国道はすいている。
 あっという間のSPEEDで目的地に到着。
 住所をざっぱに覚えていくだけで、私をあの場所へ運んでくれる。


 平日のopenなんて、いつ以来だろう…。
 昔の記憶を解きほぐしていたら、色んなことが押し寄せる。

 あの、出会い。
 泣きはらしたやり取り。
 混乱した気持ちの読み合い。
 傷付けあったあの日々…。

 “あぁ、来てたんだー。”は少し寂しげに響く。
 あの頃は、声だけで気がついてくれたのに。
 でも、“もう帰る?”に少しの配慮と思いを感じて、その天秤の平衡は保たれる。

 何せ、開口一番“ごめんね、遅くなっちゃって。”だもん。
 そんなことを言ってもらえる日が来るなんて信じられない。

 さらけ出してくれるようになったなぁ…。
 あの頃あんなに欲しかったもの。
 今は絶妙のバランスで与えてくれる。
 先輩を前にしても、動揺しないその態度に感激する。
 言葉でもなく、ただの態度に。

 それはきっと6年の重さ。
 あの頃あなたは寂しがりで、不器用だけど憎めない未熟者。
 あの頃私は意地っ張りで、口は悪いけれど思いやりを隠した小心者。
 そんなふたりも6年を歩んできた。

 感慨深い…という言葉で表しきれない、たくさんの感情のひとつひとつが今の私たちを
 作っていると思う。
 それはきっと、誰にも負けないもの。

 優しさと元気をくれる。
 ありがとう、今日も★


 今日は、初めての人が検査に同席してくれた。
 落ち着いてやっているとのお褒めの言葉を頂いたので一安心。
 とりあえず、最低レベルにはたどり着いた。

 指摘してくれたことは本当にありがたかった。
 細かいあげあし取りではなく、芯のある指摘。
 本質的な問いかけに、さらなる向上の可能性を感じる。

 1番力のある人は、あの人だ。
 少しずつ盗んでいきたい。


 あっという間に帰宅したあと、久々に友人とTEL。
 久々に恋を楽しんでいる様子の友人。
 微笑ましくもあり、気持ち悪くもある。


 彼女は私の七転八倒を見続けてきた人。


 時に私の代わりに怒りを表明。
 時に私が責め続けた彼女を養護。
 そして、私の成長や喜びを自分のことのように感じてくれた人だ。

 “そんな話ができるようになったんだねー。”
 彼女に言われると、喜びの実感になる。
 確かなものだと信じていいのだなぁ。

 仕事だというのにAM2:00まで語り合う。
 あの頃が戻ってきたようだ。
 まるで。


 ♪BGM/『m-flo inside』 m-flo



2004年04月24日(土) 試練のいちにち。


 仕事を始めてから、なんと3Kgも太った…。
 まだ1ヶ月もたってないのに、うぅ。

 これ以上増え続けるようであれば、何らかの節制が必要なところ。


 4日くらい前から、右下の親知らずが生えかけているのか、猛烈に痛い。
 春にふさわしく、筍のようにぐいぐいと生えてきている。
 それこそ唾を飲み込むだけでも痛いし、顎を動かすことすら苦痛。

 この勢いに乗って、食が細くなることを祈りたい。


 今日は休みだというのに、1日講習会に参加。
 明日も講習会。

 昨日は飲み会で、今日は朝もはよから遠方まで通う。
 そして、週末を潰して仕事に出勤。

 これから本気でstep upして行きたいならば、本当に色々なハードルがあると思う。
 何せ休みが潰れるだけで、憂鬱な気持ちになる。
 そんな自分とも闘い続けなければならない…。


 今まで“人間性”と漠然と言っていたことが、少しずつ見えてきた。
 これも仕事をしたおかげかもしれない。
 あんなに薄ぼんやりしていた言葉が、具体的な意味を持って理解できるようになってきた。

 対人援助は、“人間性”だ。

 それは本当に断言できる。


 今日は講習会に、院生時代の後輩も参加していて、のんびり色々と話しながらご飯を
 食べたりした。
 それまでにはなかったことだったので良かった♪

 押し付けはNGだけれど、世界が広がってくれることを祈りたい。
 そして、私も活力を得た。


 糸井重里の“大人語”という本を、友人から借りて読んでいる。
 糸井重里がラジオに出演した時から気になってはいたのだけれど、面白い。
 電車のホームでうぷぷと笑った。

 あの人の頭の柔らかさにも脱帽…。
 素晴らしい★




2004年04月21日(水) 花水木。


 出勤途中、車の中では束の間のpeaceful timeで、J-WAVEのboom townを聴いている。
 ここ最近の天気のよさも相まって、仕事に向かう道筋だというのに、1日の中で1番
 気持ちのいい時間。


 朝の優しい日差しの中で、花水木の花が目について仕方ない。

 昨年、偶然うちの学校に咲いていた花を写真に撮った。
 それが“花水木”という花であることを知らずに、ぱちぱちと撮っていた。

 撮った写真を褒められて、それが花水木だと知った。
 私にとって花水木とは、槇原敬之の唄。
 あまりにも切なくて、ピアノの旋律が心地良い。
 最近では一青窈ちゃんも歌っている。

 本当に華やかで、でも控えめでとても好きな花だ。
 薄紅色や白い花が、密度濃く木に咲いているのを見ると、何だかとても甘い気持ちに
 なる。
 ささやかな1日の楽しみだ★


 会ったわけでもいないのに、またまた熱が上がっている。
 人は“病気やうわごと”と捉えているかもしれないが、私は全力で本気だ。

 なぜこんなに確信を持っているのか。
 私が彼に会う時は、いつも最大級の集中を発揮しているからだ。

 会えない時間を埋めたいと。
 彼が今どんな心持ちでいるのか知りたいと。
 彼が見ている世界の中にいたいと。

 そういう想いで、彼の世界に没入し、五感を使って集中する。
 彼を“見つめる”という作業に、energyの全てを注ぎ込むように力を使う。

 そんな自分に確信を持っているから。
 だから、この気持ちは本当だ。


 この歳になって、ようやく月給という形で給料をもらった。
 正直、今までの生活の50%くらいの力しか出していない。
 出す必要もない。
 それが仕事なのだと思う。

 それなのに、こんな多額のお金もらっていいものかとやや不安。
 でも、毎月こんな日がやってくるのなら、頑張って働けそうと思うくらい大興奮!!!

 家庭教師の時給も上げてもらうことになったし、人並みの生活費はもらえることに
 なった。
 頑張って貯金に勤しもう。

 家に初めてお金を入れたのだが、両親ともに喜んでくれた。
 今までの学費を考えると、ツメのアカ程度だけれど、少しずつ返していきたい。


 風邪が治らない。
 明日は病院に行って来るかなー…。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年04月20日(火) 永遠…。



 私は永遠を信じない…。


 良くも悪くも、永遠に変わらないものなどないと思っている。
 だから、変わろうとする何かを、変わって欲しくない想いを持って戦う。
 全て元通りになることなんてありはしないけれど、その営みは新たなものを生み出す
 力になると信じている。

 だから、恋愛における“永遠性”みたいなものが本当に苦手。
 …というか、理解できない。
 この感覚の欠如のおかげで、どれほどしなくていい揉め事を勃発させてきたか…。

 何年も付き合いのある友人でさえも、永遠はないと思ってる。
 だから、自分でもおかしいと思うほど、今さらその縁に感謝せずにはいられない。
 いつもいつも大切だなーと思ってしまう。

 死ぬことも、いつも考えている。
 今日一緒だった人が、明日命があるかどうかというのは、本当にわからない。
 人って案外簡単に死ぬものだったりもするから。

 だから、後悔しないような大切さを自分の中に持っていたい。


 こんなようなこと、9・11のテロの時に思った人って多いらしいけれど、私は気が
 つけばいつもそういうことを考えていた。
 刹那的で疲れる生き方だろうと思う。

 ただ、長くない人生なのだから、そういう真剣さを持って生きていくのも、自分
 としては悪くないと思ってる。


 2日連続で早退してしまった私の前の席の職員さん。
 他人事だと笑っていたら、まんまと鼻水の嵐…。
 相当キツそうな風邪に見えたが、まさか私もそんな目にあうのか…。

 あぁ、ごめんだ。


 今日は仕事帰りに職場近くのインテリア雑貨店に立ち寄ってみた。
 毎日気になっていて、何となく足を踏み入れるきっかけを逃していた。
 広い広いお店。

 インテリアから、雑貨から、洋服までいろいろある。
 最近凝っていて、切らし気味なアロマキャンドルもひとつ¥40円で買えた!
 鼻詰まり気味で残念だけれど、(多分)いいかおりをさせて今も部屋で揺れてる。


 前向きだというのは、悲しいことや辛いことから目をそらしても生まれ得ない。

 本当に前向きな人は、誰より悲しいことや辛いことがどういうことかを知っている。
 そして、その中に身を置くことを厭わない人だ。
 だから、強い人でもある。
 孤独な人でもある。

 “いつも楽しいことばかり”な人生なんてありはしない。
 後ろ向きな人よりもっと逃げているだけだ。
 後ろ向きな人は、悲しみを知ってる。
 それをわからずして、前向きさは効力を発揮しない。

 うじうじしていてもいい。
 情けなくてもいい。
 だらしなくてもいい。

 問題は、そのあとどうするか。
 そして、そんな自分をどう受け入れていくか。


 明日は、“初”給料日だ〜〜〜♪
 な、長かった…。
 何買おうかなー。

 明日の夕飯は春巻きにしよっかなー。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年04月19日(月) 本当に話したいことは…。


 やや憂鬱な月曜日…。
 職場に着くと、職員の人がばたばたと体調を崩していた。

 私は割と元気。


 最近すっかりTVっ子になり、2年間皆無に等しかったドラマをも見ている。
 “冬のソナタ”。
 “オレンジデイズ”。
 “光とともに”。
 こうなると、すっかり毎週見るしかないという感じ。

 
 あとは、江原啓之の出ているTVも目について仕方ない。
 少し前なら胡散臭いと、ばっさり切り捨てていたであろうその人…。
 よしもとばななを体得した私には、もう怖いものなどありはしない。
 しっかり“わかる”感じを抱いて番組を見ることができる。

 大切なのは、生きている人の希望であるということ。
 霊と対話できるとか、死んだ人の存在を感じられるとか、そんなことではなく。
 旅立たれた家族やそばにいる人たちが、心残りを逞しさに変えて、残された生を
 生きていけるのならば、江原さんの仕事も必要なのだと思う。


 今日は、危うく部長に同席されそうになり、魂もろとも固まりそうになって、若干
 憂鬱だったけれど、それは免れた。
 はじめてひとりで検査をやったけれど、子どもに大いに助けられ、何とかまともに
 取ることができた。
 やっぱり人に見られてるってだけで、やらなくてもいい余計なことを、数限りなく
 やってしまっているのだと思う。


 なんと2週間ぶりに彼にTELした。

 余計なことを考えても仕方ないと思い、思いつめた気持ちを捨てて、軽い感じで
 “元気!?”と切り出す。
 予想通り、私の2週間を返せ!というくらい普通に“久し振り…”と、彼は出た。

 最初は楽しく、和らいで話していたものの、話せば話すほど飽きてしまい、しまいには
 眠気すら襲ってきた。
 結局お気に入りのTVも見逃して、2時間近く話す。
 でも彼は、私に興奮をもたらすことのない人なのだと思う。

 もう考えることすらばかばかしくなって、このままゆるゆると続けていくしかないと、
 もう何度目かの決意を新たにする。
 真剣になることすら、場違いな感じ。

 好きだってことすら何なのかよくわかっていない私にとって、訴えたい何かがあるのか
 すらわからない。
 伝えたかった何かは、一体どんなことだったのだろう…。

 “じゃ、15日”って、あと1ヵ月後だけど…。
 しかも、向こう2ヶ月顔を合わせないことになるけど…。
 はぁ、溜息が出る。

 これでいいならこれでいい。
 でも、正直よくわからない。
 本当に話したいことは、何なんだろう…。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年04月17日(土) humor。


 朝寝をした。
 目覚ましをかけないで眠れる幸福…。

 そのおかげで、友人との待ち合わせに遅刻気味になる。


 私は人が人を悪く言おうと、自分の目で見たことしか信じない。
 ことに、人に関しては、自分の目で見ることに全幅の信頼をおいている。
 というか、自分の目で見た人にしか興味がない。

 だから誰もが“素晴らしい”という人でも、“口をききたくないくらい、信じられない”
 と思うことはあるし、その逆もある。
 親切なように見えて、無神経な人。
 人に厳しいように見えて、物事を真摯に受け止めている人。
 丁寧に考えるのが好きだ。

 そうやって生きてきた甲斐があったのか、今私の周りにいる人は、黙っていても
 価値観が共有できる人ばかりだ。
 こだわっているといい事ってある。
 たまに交通事故のように、自分が決して接点を持ちたくない人と出会うこともあるけれど、
 大切にしたい人は、相手も同じように思ってくれる。

 敵が多かったのも悪くない…。


 友人が子連れで遊びに来た。
 娘はもう4歳。
 生まれた病院からTELをしてきてくれたこともあって、感慨深い。
 友人とも出会って7年ほどの月日が過ぎようとしている。
 その事実にびっくりする。
 私を根底から覆した最も密度の濃い7年間を、彼女は見つめてくれた人のひとりだ。

 子どもの相談を専門にする私にとって、彼女の娘はちょっと気になる子どもだった。
 年齢相応の子どもに比べると、少し困った行動がある。
 2歳頃からそれに気が付いて、気にかけてきた。

 彼女(母)も、さすがに目を逸らすことができないほど、それらの行動に困り果て、
 他の子どもとの違いに戸惑い始めているようだった。
 思い切って私の引っ掛かりを伝えてみた。

 占いのように子どものことを言い当てた私に、彼女は驚きつつも、ショックを隠せない
 ようだった。
 “この子は病気なの!?”
 “異常なんだよね…。”
 私に迫ってくる。

 どうして人を見る目は、普通とそうでないの二極化しているのだろう。
 私の価値観では通用する説明も、その対立の中に生きている人にはニュアンスが
 伝わらない。
 言いたいように、伝わってくれない。
 難しいなぁ…。

 いたずらに不安をかき立てるつもりはないけれど、過剰な期待や、高すぎる要求水準を
 持っているために苦しむのは子どもだ。
 出来ないことがある。
 これは異常でも病気でもない。
 ただし、一生できるようにはならないことも理解して欲しい。

 とにかく人生を楽しく、笑いながら送って欲しいというのが究極の願い。
 そのために必要な考えや、取り入れなくてはならない思想なら、少しずつでも受け入れて
 いくしかないと思う。
 このあたりの考えにおいては、世間一般とあまりに乖離があって、苦しいこと
 この上ない。

 仕事じゃないところで、仕事モードで話を聴くのは避けている。
 みんな、こういうことをやっていることを知っているので、少し専門知識を齧った人
 たちが、盛んに相談を持ち込んでくる。
 私はあくまでも友人として悩みを聴く以上のことはしない。

 お金の発生しないところで、仕事はしない。
 それほど責任のあるものだ。
 それほど神聖なものだ。


 結局あなたは、私の存在そのものを受け入れてないだけなんだ。
 悲しいけれど。
 大切なのは、自分と自分を守ること。
 それを突きつけられることの苦しさを知らないで、あなたは生きていくのだろう。
 “優しさ”って言葉を、繰り返し口にするあなたなのに…。


 一番苦しい時にこそ、面白がれる、ユーモアに変えられる、笑い飛ばせる。
 このことこそ強いものはない。
 これこそ最近の究極の目標だ。
 だめだ、全然修行が足りない…。

 
 給料日の前過ぎて、あまりにも金欠で苦しい。
 こうしている間に出費の予定ばかりがかさんでいき、マイナス分だけが確定して
 いく。
 あぁ、早く来てくれ給料日。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年04月16日(金) ただ、嬉しい。


 どんなに落ち込んでも、気が重くても、仕事なので行かないというわけにはいかず…。
 そんなわけで無事出勤。


 お天気がとても良くて、少し汗ばむほどの陽射しのおかげで、ご機嫌で車を走らせる。
 単純。
 だけど、嬉しい。


 午前中もさくさく仕事をこなし、あっという間にお昼がやってくる。
 大人になると完全に時間の流れが違うなぁと感じる。
 子どもの頃は、1日があんなに長く感じたのになぁ。

 そして午後は、昨日の名誉挽回。
 …と思ったけれど、私の試練はまだまだ続き、今日も叩きのめされる。
 ひとつひとつにきちんと向き合うことが、今の私の仕事なのだと思う。
 うなだれて事務室に戻り、即座に帰宅時間。

 来週に持ち越しだ…。


 身体を正しくすることに興味がある。
 今までは、私の勢いそのままに、本心ではgive upしているはずの身体を酷使
 しまくっていた。

 不規則な睡眠。
 不足した栄養素。
 カフェインたっぷりのコーヒーを暴飲。
 overworkの脳ミソ。

 そんな可哀想な私の身体を少しずつ労わってあげようと、睡眠はしっかり取り、
 食事も規則正しく食べ、無理はしない仕事styleを構築しようと努める。
 ビタミン剤も飲んでるし。
 朝は野菜ジューズで決まり!
 (1ヶ月前の私の暴れぶりを知っている人からしたら、信じられない振る舞いだそう…。)

 今日はその一環として、部長に整体を施してもらう。

 私はあまりにも姿勢が悪いので、腰は痛いし、冷え性だし、カッコ悪いし、本気で
 整体に通おうかと悩んでいた。
 私の情けない姿勢を見るたびに部長が声をかけてくれ、背中や肩をいじってくれた。
 見る人が見ればセクハラなのだけれど、私としては大真面目。
 真剣そのもの。

 10分足らずの短い時間ながら、終わった後は顔がほてり、汗ばむほどに血行が
 良くなった。
 不思議だけれど、姿勢って本当に大切だよなぁと思う。
 噛み合わせとかにも影響してくると言うし。


 仕事が終わると家に戻り、今の職場のバイトさんや、私の前任者の人たちと食事を
 する。

 みんなで一堂に会するのは初めてのことだったけれど、楽しく食事ができた。
 何よりも、金曜日の華やかさがそれを後押ししてくれたと思う。
 あのわくわく感は、社会人の醍醐味だと思う。
 何かが始まる期待感でいっぱいになる。
 金曜日というだけで。

 仕事の何気ない愚痴や、さりげない疑問、同じ仕事をした人でなければわからないことを
 思う存分語れるのが嬉しい。
 気が付くと、終バスが終わるくらいの時間になってしまい、taxiで帰宅するはめに
 なった。


 明日も休み。
 あさっても休み。
 そのことがただ、嬉しい。

 ♪BGM/J-WAVE



2004年04月15日(木) 凹む…。



 今日は朝から会議。


 ばたばたと仕事をしていると、あっという間に時間が過ぎる。
 昨日無事作り終えた資料だったけれど、ミスもいくつかあって、次からの課題が
 見えた。
 また来週頑張ろうと思う。


 昼休みに、私の隣の席の新採さんが、机に突っ伏して寝ていた。
 今って大変な時期なんだろうなぁ…。
 私も決して人のことまで、心を配る余裕はないのだけれど、今の私の時点で分かち合える
 ことがあるのなら、と思う。

 結局体調が悪かったようで、真っ青な顔をして仕事中に休んでいた。
 色んなことに不安定なことだろう。
 仕事や環境、人間関係の全てが、この2週間に凝縮されている。
 そして、それを暖かく助けてくれる人は、それほど多くない。


 世の中の人って、あまり親切じゃないんだなぁということがよくわかった。
 私は運動部特有の、先輩に対する過剰なまでの腰の低さと、長女気質のアネゴ体質が
 相まって、いつもへらへらとしつつ、人とうまくやろうと思っている方なのだけれど、
 みんなはそうじゃないみたい。

 どんなに不安か。
 どんなことに困っているか。
 どんな支援が必要か。
 fleshmanに対して心を配るのは先輩として当然だと思うのだけれど。
 意外と利害のあるところでしか、支援も配慮もしないのだなぁということを知った。
 それが当たり前のことなのか、そうじゃないのかわからないけれど、私はそうは
 ありたくない。

 ビデオにとっておいた“光とともに”を見たけれど、さすがに篠原涼子は素敵♪
 期待していただけあるなぁ。
 あのヒステリックな感じが、何ともよくわかる。
 小林聡美が意外と軽い感じの登場だったので、ちょっとした不安がありつつも、
 もう少し見てみようかと思う。


 久し振りに口もきけないほど凹んだ…。

 言いたいことは色々とあるけれど、まずは自分の非力だ。
 最初は仕方ないし、誰にでも初めての時があるのだから、今日の結果は受け止めたい。
 ただし、少しずつひとつひとつを反省にして、ちゃんと発展させていかなくては
 いけない。

 人に携わる以上、変化のない尽力に努めたり、自分の力量以上のことが突然求められ
 たり、予想だにしないことが押し寄せてきたりはよくあること。
 その度に、心を痛め、落ち込んで、自分を責める。

 今までも何度も繰り返してきた、当たり前の日常…。

 失敗というのは数をこなせばそれだけ鍛えられるのだなぁと改めてわかった。
 昔は、こんなことがあるたびに“辞めたい”、”向いてない”と思ったものだ。
 今は、帰り道に思いっきり落ち込んで、側にいる家族に少し当たって、それで明日を
 迎えられる。
 逞しくなったと思う。


 ただ…。
 事の重さを感じてないと思われるのは心外だ。
 どれほどの配慮をして、どれほどの緊張を抱えてその場にいるか。
 そんなことはきっと仕事をするということにおいては関係ないのだろう。
 でも、入って2週間の人間に、事前の対応も何もなく求められることではないような
 気がする。


 仕方ない、これが仕事だ。


 大丈夫。
 でも、明日になれば明日がやってくる。
 何気ない会話に力を託してくれた、信頼に値する人々の存在に感謝★


 ♪BGM/J-WAVE



2004年04月10日(土) reflesh。


 目覚めると横には友人の寝顔がふたつ…。


 時計を見るとAM8:00。
 あまりにも早すぎる目覚めのため、1時間ほど2度寝。
 AM9:00を回った頃、まだ終わっていない勉強会の資料作りのため、ひとり布団から
 抜け出す。
 勝手に友人のPCを立ち上げ、ぱちぱちとPCを叩いていると、友人が目覚める。

 寝つきから引き続いて、しあわせな朝だ。

 布団に潜ったままふたりの友人は、寝ぼけながら会話をしている。
 その中を、別な部屋で寝ていた家主がやってくる。
 この場にいるといつも感じる緩やかな時間の流れを、私は心から愛している…。


 1時間ほど作業をした後、無事資料は完成。
 古本やCDを売りに行きたいという友人を車で運ぶ。
 そして、勉強会を始める前に、いつも気になっていたシンボル的観音様を見に行く
 予定。

 本を売って、天気の良いテラスでlunchを食べ、遅れて合流してくる友人を駅で拾った後、
 観音様へ向かう。
 あまりにも青空が青くて、風が素晴らしくて、本当に落ち着いた気分になる。
 久し振りに大勢集まった友人のenergyにも触発されて、自分の笑顔すら違うように
 思える。

 急な坂道を少し登ると、大きな観音様が見えてくる。
 だいぶ前に満開を迎えたはずの桜も、まだ名残惜しく美しく咲いていて、何だか
 最高にいい気分。
 大好きな花の写真をかしかしと撮って、自慢の美しい友人たちとも写真を撮る。

 季節を愛でたり、平和を祈ったり、絵馬を見て黒く笑ったり。
 本当に私たちは、どこへ行っても楽しめる。
 結局、どこへ行くかではなく、誰と行くかなのだと実感する。

 そして、来るかどうか未定だった、残りひとりのメンバーも合流できることが判明★
 みんなが華やぐ。


 久し振りの勉強会は、あまりにもばらばらに散ったメンバーの目的意識に開きが
 出てきたことを感じさせた。
 みんながそれぞれに意識を持ち始めている証拠だから、それはそれで喜ばしい。
 自分を、自分らしさを持っている仲間でないと意味がない。

 そしておいしいお菓子timeと家主がこまめに入れてくれるハーブティーのおいしさは
 健在。


 改めてこの会の存続と繁栄を願う。


 いつもはみんなで食事をするのだけれど、みんなそれぞれの時間感覚の中、ひとり
 またひとりと帰っていく。
 最後はもともと泊まる予定だった私と、一緒に泊まることになった友人、そして
 家主の3人でご飯を食べに行った。


 帰ってくると、酒飲みの友人と冷えた冷酒を空ける。
 その友人のbirthdayのため、1年も前に買ったまま冷蔵庫に保管(他人の家の)。
 いかそうめんと、カブの漬物を肴に、ふたりで空けてしまった…。
 最後は何だか楽しくなって(そんなにはよってなかったけれど)、ふたりでけらけらと
 笑っていた。
 電話がかかってきて起きだしてきた家主も再度合流して、力強い恋愛談義を繰り広げ、
 また床についた。


 仕事を始めて、いい時期に素敵なrefleshになった。
 また明日ゆっくり休んで、また胸を張ってこの会に参加できるように頑張ろうと
 思う。
 頑張り過ぎないように…。


 ♪BGM/J-WAVE




2004年04月09日(金) 楽しい夜♪


 今日は、初めての検査にtry!となるはずだったのだけれど、機会が巡って来ず、
 保育で終わった。

 でも、子どもと関わる仕事は、貴重で楽しい。
 あまりにもどきどきして、気が抜けない。


 今の私の立場からしたら、1回1回で結果を出すしかないのだと思う。
 それで少しずつ説得力を上げていって、信頼を得ていく。
 それが、緊張感のある仕事ぶりに繋がるし、trainingとして選んだ仕事の使命だと
 思う。


 仕事が終わると、友人宅に直行!
 明日の勉強会に備えて、前日からの泊まり込み。
 近くに住んでいる仕事帰りの友人も合流し、久々にパジャマpartyの様相になる
 とのこと。

 思った以上に道がすいていて、予想より早く着く。
 …と言っても、4時間ほどの道のり。
 久々のdriveだったので、お気に入りの曲をがんがんかけながら、熱唱しているうちに
 到着。


 合流予定の友人からは何の連絡もなく、ファミレスでふたりとご飯を食べる。
 土曜日のご褒美とばかりにお酒を買い込んでいると、明日の勉強会のメンバーから
 TELが入る。
 都内で飲んでいた友人は、思い立って1日早くやってくるという。
 うきうき気分で待っていることを伝えると、合流予定だった友人からもメールが
 来ており、今日のお泊まりメンバーは3人。

 家主も入れて4人の楽しい夜となった♪

 恋愛のことや、それぞれの仕事のこと。
 最近のtopicなどを思い思いに語る。
 そして、私は呑む★

 結局、寝るのが惜しくて、みんな倒れこむように眠りについたのが3時を過ぎた頃
 だった。
 私はその後、翌日の勉強会の準備を整えるためPCに向かい、4時を過ぎた頃すっかり
 深く寝付いている友人の布団にもぐりこんだ。

 友人は時々寝ぼけ、寝言を言い、大きな口を開けて寝ていた。
 何だかとてもしあわせで、1週間の締めくくりにふさわしい穏やかさだった。


 明日は久々に全員集合の勉強会★
 その事実にどきどきしてしまうくらい、待ち遠しかった1日…。


 ♪BGM/AL.『10 stories』 古内東子



2004年04月08日(木) がしがしと働く。



 昨日の不甲斐ない仕事ぶりを挽回せんと、今日はがしがしと働きすぎて疲れた…。


 いつものことだが、会議は出ているだけでどっと疲労がやってくる。
 この世の闇と不幸と、それに関わる使命を突きつけられるからだ。
 こんな世界で生きている人たちが存在することそのものが、どこか遠いところの
 出来事のように悲しい。


 仕事が終わると家に帰って、歓送迎会に出かける。

 職場が自宅近くにあるために、歓送迎会も地元で開催。
 しかも、よくよく話を聞いていなかったのだけれど、ホテルの広間を借り切って、
 全社員出席のものだった。

 私は転入者として、壇上でマイクを使った挨拶までさせられ、思わぬことに緊張した。
 私以外に転入者は8人。
 新採者は(一応私も含めると)3人。

 転出した人の中に、とてもとても印象深い人がいた。
 課長のSさん。

 いつも後輩は、同じ班の人たちに慕われ、穏やかで冷静。
 本意を真っ直ぐに伝えようとする話し方がとても素敵だった。

 所長が、ひとりひとりのエピソードを心細やかに語っていく。
 形式ばっていなくって、本当にその人に迫るメッセージに感激…。
 やはり、この職場が明るくて楽しくて笑い声が絶えないのは、間違いなく所長の
 指導能力のおかげだと思う。
 所長を矢面に立たせるような目にだけは合わせたくないと心から思ってしまう。

 所長が読み上げたSさんのエピソード。
 やってきた人に胸倉をつかまれて、『お前!』とすごまれた時。

 『お前じゃありません。Sです。』
 と、堂々と自分の名前を名乗ったという。

 あまりのゆるぎなさに。
 素晴らしさに。
 正しさに。
 涙が出そうになった…。

 そのあとに、部下だった後輩に囲まれ、慕われているSさんを見て、また感激して
 しまった。

 色んな人がいるけれど、素晴らしい人の存在を信じて仕事に励もうと思った。


 今日は、普段あまり話す機会のない人とたくさん話すことができて楽しかった★
 初めての職場がここでよかった…。


 ♪BGM/AL.『10 stories』 古内東子



2004年04月06日(火) Welcome!大人★


 今日は仕事の後に、私が塾の講師をしていた時代に教えていた生徒と会う約束が
 あった。


 彼女達ももう大学2年生。
 一緒にお酒すら酌み交わせる年齢だ。

 あの時、「いつか飲もうね!」といっていた言葉が本当になるなんて、思っても
 いなかった。
 でも、年々連絡を取り続けていた彼女達が大人になっていくのを感じて、その言葉が
 現実になるのを待った。

 ひそやかに。
 でも、確かに。
 そして、いつでも支えになれるように。

 私も彼女達も何も変らずここまで来たけれど、些細なことは飛躍的に変化していて、
 原型を留めないほどかもしれない。
 でも、その変らない部分それこそが、人を人として形作っている。


 その成長に携われて、とても不思議な感じがしている。


 人としてちゃんと尊重しているのだけれど、元来のアネゴ気質と、彼女達のいつまでも
 変らない“先生”を見つめる視線に触発されて、先生然と話をしてしまう。
 適当に聞いてもらって全然構わない話。
 でも、私は大人になって楽しいことばかりだから、大人を楽しんでくれたらいいなー
 と願う。

 Welcome!大人★

 彼女達に関わった講師たちは、とても熱心で、若さゆえの勢いがあって、人を
 おざなりに扱えない人たちばかりだった。
 講師をやめて数年経った今でも、地方にばらばら散っていった人がいても、交流は
 絶えない。


 今日は昼間車にこもって(近くのコンビニに止めて、お弁当をひとりで食した)、
 J−WAVEに耳を傾けた。

 今日は“VIVA!LIVE”の優先予約の日。

 サンボ・スネオ好きの私としてはたまらないLIVE。
 アジカンも見てみたいし♪

 取れるかなー。
 取れるといいなー。

 ♪BGM/AL.『evil and flowers』 bonnie pink



2004年04月05日(月) すれ違い続ける想い。


 仕事をするようになって、定期的に朝起きるようになった。
 ほぼ同じ時間に起きて、同じ時間に出る。

 数年来、寝る時間も、起きる時間も、数時間の格差があった生活からは考えられない。

 出かける支度を整えて、軽くものを流し入れる。
 トーストだったり、おかゆだったり、フルーツだったり。
 不思議なことに、朝ちゃんと食べると、きちんと正しくお腹がすく。


 朝ご飯を食べながら、“めざましTV”を見るのがここ最近の日課だ。
 洗濯物を干しながらなこともある。


 すると今日の特集は、
 “木村多恵”!!!!!


 ドラマのちょい役にしか出ていないけれど、最近密かに売れてきたんじゃないかと
 期待して熱い視線を送り続けている女優さん。
 私の女の人の好みとして、目がぱっちり、童顔で、動物のような顔に惹かれがち
 なのだけれど、木村さんは、切れ長の目で大人っぽい雰囲気を醸している、和風美人。

 privateな部分も掘り下げて、自然な木村さんの姿を見ることができて、ますます
 好きになった。
 大FANです★

 素で“貞子”をやってくれる人なんて早々いるもんじゃない…。


 どうしていらいらが止まらないのだろう。
 当たって、吐き出して、自己嫌悪。
 どうにも制御できないこの感じ。

 やりたいことも、共に続けていきたいことも見当たらない。
 楽しく過ごすというイメージが具体的に見えない。
 
 一緒にいても、すれ違い続ける想いしか積み重ねられない気がする。
 悲しいけれど、何だか今日は最悪だった。


 やっぱり今日は行かなければよかった…。

 ♪BGM/AL.『Be not Nobady』 Vanessa Carlton



2004年04月04日(日) こころはどこに…。



 久々のお休み。
 久々に合う友人夫婦と過ごせるとあって、早起きも苦もなくできる。

 …と思いきや、友人夫婦はいつものように遅刻。
 結局1時間近く車で待つことになる。


 外はあいにくの雨…。


 いつもの慣れた道をすいすいと行くと、ちょうど目的地のインター付近でものすごい
 混み具合。
 おかしいなぁ。
 いつもはこんなに混まないのに。

 雪にも変わりそうな寒さの中、ひとりぽつんと列に並ぶ。
 思えばこんなところにまで来ることになろうとは…。
 遠くに来たなぁ。
 精神的に。


 久々に会えた人の、久々の振る舞いにほっとしたり。
 この頃体験していない“居場所感”を堪能してみたり。
 ささくれだちがちだった関係を、滑らかにしてみたり。

 遠くから振った手、そして笑顔は、私の気持ちをほっとさせてくれた。


 思った通り、全然期待通りではないけれど、顔を出せたということが嬉しかった。
 ひとつひとつを積み重ねる。
 あいつらと同じように、進行させていくことが必要なのだと思う。


 私のこころはどこにあるのだろう…。
 探しても見つめても定まらない。

 言いたいことがあるのか、ないのか。
 はっきりさせたいことがあるのか、ないのか。
 それすら自分ではわからない。

 私は言葉を操るのが仕事だ。
 だから言葉を厳密に使う。
 少しでもrealityのない言葉は、口に出すのが苦しい。

 だから言葉を過信しすぎる。
 恋は言葉でするものじゃなくて、もっと有無を言わせないものだ。
 有無を言わせない圧倒的な感じを持たないこの恋では、私は何を信じればいいのだろう…。


 私は色んな人に“よく(人を)見てるねぇ”と言われる。
 本当に何度も何度も言われる。
 さすがにこれだけ言われると、そのことに無自覚だった私も、自覚せざるをえない。

 自分でも、情報や環境ということに対して、毛穴全部で、細胞全部で集中している
 感じを持つようになった。
 だから、ぱっと見ればその人のことがわかる。
 言語化できない部分も含めて、強烈に感じている。

 時間じゃなくて、その人を見つめる濃さ、そして経験による比較がそれを果たす
 のだと思う。
 それを受け止める力のない時には、やられてしまう。


 そもそもの態度の問題。
 不倫を全面的に悪いと言い切れる素地が私にはないけれど、あなたの場合確実に
 違っている。
 その方法を私は好まない。
 嫌悪すると表明できる。

 尊重し、信頼する。
 そのことが恋愛において何より重要だと思う私にとって、あなたの態度は最低だ。
 誰もわからなくても、私は断固そう思う。

 その結婚がうまく行かなかったのは、ふたりの問題かもしれない。
 でも、それだけじゃなく、お互いの人への振る舞いまで疑わざるを得ない出来事
 だった。

 つくづく恋愛は本質的だ。
 あまりにも気分を害して、どうしようもない気持ちになった。


 ♪BGM/AL.『Bravebird』 Amel Larrieux



2004年04月03日(土) 生まれて初めて。



 生まれて初めて、泣きながら目が覚めた。


 寝ていながらきちんとstoryを追っていて、着々とシーンが展開する。
 気がつくと、目に熱い涙がたっぷりとたまっているのを感じる。

 嗚咽しながら、本格的に泣こうと思った時、はっと目が覚めた。


 その夢の中身は、尊敬する師匠の死だった…。


 その後彼からTELがかかってくる。
 一気に現実に引き戻されたけれど、強烈に寝ぼけていた。


 あまりにも悲しい夢で、夢だとわかっているのに泣かずにいられなかった。
 どちらかというとしたって、何かとくっついて回っている大学院時代の師匠とは違って、
 その存在が生きているということを感じるだけで、背筋が伸びる存在。
 何かを決める時は、いつも無言の叱咤激励を感じている。

 そういう存在からの卒業なのかな。
 それとも、何も考えずに自分で信じる道を進めってことなのかな。

 よくわからないけれど、何らか思うところがあったんじゃないかと思う。


 その後、また2度寝をした…。


 ♪BGM/AL.『Bravebird』 Amel Larrieux



2004年04月02日(金) 恋愛は本質的。



 いよいよ仕事が始まった。
 昨日から社会人1年生。


 昨日は、朝着くと内示を受けたり、写真撮影をしたり、職員の方々に挨拶をした。
 割とfleshmanらしい一日だった。
 でも、引継ぎも少しずつ進めていたので、早速仕事にかかる。
 やることがたくさんあって、それまでの日々とはうって変わって活気のある仕事始め
 となった。

 今日も同じように仕事をこなす。


 弱いものへの自己防衛と利己主義…。

 あまりのいらいらで、胸がどきどきした。
 私が間違っていないことを、自分で必死にわかりたくて、色んな人の顔色を窺った。

 社会人の洗礼。
 あまりの憤怒で爆発寸前だった。

 呼吸を整え、しばらく下を向いて、必死で怒りをおさめる。
 私の怒りが正しいことを確認して、何とかその感情を閉じ込める。


 そしてあっという間に週末がやってくる…。


 仕事が早く終わるので、近くに住んでいる友人にTELをかけた。
 その友人は私と入れ替わるように、年度末で仕事を辞めているはず。

 メールを入れると、体調が悪いとのメール。
 残念に思いつつも、次の機会を楽しみに、今回は見送るようメールを送る。
 そうしたら、しばらく振りにTELがかかってきた。

 彼女は失恋してしまったよう…。

 ここのところ、個人的な話をほとんどしなかった私たちだけれど、何かそのような波を
 catchできた縁なのか、3時間近くも話す。
 彼女は失恋のショックの中を漂っていたけれど、その口ぶりははっきりとしていて、
 とても正しく見えた。

 恋愛は本質的だ。
 どんなに取り繕っていても、恋愛の様を見れば、人間の本質がわかる。
 殻を取り払った、その人そのものだ。

 不器用でも、意地悪でも、強がっても、その人が凝縮されている。
 その狂いのない姿に感激する。

 だから、恋愛の話を聞くのは好きだ…。

 元気になって電話を切る。
 こういうのって素敵だ。
 普通の中に潜む、人生の美しさそのものだ。
 そして、こういうことの積み重ねが何ものにも変えられないenergyになる。


 ♪BGM/AL.『Bravebird』 Amel Larrieux


 < 過去  INDEX  未来 >


4254.0516 [MAIL]

My追加