2002年11月30日(土)
台所のいっかく、ちょうどダイキチくんのごはんがある辺りを通りすぎようとしたとき、足の裏に激痛が走った。 かなり痛かった。思わず声が出るほど。 泣きそうになりながら足を持ち上げると、 なんと。 木っ端のように削られた鰹節が刺さっているではないか。 なぜに鰹節…。 ふとダイキチくんのお皿をみると、そこには鰹節入りのモンプチが盛られていた。 ああ、そこからこぼれたのね。 しかし、よくよく考えてみると、これってあの子が食べるわけだよね。 こんなに尖ったもの食べて、口の中とか食道とか、傷付かないのだろうか…。
「次回から鰹節入りはやめよう」と思った飼い主である。
2002年11月26日(火)
ヤマカシ。 リュック・ベンソン監督です。 やっぱりスピードあるね。
封切当時、「ヤマカシ」というタイトルをみて、日本映画かと思ってしまった。 日仏合作みたいな。 実際は生粋のフランス映画なんだけど、アイロニーとかそういう小細工はなくて、 もう手放しに勧善懲悪映画。 リアルなものばかり目立っているけど、こういうマンガみたいなノリもいいじゃないかなー。
とにかくスピーディ。そしてばんばんぶっ壊れる。 でも壊れるのは物だけで、誰も死なない。 みんないい人だしね。ほっとするよ。「ああ、こいつイイ奴なんじゃん」て。
めりこんだ時のうさばらしムービーにオススメだよーん。
2002年11月25日(月)
本日、めでたく母の抜糸が終わりました。 本人は「もう全然平気よう」と、ケガした翌日から豪語しておりましたが、 これでまわりも一安心です。
ところで、糸がとれ、本日をもって通院も最終日とあいなり、ふと母が言い出しました。 「ねえ、救急センターへ行く途中に、食堂があったでしょ」 ありましたねえ、そういえば。 病院の中、にしては小洒落た洋食屋さんらしきものが。 二人で行ってみるとお客さんはたった一人、ひっそりした様子でした。 でも、なんていうか、洋食屋なんですよねえ。 一昔前のテーブルと椅子、凝った造りのライト、そして油絵。 食券を買ってテーブルに付くと、ガラス張りの向こう側は病院の廊下で、 たくさんの患者さんが行き来していました。 普通のお店なら、おしゃれなお嬢さんたちがそぞろ歩いているのでしょうが、 ここは皆さんパジャマ姿で、車椅子とか、点滴とか…。 ホットサンドも、ホットケーキも、サラダも、コーヒーも、全部とても美味しかったけども、なんか健康で美味しく食べられることが、すごく有難い気がしました。
「また、来ようね」 とは、ちょっと言いづらい、そんな洋食屋さんでした。
2002年11月18日(月)
ずっと以前、何かの漫画で読んだネタなんだけど(笑)。 昔とった杵柄、ね、正しくは。
職場で、「梨あげるよ」と言われて、喜んで行ったら、ダンボール箱に梨と一緒に入っていた新聞紙を渡された。ちょうど梨と同じくらいの大きさに丸めてあって、たぶんクッションがわり。 そんなもの貰っちゃったら、もう投げるしかないっしょ。 ってワケで、今年のルーキー社員、Tくんに「おりゃーっ」と投げつけた。 が、とどかず。 笑われてしまい、悔しいので、今度は新聞紙をもっとギュッと硬くして、もう一投。 「お、スゴイっすね」 ほめていただいた。 すると彼の方は、カーブとか、フォークとか、ワタシが捕れないような球を投げ返してくるではないか。悔しい。 投げ方を教わるが、カーブはどうしてもできない。 やっとのことで体得したのはフォークだった。 夜中に事務所で、真剣に伝票を数えている人を尻目にキャッチボールするフトドキ者が二名…。 ふと気付くと、ワタシも汗だくで、まったく何してるやら。
本当はもっとやりたかったけど、息が上がってしまった。 小学生の時、野球やってたのにね、ワタシ。 昔打った篠塚。彼だってきっと、今は息切れしてしまうはず(←そんなことはない)。
2002年11月14日(木)
朝、母の声で目が醒めた。 「ケガしたから、病院行ってくるわ」。 一瞬、何が何だかわからず、「いってらっしゃーい」と言いそうになった。
はたと我に返り、母のところへ飛んでいったら、割れたお皿で手首をばっさり切ってしまったという。 必死で押さえている手首からおびただしい出血…。
大慌ててで近所の総合病院に行ったら、なんと整形外科の医師が今日はいない。ガッテム!! 変わりに来た外科の若い先生に、「無理です」。 年配の看護婦さんがきっぱり言いきった。 「神経や筋までいっているので、専門医でないと」。 それまで、ただ「切れた」くらいにしか思っていなかったワタシは、青ざめてしまった。
ふたたび車で、さらに大きな病院へ。 母は救急へ回されて、ワタシはただ廊下で祈るのみだった。 たまたま、うちの近隣には大きな病院がたくさんある。あっちがダメならそっちと、選べるくらい揃っている。 が、もっと病院の少ない所に住んでいたら、そざかし不安だろうなと思った。 病院、ありがたいです。
幸い、神経はほぼ無事で、手も元通り動くと言う。 本当によかった。 その後、手首を縫ったにもかかわらず、母はデパートで買い物したいとおっしゃる…。 元気なのはいいこと。 ホントに、よかったよ。
2002年11月13日(水)
さっそく、観てまいりました。「トリック−劇場版−」。 面白かったね、癒された。
ネタバレなしで、感想だけ。 映画って、何かとてつもないものを期待していくと、けっこう肩透かしが多い。 ハリポタも千尋も、ワタシは「へえー」と思ったくらいだった。 前評判が高いと、それだけで損をしてしまうんじゃなかろうか。
その点。 トリックはハナカラ、テレビの続きなので、気楽だし笑えた。 何がって。 ワタシの隣りにいたオジさんが、すっごい突っ込み魔だった。 ねらい通りのところで笑い、怒り、悩んでいた。いい人だ。 つられて、何か素直な気持ちで観られたような気がする。
山田、可愛かったね。 トリックの3、期待してます。
2002年11月04日(月)
分からない人は、まったくわからないベストセラー(笑)。 日本科学技術大学の教授、上田次郎著「どんと来い、超常現象」を本日購入。
ワタシが「やっぱり猫が好き」の次にはまっているドラマ、「TRICK」はご存知でしょうか。 笑いと涙、不思議がいっぱいのオカルトみたいな、ホラーみたいな、ミステリーみたいな、冗談みたいなドラマです。
そのドラマ中で阿部寛さん扮する「上田次郎」が出版した本がくだんのブツ。 小道具であり、架空の著作ブツのはずなのに、本当に出版されちゃいました。しかも中身も期待通り。ナイス。
ワタシ、こういうノリが大好きです。ある意味悪乗りですけど、やるならここまでやっちゃえ!!って感じで。 かなり品薄なようですが、ドラマで「おもろいかも」と思われた方は、ぜひ読んでみてください。 上田、言いたい放題のやりたい放題。 「おいおい、そうじゃないだろー」の連発です。
ただし、ドラマを観ていない方は気を付けてね。ネタバレですよ。しかも勝手な脚色多いし…。
2002年11月01日(金)
松井が大リーグに行くという。 今となっては、「大物選手→アメリカ」と道筋が出来てしまっているかのよう。 それもいいけど。
高校生の頃、けっこうな野球好きで、とくにジャイアンツが好きだった。徹夜で並んだりしたものだ。 外野席で声を嗄らして応援し、日頃のうっぷんを晴らしていた気がする。 野球に対する思い入れとか、愛情とか、そういうものはアメリカに負けていないと思うよ。 たしかに、あの頃のように国民が熱狂という時代ではなくなったけど。
こんなことじゃ、ますますつまんなくなっちゃうよ、日本の野球。
でも。 こういうことを言われてしまうのを、百も承知で決めたのだろうから、 頑張ってね、松井さん。 「ニッポンのゴジラ」、輸出されるのは2頭目だね、コレ。 1頭目はリメイクされて、更に強面になったっけ…。
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