4254.0516の日記

2003年07月30日(水) 縁も所縁もない人の死。


 ■児相実習。

 何だか先週から今週は鬱っぽかった…。
 まずは全然起きられなかったし。
 ボラも出られなかったし。

 今日は先週も休んでしまった実習のため、死んでも起きねばならず、本当に死に
 そうな目覚めで立ち上がる。
 無事時間通りに出勤。

 きっとあのことが関わっている。
 縁も所縁もない人の死。

 でもあの日、確かに私はその人を見た。
 少しの嫌悪を込めて。
 その人の顔を覚えていた自分に驚きながら。

 その後姿が明かりの向こうに消えて、その翌日にはいなくなってしまうなんて。
 きれいさっぱり。
 この先永遠に会うことがないほどに。

 でも、生きるって多分そういうこと。
 納得は出来るけど、受け入れることは難しい。
 ちょっと過酷な現実だ。

 つくづく現場が好きなのだと思う。
 あんなに憂鬱で、光が見えなくて、自信もなかった自分が、現場に行くだけで
 こんなに晴れやかな気持ちになる。
 実習先の人たちも本当に親切で、配慮深くて…楽しいけど頭が冴える時間。

 明日からは大阪だ。
 楽しみだけど、大丈夫かなぁ…。

 ♪BGM/single CD



2003年07月26日(土) 求められたように形を変える私。


 ここ数日調子が悪い。
 朝の目覚めが抜群に悪い。
 季節の変わり目ということで、日が落ちると微熱っぽいし、体調不良で気もめいる。

 夕方までやることがないので、ごろごろと過ごす。
 洗濯をしたり、PCを開いたり。
 誰もいないのをいいことに、気持ちの隅々をRelaxさせる。
 ここのところ連続してやってる“Lutin”も2時間ほどで完了。
 大量のものを車に詰め込み出発した。

 今日はいつもの道ではなく、実験的に裏のバイパスから会場に向かう。
 学校や家庭教師先で毎日のように使っている、行き慣れた道。
 順調順調。
 夕方の混雑も何のそので、すいすいと到着。
 …しそうだったのだけれど、直前の道で何本も間違えてしまい、近所をぐるぐると
 回る。
 角ひとつ、とかそのくらいの間違いなのに、ありえないほどに迷う。
 結局会場に着くと、ばたんばたんと例の音が鳴り響いていた。

 見渡しても誰も知った顔がいない。
 仕方がないので、予定の1/3を1人でさばくことにする。
 あぁ、あの時間はなんだったのだろう…。

 今日は全然良くない。
 何だかばたばたしているし、何をしたいのかわからないし、気持ちも伝わってこない。
 本人がそんな気持ちでいるなんて思っているわけではないのだけれど、意識が
 伝わらない。
 見せ場もないまま終わる。

 メインもただただ怖さが伝わってくるのみだった。
 前はこういうの、面白いって感じてたのかなぁ。
 でも、そんな時の気持ちを忘れてしまった。
 今日は何だか怖くて、早く、一刻も早く終わって欲しいだけだった。

 会場のトイレで彼女と会う。
 開口一番「あんなことやってたらからだ壊れるよ」…。
 私と全く同じ感想。
 顔色が優れない彼女を心配する。
 そして彼女は豪快にTシャツをたくし上げ、ブラを調節してトイレを後にする。

 女同士だから…じゃなくて、外に人がいるから。

 無言で車に乗り込み、大きな溜息ひとつ。
 いつものように椅子を後ろに下げ、煙草を吸う。
 そして思いのたけを吐き出す。
 様々な言葉に載せて、排出される彼女の想い。

 今日は特に激しかったように思う。
 きっとひとつの出来事が彼女をNegativeにさせているから、見るもの全て
 Blueに見えるのだろう。
 数年前からごく最近まで不安を語り尽くす。
 私はただただ彼女に耳を傾ける。

 彼女と話していると、私は“職業人的聴き手”に向いているのではないかと感じる。
 口を挟まず、何も含まず、ただただ反復する。
 彼女はこんな私に手応えを感じるのだろうかという不安を感じつつも、時を止めない。

 そうやって必死で立っている彼女を感じる。
 明るくストイックに、自分という自己像を保つために彼女がしている努力のすきまに、
 私が体験する彼女があるのだと思う。
 彼女の自己像を保つために、影ながら私が存在するすきまがあるのなら、それは
 それで喜ばしいのかもしれない。

 そして帰り道。
 きっとこれがいけない。
 美しい首都高の夜景と、何にも邪魔されない大好きな音楽が私を感傷的にさせる。
 森広隆なんて聴こうものなら、sensitiveな部分に拍車がかかる。
 思えば私の“心の隙間”はいつも帰り道にうまれていたように思う。
 夏の夜の美しい夜景なんてずるい。

 影となり日なたとなり、都合よく変節していくしかない。
 求められたように、私は形を変える。
 きっと彼女はわかってくれている。

 ふいに聞いた彼女の名前と、“調子がいい”と聞いてしまった彼の評価はちょっと
 ショックだった。

 ♪BGM/J−WAVE



2003年07月23日(水) 消化不良。

 昼ちょっと前に学校へ出発。
 頼まれていた細々とした用事をこなすため。

 荷物を置き、お気に入りのGafeでLunchを取る。
 ここまで通い続けてようやく、店員のお姐さんにタメ口で話し掛けられる。
 昨日も行ってるからかなぁ…。
 ほぼ1人で訪れるGafeに顔を出し始めてはや1年半…。

 ようやく頼まれていた用事を終え、夕方から行われる修論の中間発表に向けて準備を
 続ける。
 その前に行われる授業のレジュメ作成も私が担当。
 頑張るなぁ。
 どんな突っ込みが入ってもいいように、綿密なメモなどを作り、リハーサルを
 繰り返す。

 そして今日も、“あの”先生とばったり。
 ああ、本当に控え室の配置を換えて欲しい。
 本来ならば感じよく思えるはずの笑顔も、気味が悪くて仕方ない。
 あと半年の我慢だ、我慢。

 教室に向かうと学生は3人。
 先生を合わせても4人にしかならず、せっかく作ったレジュメなのに、こじんまりと
 授業を進める。
 後に控えている中間発表の時間も迫りつつあったので、何となく済し崩し的に授業が
 終わる。
 こんなことならもっと早く担当しておくべきだったな。

 中間発表…。
 私は後ろから2番目。
 何でも、最後の人は3年目だとのことで、実質私が最後だったよう。

 みんなさぁ、卒業する気あるのかなぁ…。
 そして、せめてもうちょっと自分を追い込もうよ。
 何だかがっかりした。
 他人の指摘をそんなにあっさり認めないで。
 自分の研究に対して、誰より自分が1番厳しくなくってどうする!と、私なんかは
 思ってしまう。

 どんなに厳しくしても、考え方が偏ったり、一面的に過ぎたり、主観的に寄ったりと
 粗は出てくる。
 それを洗練させるのが発表の場。
 そこまで至らない…というか、その跡が見えない研究ばかりで拍子抜け。

 私の研究についても、出てきた質問は自分なりに考えてきて、ある一定の答えが
 出た後のものばかりだったので、やけに自信満々に答えてしまい、その後の反論も
 特になかった。
 普段私と先生の2人で検討しているので、たくさんの人に聞いてもらって、新たな
 視点や示唆が得られると楽しみにしていたのに。

 意気消沈。
 消化不良。

 後輩たちが褒めてくれて、その言葉の温かさには感謝しているのだけれど、私が
 欲しかったのは褒め言葉じゃなかっただけに、がっかり。
 数日前に友人たちとの勉強会で貰った示唆の方が、よっぽど今後に活きる。
 予想はしていたことだったけれど、何だかなぁ…。

 追い込んでいない研究者というのは、発表を見ても、論文を見てもすぐにわかる。
 追い込んでいる人のそれに素晴らしさを感じ、自分にハッパをかける起爆剤になる
 のに対して、そうでない人のものは、出来以前に興味がない。
 作り手のspiritが伝わってこない作品は死んでる、と私は思う。

 あぁ、がっかり。

 ♪BGM/J−WAVE



2003年07月21日(月) 切磋琢磨。


 今日は海の日。

 昨日からの軽装を、色違いで今日も続ける。
 (タンク+短パン+ぺたんこサンダル)

 今日の勉強会はひとり欠席。
 そしてそれぞれの都合から、時間もばらばらに、続々と友人たちが集まってくる。

 一足先に、修論の中間発表のリハをさせてもらう。
 よくよく勉強している友人たちを前に、本番よりも緊張感が高まるような気にすら
 なる。

 タイトルを見て友人が“いい研究だよ〜〜〜”と言ってくれ、少し緊張感が緩む。
 時間を計り、資料を読み上げ、質問を募る。

 きちんとした場を想定し、discussionしてくれる友人たちに感謝しつつも、
 次々に得られる明るい示唆に感動と喜びを隠せない。
 自分が心を込めて向き合ってきたことに、真摯な意見をもらえるということは幸せな
 ことだ。

 有意義な時間の中で、目的意識をさらに高めて、次へのstepに繋げていけそうな
 気持ちになり、リハを終了する。

 彼女達に褒めてもらえることは本当にうれしい。
 誰より認めて欲しいし、あっと驚かせたい人たちだ。
 だめなときは指摘して欲しいし、いい意味で裏切っていきたい。
 切磋琢磨という言葉が、こんなにもぴったりしている関係を好ましく思う。
 誰かが突出するのではなく、それぞれの力の中で、みんな揃ってMaxを目指したい。
 そうすれば、世界がほんの少し変わるような気がする…。

 勉強会も次回で10回を数える。
 また新たなカンフル剤を投入して、Fleshな気持ちで、会を継続させたい。

 2時間ほど、打ち上げをかねた夕食会へ。
 パスタのお店で、それぞれにパスタとピザを注文し、取り分けて食べる。
 お腹がいっぱい。
 年頃の女の子達とのにぎやかな話に、お腹が痛くなるほど笑う。
 居場所を見つける。

 日付が変わって1時間ほどしてようやく帰宅。
 2日ぶりにmailを開けてみると、彼女からのmailだ。
 ものより雑事より、手紙に心打たれてくれた彼女の気持ちがうれしかった。
 信頼に値する彼女。

 あぁ、明日の家庭教師がなくなってくれて、本当にLucky☆
 でも、こんな時期に部活に復帰するなんて、私への抵抗って気もちょっと(だいぶ)、
 するけど。



2003年07月20日(日) 自覚とプライドを兼ね備えた彼女。


 連休の中日ということもあり、少し早めに家を出る。

 今日はひとつ予定を終えたあと、翌日の恒例の友人宅での勉強会を控え、友人宅
 に泊まりに行く。

 どの道も混んでいるかと思いきや、下道は通常どおり。
 首都高もさほどではなく、なんと予定より50分ほども早く到着。
 こんなところで早く着いても、何もすることがない。
 仕方がないので、しばらく駐車場に車を止め、眠っていた。

 私は視覚的なものに敏感で、色やモノが溢れているような場所では、それ以外の
 感覚が死んでしまい、無音のTVを見ているような感覚になる。
 だから突然人に声をかけられたりすると、ものすごくびっくりする。

 そういう場所で、知り合い(あくまでも“知っている”人)に会ったのだが、その人は
 私の隣の席についた。
 その連れの人たちも引き連れて。
 私は断るわけにも行かず、とってもいやだったけれど、その場に座っていた。

 そうしたら、とにかく視覚を集中させているような場面で、その人はとにかく大声を
 出す。
 最初から最後まで大声。
 私は集中できず、しかもあまりの声に鼓膜が振動し、本当に辛い気持ちになって
 きた。
 顔色なんか真っ青だったんじゃないだろうか…。

 仕方がないので、休憩中に反対側に移動。
 知っている人なだけに、気まずい思いをするかもしれないが、身体を労わる気持ちで
 いっぱいになる。

 案の定帰り道で声をかけられたので、何とかかんとか言い訳をしておいた。

 今日の彼女は、昨日の発言そのままに、motivationが下がり気味のまま
 登場。
 でも、つーんと張り詰めた緊張感や凛とした感じは、覆い尽くしきれず、ハリの
 ある像として見える。
 本当にかっこいい♪

 そしてもうひとつの収穫もあった。
 着々と頑張っている姿を久々に見ることができたから…。
 もう助けることはできないのかもしれないけれど、私が私として出来ることをやって
 あげたい。
 うれしいような、悲しいような、何ともいえない切なさ。

 出てきた彼女と話しをすると、ぶつぶつと悔しさをつぶやきながら出てくる。
 彼女の怒りももっともだ。
 でも、その怒りに彼女の成長を見ることができて、少しうれしい。
 自覚とプライドを兼ね備えた人間は、本当に美しい…。

 時間はあるけど、お金はないし…ということで、友人宅へは下道で向かうことに
 する。
 入念に地図を調べてシュミレーションしてから出発!

 夕方の連休ということもあり、混雑を予想していたのだけれど、のんびりゆっくり
 走っていても2時間ほどで到着してしまう。
 一足早く友人宅近くに車を止め、駅前で買い物をする。
 本を読んでいると、仕事が終わった友人からTELがあり、合流してご飯を食べる。

 2日連続で頼まれていた雑事をこなしているせいか、眠気が襲い、珍しく早々に
 眠る。



2003年07月19日(土) 私の元気のモト。


 ■resouece room。(非常勤講師。)

 結局色々と準備をしていたら、昨日も寝たのはAM3:00過ぎだったような…。

 勉強以外のことで、これ以上煩わされるのはやめようと思いつつも、節制しきれない
 私。
 どうしたもんかなぁ。
 この無茶する性格。

 バイト後のことも考えて、車で行こうと思っていたのだけれど、父が今日は車を
 使うとのことで、泣く泣く諦め、電車で向かう。
 電車の方が早いし、安い。

 今日は湿度も高く、気温も熱いせいか、子どもたちの調子が悪い。
 自分の衝動を抑えられないし、全体的に疲労の色が濃い。
 イライラした気分が充満する。
 指導をしている私も、引っ張られてしまって、どうにも不安定。

 彼らは、色んなことに敏感すぎるだけだ。
 空気。
 人の流れ。
 自分の感受性。
 素直に感じすぎて、トラブルを起こす。

 センター長とともに、「疲れたねー」と言い合いながら終了。
 こんな日もあるけれど、夏に向かってとても心配。

 数ヶ月指導をしてきたのだけれど、なんと無給だったことが発覚した。
 ちゃんと計算がなされてなかったそう。
 言ってよかったーーー♪
 このままだったら、またボランティア扱いだった…。

 少し買い物をし、プラプラしてから会場へ。

 数日前から友人との話題は“ぽん・デ・夏みかん”でもちきり☆
 ミスドのドーナツだ。
 体験してみたいと、普段車userの私も、ようやくミスドを利用できた。

 マーマレードジャムじゃん…。

 あれが好きだという彼は、やはり味覚も個性的。
 1年分も食べたいというというのはどうにも…。
 あまりの味覚軸のズレに、思わずひとりミスドで笑ってしまった。

 ぎりぎりで会場に着くと、来ると言っていた友人ともうひとり友人が来ていた。
 あんなに毎日電話をし合っていた友人なのに、会場に来る日すら曖昧。
 時間の流れというのは、こうも極端な変化をも飲み込んでしまう。
 あるがままの日常に変貌させてしまう。

 今日の彼女はとてもcute。
 本来のチャームな魅力が溢れ出ていた。
 私としては、何ら違和感のない彼女の姿だったけれど、友人たち曰く“感じが変わった
 ね”という評価。
 でも好意的なものに変わっていったところは良かったのかもしれない。

 話をしている姿も“昔と違う”と言われた。
 それはそう。
 私たちはとてもよく話をしている。
 お互いを理解しようと。
 そして我慢できないものを排除しようと。
 彼女の生き方は私の元気のモトだ。
 お互いがお互いのテンションを上げ、別々の世界を生きるための準備を整えている。

 そしてまたも恋愛の話。
 どうしてこうも、私に恋愛相談が集中するのだろうか…。
 ようやく包み込むような感じが出てきたのかなぁ…それだったらうれしいなぁ。

 そしてまた深夜まで、頼まれた雑事をこなし、明日も朝はよから湾岸沿いをひた走る
 羽目になる…。



2003年07月17日(木) 注意の転導。


 昨日実習で隣の席だった人が風邪を引いていたせいか、うつったようだ。
 そうでなくとも季節の変わり目に弱いのに。

 そういうわけで朝のカテキョは休んだ。
 …というか、目覚めると授業を1時間ほど過ぎた時間になっていた。
 申し訳ないが、あとでTEL連絡して見逃してもらうことにしよう。

 最近の私と父の共通の楽しみは、“高見盛”。
 お相撲さんだ。
 彼はちょっと普通じゃない。(果てしなく発達障害っぽい)。
 でも時代にそぐわないほどの気合と真面目さで、低迷した相撲界の中では大人気♪
 彼の勝敗を私も父も楽しみにしている。

 きっとみんな真面目に頑張りたいんだと思う。
 ひたすら努力することを諦めているわけじゃないと思う。
 彼の頑張りは、それを間接的に感じられるから、周囲に潰されずにそのまま生きて
 欲しい。
 (発達障害系なら、周りがどう言おうと大丈夫だと思うけれど。)

 注意の転導が甚だしい。
 何かをしようとして、目的地に向かっているのだけれど、その途中で何かに刺激
 されて、注意がそっちにそれる。
 「何で私はここで、たんすを開けてるの?」的行動が多発。
 あぁ、困ったもんだ。

 さみしいということがどういうことか、最近よくわかるようになった。
 体の感覚で、訴えかけられる。
 誰かを求める。
 そばにいてくれる人を求める。
 そんな私は弱虫だ。
 そしてそんな想いすら注意の転導でそらされてしまう。

 恋も長続きしないのかなぁ。
 困ったものだ。

 ♪BGM/single CD



2003年07月16日(水) 疲労を自覚する。

 ■実習。(児相。)

 昨日遅くまでMessengerに興じてしまったため、今日の目覚めはすこぶる
 重い。
 実習先が近いことに感謝しつつ、出発する。

 渋滞も過ぎた時間帯。
 道はすいすい進んでしまう。

 今日は午前中、午後の前半とやることもなく、気を使って話し掛けてくださる職員
 の方と話をしつつ、本を読んだりして過ごす。
 そして怒涛の保育2件をこなす。
 今日は3歳の女の子と、5歳の男の子・2歳の女の子と幼児が盛り沢山。
 私が相手をしていると、壊れてしまいそうなほどのはかなさだ。

 それまで学齢期の子どもしか相手にしてきておらず、その面白さにのめりこんで
 いたのだけれど、幼児も可愛いなぁ。
 無防備な瞬間って短い。
 純粋な無防備さは、見ていて涙が出るほどだ。
 美しく、破壊的。

 疲労は人から優しさを奪う。
 肉体の健全さは、人への思いやりを保つ。

 今日の我が家は殺伐。
 みんながそれぞれに仕事を全うしてきているせいだ。
 でも、人は1人で生きているわけではない。
 だから自分の疲労を自覚するだけで、優しさのかけらを取り戻すことができるのに。
 みんな誰かの力を借りて、そこにいるんだということを思い出さなくっちゃ!

 そして作業終了間近のデータを吹き飛ばしてくれるPC。
 ああ、どこにぶつければいいんだ、この怒り。
 優しくなろうぜよ、PC君。

 ♪BGM/single CD



2003年07月14日(月) 語り・語り・また語る。


 昨日は資料作りに没頭でき、爽やかに午前中から学校へ。

 今日は大学時代のゼミ生(愛すべき月イチ勉強会のメンバー)が、我が大学院の
 授業を受けにやってきた。

 今は別々の学校で学んでいる私たち。
 でも数々の研修や講習会を未だに一緒に受けている仲間なだけに不思議と違和感
 はなく、逆に緊張感すら覚える。
 勉強家の彼女達の前で変なことはできない。

 彼女の研究領域は、まだほとんど研究者がいないのだけれど、その第一人者である
 先生が、なぜか我が大学に客員で講師をしに来ている。
 私もその論文は何度も読んだことがあって、興味深かった。
 授業に出てみると、これまた話があって、その方面で研究をしている彼女の受講
 を許可してくれたため。

 気を赦す感じはいつもより強まったものの、ぴりりとスパイスの効いた彼女の発言に、
 背筋を伸ばす感じがする。
 discussion battleのような感情。
 敬意を払い、相手の素晴らしいアイデアに感服しつつも、自分の主張を戦わせて
 みる。

 ああ、勉強ってこれだから素敵☆

 彼女も楽しんでくれたようで、もっと前から来れば良かったと、後悔しきりという
 感じだったので、呼んだ私も本当にうれしい。
 私も先生のことはとても大好きなので、またどこかでお話する機会を持ちたい。

 その後は(彼女の)念願だった正門前のCafe(正確にはGafe)で昼食。
 お互いに丼モノを頼む。
 私は親子丼だったのだけれど、鳥の照り焼きに温泉卵をのせたという“卵を溶かない”
 親子丼に大感激♪
 感動だぁ〜!
 そして尽きない話に興じる。

 最近信号の光が、いくつかの豆電球の集合体のようなものに変わってきている。
 あか・あお・きいろが粒粒している。
 とても見にくい。
 ランプの故障などの時に効率がいいのかもしれないけれど、あんな信号になって
 しまったらdriverとしてはいやだなぁ…。

 Gafe Talkはよどみなく続き、追加注文をすることに。
 パッと目に付いてたのは“すいかのジュース“。
 注文してみると、すいかと氷を丁寧にジューサーにかけた、シャーベット上のもの。
 天然の甘さと、つぶつぶの種が少量入っているのが特徴。
 さっぱりした夏らしい味で、疲れもだるさも吹き飛ぶあまい味。
 夏に美味しいものは、不思議と夏の疲れを癒す味がする。

 語り・語り・また語った。
 その時間なんと7時間!
 思考の傾向が似ている彼女は、深いところまで言葉のひとつひとつをそのままの
 意味で理解してくれる気がする。

 そして明日も頑張れる。

 ♪BGM/single MD

 



2003年07月12日(土) 合コン☆


 たっぷりたっぷり朝寝坊…。
 やらなければならないことが山積しているのに、昼過ぎまで寝る。

 天気予報は曇りのち雨だったのに、日が射している。
 なので、たまっていた洗濯物と布団干しを決行!
 嗚呼、すっきり!

 今日は大学時代の友人が開催してくれた、合コンに出席するため渋谷へ向かう。
 この10日くらいで、3回ほど渋谷へ行っている。
 人生でこれほど渋谷に入り浸ったのははじめて。

 だって、怖いんだもの…渋谷。

 早めに集合して、友人2人と(そのあとひとり合流)お茶をして過ごす。
 2人の友人は同じ院生・修士2年仲間なので、話すことはたくさんある。
 論文の話、恋愛、日々感じた喜びと怒り…。
 最近msnのメッセンジャーを使ってチャットをすることもよくあるのだけれど、
 飽くことのない自己開示。

 彼女達は小奇麗で、美しい。
 美しい友人たちは私の誇りでもある。
 やはりキレイで可愛い女が周りにいたほうがいい。

 全然期待していなかった合コンなのだけれど、面白い人がひとりいて、その人を
 構っていたら、楽しく時を過ごすことが出来た♪
 かっこがソフトなB系で、パッと見とても嫌だなあと思っていたのだけれど、
 話してみると、その実ナイーブでとても可愛らしい男の子だった。

 男に距離感を取りがちな友人たちも、それぞれがそれぞれに話をしたようで、笑顔が
 見えたり番号を交換したりもしていた。
 彼女達が楽しかったのなら、私もうれしいし楽しい☆
 それは合コンの企画者である、紹介者の友人も同様。

 割と華やかな遊びを展開している男の子たちなようで、クラブのイベントとかに
 よく出入りしているよう。
 クラブ万歳!夏はクラブでしょ〜!モードな私は大歓迎。
 近々行ってみようかなぁ…。
 友人も楽しみにしているようだし。

 今日はメールがよく入ってきた。
 こんな日は珍しい。
 次から次へと色んな人から…。

 そして大切な人が携帯を変えたことを間接的に知った。
 もう、完全に音信不通だ…。
 私からapproachする猶予はまだ残されているのだろうか…。

 すっきりさっぱり、冷水で顔を洗った後のような気持ちになったのも本当だ。
 わかってはいたけれど、わかってはいたけれど。

 そして今日も途中駅までしか電車がなくなり、満喫入り。
 曇り空の明るくなる中を、帰宅する私…。

 ♪BGM/J−WAVE



2003年07月11日(金) 好意の先回り。


 今日は授業の後、授業打ち上げの飲み会があるので、久々に学校まで電車で向かう。
 昨日の2時間半睡眠+hardスケジュールがたたったか、ぎりぎりに起床。

 最寄駅からのJRは乗り継ぎが悪く、途中で15分も待つことになる。
 しかも、大学行きのバスが待てど暮らせどこない。
 12時台は1番本数が少ない時間帯。
 こんな時にはやっぱり車がいとおしくなる。

 結局着いた頃には授業は始まっており、1番見にくい席を陣取ることとなる。
 朝から何も食べずで。
 全6回しかなかったこの授業も無事全出席で乗り切り(この時間の授業としては
 奇跡的!)、前期の授業を終える。
 論文や作品などのプレゼン法を学んだのだけれど、この授業のお陰で論文作業が
 はかどったというありがたみを感じる授業だった。

 そのあとは、大学の最寄駅にある(潰れそうな)インド料理屋さんを貸し切って、
 打ち上げ的飲み会。
 平均年齢が高く、既婚者有職者の溢れる中で、対等な意見交換。

 その授業の先生は、38歳独身(×1らしい…そのとき知った)なのだけれど、
 なんだかとっても好意を感じる。
 この世界の中ではひとまわりくらいの年の差は、全然strike zoneに
 入ってしまう。
 席を移動しながら色んな人との交流を図ったのだけれど、先生の席に行った時には
 何となくそんなことを感じてしまった。

 みんなでお店に行く時に鼻をついた香水の香りも然り…。

 恋愛の話や性の話、研究へのスタンスを余すところなく披露されてもねぇ…。
 正直困ってしまった。
 そういう話しをされるのが嫌なのではなく、その先生にそういう自己開示をされる
 ことに対する困惑。

 私の前に座っていたひとつ年下の男の子の話を聞くのは楽しかった☆
 かっこ良く、可愛らしい風貌が気にいっていて、話をしたいと思っていたから。
 あぁ、現金…。

 まぁ、これで授業も終わったわけだし、顔を合わせることも少なくなるだろうし、
 どうということもないのだろうけど…。
 mail addを先生が知っているということが少しいやだな。
 先生が嫌いなわけでも何でもなく、恋愛対象にはならないというだけの話なんだけど。

 久々に空腹で、疲労感をまとって飲んだお酒は身体に負担をかけたらしい。
 何とか最寄駅にはたどり着いたのだけれど、駐輪場に移動するまでに漂ってきた
 焼肉の匂いに気分を悪くして、久々に吐いた…。
 飲んで吐くのなんて、いつ振りだろう…。
 でも、alchoのせいだけでもないのかな、とも思うけど。

 明日は合コンだぁ。
 華やかにおしゃれをして出かけよう♪

 ♪BGM/J−WAVE



2003年07月07日(月) 瑞々しい男。


 昨日の寂しさを引きずりつつも、朝を迎える。
 朝早い時間の授業でも、しっかり寂しさを連れて起床できる。
 そんな自分が喜ばしい…。

 授業に出て、先生の研究室を訪ねて、無事学校を出る。
 今日は森広隆のlive。

 夕方待ち合わせて渋谷へ。
 少し買い物をしたり、食事をして最近の近況を語り合う。
 彼女とはやっていることも違うし、思考パターンも違う。
 ただの高校の同級生。
 今となっては、そんな貴重な出会いを誇りに思える。

 客もがつがつしていなくって、みんな後ろや周りに満遍なく陣取る。
 それぞれがそれぞれに楽しもうとしている会場が好ましい。

 毎日毎日聴き続けたCDの曲を次々と目の前でやってくれる。
 相変わらずぴょんぴょんと跳ね回り、笑顔を絶やさない森くんはとても可愛らしい。
 Fanky DrumもCoolなベースも生音は本当に素敵☆
 嗚呼、17日も行きたいよぉ。

 恋の唄は彼のhighトーンvoiceとは違って、かすれた声が男らしい。
 今の寂しさと相まって泣きそうになる。
 心のひだに潜り込む彼の歌声。
 きっと寂しさを感じたことのある人の想いを吸い込んだ音。

 liveの中で、知らない曲がいくつかあった。
 多分カップリングだろうなと思って、久々のCDSを買う。
 single CDを買うなんて数年振りの出来事。
 あとインディーズ版を1枚残すのみで、彼のCDはcomplete。
 はまったはまった…。

 モリヒロサイコ〜〜〜♪
 本当に瑞々しい男だ。
 音楽も、生き方も。

 先生の研究室を訪ねた時に、七夕の願い事を書いた。
 私の願いは“健康第一☆☆☆”。
 先に飾ってあった学部生の願いを見ると若々しさ満点。
 つくづく磨り減りつつある、院生2年目であることを再認識した。

 でも、これからの修論に向けて、本当に本当に健康には気をつけたい。
 願うところが違うだろて感じだけど。
 どちらかというと神社かお寺だな…これは。

 ♪BGM/J−WAVE



2003年07月06日(日) 世界中にたったひとり。


 ◆優’s birthday。

 日付が変わったと同時にmailを送る。
 今日は友人のbirthday。

 遅刻気味の中、慌てて起床して山盛りの荷物を抱えて出かける。
 今日5時までまきまきとやっていたのだもの…。
 相変わらず無茶をする。

 疑心暗鬼の人々。
 お互いがお互いの手の内を探りあう。
 私もそう。
 そういう自分に嫌気がさす。
 でも、つまらない顔などせずに、笑い、はしゃぐ。

 彼女は喜んでくれたようだ。
 繰り返し繰り返し。
 結局2人で話すことは出来なかったけれど、またそのうち。
 きっとまたあのdriveがあることでしょう…。

 首都高を飛ばしていると、虚しさと相まって行き場のない寂しさが襲ってくる。
 誰かのぬくもりがほしい。
 そばにいなくてもいいから、世界中に私ひとりだけじゃないという実感。
 1人でいられない。
 どうしようもなく寂しい…。

 久々に2行のメール。
 早寝の彼が起きていて返事をくれる。
 私の“SOS”など気付きもしない。
 それはそれでホッとする。
 彼の健全な精神に、安らかな鈍感さに。

 こんなに彼を求めたことはかつてあっただろうか…。
 一番大切だと思っていた日々でさえ凌ぐと思われるほどの、熱っぽさで彼を想う。
 遠くにいても、触れるほどの距離にいてほしいと願う。

 どんなに気持ちが定まらなくても、疲労は肉体と精神を助ける。
 ぐっすりと誘われる眠りに救われて、何とか翌日を迎える。

 ♪BGM/J−WAVE


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