私くらいの年になって 子どもは自立して親も見送って、沢山のお金はなくてもささやかに食べていくくらいの余裕はあって、そこそこ元気で生活している人も多い。 そんな人たちで、いくつか趣味もあるけれどボランティアをされている人が何人かおられる。
それで今日 会った人は、きのうから老人ホームのお年寄りの話相手のボランティアに行ってきたとかで感想を話してくれた。 最高年齢は109歳とかで自分の母親以上の年齢に驚いたと話してくれた。 90歳代のおばあちゃんも多くて、女性の生きるたくましさに感心したとも話してくれた。
……でも 本音の気持としては ”私は早く死にたい” と思ったそうだ。
主人と私の4人の親を見送っている私も実は……同じ思いでいる。
人はいつかは死ぬ、としても 普通に生活している限り、死に病とか死亡年齢は自分では選べない。 どんなに子供に迷惑をかけたくないと思っていても、自分で棺おけの蓋は出来ない。
今 私は時に寂寥感を感じながらも、あれやこれやと結構充実した日々を過させてもらっている。 でも そんな穏やかな日々がいつまで続くのだろう……という不安を抱えていることも現実なわけで、家の近くに咲いた彼岸花を愛でながら チト、感傷に浸っています。。。
よくドラマなどで
「私とあの人のどっちが好き?」
「お父さんとお母さんのどっちが好き?」と聞く場面がある。
私も子育てをしているとき 子供たちに聞きたいときがあったけれど、自分に自信がないからとうとう口にしなかった。
だのに 主人が 孫に「お父さんとお母さんのどっちが好き」と聞いたのだ。 主人がどんな答えを期待していたのかは知らないけれど 孫の返事は
「おばあちゃん!」
やったぁ!! \(^-^)/
少し前・・・歴史教室に行った時 どこかで会った人だと思った。
向こうも私の顔をじっと見て ○○で一緒だった? と 高校の名前を口にした。 あぁ、そうだった、高校の同級生だった。
それで きょうは私の歴史教室での友達も交えてランチを一緒した。
高校ではほとんど話をしたことのない同級生だったけれど きょうは44年前の18歳の乙女(・・・厚かましい表現ですが許して!)に戻って 懐かしい話をイッパイした。 彼女は22年前にダンナさんを事故で亡くして未亡人になっていた。 それで ずっと会社勤めをしていたけれど、2年前に定年退職して今はボランティアを3つもしているそうだ。 そんな近況も話しつつ旧交を温めたが、こんな懐かしい出会いはほんとうにうれしい。
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