月。
DiaryINDEXpastwill


2004年11月21日(日) きみは強い人だから。

そんなこと言われ慣れている
それくらいでガタガタ言っていたら
ひとりでなんていられない

たとえば特に恋愛感情のない人に

 きみはヒトリでは生きられない人なんだよね
 誰かが傍に居ないとダメなんだ
 だから僕が傍に居てあげるよ

なんて したり顔で言われても 気味が悪いだけだろうし
結局のところ 自分の望む王子さまを待っているだけでしょう

あぁでも理解ってくれる人が存在しているということが
気持ちの支えになるということか
そういうことか

もっと
精神的に強い人間になりたい
しなやかな感覚を身に付けたい

望んで線を引かなかった恋愛は
いつになったら終わりを見つけられるのだろう

いつか という
期待を捨てられるようになるために
私はどうすればいいんだろう


2004年11月19日(金) 転換。

妥協するくらいなら
ひとりで居ようと思うのは私の我儘なのでしょうか

仕事を苦痛とは思っていないし
ただし 10年先もこの仕事で働いていられるか?
と問われれば それはそれで難しいと思うのだけれど

私が今就いている仕事は
一生続けられるものではないとは思う

働かざるもの食うべからず
方向転換をするときは近づいているのかも知れない


2004年11月14日(日) つよく。

決めたことを貫いてゆくつもりなら
他の誰かを頼ってはいけないのだと思い知る

もっと靭くならなければ


2004年11月10日(水) みんないってしまう。

いつかは
手放さなければならないのなら
最初から手に入れなければいい

手に入らなければ失うこともない

これが年を取るということなのか
手にとらずに眺めているだけでいいなんて
いつからこんな卑屈な恋愛をするようになったのだろう

私の気持ちはとうに伝わっていて
あなたにも私にも取り巻く環境があって
気持ちを貫くということはそれを全てぶち壊すということ

積み上げてきたものを 簡単にこわすことは出来ない
だけど私はそのきっかけを 此処でじっと待っている

烈しい想いはこころの奥底に仕舞って
今はただぼんやりとしている

この世界にあなたの存在を感じることが出来るしあわせは かけがえのないもの

---
強烈に思い出してしまった
以前書き記した記憶がある言葉

恋が高尚なんて嘘だ。好きって気持ちはエゴでしかない。
でも欲しいものは欲しい。どうしても欲しい。
気持ちが悪いと思われても。一生口をきいてもらえなくても。
(みんないってしまう/片恋症候群 山本文緒・著 角川文庫)


2004年11月09日(火) 脱兎。

上手に逃げてくれてありがとう
きっと私 あなたがこの上なくたいせつなひとだったら
苦しくて苦しくて どうしようもなかった

出来上がっているあなたのしあわせを
どうにでもして壊してみせると考えていたと思う

淋しい想いはひとをこわす

今の私がしていることも
人として間違っているのだけれど
ひとつ違うのは彼に恋をしていないということ


2004年11月08日(月) 深呼吸。

あのひとと会うのは
自分の存在を確かめるため

此処に存在していてもいいということを感じるため

ずいぶんと遅れている
疲れているせいだろうか
不安に思うことはないのだけれど
落ち着かない


杏 |MAIL

My追加