大きな国政選挙があったときのテレビ中継を見ていると ワタシはいつもワタシに少なからず政治というか選挙に対する考えのインパクトを与えた高校時代の友を思い出す。 ある政党のことを熱くほんとうに熱く語った友を思う。
そして同じように旧社会党の浅沼委員長が暗殺されたときの母の姿も思う。 まだ洗濯機という便利な道具が無かった頃で、下の弟をおんぶしながらタライで洗濯していた母がラジオから流れてきた浅沼委員長が刺されたというニュースに 「えっ!」 と、びっくりして指から洗濯液を滴らせながら立ち上がったのだ。 しがない工員の所帯だった両親が旧社会党を静かに支持していると知ったのはそれから何年たっていたのだろうか・・。
そして今回の選挙結果だ。 政権交代はなったけれど、いわゆる官僚と呼ばれている人たちが大人しく民主党政権に従うだろうか。 それこそじっと我慢していればまた自民党が政権を取り戻してくれる・・それ以前に民主党政権が4年もつだろうか・・と。 のらりくらりと日にちを稼げば最長の4年間なんてあっという間さ・・なぁんてね・・。
それにしても麻生総理、この人は確かに頼りなかったかもしれないけれど運が悪かったのだ。 小泉さんが言った「自民党をぶっこわす!」 と言ったことと、アメリカからの金融危機とが麻生さんに降りかかっただけのこと。 ほんとうにここ何年かの政治は酷かった。 一億総中流からなけなしの貯金を食いつぶす所帯の増えたことは、これから議員年金といくつかの講演とかで(・・たぶん・・)悠々自適の生活を送る小泉さんには分からんやろうなぁ・・。
よく十年ひと昔と言うけれど きょうは父の祥月命日でちょうど十年たった。
ワタシの父のことだから 電車とバスを乗り継いで一人で父の骨を納めたお寺にお参りするつもりだったが、主人が先の日曜日に車で連れていってくれた。 その日は何かお寺の行事でもあるのか いつもの本堂ではなくて法然上人をおまつりしているという開山堂での 塔婆の読み上げになった。 本堂に比べればこじんまりしているので自分の家だけの法要のような感じがしてなかなか良かったと思うのだ。 そのあと骨仏さんにもお参りして いつものように「お父ちゃん また来るね」 と手を合わせた。
この十年の間にはいろんなことがあった・・。 父が亡くなった半年後に母も亡くなって義母も三年前に亡くなった。 娘が家をでて息子が結婚して孫も生まれた。 主人が義兄と袂を分かち、ワタシもパートを辞めた。 毎日のいろんな思いも文章にしてしまえばほんの数行・・。 悲しいくらいに老いを感じる日々は 今まで以上に我が親のことを偲ぶことが多くなっている。
そして 遠くで暮らす友が今、お母さんと向き合っている。 どうか どうか安らかに・・。
夕べの涼しさには少々驚いた。 庭の紫式部も青い小さな実を点々とつけているし 空も何気に高くなったようだし 風が何とも優しい。 処暑も過ぎて 季節は確実に巡っているようだ。
階段落ちした膝は薄氷を剥ぐように直ってきているようだ。 やはり日にち薬なのだろうか。 耐えられない痛みや腫れがなかったから 何気に病院に行きそびれてしまっている。 自分で勝手に前十字靭帯損傷・・かなぁと判断して それなら・・・たぶん温存療法だろうと思うのだ。 それで・・ひたすら太腿四頭筋を強くするストレッチをしている。 例えばイスに座っているとき意識して足を床から上げてキープしたり、 100均で買ったオモリを足首に巻いたりとか・・。 そしてリハビリのつもりで毎日プールに行っている。 それにしても・・太腿四頭筋の威力はすごい! 気のせいか筋肉のついてきた太腿は何と歩行を楽にすることか!
40代で膝が痛みだしたとき 私の膝のレントゲン写真を見た医者が 「アンタは40代でも膝は60代です」 と言った。 そうだとしたら今は70代の膝、80歳前の足ということになる。 でも 孫がもう少し大きくなって一緒に遊びたいと思えば 今の状態ではいかんともしがたい。 ゆえに少しでも足の状態をよくしようと思うのだけれど 階段に対する強い恐怖心はどうしたらいいのだろうか。
☆ロコモティブシンドローム
日本語では「運動器機能低下症候群」と訳される。 人間の身体の首から下の骨、関節、筋肉、神経など、内臓を除いた部分をさす。内臓脂肪が蓄積して糖尿病や高血圧、高脂血症によって動脈硬化から心臓や脳血管の病気につながるメタボリックシンドロームと対になる症状といわれている。骨や関節に障害が起こり、寝たきりなど介護が必要になる危険性の高い状態をさしている。加齢だけでなく、運動不足になると踏ん張りがきかない上に骨がもろくなり、転倒による骨折が増えることが多い。座って靴下をはく人は体のバランスをとれず、踏ん張りがきかなくなりつつあることを示していると医師は説明している。ロコモティブシンドロームの対象となるおもな疾患としては、骨粗鬆症、変形性関節症、関節リウマチ、脊椎圧迫骨折、大腿骨頸部骨折、腰部脊柱管狭窄症などがある。元気で長生きするために、骨や関節を鍛えておく必要がある。
[ 新語探検 著者:亀井肇 / 提供:JapanKnowledge ]
以上・・私自身のための覚書!!
家の階段から落ちて10日が過ぎた。 正直・・不安な気持ちいっぱいで家で大人しくしている。 これでまた 老後の不安が増した。 唇の傷は一週間で治った。 膝の青タンも見た目には目立たないようになった。 だが 元の状態には戻っていない。 今は買物も 主人が夕方仕事から帰ってきてから車で連れて行ってもらってるし、流しに立って家事をすることも 洗濯を干すことも苦ではない。 でも 時折膝がカクンと折れるのだ。 これは以前 関節ねずみで左足を手術する前の症状と同じだ。 激しい運動をするスポーツ選手に多い症状だそうだけれど私のはドジから始まったことで情けないとしか言いようがない。
今日あたりから そろそろプールに行ってリハビリを始めてみようか。
きのうで孫が産まれて101日目。 ということで お食い始めを息子の家でささやかにお祝いした。 当初は私の家でするつもりだったけれど 不覚にも階段から落ちてしまいこまごまとしたことが私にできないから 急遽 息子の家ですることになってお嫁さんには忙しい思いをさせた。
孫の顔は見るたびに違って見えて、昨日なんぞは何て可愛いんだろう・・と友達に自慢したいくらいだった。 (足の不自由なことも忘れてバババカ炸裂です・・あしからず・・) 自分の子供の世話などほとんどしたことのない主人も自分から手を出して孫を抱く。 今朝などは仕事に行く前に 「Yに歩行器 買ったろか」 と 言い置いて出て行った。 お嫁さんは 自分にとっては初めての子であるわけだけれど、ほとんどがお姉さんの子や友達のお古とかを利用していてエライなぁと感心している。 これは誰から、それは誰からと 貸し借りのできるお友達に恵まれていることにも感謝している。 それでもまだ本格的な離乳食には少し早いけれど、お嫁さんのリクエストでアンパンマンの食器セットだけは私が揃えた。 そして私が編んだアンパンマンの編みぐるみも添えて十二分に ばあちゃんを満喫させてもらった。
娘のことを思っていた 孫のことを思っていた 老後のことを考えていた ・・・言い訳はいくらでもできるけれど 足がもつれて家の階段から落ちてしまった。 あと5段はあっただろうか。
上唇を切って両膝を強く打った。 唇からは出血して今も少々腫れている。 問題は変形性膝関節症を患っている膝への影響だ。 落ちたのが昨日の朝で一日たてば腫れや痛みで損傷の度合いが分かると思うのだ。 変形性膝関節症の症状である立ち上がりや起き上がりなどの初動動作に、ふだんよりは強い痛みがあるものの痛み止めを飲むまでもないくらいだ。 もし重大な損傷があればこんなにしてパソコンになど向っていられないと思うのだ。 ただ昨日のきょうゆえに歩行が少々困難でソロリソロリ状態だ。
7年くらい前にも家の階段を踏み外して骨折したことがある。 要は私の足が確実に老化しているということで 主人にも息子にも 「相変わらずドンくさいなぁ」と 言われてかなり落ち込んでいる。 気持ちの落ち込みが痛みよりも酷くて己の現状や行く末を思えば、まさにお先真っ暗・・。
きょうから8月、とは言ってもまだ梅雨明けしていない。 そしてきょうも降水確率の高い予想通りに雲の多い夜明けだ。
そんな中 自治会の広報を配って歩いた。 たいていの朝は空気も澄んでいて気持ちのいいものだ。 朝の涼しいうちにと草刈りをされている人を見かける。 ジョギングもウオーキングの人も。
ばったり何年も前に停年退職されたパート仲間に会った。 交通事故の後遺症で、たった今とかきょうの記憶がないご主人と駅までの往復を歩いておられるらしい。 この方のおうちは確かバスで駅からもそこそこあったはず・・。 それだけの距離を歩けば立派なものだ。 足踏みされてるご主人が気になるものの少し立ち話をした。
そして私は・・。 きのうで約1ヶ月半の短期アルバイトを無事終えた。 土日を中心に20日間くらい仕事しただろうか。 来年も来ていただけますか? のお尋ねに先のことは分かりません、と返事した。 これで店長への顔も立っただろうか・・と勝手に思う。 これでまた悠々自適ではなく汲々自適の超節約生活に戻るのだ。 それもまた楽し・・なのだ。
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