愚痴日記

2009年09月25日(金)


我が家にとってこの5連休は何処にもいかず
孫が来てくれたことだけが刺激だったが後半の三夜連続で見た
NHKの『ドラマスペシャル 白洲次郎』が 深く心に残っている。

白洲次郎のことは 恥ずかしながらほとんど知らず
妻の白洲正子の書いた『西行』を読んでいたからそのご主人くらいの軽い見方をしていた。
白洲正子の書いた『西行』は何気に硬い文章という記憶があって、同じ『西行』を題材にした瀬戸内寂聴のものとは少々違う感想を持っていた。
そして 正子がその『西行』を書いた武相荘がミセス向きの本で幾度か紹介されていたことも覚えているから、次郎と正子の今でいうところの『つかず離れず』の夫婦関係にとても興味をもっていた。

で 白洲次郎だ。
敗戦が濃くなった頃 いち早く武相荘に引っ込んで農業をしていた次郎の農業の師匠でもあった村の青年が召集されていった。
その時 次郎自身にも召集令状がきていたのだが
「負けるとわかっている戦争に兵隊として加担したくない。
人にはそれぞれ役目がある。その青年を召集して戦争に行かせるよりも米を作ったほうが国のためだ」 と言うのだ。
そういう気持ちが根底にあったから、戦後は日本人としての誇りを持ち続けて流暢な英語を武器にGHQと渡り合った。

たいていのドラマは役者によって良くも悪くもなる。
実在した人物がテーマならその演じた役者によってその人物がその人物を知らない人間の印象を決めてしまうのだ。
今回 白洲次郎を演じた伊勢谷友介は素晴らしかった。
なかなかシャープでダンディで様になっていた。
つまらない番組がオンパレードの最近にあってかなり楽しめた。
さすがNHKだと感じ入ったことである。


















2009年09月21日(月)

世間は5連休とかシルバーウィークとかいうことらしくて
息子も5連休だからと 孫と連れてやってきた。

毎度 息子は私の顔を見るなり
「ほれっ」 と言って孫を私に抱かす。

会うたびに重く感じる孫は
ばあちゃんと分かってるわけではないだろうがニコッとしてくれる。
それを主人が横から抱き取って
家にいる間はほとんど主人が抱っこしている。
30年以上も前の私たちの子育ての時、主人はこんなに我が子を抱いただろうか・・と感じる一方で、
♪ 仕事一途で果たせなかった親の役割、今は返しているところ♪
なんて 歌の歌詞を思い出している。

今年はお彼岸に入る前から朝夕の冷え込みが強くて
何か羽織物が欲しい日々も多いから
主人は孫の冬支度をしてやれとと言う。
孫のものを揃える喜びはしばらく前の私たちには想像もつかなかったことであり、いくつかの赤ちゃん用品のお店をはしごする日もあるのだ。
でもそれも片方の羽根をもがれたような寂寥感と同居した楽しみなんだけれど・・。












2009年09月18日(金)

私に霊感のようなものがあるわけでもないし
そういうような体験をしたことももちろんないが
たまに 今の自分の現状をどこかで見た場面だなぁとか
こうなることが分かっていた・・とおぼろげに感じることもある。

ただ・・つまらない想像力が激しいだけかもしれない。

永年 勤めたパートを辞めて家にいるようになったら
何気に体調不良をぐずぐずと言いたてる日々になりそうな気がしていた。
4月には思いがけずに尿管結石になって入院したし
8月には階段から落ちて今だ本調子ではない。
四柱推命を見る友達が今年の私の運勢は余り良くないと言っていた。
だから何なの・・という気持ちもあるけれど
日々感じるたぶん・・人よりは若干早い老いは
明日は我が身ではなくて、今日は我が身なのだ。


















2009年09月16日(水)

 おかげさまで今まで五十肩にも腱鞘炎にもなったことがない。

で・・階段から落ちて膝を強打してから二の腕というか、力瘤のできる反対側の肩に近い部分の腕が痛む。
最初は膝関節が弱ってるから起き上がったり、畳から立ち上がる状態のとき腕に余分な力が入ってるのだと思っていた。
が、数日前からマウスを動かしたりアイロンを持つのが辛くてならない。
でも腕は頭の上まで上げることも出来るし背中に回すこともできる。
・・じゃぁ、この痛みは腱鞘炎?
もしかして編み物のしすぎ・・?

















2009年09月07日(月)

きょうは私の膝の怪我で2回ほどお休みした歴史教室に行ってきた。
休んでしまった8月の2回の先生のお話は仏像に関したものだった。
かなり楽しみにしていたのに私の何とも情けないドジでせっかくのお話をフイにしてしまった。
国立博物館での
『特別展 聖地 寧波(ニンポー) 
日本仏教1300年の源流〜すべてはここからやって来た〜 』にも
前売り券を買っていたのに階段から落ちて少々歩行困難だったのでやむなく諦めた。
何ともったいないことをしたのだろう!

これは 私が行けないと知った歴史教室のお友達がぶ厚いガイドブックを買ってくれてはいたけれど、何と言っても『百聞は一見にしかず』だと思うから、残念の極みだけれど誰のせいでもない、すべて自分で招いたことなのだ。

そんなわけできょうは飢えていた私の気持ちに水が流れた。
故地を訪ねるウオーキングは当分の間は無理としても、やっぱり歴史はほんとうに面白いと思うので頑張って太腿四頭筋を鍛えよう!!







2009年09月04日(金)

きょうは孫の4ヶ月検診について行った。
市の保健センターへお嫁さんの運転で行く。

100人くらいの赤ちゃんが集められていて
検診の概要を聞いた後、計測と診察そしてBCGの接種をした。
孫は身長61センチ、体重6キロと少々小粒ながらも問題なしとのことで
安堵して帰宅する。
孫はあやすと笑うようにはなったけれど、もう寝返りができる赤ちゃんもいて正直逸る気持ちはあるけれど、やはり人と比べないである。
「♪いっぽんばし、こ〜ちょこちょ♪」という赤ちゃん体操もして
帰りに絵本もいただいて市のサービスに感謝する。

途中に息子から「無事に検診してる?」 というメールも入って、何気にささやかな幸せを感じた。
今回も愚作ながらもクマちゃんの編みぐるみとベストをお土産にして、つかの間ばあちゃんを満喫させてもらった。















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