愚痴日記

2013年03月29日(金)


うろ覚えの記憶だが……

私が子育てしていた頃の新聞記事に、
大阪のある婦人のグループで雑巾だったか、もんぺだかを縫う会というのが紹介されていた。
その会を主催されている人のコメントとして
「昔はその家の女たちが家族の衣類をほどき、洗いにかけ、また縫い直すという作業を季節毎にしていました。成長していく子供の衣類を整えるのは親として無常の喜びでした。」と。

「今はもうそんなことをしなくてもお手頃価格で家族の衣類が手に入る時代になりました。でもそんな頃の女たちの家族のために無心に針を運ぶ姿の美しいこと、みんなほんまにエエ表情をしてはりました。」

この記事の内容がここ何年も私の頭を離れない。
私が編み針を持っているときはどんな表情をしているのだろうか…
ゆうべも主人が「そんなに毎日同じことしてて よう飽きひんなぁ」


     毛糸編みやわらかき時過しおり

     一日を毛糸と遊び心満つ

     毛糸解き子らの幼き辿りおる













2013年03月24日(日)


 先週は何気に忙しい日々だった。

彼岸の入りの日に父の骨を納めたお寺に行き、手芸クラブも朝から夕方まで参加した。
春分の日にもお墓参りに行き、週2回のゴミ当番にも当っていた。
土日には孫が一人お泊りをするというので、そこそこ部屋の片付けもした。
そしてさっき孫を息子の家に送り届けて一息ついたところ。

孫とは奈良で一番最初に咲くという桜を見に行ってジオラマにも寄った。
去年の11月に孫が
「ばあちゃんとこに泊まりたい」と言うのを、私の入院騒ぎで断っていたから久々のお泊りになった。
寝つきは少々悪いけれど、それでも朝までぐっすり寝てくれてほんとうに楽になった。
「4月から幼稚園に行くねん」と本人もとても楽しみにしているくらいだから、いろんなことの話がちゃんとできて孫との会話も楽しい。
話の途中で「ばあちゃん、足痛いねんなぁ」とか
「ばあちゃん、足もう治ったん?」とか私の事情もよく解ってくれているようで、こんなにもしっかりと会話ができて感無量だ。
そして また行くね、とバイバイしてくれる孫は本当に宝物だと思う。










2013年03月12日(火)

きのうは未曾有のあの大震災からまる2年、そしてその前日は昭和20年3月10日の東京大空襲の日になる。

私は歴史教室の日だったが、先生も東北の震災のことにふれられて、私たちはこの日を忘れてはいけません、と語られた。

先生が現役の教員だった頃に、原発の反対運動に参加しようものなら周りの人から「原発に反対したらあの人はアカやと思われますよ」と、言われたと話された。

2年前のあの震災時の民主党の対応が良かったなんて決して思ってはいないけれど、みんな自民党の尻拭いではないか。
自民党政権だったとしても同じような対応しか出来なかったはずだ。
原発を推進してきた人の誰もが想定外だとして責任を取ろうとはしない。
何が日本を取り戻す、だ!
こんな日本にしたのは誰だ、と私は強く思う。

とは言っても日々、電気が充分に供給されているおかげで私たちは快適な毎日を送っている。
原発に反対するならそれなりの覚悟もしなくてはならない。

そして 私の住んでいるところもすぐ近くに断層が走っている。
先日 私は参加しなかったけれど自治会で避難訓練と炊き出しの訓練も行われた。
せめて自分の命を守るくらいの用意と意識だけは持っていたいものだと自覚はしているけれど、はてさて。。。













2013年03月09日(土)


去年は主人の自費治療の歯医者さんのと、私の人工関節の医療費とが計算してみたらものすごい金額になっているので、先日医療費控除の確定申告に行った。

まぁ・・・最近の主人のお給料は5年前に義兄と袂を分けたときから比べたら約半分に減ってしまってるから、所得税といってもそんなに払っていない。
65歳になって夫婦でちゃんと年金が貰えるるまでの辛抱だと思っているから何とか凌げているけれど、こんな時期での税金の還付はすごく有難い。

・・・で、まだ振込みはされていないけれど、昨日はちょっと贅沢しようと回らないお寿司屋さんに行ってきた。
いやぁ、美味しかったなぁ。
期間限定メニューだった白子の天ぷらも最高でした。

最近は手術したことを言い訳にしてお気楽な毎日だし、きのうも美味しいお寿司を食べて口とか目とかが大満足で、何のストレスもないはずなんだけど、そういう日が続けば続くほど気になることがある。

・・・どうしているのかなぁ・・・元気かなぁ・・・
















2013年03月06日(水)


きのう 術後3ヶ月の診察があって
レントゲンとCTを撮り順調な回復ということでリハビリも終了となった。

自分の骨と人工関節との境目もキレイにくっついてるとかで、次は術後半年の定期健診となる。
その次は一年後と、人工のパーツだから自動車の車検と同じ考えでず〜っと定期健診が続くようだ。
でもやれやれ、ひと安心だ。
ただ術後一年くらいはあまり無茶をしないようにということだった。
え〜ぇ 無理なんかするものですか、主人には大手術をしたんだから・・・と両目をつむってもらって、これからも家事は手抜きして好きなことだけ頑張ります、宣言をした。

でもずいぶんと暖かくなって日差しが強くなってきたら、部屋の隅のホコリがやけに目に付くようになった。
最近はずっと四角いところを丸く掃く掃除ばっかりだったから、近いうちにちょっと頑張って片付けないといけないな。。。










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