4254.0516の日記

2003年06月29日(日) フリマ出陣。


 昨日は結局研修のビデオを見ながら久々のalchoを摂取し、ああだこうだと
 見続ける。
 寝たのはいつものようにAM3:30。
 居心地のいい友人宅にやってくると、ついつい話し込んでしまう。

 今日は月イチの勉強会を繰り上げて、仲間とフリマに出店。
 昨日から値札をつけ、臨戦体制もそこそこに会場へやってくる。

 勢いのある乗り気を見せていなかった友人も、ひとり電車で早くから会場入りし、
 周囲も驚きの準備振りを見せ、わくわく感を募らせる。

 みんな個性豊かな売り子振りを発揮。
 キャラクターに従って、役割機能を全うするため。
 それぞれに動く様子が面白かった。

 私はというと、みんなが一生懸命やってくれたので、ちょっと引き気味に、1番
 周囲の店で買い物をしていた。
 とてもかわいい手作りのT shirts屋さんを見つけてしまい、そこのノリの
 いいお兄さんと話が盛り上がってたくさん買ってしまった。
 私は体が小さいので(背は低くないのだけれど)、men’s物のT shirts
 を購入できない鬱憤を晴らす。

 結局、私たちの体が小さすぎて、来ている人の身体には合わない服がほとんどで、
 思ったように服は出ず苦戦したけれど、最終的には¥15640を売り上げた。
 場所代と駐車場代を差し引いても¥11140の黒字。

 反省会を近くで行い、また秋冬に再チャレンジすることを誓う。

 家主の家に戻って、少し話を繰り広げた後、それぞれの家に戻る。

 いいタイミングで力いっぱい遊べた☆
 また明日からworkaholic気味の日々に戻っていく。

 ♪BGM/J−WAVE




2003年06月28日(土) I have fallen in love☆


 ■バイト。(家庭教師。)

 今日は朝からバイト。
 さくさくと物事をこなし、その後は大学時代の友人の家へ。
 いつも勉強会を開催している友人の家。

 近所に住む友人を拾い上げ、いつもの長い長い道のりを行く。
 院生仲間の友人とは違い、恋愛や地元の話などで盛り上がる。
 それぞれの友人と、それぞれの会話。

 結局正味6時間かけて、友人宅に到着。
 いつものことながらよく運転したもんだ…。
 着いた頃にはもう時計は7時を回っていた。

 まずは腹ごしらえと、別な友人の車(主にとっても良く似合う可愛いMarch)
 で海辺の方のムード溢れるレストランへ。
 カップル溢れる店内に女3人で入る。

 薄暗い明かりと美味しい料理を前に、つい最近恋に落ちたという友人の幸せそうな
 話を聴く。
 口の両端が無意識に上がってしまう彼女の顔は、本当に幸せそのもの。
 ああ、私も恋してるなーとこんな瞬間に思い出す。

 相手が物理的にも精神的にも離れているから、仕事仕事の毎日には、その想いは
 埋没してしまっているため。
 ふと思い出すと、ほくほくする。

 泊めてもらう家主不在の中、長々と恋愛談義を繰り広げ、明日のフリマ準備のため
 値段つけに勤しむ。
 寝ていた家主も起きだしてきて、わいわいと集う。

 楽しすぎて寝付けぬ夜が今日もふける…。

 ♪BGM/J−WAVE



2003年06月21日(土) あの日、あの時、ああやって見ていた彼女。

 ■バイト。(resouce room 非常勤講師。)

 昨日の夜、急遽出場することに決まった試合に、仕事後直行しようと、途中まで
 車で向かう。
 電車に乗り換えてresouceへ。

 今日は途中で生徒それぞれが面談を挟むため、私は教室に残って、ゲームをしたり
 本を読んだりする活動の監督係。
 もうひとつのチームは浅草の雷門見学。

 彼らの伸びは本当に感動する。
 人としても、対人関係技術としても。
 音が苦手なS君を気遣って“これやってもいい?”、“うるさいみたいだから
 やめよう”と振舞えるS’君。
 “先生僕って自閉症なんですか?”と障害の近くにやってきているI君。
 彼らの生きている姿勢は美しい。
 つらく厳しく、すべてが敵に見えてもおかしくないこの世を、活き活きと生きようと
 している。

 そんな姿を見ると元気になる。
 今抱えている仕事の中で、最も好きな仕事のひとつ。
 技術的には一番高いことが要求されるし、自分の研鑚がまだまだ足りないと思い
 知らされるけれど、何だか「生きてて良かった♪」と心から思える仕事だ。

 予想外に仕事が早く終わり、車を止めてある駅まで戻る。
 混んだ国道を会場までひとっ走り。

 今日は久々に昔のオナゴ衆が集合していた。
 つい1年位前までは毎週同じ会場にたむろし、ああでもないこうでもないと言い合う
 関係。
 そういえば急遽一緒に九州まで行ったりもしたっけ。
 今ではばらばらにそれぞれのペースで、それぞれに楽しんでいる。

 乱暴な言葉で、それぞれに言葉を交わし、久々の感触を味わう。

 しばらく待っていると、彼女が出てくる。
 大勢の人がつめかけている中、私の車まで直でやってくる。

 いいのか、おいおい…。

 山手線沿線の駅までちょっと向かって、30分くらい待機予定。
 その後に千葉まで送って来る予定。
 でも、彼女の30分は大体1時間だけど…。

 友人との話もそこそこに、急いでその場を立ち去り車にて快調にふっ飛ばす。
 …予定が大幅に道に迷う。
 せいぜい10分の道のりをくるくると30分。
 無事到着して、お抱え運転手のように黙って待っている。

 私の車だってことに気付いて、“もう見慣れたよ”と乗り込んで来る彼女にちょっと
 うれしさを感じる。

 友人との会話を済ませた彼女はpower全開!
 友達、かわいいかわいい甥っ子、家族…そして大切な大切な仕事の話まで、次々
 と繰り広げる。
 とめどなく、際限なく。
 でも、そういう強い口調で語る彼女がとても好きだ。

 結局ご飯を一緒に食すこともなく別れ、ひとり首都高に向かう。
 朝から仕事をしてたので、もう眠い眠い。
 そうこうしているうちにコンタクトを車のどこかで紛失。
 どこかにあるかと、小さいライトをつけてしばらく探してみたけれど、見つからない。

 結局超ド近眼の片目を抱えて、首都高を疾走。
 今日に限って、発煙筒をばんばん焚いていて、遠近感も遠くの部分も見えなくて、
 ひやひやしながらも、driver’s魂炸裂で帰宅する。

 嗚呼、疲れたなぁ。

 でも、あの日、あの時、ああやって見ていた彼女と、今みたいな関係になれる
 なんて…世の中って不思議。

 ♪BGM/J−WAVE



2003年06月20日(金) 私の周りの人々のhelping。


 連日PCをいじっているせいか、手が腱鞘炎気味。
 確実にPCの使い過ぎ。
 論文を書き始めたらどうなることか。
 少しずつ手を労わってあげなくっちゃ。

 来週は締め切りrush。
 果たして寝れるかなぁ…。

 この頃の私は心強い。
 本当に気持ちが強くなってきたのを感じる。
 そういう自分に自身が持てている。

 だから、直接的なhelpingがなくとも頑張れている。
 みんながどこかで頑張ってるんだなって思えるだけで、それが私の力になって
 くれることを感じる。
 力強い!
 そして周りのみんなのpowerを感じて本当にうれしい。

 ♪BGM/J−WAVE



2003年06月19日(木) データ喪失。


 今日のおそろしい出来事…。

 お昼くらいに学校に行き、調査を取らせてもらうために、院生控え室へ。
 待機をしていると、時間通りに協力してくれる人がやってくる。

 今日から本調査のため、データを録音させてもらう。
 機械の調整のため、何度も練習を繰り返す。
 ちゃんと音が入っているかどうかを確認。

 …、なのに。
 全部取れていない。
 あんなに練習したのに、本データはすべて喪失。

 茫然自失。
 なぜか自己嫌悪。
 協力してくれた人にも、データがないなんて言い出せず、自分なりに手応えを
 感じられた調査だっただけに、しばらく動けなくなる。

 その後に出た、指導教官の授業で訴えたところ、「それはショックだねー」と言う
 お言葉を頂いたので何とか持ち直す。 
 本当に本当にショック。

 最近自分が安定してきたせいか、“江國香織”の本が読めなくなってきた。
 彼女の本は繊細だけど病的で、美しいけれど痛々しい。
 今私はどっかりと安定感たっぷりなので、良くも悪くもtoughな感じの本が
 好み。
 彼女の繊細なタッチに感情が震えなくなってきた。

 とは言っても、小説なんてあまり読む暇がなくて、専ら修論関係かプレイセラピー
 の本ばかりなのだけれど…。

 日曜に行ったliveがあまりに良すぎて、一段と“森広隆”熱が上がっている。
 音もかっこいいし、岡山訛りが暖かい。
 どうしてこうも、私は背の低い男が好きなのだろう…。
 連日“cyclone”の嵐が吹き荒れている。

 しかし、話を聴く時の私のstyle…すっかりこころ系だなぁ。
 悲しさすら覚える毎日。
 何だか馴染まなくて、違和感抜群。
 困ったもんだ。

 ♪BGM/J−WAVE



2003年06月17日(火) 彼に親和性を感じる理由。


 ■バイト。(家庭教師。)

 どうして親和性が増してしまうのか。
 言葉に反応してしまうのか。
 存在を受け入れたくなるのか。
 よくわかった…。

 彼の好きな本は“世界の終わりとハードボイルドワンダーランド”だった。
 村上春樹を好きな彼。

 そして岡山出身。
 あの人のいる岡山で生まれた。

 彼は東京へ。
 あの人は岡山へ。

 最近夢中な森広隆のことだ。

 私が好きなムラカミ本は文句なく“ダンス・ダンス・ダンス”だ。
 でも、FAN siteなどを見ていると、かなりminority層に位置づけ
 られていることに気付いた。
 あまりmajorな作品ではないらしい…。

 とにかく、動きを止めない。
 留まりたくなっても、踊り続ける。
 人から見て“活動的”に映らなくてもいい。
 自分の中で“活動的であること”を意識化し、留まりたくなる自分と闘う。

 悲しいことも、苦しいことも、踊り続けているとたくさんのことに出会う。
 それでも足を止めない。
 そうすればその先に光が見えてくる。
 
 あの本から学んだことだ。

 大学時代の私は、とにかく踊り続け、何とかLutinをこなせるところにまで
 たどり着いた。
 未だに何度も読み返す。
 特に踊りを放棄したくなった時に。

 最近は手にとる回数、手にとろうとする回数も減ってきた。
 でも、あの本がそばにいてくれるだけで、何となく進んでいけそうな気がする。

 そんな森広隆に親和性を感じないわけがない☆

 ♪BGM/J−WAVE



2003年06月16日(月) 美しいものが磨り減っていく。


 久々にサボった…。

 授業も、ボラも、日常も。
 去年と違うところは、全部全部連絡したところだ。
 当たり前だけど、次にどうするかを考えて、サボる。

 生理前だから、肌が大荒れ…。
 この巨大なニキビは、抵抗しがたいもののためだったのか…。
 ストレスと生理は、私の肌に挑んでくる。

 日常に埋没している。
 かつてないほどに。
 こんなLutinな毎日が送れるなんて思ってもみなかった。

 規則正しい毎日がきらい。
 自分は自分でruleを作るのがstyleだったはずなのに。

 そうやって埋もれていくと、言葉がどんどん乏しくなっていく。
 新しい感覚も、感激する瞬間も、美しい言葉も、すべてすべて忘れてしまうかの
 ようだ。
 そんな自分に活を入れて、忘れてはいけないものの存在を明らかにしていく。

 自分の中から美しいものが磨り減っていくことは悲しいことだ。

 月末の友人たちとのフリマの準備に追われている。
 洗濯洗濯!
 でも、そうやって目指すべき楽しみが先にあるということは嬉しい☆
 みんなで店番したり、たらたらと話をすることを想像するだけで楽しくなる。

 昨日踊りまくって以来、猛烈にクラブに行きたくなってきた♪
 あぁ、誰か誘って踊りに行くぞ〜〜〜!

 質素な毎日だから、全くお金を使わなくなった。
 これなら、あの貧相な収入でも貯金が出来そう。
 こんなことかつてないことだ。

 ♪BGM/J−WAVE



2003年06月15日(日) ダンス・ダンス・ダンス。

 寝た、寝た、寝た。
 昼過ぎまで寝まくりました…。

 もう、どうにもこうにも仕事とそれ以外の区別がつかなくなってきて、すきあらば
 「本読まなきゃ!」とか山になっている「論文を片付けていかければ!」と半ば
 強迫的になってきている。
 寝ているときは、そのような追っ手も来なくて、安らいでいられる。

 酷くなると夢にまで出てくるけど。

 今日はここ最近の“超”お気に入り、“森広隆”のin store liveの
 整理券を手にしたので、渋谷のタワレコまで出かける。

 standingのliveに久々熱くなる。
 もう声にぶるぶるしてしまう☆
 本当に迫力のある声だ。
 3ピースのバンドもそれぞれカッコ良く、アルバムを買っただけでこんな想いが
 出来るなんて感激してしまう。
 彼は背が小さいので、ぴょんぴょん跳ねている姿も可愛らしく微笑ましい。

 彼を知ったのは、あるクラブのイベントでのことだったのだけれど、やはり踊り
 たくなってしまい、めちゃくちゃ踊ってしまった。
 クラブに行ったのはそれが最初だったのだけれど、それの時に“私が踊るのが好き
 だー!”と思った。
 友人カップルと一緒に行ったのだけれど、仲良くしている彼女等を尻目に、1人で
 ひたすら踊りまくっていた。

 今日はその日の再現。
 1人で…。

 爽やかで、物腰も柔らかく、素朴な青年なのだけれど、書いている歌詞の“言葉”が
 好きでたまらない。
 心の中に凛としたものを持っている。
 いつも問題意識を持ち、内なる闘志で闘っている。

 でも、彼は結構お洒落さんな雰囲気だったのだけれど、来ている客が何とも…な
 感じでがっかり。
 もっとお洒落さんが来てくれると思ったのにぃ。
 おしゃれでキレイな/カッコいい人を見ているのは楽しい♪
 だからちょっと残念…。

 七夕に行われる本番のliveがとても楽しみ☆

 ♪BGM/J−WAVE

 



2003年06月12日(木) 体力増強月間。


 ◆幸代’s birthday。

 結局AM5:30頃まで作業…。
 数時間仮眠を取って出かけることにする。

 途中文字数の入らない私の携帯の代わりに、作業中のPCで何度も送受信を繰り返し、
 チャットをする。
 なぜ私が!?と疑問を隠せない、そんなに親しい(と、少なくとも私は思えない)
 わけではない友人からの恋愛相談。
 友達もたくさんいて、華やかな友人。
 こつこつ着実に石橋叩いて渡る地味な私とは接点を感じさせない。

 カウンセリングをやってる気分になりながら(ヤだな…)、慎重に慎重に言葉を
 選ぶ。
 発する言葉にも気を遣っているのに、字面で見るなんて…。
 何とも大変なことを引き受けてしまった。

 結局1時間半ほどチャットは続き、課題をこなしつつ返事を送った。

 夜中、ゴキ男さんに遭遇した。
 彼らはいつも私と目が合うと(気配を感じると)“はっ”としていると思う。
 絶対にそう思う。
 “どうしよう、どうしよう”ってパニックしている様を想像してしまって仕方が
 ない。
 今年の我が家は、いつにも増して、ゴキ男さんが大量発生している。

 足りない睡眠を尻目に、予定はどいどいと押し寄せる。

 まずは、修論の検討会(ゼミ)。
 いつものように、大学の最寄駅近くのミスドで行う。

 先週お褒めに預かったのも束の間…今日は課題山積。
 いくつもの突っ込みに、ぐうの音も出ない。

 仕方ない…。
 私の持ち味は、『指摘を受けない』ことではなく、『一度指摘を受けたことを二度と
 指摘されない』ということだから。
 天才型ではない、努力型の作業の進め方。

 その後は、電車に飛び乗り一路池袋へ。
 図書館でコピーをしてくることと、念願の“森広隆”のミニAL.を購入するため。
 池袋のタワレコで買うと、in store liveの整理券をもらえるので。
 まだ、残ってるかどうかが気がかり。

 そして大急ぎで地元に帰り、家庭教師のバイトへ。

 体力ついたなぁ…。
 多分3月くらいからのhardスケジュール続行が、確実にこの体力に影響している
 ことと思う。
 こんな毎日を、ずーっと送り続けられるなんて、自分自身も感慨無量。
 人間やれば出来る。

 …慣れって恐ろしい。

 今後もいつ休むんだ!?という日々は続く。
 あぁ、考えない考えない…。
 今月もoffは2日。

 7・8月なんてどうなるんだろう。
 人間の限界に挑戦しつつある。
 ストイック街道まっしぐら。



2003年06月10日(火) 人間の汚さと弱さ。


 今月から始まりそうな臨床実習先の児相に向かおうと、お昼過ぎに駅に出発。

 家から少し行ったところの国道。
 信号待ちのために、何人もの人が待っているその瞬間…。
 若い男の子が中年女性の自転車のかごから、カバンをひったくって行った。

 しかも駆け足で…。

 私は反対側にいたのだけれど、あまりのことで“あーっ”と叫ぶ。
 しばらくぽーっとしていた中年女性も、はっとして追いかけた。
 その後を中年の男性が助っ人に向かっていた。

 周りの人たちの、あまりの反応の薄さに幻滅した。
 何事もなかったように信号を渡っていったことが悲しかった。

 そして、一心に逃げて行った若い男の後姿を思い出すとやりきれない。
 お金に困る風でもなく、今時のどこにでもいる大学生風の男。
 「何があったのだろう…」そんなことを考え出すとキリがない。

 児相に着くと実習担当者の人から色々説明を受けた。
 相談のメインは虐待…。
 次から次へと被虐待児が運ばれてくるらしい。

 子どもをめぐるあるひとつの闇だ。

 実習担当の人が本当にイイ人で、しかもその人から「うちの児相は県内でも有数の
 雰囲気の良さなんですよ」というお墨付きで、心からホッとする。
 何しろ1日勤務になってしまったので、職場環境が確実に仕事に影響するから。

 長丁場を乗り切り、今月末から勤務START。
 遂に、offに取っていた日も潰れることになった。
 適当に適度に休みを取っていくことを心掛けたい。

 家に帰ると、学校に向かう。
 授業終わりの人々と焼肉の会を催す。
 私はその授業を取っていなかったのだけれど、付き合いの良さと先生と仲の良さで
 お誘いを受けたから。

 食べた食べた。
 2日分くらい食べた。

 今日目撃した人間の汚さと弱さを肉と共に食す。

 ♪BGM/TV



2003年06月08日(日) 残ったのは棒状態の足…。


 ■ボランティア。(遊びの会。)

 今日も朝からボラに出かける。
 学会で知り合った人で、だいぶ前からofferしていた人の会へ。
 非常勤だけでは足りない経験値を補充しようというのがねらい。

 軽度児はどうしても知的に足りているために、その他の要因を巻き込みやすい。
 家族間の力動や、personarity傾向やその他の環境的・個人的要因を。
 恵まれている子もいればそうでない子もいて、一概にlavelingされえない
 複雑さだ。

 今回その会を紹介してくれた人は、今Dr.課程なのだけれど、臨床に対する感性が
 とてもよく似ている。
 それが経験年数によるものなのか、スタンスによるものなのかわからないけれど、
 とてもよく理解できる。
 この会の参加を継続できそうな力強い味方だ。

 その瞬間は視覚的に飛び込んできたことでも、私の中では構造化されていて、順序に
 則った思考だったということは、後からわかる。
 深い、深すぎる…。
 頭がくるくる回転していることを感じるのもしばしばだ。

 意外なところで聞いた彼の名。
 忘れることなんて出来ないけれど、ふと音で効く彼の名前に、気持ちが緩むのを
 感じる。

 あぁ、人の声で聴いても、彼の名はいいものだ…。

 ボラが終わって、無料LIVEがある会場まで足早に向かい、会場となる建物を
 探す。
 大学の敷地内なので広い広い。
 右往左往汗だくで、足を棒にしながら探し回る。

 結局会場を尋ねること3回。
 すごすごと会場整理を始める一団にビビってしまい、見つけることも出来なかった。

 残ったのは棒状態の足…。

 家に帰ってWebをチェックしたら、そのLIVEに行った人の感想が書き込まれて
 いた。
 開催されてたんだな、本当に。

 家に帰って明日発表用の資料を作る。
 数字満載、英論引用満載の論文にビビる。
 2週間ほどかかって、課題意識を持っていたこの資料作りに終止符を打たなくては…。

 あぁ、ドキドキするなぁ。




2003年06月05日(木) 余計な苦しみを引き受けない。

 結局AM5:00まで作業をしていた…。

 3時間だけ横になり(といっても、論文関係の作業をした日は頭が熱を帯びていて、
 寝付けない)、8時ごろ起きる。
 お昼前に、調査を取らせてもらう約束をしていたので、学校へ向かう。

 待てど暮らせどやってこない…。

 仕方がないので切り上げて、学校前のcafeで遅いlunchを取り、図書館などに
 行ったりもする。
 たまっていた論文も学校だと読まざるを得ないので、さくさく読めるし、これは
 これでよかったのかも。

 嗚呼、楽観主義。

 夕方になって、違う校舎に向かう。
 今日のメインである修論の検討をしてもらうために。
 駐車場からビルの中に向かうまでも、なんだか所在なげになってしまう。

 今日検討してもらうのは、研究の目的となる部分。
 どうしてこの研究に意義があるのか。
 私なりの問題意識はなんなのか。
 など、先行研究などを引き合いに出しつつ、論じていくところ。
 私はこのようないわゆる“学者っぽい“作業が滅法苦手…。
 いつも穴だらけで、先生にたっぷり宿題をもらう羽目に。

 それが今日は、書式を見た瞬間に「いいねー、いいじゃない。」とお褒めの言葉。
 読み進めていくうちに「いいじゃん。いいじゃん。」
 最終的には「素晴らしい!美しい!賢い!」と、指導を受けて以来の大賛辞を頂いた。

 作業頑張った甲斐があったよぉ〜〜〜!!!

 幾つかの問題意識をもらいつつも、研究の大元になる部分の骨組みは仕上がった。
 「論理的思考能力があるねー。」と褒めてもらったのは、本当に自信になった。

 先生の「素晴らしい!」と「いいじゃーん。」ってすごく心地良い。
 大好き★

 このところ、史上最高に精神的安定が増している。
 学校も、その他の仕事も、友人関係も、家族も、みんなみんなバランスよく進んで
 いる気がする。
 それは苦しいことが何もないってことではなくて、余計な苦しみを引き受けない
 ということ。

 村上春樹が言っていた。
 「小説を書きたいっていう気持ちは水のように自然に湧き出して、枯れることは
 ないだろう。」って。

 私の中の“問題意識”も枯れることがないだろうなって思えた。
 今日、確信した。



2003年06月04日(水) next stage。


 ■バイト。(家庭教師。)

 今日は1日fullでoff。
 テスト前なので、バイトが入ってしまったのだけれど、それ以外は何もない。

 …と言っても、明日の課題研究に向けて資料を作らねば。
 1週間何をやっていたんだろう…。
 読まなければならない、まとめなければならない資料や論文の山だ。

 今回のcaseはきっと自分にとって新たな地へ連れて行ってくれるものになりそう。

 どうにもこうにも家庭教師に行くのが気が重かった…。
 それは、彼女の自発性があまりにもなさ過ぎるせい。
 こちらがいくら小石を投げ込んでも、全て飲み込まれてしまう。
 投げても投げても不安になる。

 私の今までの臨床は、こっちが適切な刺激を準備していって、ラポールが取れたら
 勢いでどんどん行くというもの。
 ある程度の時間が経つ頃には、生徒は自主性を取り戻し(獲得し)、私もやっていて
 とても楽しい。

 今回は、どんなに回数を重ねても、私の空虚感が少なくなることがない。
 苦しい…。

 でも、彼女の中に明らかな変化を見出せる。
 ノートを取るようになった。
 textを買ってきた。
 私が言った通りの方法で単語練習をするようになった。
 テスト前の勉強時間が大幅に増えた。
 きっと少しの変化を持ち込むことが出来たんだと思う。

 私も彼女の楽しいと思うこと。
 私も彼女もつまらないと思うこと。
 私は楽しいけれど、彼女はつまらないと思うこと。
 私はつまらないけれど、彼女は楽しいと思うこと。

 私の充実のためにcaseがあるわけじゃない。
 わかってはいたけれど、こんな状況に直面するまでは気付かずにいたであろうこと。

 この苦しい局面を乗り切っていけば、きっと今まで出会えなかった私を獲得できそう。
 成長の大きな分かれ目。

 嗚呼、今日は徹夜かな…。

 ♪BGM/J−WAVE 



2003年06月03日(火) 火曜日はダルい。

 ■バイト。(家庭教師。)

 昨日1日アスレチックで走り回ったり、重い重いSを抱っこしたりしていたために、
 今日は腕が筋肉痛。
 この間の話のように、健康計画を進行できればいいのだけれど。

 せっかくちょっとしたことをメモする連絡ノートを持ったのに、持つ前に比べて
 忘れ物・落としものが増えた気がする…。
 今にも匂い立ってきそうな味噌汁のphotoのついたノート。
 結局ノートを持っていることを忘れてしまうんだ。
 あまり意味がない。

 火曜日はダルい。
 最近は土日も何やかんやと仕事をしていることが多いし、月曜日はhardな授業の
 後に学童だし。

 火曜日は授業はPM4:00〜。
 午前中は寝てしまっていることが多いし、授業も聞いていることをinformation
 として受け取っているだけ。
 参加していない…。

 少しずつ形になっているのかもしれない。
 形になっていないと感じるのは私自身の問題。
 彼女の中では少しずつ結実しているものもあるんだろうな。
 それを認めてあげない私は、耐性がないなぁ…。

 彼女のお陰で少しずつ喝が入った。
 結果が出ない時期をどう乗り切るかが、臨床家として最も試される時だと思う。
 ここでくじけてしまったり、彼女に最もfitする指導法を考案することなく、
 こちらのお仕着せで指導をしてしまったらそこで負けだ。

 動かない今を。
 滞った空気を。
 存在意義の感じられない自分を。
 未来の見えない明日を。

 その中から、どう光を見出すかがプロとしての広がりを獲得できるかどうかの分かれ目だ。

 彼女からmailが来た。
 …それも間髪いれずに2通も。
 お互い喜びの時を共有できたみたい。
 彼女の中の色んなものを動かすことが出来たようでよかった。

 人との付き合いも長距離ランナーのように、長い眼で見ていこう。

 ♪BGM/J−WAVE
  (朝から晩まで聞いていると、Crystal Kayの曲がものすごい勢いで
   かかって、名前を連呼されて苦しい…。)



2003年06月01日(日) 強い強い女。


 ◆早津’S birthday。

 急遽朝から国道を行く。
 昨日ネットでチェックしてしまったお陰様だ。
 メールで約束までしてしまったために、しっかり車で。

 目線がいい。
 身体に纏う空気がいい。
 緊張感の張り詰め方がいい。
 かっこいい♪
 大きくなりました…。

 待っていると一直線に横断歩道を渡ってくる。

 「これでいいんだっけ!?」
 やや覚えかけた車に、ばたばたと落ち着きなく乗り込む。
 こちらが何も言うこともなく座席をするっと下げる。
 「あついあつい」とクーラーを要求する。
 さすが豪快な女だ。

 久々の再会と意思疎通の機会にdriveがてら、のんびり首都高に乗り込む。

 煙草は吸うわ、おにぎりは頬張るわ、頭にきた話を頭にきたまま話す彼女。
 さっきまで見ていた彼女とは、共通点の1つも見つからない。
 relaxしつつ、豪快に笑い、繊細に語る。

 首都高から高速に乗り換え、しばらくしてインターで降りる。
 流れに流れまくった食事が思いがけず実現。
 彼女がハマッているという『健康talk』に耳を傾けながら、楽しく食す。

 強い強い女だ。
 どこまでも現状に満足し得ない。
 常に成長し続ける。
 ナイーブで傷つきやすくて、しっかりと着実に壁を越えてきたような誠実さを併せ持つ。

 彼女のように成果が現れているかどうかはわからないけれど、私も彼女も似た者
 同士だ。

 『楽しかった。』
 …という言葉を残して、彼女は降りて行った。

 こうなるとやはりtensionが上がってしまう。
 いろいろな思考の流れを留めることなく、夜景の首都高を流れる。

 地元に帰ってからも、友人とファミレスでお茶をする。
 友人も知っている彼女の話をして、その豪傑振りと逞しさに微笑みがこぼれる私たち。
 どこまでも影響のある女だ。

 Crystal Kayのチケットの頼みの綱であった車の中では発見できず。
 公演日ぎりぎりまで探すしかない。
 お願い!出て来てぇ〜〜〜!!!

 ♪BGM/J−WAVE


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