月。
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2004年10月27日(水) 37回目。

両親の結婚記念日
毎年恒例になっている薔薇を朝届くように手配済み

こういうところは父に似ている
父はロマンチストというか記念日をきちんと覚えている
母は割とずぼらな人で 記念日を忘れがちだ

かといって父は記念日だから!と張り切るわけでもない
ちょっとした花束やプレゼントを用意するくらい

バランスの取れた両親に たくさんの愛情をそそいで貰って
たいせつに育てられた娘は 未だ ひとりでいる

いつか両親のように一生添い遂げるひとを
見つけられるのだろうか


2004年10月23日(土)

今の私の中には 誰も居ないことを実感する

寂しいことだけれど 仕方のないこと

あなたが私を選ばなかったという事実は

人生は選択の連続であるということ

生きてゆくということは捨ててゆくということ

オスには弱いものを選ぶという習性があるということ

あなたに出逢わなければよかったと思ってしまったこと

私は想いを此処に仕舞って次に進まなければならなくて
それが出来ない今は 何処にも行かず 此処に居るしかない
そうするにはもっと強くならなければどうしようもない

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+新婚家庭を訪問 仲睦まじい感じでよかった


2004年10月17日(日) 青い日記帳。

ふるい日記が出てきた
とりあえず読んでみた
。。。成長なし

ヘボい

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+一日中部屋に閉じこもってビデオの消化
+部屋の中で目立たない場所の片付け


2004年10月16日(土) ばらばら。

悲しい歌は聴きたくない
苦しいのはもうたくさん

一緒にいたいと思える人と 一緒にいられないのなら
もう何にもいらないと もうどうでもいいやと思う

いつから こんなに卑屈になったのだろう

うまくいかないことを
何かのせいに 誰かのせいにしない
恋しいのは あなただけ

何にも考えたくない
笑っていることが苦痛なのは
どうしてなのだろう

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+遅まきながら 「スウィングガールズ」 を観に行く
+さわやかで可愛らしくて 映画館にいる人たちみんなで笑ったりする感じが心地よかった
+出掛ける前に 約束していた友人Mに怒られる
+最近メールへの返信が 面倒で怠けがち ごめんなさい
+貰った本とCDは 今の私にはどうも合わない気がする
+言葉が頭に入ってこなくて難しい 少し封印 いつか読めるといいな


2004年10月15日(金) 最近のできごと。

友達に子どもができた

仲間うちでカップルができた

セックスはモチベーションさえ上がれば出来る
と言っていた彼に彼女が出来た

この日記を書き始めた頃に出会った彼が
新しい彼女を作った(世間一般では大人の関係と呼ぶ)

そうか待ってられないよねとか
それってどうなの?おかしいんじゃない?とか
あぁとうとう理想のベイビーちゃんに出逢ったのねとか
あなたは 「女房と畳は新しいのに限る」 を地でいく気なのねとか

色々思ったけれど 結局のところ
それぞれに気持ちがあって それぞれの理由があって
こういうイガイガとした気持ちは 私の主観でしかないんだと思う

たとえば 私がしていることにしても
他の人から見たら たいして変わりがないだろう
そういうことなんだと思う

ぼんやりしている間に バタバタと周りの状況が変わり始める
それは私の望んだことで しあわせを見送るのはうれしいことだけれど
たぶん私が感じているのは 寂しい という自分勝手な感情

---
+秘めてこそ と思うのは ただの言い訳?
+同僚Nと飲む やっぱり恋していない


2004年10月14日(木) キミ。/デキソコナイ。

少し酔っ払ったキミからの電話
「みんな誘いたがっていたみたいだよ」 と言われても
私はそこに居ても 面白いことなど 何もない

酔うと 「行ってもいい?」 と甘えるキミに
苦笑しながら 「ちゃんと自分の家に帰ってください」 と言う私

キミと彼女の間には 断ち切ることの出来ない絆があって
私はどう頑張ってみても キミを本気で好きになることは出来なかった
だから キミをもう 家には入れない

ねぇ 「つめたーい」 と拗ねてみせても
ねぇ 私に八つ当たりしても 状況は何ひとつ変わらないよ

◇◇◇

ほんとうに欲しいもの が わかっていて
でも 手に入れることは出来ないものを
みんな どうやって 諦めたのでしょうか

いいひと なら 好きにならなきゃいけないのかな?
人間は 男女(最近は男男・女女でも可なのかな)のつがいになるべきなのかな?

寂しいけれど きっと それがあたりまえのことで
あたりまえのことが出来ない私は 出来損ないなのだと 思う


2004年10月13日(水) ホットミルク。

夜になると目が冴えるのは
あまりよくない兆候

つかれたぁ

と言って バッタリ 倒れるように眠ることがなくなった
背中が寒くてヒザがつめたい 油断すると体調を崩してしまいそうだ

あたためた牛乳に
ラム酒をほんの少し


2004年10月12日(火) みちる。

落ち着いてあのひとをみつめていたら
あのひとなりに大切に想ってくれていることに気付いた

今夜は あのひとと
満ち足りた やさしい時間を過ごしたような気がする

ついばむようにくちづける
かたちの良い手を伸ばして抱きしめる
あたまを掻き抱いて髪をくしゃくしゃにする

きっと あのひとと私に必要なことは
お互いにとって 心地よい距離をたもって
お互いを 大切に思うこと

これ以上を望むなら
この手を放せばいい


2004年10月11日(月) 正しくて間違っていること。

好きだからと言う理由がありさえすれば
何もかも許されるということはないんじゃないのか

相手のことを大切に想うひとがいるのに
そのひとにバレなければそれでいいなんて
人として許されることじゃないんじゃないのか

だから不倫は間違っている と
昔 付き合った彼に言われました

それじゃあ私たちのしたことはゆるされるの?

何が正しくて
何が間違っているなんて
誰にも決められないんじゃないのかな
それとも私は自分を正当化したいだけなのかな

わかっていることは
ひとは聖人君子じゃないということと
あのひとのことはそれほど好きではないということ


2004年10月10日(日) 困ったことに。

何かあったのかなと思っていた
と言われたけれど 何もないとこたえた

言えないことばかりが増える

ひとの気持ちに絶対はありえない
わかっているけれどわかりたくない

裏切られたような気持ちは
何処から湧いてきたのだろう
私はまだ 二人のしあわせを願えない


2004年10月07日(木) 噛みあと。

一昨日噛み付かれた肩は
キズになって青くなった

というメールが
届いた

ごめんなさいと返信したけれど
このまま会わなくなることに
なるのかも知れない


2004年10月06日(水) 頑固。

目標と希望は違うと言ったあの人
目標と希望は同じだと言った私

よくよく考えたら違いました
頑固に言い張ってしまって
ごめんね

ひとりでも生きてゆける力を身に付けること
その隣りにあなたに居て欲しいということ


2004年10月05日(火) 九段の人。

今まで言えずにいた
言いたいことを言ってみた

しまった

と思うくらいなら
自分の中にしまっておけばいいものを
それでも言わずにいられなかった

あのひとにとって
都合のいい女でいられないなら
こんな関係やめてしまえばいい

私はあのひとに何を求めているのだろう
あのひとは私に何を求めているのだろう

優しくなれないのは
自分の立ち位置がわからないから

相当酔っ払っていたせいか
何を話したのかよく覚えていない
たぶん感情的にはなっていたと思う

不安定なのは 長く続く雨のせい

そうやって
都合の悪いことを忘れたり
何かのせいにしたりするのは
私のわるい癖だ

ちゃんと 私の話を聞いて
何も聞いてくれないのなら
あなたなんていらない

時間になって あわただしく帰る
あのひとの右肩に 噛み付いた


2004年10月04日(月) 夜が明けたら。/マーゴン。

今日も一日 雨降り
私の窓からは 空は見えない

唯一見える窓からも
立ち並ぶビルが大半を占め
ちいさく切り取られた空が見えるだけで

昼間 道のまんなかで 雨空を見上げると
霧雨の向こう そびえたつ大きなビルが白くかすんで
なんだか とても 綺麗に見えました

忙しく人の行き交う中
ぼんやりと空を見上げる

あなたの窓からはきっと
霧雨の向こう 大きな窓一面に広がった緑が
白くかすんで見えるのでしょう

あぁ綺麗だろうね
同じ東京の空なのに
近くて遠いね

生きてゆくと言うことは
捨ててゆくことなのかも知れない

捨てられないのなら このまま此処に
ことばに出来ない想いを ただ此処に

私を水辺に連れて行って
はやく夜が明けるといい

+++++

台風22号が発生
今年はほんとうに台風が多い
名前を「マーゴン」と言うそうだ
それをかわいい名前と言ったあなたが可愛いと思った


2004年10月03日(日) 雨。

一日中冷たい雨が降る

あなたと一緒に居られたら
そんな思いが渦巻くのは
実家に帰ったからだ

あそこには想い出が多すぎる

もう何もかも変わってしまったんだと
どうしようもないんだとわかっていても
どうしてもどうしても気持ちはあなたに向かってしまう

声が聴きたい
大丈夫だと言って欲しい
きゅうと抱きしめて欲しい

どうしてあなたは此処に居ない?


2004年10月02日(土) 実家。

楽しいフリ
会いたかったフリ
当たり前のように良い娘を演じる

楽しかった 会いたかった
今まで過ごした時間は 嘘じゃないのに
ふとした瞬間に 無言のプレッシャーを感じる

明け方
雨が降りはじめる

此処はもう
私の家じゃない
帰りたい


2004年10月01日(金) 涙は出ない。

楽しかった夜を台無しにする
どうして彼は私の神経を逆撫でするんだろう
いつも いつでもそうだ

どうしてもイライラとした気持ちが収まらなくて
その場に居てへらへら笑っていられないと思って
突然帰ると言い放ち 逃げるように帰った

家に着いて電話を掛け
あのひとに今日の非礼を詫びると

突然帰るなんておとなげない
帰りたい奴は帰らせればいいじゃないか
あの態度は社会人としてどうかと思う

最初から帰ると言っていたら
一緒に居られたのに

と責められたけれど

時間になったらあのひとは家に帰るだろうし
その後遣り切れないせつない想いをするくらいなら
責められてもひとりで帰ってよかったと思った

結局 何をどう説明しても
あのひとに 私の気持ちは伝わらない
それは変えようのない事実なのだ

もう眠ってしまおう
週明けには何もなかったように笑おう
忘れてしまおう なかったことにしてしまおう


杏 |MAIL

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