4254.0516の日記

2003年09月28日(日) 細く長く続ける。


 お昼よりだいぶ早く目が覚めると、傍らで友人がPCをいじっている。
 今日は午前中を別行動。

 私がお風呂を借りている間に、家主の友人は出かけてしまう。
 このマイペース。
 この絶対的個人行動主義。
 私が居心地がよく入り浸ってしまう理由だ。

 お昼頃に友人も買い物から帰宅し、私が一足早く昼食を頂いていると、次々にTELが
 入る。
 “今起きた。”
 “具合が悪い。”
 結局集合時間である13時には私と家主以外誰も集まることなく、少し遅れて近所に
 住んでいる友人が用意を整えやってくることとなった。

 勉強会も10回目。
 昨年の学会の時に会を結成して、私なりに大切にしながらやってきたつもりだけれど、
 もうそろそろ改変の時期に来ているのかもしれない。
 メンバーを増やしたり、進行を変えたり。
 会が持つ緩さや、許容量の広さ、個人のキャラクターを生かせるところは守りつつも、
 次のstageへ進めていくにはどうしたらいいか…。
 少し考える決断を迫る、記念すべき会になった。

 細く長く続けるというのは難しい。
 でも、私なりに続けていきたい。

 少人数だったこともあり、距離感の近い話になった。
 相変わらず突っかかってくる。
 どうすればいいのだろう。
 本当にきつい。
 そんなに気に喰わないなら話なんて聞かなくていいのに…。
 私の発言なんて、所詮“私の話”でしかないのに。

 こころに閉じ込めた。
 こんなに影響力を持って私に迫って来る彼。
 気持ちをわし掴みにされるような思いに駆られるのは、やはり彼だからだ。

 同じ空間に存在しているという事実のみで、生物学的かつ身体的な変化をも引き起こす。
 自分が“生き物”であることを思い知らされる。

 そんな想いを全て闇の中に閉じ込める。
 存在したまま箱の中にしまう。

 ♪BGM/J−WAVE



2003年09月27日(土) 健康な寛子万歳。

 ■バイト。(家庭教師。)

 朝がツライ。
 2度寝、3度寝は当たり前。
 今日は4度寝くらいで慌てて目を覚まし、家庭教師先へ車を走らす。

 久々の家庭教師だったせいもあり、彼女は段々その心の輪郭をくっきりさせ始めて
 いることを感じる。
 初めて会った時は、右も左もわからないという感じだったのに。
 長く見てきているからわかる、彼女の意志と生命力に感激する。

 今日は予定が盛り沢山。
 学校前のGafeでLunchを取り、SPEEDの再結成LIVEに友人と
 出かける。
 SPEEDは私が1番感受性豊かな経験をしていた頃に、ものすごく影響を受けた
 group。
 寛子の天才的なVocalに自分の想いを乗せていた。

 やはり全盛期のtentionにはFANもSPEED自身もならなくて、途中
 座って見ていたところもあったけれど、以前よりPower Upした歌に、身体を
 揺らして踊った。
 single曲中心だったので、もう少しマニアックな選曲もやって欲しかった
 けれど仕方ない。

 解散直前に死んだような顔をしてTourを回っていた寛子とは別人のような笑顔で、
 謳い踊っていた寛子が印象的だった。
 “愛が泣いてる”大好き☆

 その後は夕飯も食べることなく、月イチ勉強会の会場である友人宅へ向かう。
 時間も考慮して、首都高で向かう。
 乗った瞬間は、真っ赤な混雑渋滞の表示に不安を感じつつも、得意の道で向かうと
 全く混むことなく神奈川方面まで到着!
 夜景も楽しんだ夜のdrive。

 首都高を降りた後も、適当に走ると友人宅に到着。
 昨日から道に関してはツイている。
 カンを頼りに走ってみると、ちゃんと着いてくれる。

 友人と共にrelaxした時を過ごし、日本酒を少し頂きながら明日の勉強会に
 備える。

 ♪BGM/J−WAVE



2003年09月24日(水) 16時間。


 睡眠不足の4日間と、疲労し切ったからだのSOSなのか、睡眠から覚めると夕方
 6時だった…。
 睡眠時間16時間。

 母親も思わず心配してしまうほどの、疲れきった顔。
 出かけようにも体が動かない。
 この学会後恒例の熱っぽさもあり、気をつけなくっちゃ。

 結局答えなんてどこにもない。
 気をつけたって、それに添えないことってある。
 だったら、そういう痛みをわかった上で、自分は自分らしく生きていくしかない。
 いつもどこかにいい顔して、媚び売って…そういう生き方もありだとは思うけど、
 私の中では確実に“なし”だ。

 ♪BGM/J-WAVE



2003年09月23日(火) 意志を持った態度。


 今日、仙台(福島)より帰京。

 今回は19日から行っていたため、長い旅でした。

 今回は学会参加と、頑張りすぎた夏休みにご褒美をあげるため。
 大学時代の師匠が、毎年参加していて、大勢のゼミ生がくっついてくる学会へと
 参加する。

 大学時代には、何の不思議もなく入ってきた用語が、今となっては外来語のよう。
 初日には、バイリンガルのような混乱した状態になった。
 幼い時に住んでいた国の言葉を数十年ぶりに聞いたよう。
 何となくわかる気もするけれど、その言葉が口をついて出てこない。

 でも、みんな良く勉強していて、一生懸命研究していて、知っている人もいっぱいいる。
 私のmainはここにあるんだとわかった。

 2ヶ月ぶりに会った彼。
 今度は意志を持って、態度に表した。
 彼には近づかない。
 近づけない。
 視線の先にも入れない。
 偶然じゃなく、決意。

 悲しくなる気持ちを冷凍保存して、そのまま置いておく。
 楽しい思いを詰め込んで、やるせない感情を閉じ込める。
 それで大丈夫。
 きっと大丈夫。

 悔しいけれど、私をこんなに駆り立てるのは彼しかいない。
 わかっていてもどうしようもないことってある。
 だから近づかない。

 久し振りに大学時代の同期が集まった。
 みんなそれぞれ別の大学院に散っていって、それぞれ頑張って日々を送っている。
 あんなに大規模に集まるのはいつ振りだろう…。

 それに先生も加えて、明け方まで話し込む。
 ダメな子ほど可愛いというのは、身内だからなのか、出来が悪く危なっかしい私たち
 を先生は気に入っているような気がする。
 自立へと向かいだしたけれど、社会通念上の常識からは外れがちな私たちを、面白がり
 つつも支えてくれているのだと思う。
 だって私たちは、彼から生まれた。
 それは紛れもない事実。

 いらいら。
 どうしようもない自分を止められない。
 何日一緒に旅をしても、疲れることのなかった仲間達。
 このまま暮らせるかもしれないと思った友人も数知れず。
 でも、ダメだった。

 よく考えたけれど、それは私が悪いんじゃなくて、絡んでくるのは彼女だったと
 いうことに気付いた。
 私の口が悪いのも、見たそのままを表現してしまうことも、いつものことだ。
 それに反応してしまう彼女も、何がしか思うところがあるのだろう。
 私はこれでいい…。

 今年もいろいろあったなぁ。
 最後にすれ違った彼との接触を切なく思い出しつつ、今後の論文に生かそうと思う。

 去年はこれで大風邪引いたから、体調だけには気をつけなくっちゃ!

 ♪BGM/TV。



2003年09月15日(月) わからなくなってきました。


 結局毎週学会に参加する羽目に。
 今回は、専門知識の蓄積というよりは、間近に迫った論文執筆に直接使う知識。
 だから余計に気が重い…。

 今回の学会は、私たちの領域では最も歴史がある老舗の学会。
 …ということもあって、これから研究を進めようというfreshmanらしき
 学生の姿もたくさん。
 これで私は数度目の学会ながら、こんな大規模な学会に来るのは初めて。

 大学近くのcafeを友人が調べていてくれたらしく、連日通い詰める。
 外観や内装も可愛いけれど、味も美味しくて満足。
 こういう楽しみがないと、勉強も効率よくはかどらない。

 今回話を聞きに行った先生は、一般書もたくさん書いている、有名な先生。
 だから、研究というより、もっとミーハーな感じかと思っていた。
 でも、とっても頭のいい人で、ためにもなったけれど、正直ついていくのがやっと
 という感じだった。
 少しだけでも、知識を入れておいてよかった。

 勉強しなくちゃいけないことはたくさんあるのに、やらなくちゃいけないことを
 何一つやっていない。
 それに対する焦り…。
 苛立ち。

 そういう気持ちをバネにひとつひとつ作業を進めていくしかないけれど。

 あぁ、やればやるほどわからなくなってきたなぁ…。

 ♪BGM/TV。

 



2003年09月10日(水) 夢を見た。


 ■実習。(児相。)

 目覚めると、夢を見た。
 友人が私から去っていく夢。
 別れの夢。
 彼女と私は涙を流して抱き合った。

 きっとそれは私が引きずっているもの。
 複雑な感情の中で置いてきたもの。

 いっぱいいっぱいのオメデトウ☆
 でも、他に代えがたい寂しさ…。

 ♪BGM/TV。



2003年09月08日(月) 別れのHug。


 筑波から帰ってきて、連日飲んでいたこともあり、疲労で昼過ぎまで寝込む。
 学会帰りはいつもそうだ。

 今日は古くからの友人と飲む約束をしている。
 友人とは言っても、昔付き合っていた“彼”。
 もう6年も前の話だ。

 “話がある。”…1ヶ月前から言われ続けていた。
 付き合いもこれだけ長くなると、何を言いたいのかよくわかっている。
 どんな話なのかもよくわかる…。

 のんびりと話したいということで、待ち合わせはPM5:00だったのに、結局
 1時間遅れ。
 いつも私が遅刻するのがパターン。
 何も言わずに待ち続けてくれる彼。

 本題は、彼の結婚・引越し。
 予想した通りだった。
 そしてそれをこだわり続けて伝えてくれた彼の姿勢も、思った通りだった。

 彼と別れて6年。
 それも付き合いといえるような付き合いではなかったけれど、それ以来私たちの
 距離は近づいた。
 誰も挟まず、彼と私だけが作り出せる関係性。

 その彼は数年前から、恋人と同棲することになった。
 その合間に、私は彼への思いを募らせることもあった。
 でも、その形を変えず、私たちは私たちのままで、存在し続けた。
 彼女はとてもいい人。
 私も大好きな女性だ。

 お互い道は違うけれど、いつもchallenger仲間でい続けた私と彼。
 叱咤激励。
 誰よりもお互いの力を信じ、厳しく追及しつづけた。
 少し距離は変わるけれど、実感のないまま時が過ぎた。

 別れる時、彼は大きな身体でいつもHugをする。
 私はなんだかそれを避けたくて、“元気でね”と口にする。
 そして“おめでとう!”と笑顔のまま改札をすり抜けた。

 ♪BGM/TV。



2003年09月06日(土) 筑波珍道中。


 昨日から、学会のため筑波に来ている。
 今回はいつもとは趣向の違う、医学系の学会。

 私の研究領域で、とても良い論文を書いている先生で、あまりに有名人のため、
 なかなか会うことができない。
 何とかつかまりそうな今回の機会を目指して、はるばる筑波までやってきた。

 今回の旅は、いつもの勉強会のメンバーの中でも、接触機会の少なかった友人・
 そして、大学のゼミの後輩(直接は知らない)との道中。

 学会自体もそんなに大きいものではないので、見るのにそんなに迷うこともなく、
 効率よく見に回ることができる。
 そして、見事発表後の先生をつかまえて少しお話をすることができる。

 発表自体も面白くて、興味深かったし、以前聞いた時よりも研究が進んでいて、
 “さすが!”の一言。
 そのあと話し掛けた感じも、とても穏やかで、えらぶったところがなく、でも適切な
 adviceをくれる。
 思ったとおりの人だった。

 今回旅をともにした友人は、普段あまりprivateな話しをすることはなかった
 のだけれど、今回あれやこれやと色々と話した。
 彼女とは研究している領域が良く似ていて、しかもこの1年でぐぐっと力をつけた
 ように思う。
 だから、彼女は自慢のライバル。
 彼女の頑張りや真摯さで背筋が延びることが何度あったことか。

 お互いに心地良く気を遣いながら、自分を曲げない。
 いつまでも一緒に暮らせそう。

 残り1日を筑波にて過ごす。
 明日は近所にあるおばあちゃん家に寄ろうかなぁ…。

 ♪BGM/TV。



2003年09月02日(火) 予感。


 ■バイト。(家庭教師。)

 どんなに疲労が肉体を蝕んでも、毎日は巡り繰り返す。
 またいつものような日常がやってくる。

 ただ、9月になったことへの安堵感でrelaxできる。

 思いがけないけれど予感した便り。
 いつものようにそっけなく、味気ない。
 不器用さがそのまま現れている。
 信頼という名で繋がる。

 あのような形で伝えた気持ちなら、何らかの形で返してくれるような気がしていた。
 きっと、きっと、という気持ちが形になった。

 少し元気になれた…。

 ♪BGM/TV。


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