月。
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2003年02月28日(金) お礼/頑な。

此処に
ぽつぽつと日記を綴りだしてから
ちょうど一年が経った

サボリがちだったりもしたけれど
なんとなく続いているのは
此処の居心地が良いからなんだと思う

いつも読んでくれているみなさま
どうも ありがとうございます
これからもどうぞよろしく

◇◇◇

状況は上がらず下がらず
もたもたとマイペース
困ったことに

あのひとにも会わなくなってから
そろそろ二ヶ月が経とうとしている

会おうというタイミングを何処かに置き忘れたかのようで
それでも頑なに逢いたいと思う気持ちは見つからなくて

結論を出さなければならない日は
案外近いうちに来るのかも知れない
意外と冷静な自分


2003年02月27日(木) 道。

今週は仕事で少し遠くの街へ
駅までの道程が歩くには遠くて
バスを使って通勤

毎日忙しくバタバタと過ごす

今日の仕事が終わり
バス停で待っている間
ふと目にした通りの名前

あなたの町に続いていることに 気付いた

元気ですか 幸せですか もう私には逢いたくないのですか

私は 未だに
あなたとの縁を信じている
バカみたいに


2003年02月26日(水) 夢現。

彼女が言う

「ダメなら別れなよ」
「うん そうだね 別れる 別れよう」

すごい勢いで目が覚めた
夢だった

夢でよかったのか
どうなんだろう

恋しいと思わなくなったのは確か


2003年02月25日(火) 基準。

誰を好きになっても
誰と身体を重ねても

あなたでなければ
ダメなのだということに
今更だけれど気付いた

ほんとうは
ずっと前から気付いていた


2003年02月23日(日) 左様なら。

はじまりは 桜に惑わされたようなもので
けれど 気付けば ずっと近くに居てくれた

その存在に 随分と助けられて
此処まで来ていたんだと 思い知らされる

けれど 帰る場所は 別に在って
それでも好きだと言ってくれる その言葉に
やわらかく抱き締めてくれる その腕に
縋るように甘えてしまったのは 私の失敗

これ以上 泣きたくない
これ以上 悲しい思いをしたくない
同じことの繰り返しは もう たくさんなのに


2003年02月20日(木) 禁忌。

どうしてなのだろう
彼の中では タブーの話があって
私は いつも話題に困る

大丈夫かな?と思っても
ダメなことが多くて 彼の不機嫌になる表情を見ると
あぁ失敗した 話すんじゃなかったと思う

私もニコニコと
はぐらかせるほど大人ではないので
トゲのある沈黙が続く

あれも言ってはいけない
これも言ってはいけない

一体何を話せばいいのか

これも

上手くいくはずがない

そう思う要因のひとつだと
彼はわかっているのだろうか


2003年02月19日(水) 一歩。

未来の自分を思い描いて
毎日を過ごさないと
成長は望めない

私は どうなりたいのだろう
毎日の生活に いっぱい いっぱいで
5年 10年先の自分が 思い描けないでいる

ただ
今の職業を
ずっと続けるのは
難しいとは思っている

けれど いまは 頑張りたい
だから 苦しくても 頑張ると決めた

それとはまた違った部分で 思ったこと

世界共通語と言われている言葉が話せるようになったら
どれだけの 世界が拓けるだろう

安直なのかなとも思うけれど
同じ国の人のことも理解出来ないのにと思うけれど

これも私

学生の頃はまったく思わなかったんだけれど
いつか 踏み出してみたい と思う

少し前にもそう思って選んだ本が
そう言えば まだ読み止しだった

また 読み始めてみようか


2003年02月18日(火) 長電話/言わなかったこと。

12時を廻ってからの電話 久し振りの 彼女の声
ひとりでも大丈夫 ひとりのほうが気楽 そう思っているけれど
誰かの声を聴くのは やっぱり嬉しくて 少し甘えた

もう連絡を取ることすら
億劫になってしまっている
あのひとのことも 彼女だけは知っている

毎日の色々を
言わなくてもわかってくれている安心感
つめたい夜でも きもちの奥がほっこりと暖かくなる

◇◇◇

たとえば今
私が 身篭ったとしても
あなたは 笑顔で迎えてくれないでしょう

もし 万が一
あなたが 笑顔で迎えてくれたとしたら
私は それを決して喜ばないでしょう

喜べるはずが ない
迷わず 同じ選択をするでしょう

それでも あなたを跳ね除けられない
私の中の女を 嫌悪する


2003年02月17日(月) ごはん。

昼間 もらったメール
『今日は 行きません。』
は 思った以上に ダメージが強くて
仕事にも 身が入らないので 早々に家に帰ることにした

おいしいごはんを作って食べよう
そう思って いつもより早めの電車に乗ったけれど 電話

結局 ごはんを食べつつ お酒を少々
だらだらしている 関係が 堪らなくて
なんだか 鬱々とする

家で ひとりになって
ふぅと深呼吸

ひとりは
つまんないけれど
淋しいけれど

思ったより 気持ちは つらくない


2003年02月16日(日) 軟禁。

つかまえてはいけない
帰さなくてはいけない

何より彼を
身体は求めているけれど
心は求めていない

わかっていながら過ごした三日間

そのままを伝えているからと言って
実行するのは間違っている

壊れているのも
良く解っている

ひとりの夜にホッとしている自分が居ることも


2003年02月15日(土) 充電切れ。

ポツリと

「充電切れちゃったから、仕方ないよね」

そんな言い訳をして
今夜も帰らない

そんな言い訳が通用するはずはないのに
それを許してしまう私

弱いあなた
弱い私

溺れてしまいたい
溺れられるはずがない


2003年02月14日(金) 聖バレンチノの日。

いわゆる
特別な日では
なくなってしまったなと思う

告白 とは 程遠いところまで
来てしまったから かな

いつも お世話になっているみんなに
幾つか配って 終了

ほんとうは
クッキーを焼こうと思っていたけれど
昨夜の 飲んだくれで 省略

朝のコンビニで
放棄してしまったクッキー分の補充

それでも 感謝の気持ちを込めて リボンを結んだ
それでも 喜んでくれた みんなに 感謝


2003年02月13日(木) 予定放棄。

逢いたい と言うことばに抗えなかった
いつものように 会話もほとんどないままに
ただただ 飲み続けるだけの時間

一緒に居たい と言うことばに抗えなかった
アルコールの所為にも出来るけれど それだけじゃない
私も そう思っていたのは ほんとう

けれど それ以上は望まない 望めない
私が 壊れてしまうから


2003年02月12日(水) ツボ。

両足の 親指の先を
手の親指の第一関節を曲げると出来る
とがったところで ぐりぐり ぐりぐり

かなり痛いけれど
よく眠れる とのこと

今夜は眠れるだろうか


2003年02月11日(火) 蛙。

手のひらに
ちょうどくらいの大きさ

時期としては
まだ冬眠している頃なのに
のそのそとアスファルトを歩いていた

ここ数日暖かかったせいだろうか
春はもう少し先だと思うのだけれど
気が早い 大丈夫?

とげとげしていた気持ちが 少しだけ和む


2003年02月10日(月) 沸点。

好きという気持ちはあっても
触れ合うと心地いいとわかっていても
どうしても彼を受け容れられない

彼は 結局 彼女を棄てることが出来ない

私が嫌がるとわかっていることを
やる前にわざわざ知らせて
反応を見るなんて
ずるい

プツリと何処かの回路が切れるような音がした
許さない 帰さない 何処にも行かせない
一瞬 本気で そう思った

次の瞬間 冷める 感情

消したい記憶 消せない現実
まるごと抱えて 逃げよう


2003年02月09日(日) 頭痛。

何があったわけでもなく
何もないからこそどうにもならない
そんな日々が続いている

お互いで連絡を取らなくなって
そろそろ一ヶ月が経とうとしている

私 相変わらず
あのひとに 連絡を取りたいと思っていない

喧嘩になるくらい
あのひとを知っていたら
まだ救いはあるのにね

私も
あのひとも
どうなりたいのだろう

パソコンに向かったまま
一日過ごして休日終了
肩ガチガチ


2003年02月08日(土) 珈琲。

随分と大人になるまで飲めなかった
数年前までインスタントさえ淹れることが出来なかった

母に「身体に良くないから」と
飲むことを禁止されていたこともあって
殆ど飲まずに大人になってしまった

ここ数年は ほぼ毎日
一杯ずつドリップして飲むようになった
砂糖も ミルクも入れず ブラックで飲む

けれど 大抵
何か 甘いものを食べているから
砂糖を入れているのと同じ いやそれ以上かな

珈琲の 香りが好き なんだか落ち着く

思えば
親から見たら私は
もの凄く「いいコ」だった
それが嫌だと思ったこともあったけれど

今も きっとこれからも
両親と兄と 今は亡き犬を こよなく愛している


2003年02月07日(金) 自然。

今週一週間
働いたけれど
誰にも気付かれなかった
髪切ったこと

自然過ぎ?


2003年02月06日(木) 脱殻。

ヒトはツガイになるのが自然の流れなら
いつか一緒になるのはこいつだ
と思っていたひとが居た

彼となら
何度でも出逢って
何度でも恋に堕ちる

そんな自信さえあった

もう二度と逢わないことが決まってから
しばらくは彼を想って泣いたりもしたけれど
今では思い出しても心にチクリとする痛みだけが残るくらいだ

それは多分

思い出さないように
思い出さないように

必死で
穴を掘って
彼との想い出を
心の奥底に沈めてしまおうと
していたからかも知れない

無意識のうちに

誰を好きになっても
基準は彼でしかありえなくて
けれど彼に逢いたいと思えない自分が
彼を欲していない自分が

痛い


2003年02月05日(水) 安眠。

彼を手に入れるつもりはないのに
彼の隣だと安心して眠れる

そんなの間違っている
それも承知の上


2003年02月04日(火) 交錯。

便利扱いが嫌い
自分も誰かをそう思うことが
あるのに

気を遣うのは 疲れる
正直 帰って欲しいと思った
けれど弱っている姿を見たら
帰って とは言えなかった

迷惑と
心配が
交錯する

きっと今夜は眠りが浅い


2003年02月03日(月) イガイガ。

ひとを好きになることが
難しくなってしまったのは
いつからだろう

眠れない

まだ
月曜日なのに


2003年02月02日(日) さっぱり。

それまで 肩より下くらいだった髪を
バッサリ切ってから もう二年

私の髪は短いまま

それから 二ヶ月に一度は鋏を入れていたのに
最近は放りっ放しで いい加減 鬱陶しかった

今日
ほぼ半年振り
鋏を入れてもらった

さっぱり

周りに
ものすごく好評なのは
少しばかり 不満だけれど
自分でも似合っていると思うから
これでいいの だ


2003年02月01日(土) ゆらゆら。

背中から
抱き締める力のつよさに
眩暈を感じていても
気持ちは傾かない

揺れているのは
何処?


杏 |MAIL

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