感想兼日記
日記目次とログ


2003年09月30日(火) 5vs5 最終局

 やった! 勝った!! 

 本日、日中ネット対局、第五局。
 王 立誠 九段 vs 孔 傑 七段。結果、立誠九段の白番中押し勝ち。うれしい勝利。

19:03


2003年09月29日(月) 日中ネット対局第五局

 あしたは14時から、日中インターネット対局5vs5、最終局。
 立誠九段 対 孔傑七段。
 わー、どきどき。これまで四戦全敗の日本勢、最後は是非勝って〆て欲しいー! 

 きのうは母のお供でプールへ。
 母は腰を痛めてから、水中ウォーキングの腰痛教室へ通っている。運動不足のわたしも時々ついて行く。きのうは、半年ぶりくらいに…。焼け石に水。
 十数メートルを背泳ぎで数往復したら、今日は首筋が痛い。………。

21:54


2003年09月27日(土) 対局解説 と神林氏「あなたの魂に安らぎあれ」

 いい天気。こんな日が続くとうれしいなー。

 囲碁は、独学では難しいと以前どこかで読んだ。ヒカルの碁番外編の奈瀬ちゃん編でもそんなこと言われてたよな。
 ほんとにそうだ、と実感する。
 何度も言うけれど、銘エン王座は、その一局がどんなふうにすごいか、対局者の気合や意気込みまでも分かるように解説してくれる。プロのレベルだったら、説明されなくても理解できるのだろうけれど、それをわたし程度の素人にも分かるように、って点が王座の偉大なところ。すごいよ。


 神林氏著「あなたの魂に安らぎあれ」読んでいる。まだ途中。
 印象は違うがこれも「蒼いくちづけ」と同様怖さのある話。読み進むというよりは、首根っこつかまれて頭からつっこんで読んでるような感じ。
 全体の印象が若いような。文庫初版が80年代だったから、二十年くらい前の著書か。
 登場人物たちのアイデンティティ、自我、自己の不安定さが不自然だけど生生しくて、本から顔を上げた時一瞬感覚がすべる。映画館から出てきた時のめまい感に似てる。
 こちらもつくづくすごい作品だと思う。

13:54


2003年09月26日(金) 名人連勝

 きのう、おととい(9/24-25)は名人戦第二局。
 結果依田名人中押し勝ち。強い。

 BSの解説が銘エン王座でわくわく。面白かったー。
 今回は山下挑戦者巻き返しかと予想したんだけれど、終始名人が押していたのかな。局後の検討でも挑戦者は「全然悪くて」とコメントしていた。

 佐為以外にも負けるんだな…。と、ついつぶやいてしまったり。
 どーも倉田さん対アキラくんに見えるような見えないような(どっち)。いや見えるのよー。す、すみません。

 名人と挑戦者の棋風の違いもおぼろげながらわかってきた。王座の解説のお蔭で。ほんとに好対照なんだなあ。

 お二人の国際棋戦での活躍も是非見たい。しかし10月の農心杯は日程が無理だ。
 日刊囲碁の記事 vol.1839 (以下引用)
 中国の体育週報が「日本棋界はすでに農心杯に希望を持っていないという噂もある。昨年は棋聖、名人、本因坊が揃って出場したが、今年は本因坊はいるが棋聖と名人の姿はない」と辛口のコメントをしている。
(引用終わり)

 農心杯の日程、10月22日〜25日。名人戦は第5局が10月22・23日。完全に重なってしまっていて、そりゃ出場できない。
 張栩本因坊だって、すぐ王座挑戦手合を控えての出場だし。中・韓も事情は同じだと思うが、トップ棋士の多忙さはたいへんなものなんだな…。

18:33


2003年09月23日(火) 『碁の心発見シリーズ第6巻 ゾーンプレスパーク』

 さわやかな秋日。
 久しぶりに布団干して、洗濯して、髪切りに行って、買い物。書きかけの手紙…終わらず。掃除……ほんのちょっと。掃除日和だったんだけどさ。
 ま、予定の三分の一出来ればよし。自分に甘いのだった。

 深夜に書いた手紙は読み返すとほとんど書き直しになるので、この日記もおよそ22時から0時までの間に上げる。と、後悔が少ない。深夜に書いたものには、後から頭をかかえることもあるかもと予想しつつ、記載時間を付けて未来の自分に対して予防線を張っておく。……きのうのとか。
 しかし、もう眠い時間に書くのは止めようと思ったのもつかの間、ネットで日経王座戦サイトの銘エン王座の写真を見て心躍らせているので、張った予防線は目に入っていない…。

 今日は『NHK囲碁シリーズ 銘エン流 石の動き「広い方から押し込む」』『碁の心発見シリーズ第6巻ゾーンプレスパーク』買ってきた。
 上級者向けだったので、今回は保留のつもりだったのに。内容は難しいけれど面白く読めそう。

23:27 記


2003年09月22日(月) ファン

1:28 記
 というわけで、冷静を装っているつもりでも、スキったらスキ! な雰囲気だだ漏れなような…。
 楊海さんでさえ出て来ないのに、先日銘エン王座と立誠十段の夢を見ましたですよ。
 なにやらサスペンスドラマ仕立の夢で、犯人を追う王座と濡れ衣を着せられている十段、みたいな筋だった記憶が…。わたしは王座の恋人役…! でヒロイン。ノリノリで演じてたあたり、痛々しいことといったら……。ううっ。
 しかも王座の本当の恋人は他にいるという設定。…なんて夢だ…。楽しかった。

 きのうの対局の、「しまった!」という様子の王座を目にしたら、ホレずにおれません。


2003年09月21日(日) NHK杯

 今日は 王 銘エン王座 対 片岡 聡 九段。解説 淡路修三 九段。
 うれしいカード。

 熱戦だった! …と思う。結果王座の二目半勝ち! 

 王座の対局を映像で見たの初めてのような気がする。…すてきだった…。


2003年09月18日(木) 王座戦

 あっ 王座挑戦者、張 栩 本因坊に決定だ! 
 うわー、ここも楽しみな五番勝負だなあ。

 この挑戦者決定戦、加藤九段 対 張 栩 本因坊で争われた。また、第10期阿含桐山杯全日本早碁オープン戦決勝戦(来る10月13日)も加藤 vs. 張。
 うむ、ご縁のあるお二人なのに相違ない。

 本因坊位は、確か前々回王銘エン王座が張栩挑戦者を退けて防衛して、前回加藤九段にあけ渡し、今回再挑戦の張栩氏がついに手にしたんだったよな…。
 王座戦にもこのお三方が登場。うむむ…。ご縁のあるお三方なのに相違ない……。

 注目のタイトル戦だ。


2003年09月16日(火) 第15回TV囲碁アジア選手権大会準決勝戦の記事

 今週の「週刊碁」でも、第15回TV囲碁アジア選手権大会準決勝戦の中国・周鶴洋九段 対 日本・王立誠九段 の記事があった。
 半目の負け。悔しい。つくづく悔しい。


2003年09月15日(月) トカゲ

 妹達家族帰っていった。「また来週ー」
 来週は姪誕生会。

 姪っ子らと遊ぶのは楽しいんだけれど、毎度くたくたになる。よれよれ。
 フルタイムに遊んでるわけではないのに。せいぜいのべ二時間くらいなのに。
 義弟がとても面倒見のいい人で、仕事帰りで疲れているだろうに、よくこどもらを遊ばせてくれる。きのうは暑い中、近所の畑で芋掘りをさせてもらった。
 姪の一人が無類の生き物好きで、大は牛馬から小はダンゴムシまで、動くものはほとんどなんでも触りたがる。
 畑でも芋掘ってるんだか昆虫採集してるんだか分からなかった。

 掘ったお芋も分けてもらってきたが、最大の収穫はそこで捕まえたトカゲらしい。しっぽ入れた体長が15センチくらい、体色は淡い緑がかった灰色で、カワイイ顔をしている。
 その姪4才、は嫌がるトカゲを箱から出しては、「トカちゃんvv」と頭をなでていた。

 義弟もこどもの頃ヤモリを飼った事があるそうだ。
 わたしは飼いたかったけど、捕まえられなかった…。


23:23 追記

 トカちゃんはやはり生餌にしか反応しないらしい。妹(姪母)は餓死させないうちに早く逃がしてやりたいようだが、姪がなかなか手放したがらないそうだ。
 逃がしてやりなねー。


2003年09月12日(金) 依田名人先勝

 名人戦第一局は依田名人の先勝。
 二日にわたる対局、数ヶ月に及ぶ七番勝負。集中力を途切らせずに打ち続けるにはたいへんな気力、体力を要するんだろうなあ。


2003年09月11日(木) 熱戦

 台風も来てるし。

 引き続き名人戦第一局二日目。
 BSの今日の朝の解説、聞き手は林アマで、解説者が片岡九段の他マイケル・レドモンド九段、王銘エン王座。
 また、荒谷記者がお二人の前日からの様子を伝えていた。

 銘エン王座の大盤解説がね! 面白い! 
 以前から、王座の解説が好き〜と思っていたが、このように何人かのリレーで聞く機会があると、際立つ。
 他のお二人の解説もわかりやすいのは王座と同じなのだけれど。


 それにしても今日も暑いなあ。
 7月8月が比較的過ごしやすかったからこたえるのか。


2003年09月10日(水) 名人戦第一局

 日中ネット対局はあしただった。勘違い。

 名人戦第一局、始まった! 


23:00 追記

 名人戦NHK・BS放映、録画しておいたのを見る。
 名人、棋聖とも迫力あるお二人だ。

 北島さんのごとく、解説がないと形勢がわからん! わたしにとって、片岡九段と林アマ六段の解説がうれしい。
 ネットで棋譜が追える時代になって、昔と比べるとおそらく格段に環境はよくなっているのだろうけれど、やっぱりTV放映の解説はたいへんありがたい。

 ネットの観戦記は、本因坊戦の方が面白かったなあ。
 新聞の観戦記には署名があるのに、ネットの方には無いんだろうか。わたしは内藤由起子氏の記事が好き。

 …↑あー、20級にも届かないくせに生意気なことを…我ながら。


2003年09月09日(火) 名人戦前夜

 ようやっと Win Update 一部終了。やれやれ、時間のかかることだ。

 そしてあしたからいよいよ! 名人戦…! 
 どきどき。

 日中インターネット対局の第四局も午後からあるし。そわそわ。
 早く帰ってこなくちゃ。


 第15回アジア杯テレビ早碁戦決勝戦は、中国・周鶴洋九段が日本・三村智保九段を白番中押勝ちで下し、初優勝したとのこと。残念〜っ。
 国際棋戦では日本苦戦続くなあ。もうちょっとな感じなんだけれど。


2003年09月07日(日) 半目勝負

 ……ここでも半目か…っ。

「第15回TV囲碁アジア選手権大会準決勝戦は中国・周鶴洋九段が日本・王立誠九段に261手まで黒番半目勝ちし、決勝戦に進出(抜粋)」日刊囲碁 No.1816より。

 三村智保九段が既に決勝進出を決めているので、決勝戦は周鶴洋九段 対 三村智保九段。
 ここのところ周九段にやられっぱなしなので、三村九段がんばってくださいー! 
 三村九段、準決勝で李昌鎬九段を破る快進撃を見せてくれて、嬉しい驚きでした。


2003年09月05日(金) ヒカルの碁 番外編感想

 7月の「ヒカルの碁」番外編掲載時、わたしも感想メモを書いていたんだが、よそさまで読んだ感想や評がすばらしかったのでそれで満足していた。
 23巻で番外編を再読して、当時のメモもわたし自身の正直な感想ではあるなと考え直し。…毎度拙いので恥ずかしいが、以下がその当時の記述。


2003 7/15 (火) 22:20 記

番外編・1 「藤原佐為vs塔矢アキラ」

 佐為がアキラとの対局前、移動の電車中「あっちの子(アキラのこと)の元に蘇っていたらよかったのに」と独白。
 これには少し驚いた。もし連載時にこのセリフがあったら、わたしはもっと早くにハマっていたかも、と思った。
 いや、逆に生々しさに反発しただろうか。

 わたしがなぜこのセリフにひっかかったか。
 はじめは佐為を、物語の仕掛けとしか認識していなかったから。こんな生な存在と感じ取れてなかった。
 単なる仕掛けではなく、ほった先生が愛情を持って彼を創出してたんだと実感した独白だったわけだ。気付くの遅いよ…。

番外編・2 「庄司君っ! 岡君っ!」

 そして二話目は、そんな佐為がいなくても、日常の時間は流れていくんだよ、ってことかと。
 佐為がいる時空間、と佐為がいない世界の対比。端的に並べることによってより物語を今に近しく結びつける効果を果たしたような気がする。
 棋士は碁を打ち、研鑚を積み。
 誰でもそうだよ、人生ってそうだろって言う楊海さんの声が聞こえてきそうだ。
 佐為の存在や囲碁界という、ある種遠くて近い世界を通じて、こどもの成長を、人の生老病死をあざやかに描き出していると感じた。


2003年09月04日(木) ヒカルの碁 23巻 完結

「ヒカルの碁」完結。
 感無量…と言いたいところだが、まだ実感わかない…。

 ほった先生の「ネームの日々・58」。いつも思っていたことだけれど、ほった先生のお人柄が好き。ご苦労も多かったかと拝察するが、それをさばきつつこなしておられるだろう様子がさっぱりしてて。おこがましいけれど、人生のお手本と仰ぐ。


 …で! 小畑画伯がほった先生のリクエストで描かれたキャラクター画が!
 こ、こりゃすごいや……!! 

 ラストのヒカルの画で胸がつまる。




 …あっ ほった先生、楊海さんが抜けてますがっっ!!! 


2003年09月03日(水) 「誰に囲碁を教わりましたか?」

 すごい雷だった。稲光がきれいだったなあ。
 ひと雨降って、涼しくなってきた。

 先日の少年少女囲碁大会の中で、参加者らしい小学生の女の子に、司会の林芳美アマがインタビューしていた。
「誰に囲碁を教わりましたか?」の問いに、その子は「囲碁教室とお父さん」と答えていた。しかし「今はお父さんとは打たない」と。
「どうして?」
「お父さんは筋が悪いから」
 隣のお父さんはちょっと嬉しそうな様子にわたしには見えた。ってか、わたしがそのお父さんだったら、とても誇らしく思うと思うなー。

 で、岸本部長が「お父さんは筋が悪いから」と娘に言われている図を思い浮かべて、あさっての方向に嬉しくなったり。
 岸本くんはその時はちょっと渋い顔をしつつ、でもよそでは「娘がすっかり強くなって」とか自慢げだったり〜。楽し〜vv


2003年09月01日(月) ヒカルの碁 23巻発売間近

 日中インターネット対局、高尾八段負けちゃったよう。残念ーー。
 日本連敗。次こそは。

 きのうの昼は少年少女囲碁大会の録画放映を見ました。
 小学生の部優勝の日野立誠くん、やはりお父様が王立誠十段のファンなのだと答えていました。やっぱり! お父様、わたしもです! <訊いてません


 そうこうしているうちに、「ヒカルの碁」23巻発売間近。
 なんていうか……なんていうか……読みたいような、もっとずっと待っていたいような…。

 終局時、実は内心「長編をものした創作者には休養が必要なはず。2年くらいは待ちますほった先生」とか思っていました。
 思っていましたが…! (舌の根も乾かぬうちに)ほった先生の新作読みたいなあ…!! 


嶋田 |HomePage