月。
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2004年08月31日(火) 活動再開。

ずっと見てきた奴らが
活動を再開する知らせが入った

ちゃんと続けていたんだね
あのまま終わるとは思っていなかったけれど

また見ることが出来るんだ と
じんわり うれしさがこみ上げる

今さら私が行ってもと ためらう気持ちもあるけれど
来週 久し振りに ライブハウスに行ってみよう


2004年08月25日(水) 愛されない。

着信が一件

気付いたときに掛け直すことが出来ない
そんな状況であることがせつないものだと
いまさら思い知らされる

同じ粘膜なら
つながっていようがいまいが
上でも下でも同じ

ただの放出可能な
便利な穴だったとしても
もうどうでもいいような
そんな気持ち

何やってるんだろう 私
こんなんじゃ 大切な人には愛されないよ


2004年08月22日(日) なにも。

この人の胸に飛び込もうと思えないのはどうしてなのだろう
ギリギリのところで自分のことも相手のことも信じられないのはどうしてなのだろう

そんな人に出逢っていないからだよ
100%完璧な人なんていないよ

もう出逢ってしまった
完璧なんて求めていない

欲しいものが手に入らないのなら
ひとりでも生きてゆける 強さを 力を 手に入れるしかないのに
誰かに寄りかからなければ 真っ直ぐ立つことも出来ない私は
なんて弱くて なんて脆くて なんて歪んでいるのだろう

誰かときちんと向き合えない自分が居て
みんなが出来ていることを出来ない自分に
焦燥感のようなものを感じているのは確かで

揺るがない自信があるなら
信じていればいい

それが出来るのであれば


2004年08月21日(土) ふいうち。

嫌ではなかった
ドキドキもしなかった

あぁこの人は
ちゃんと いきなりキスすることも出来るんだ

なんてまぬけなことを考えていた
(ような気がする)

私はその翌日も翌々日も
何事もなかったように過ごしたけれど
どうやら彼は風邪を引き40度近い高熱を出したようす
それを聞いても 気持ちはコトリとも動かなくて


2004年08月18日(水) 獅子座O型。

あのひとは
いつも私の話を茶化すだけ
私はつまらなくなって話すことをやめる

だけど
まったく聞いていないかと思えば
話したことをきちんと覚えている

そういうのってずるい

私の存在があのひとにとって
ただの性欲解消のための道具だとしても
構わないと思うくらいに


2004年08月17日(火) 萌芽。

彼女が来年の春には母になる

それはとてもうれしい知らせだけれど
「おめでとう」という言葉とはうらはらに
一瞬 躊躇ってしまったことも確かだった

彼女の方が稼ぎが良く 生活はギリギリであること
先々が不安になる要素(ギリギリのローンで終の棲家を購入)のあること
頼りになる母は 既に亡くなってしまっていること

きっとふたりならば乗り越えてゆけると
そう思う気持ちもあるのだけれど

だけどこれは 表向きの理由でしかなくて
いまの私を占めているのは 妬ましいと思う気持ち
「今度 超音波写真見せるね」と無邪気に言った彼女に
私は 笑顔で 応えられるだろうか

あの日の選択は間違っていないと 今でも言える

年齢じゃない収入じゃない
私自身に母親になる覚悟がなかったことを言い訳にして
私は 私の我儘を通した

だから こんな日が来ることは
いつでも想像出来たし 覚悟もしていた
私がいつか 子をもつ日が来るなんてことはない
この子はだめで この子はいいなんて虫がよすぎる

いつまで こんな想いを繰り返すのだろう
それを選んだのは 自分自身だとわかっているのに
どうして 理不尽だなんて思うのだろう

あの日の彼の言葉は
「よくある話だよ みんなやってるよ」
私と彼の罪悪感を軽減するための言葉だったとしても
私の中では数年経った今でもその言葉は消えないままで

また 何処かで何かが崩れ落ちる音が 聴こえたような気がした

きっと 私は 壊れているのだ
違う 壊したんだ 自分の手で

手の中には いつまでたっても 何も のこらない


2004年08月12日(木) 此処じゃない何処かへ。

いつも行き慣れないところへ出掛けるとなると
決まってあなたに逢いたくなる

今日もそんな感じだった

細胞の隅々まであなたを好きだと思うけれど
どうにかしようと思っていないと言ったら信じるだろうか?
私は執着しないことに執着している


2004年08月11日(水) 休暇中。

あのひとに逢いたくなった
あのひとの声が聴きたくなった
あのひととつながっていることを確かめたくなった

それでも
きっと私は何もしない
ただ日々が過ぎることをじっと待っている


2004年08月07日(土) 夢に消えたジュリア。

抱きたいから逢いたいと言われることにも
抱くためだけに逢いにくることにも
抱いたあとはすぐ帰ることにも
抵抗はなく

果てるとき 名前を呼ぶことに
果てたあと あたまを掻き抱いて髪をくしゃくしゃとすることに
満たされる

からっぽなのに
手の中には何ものこらないのに


2004年08月01日(日) 棘。

時間になったら帰るだけだから

その言葉は あのひとからすれば当然のことで
その言葉に 平気な表情でこくりと頷いたけれど
こころには 刺さったまま

制御が利かなくなる前に 逃げなければ


杏 |MAIL

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