愚痴日記

2009年01月30日(金)


午後から雨になる・・らしくて、星の見えない暖かい夜明けだった。

あまり夢をみないダンナが珍しく夢をみたとかで
ダンナが子供時代をすごした家は私も覚えがあるけれど、裏の縁側があったところで夏なのか夕涼みをしている場面だったそうだ。
心地よい風が吹いていて気持ちよさげにしていたら、赤ん坊の泣き声が聞こえたので行ってみたらかわいい赤ちゃんがいてダンナの顔を見てにっこり微笑んだらしい。
「ほんまに かいらしい(可愛い)赤ちゃんやったで、
お前も覚えてるやろ、みんなでメシを食ってたあの部屋や」 と言う。

「俺も孫の産まれるのを待ってるんやろうなぁ」 と 言うダンナに
私も心底そう思うけれど何かしら可笑しい感じがする。

私も隣接したベビー用品売り場で立ち止まることが多くなって、お嫁さんに新生児の肌着とか買ってもいい・・と聞いたら、まだ赤ちゃんのものは何も用意していないのでうれしいです、との返事。
夫婦して今から・・じじばか・ばばばかを出してどうなるんだろう・・と思いつつ、ほんとうに春を待つ気分に浸っている。

それでもいくつかドラマを見て、本を読んで、パートに行って人の気持ちほど難しいものはないなぁ・・と。














2009年01月26日(月)


きょうは歴史教室の日で先生のお話はもちろんだけれど
お友達とのランチも結構楽しみにしている。
車で来る人もいるので奈良市街まで足を伸ばしてみたり
一人では入りにくいようなところにも連れて行ってもらった。
そして きょう行ったのは奈良女子大学の学食。
前々から行ってみたいものだと思っていたのがやっと実現した。

内田康夫の浅見光彦シリーズでは 事件の起こる地域で必ずその土地の女性と知り合うが、奈良が舞台の物語では何度か奈良女子大学に通うヒロインが登場する。
それで浅見探偵はその女子大生を大学に送り迎えするシーンがあるけれど、学食までは行っていないのだ。
でも 我々は大阪のおばちゃんです!
興味をもったら 数人連れゆえに臆することなく構内に侵入した。
でも この大学は どなた様でもどうぞ のランチコンサートを時々開催しているのだ。

さすが女子大学だけに 女の子ばっかりで、でも学食内で大きな笑い声を出すでもないし皆がお行儀よく食事していた。
感心したのは管理栄養士を育てる食物栄養学科があるわけでもないだろうけれど、学食メニューにふんだんの野菜が取り入れられていた。
サラダバーまであった。
食事するテーブルにはいろんな栄養に関することも紹介されていて、県庁の食堂よりずっと充実していた。

女子大生さんたちが大人しく食事しているのに、おばちゃん達が大きな声で話しをするのもみっともないので、みんな猫をかぶってすましていたけれどメニューが気に入ったので また 行きたいものだ。









2009年01月20日(火)


情けないくらいに歯の調子が悪くて歯医者通いが続いている。
今でこそ矯正歯科という存在を耳にするけれど
私が子供のころ、若いころは歯並びが悪いからと治療できる人間なんて限られていたのではないだろうか。
おまけに歯を噛み締める悪癖があるものだから、歯そのものは虫歯もないのに歯周病に取り入られて歯茎ががたついてきた。
普段は作らないおせち料理の酢れんこんなんかも、息子夫婦が来るからとお正月に作って味見をしたときにグギッときていまだに調子が悪い。

きょうも歯医者で普段は見ない週刊誌を待合で読んだ。
たぶん 年末の雑誌なのだろうけれどオバマ大統領と麻生さんの比較が記事になっていた。
まぁ 細かいところどころか大まかなことも覚えてはいないのだけれど、麻生さんの例の読み違えによることも書かれていた。
そのなかである占い師が
「麻生さんにはもう少ししっかりしてもらうとして、国民も読み違えたからと
一国の総理を小ばかにするものではない」と 書いていた。
したり・・・私は その通りだと思う。
マスコミが面白がって麻生さんの読み違え特集なんかをするものだから、
余計に支持率が下がるんだよ。
私は麻生さんを支持しているわけでもないし、消費税にはもちろん反対だ。
その前に成すべきことがあると思っているからね。
でもあの人は小泉さんなんかとは違って正直な人間だとは思うのだ。

それにしても明日の大統領就任式の特集もすごいね。













2009年01月15日(木)


9回目の母の命日。
母の命日を忘れたことはないのに うっかりお休みの申請をしなかったので
きょうは仕事の日。
先の連休にダンナとお墓参りには行ったけれど きょうはいつにもまして母を想う。
世間が2000年問題とかで騒いでいるときに 兄弟で病院に詰めていた。
その日は大晦日だったけれどパートに行っていて病院から呼び出されたのだった。
母も含めて三家族が世間の騒ぎとは関係なく 
それぞれの病室の前で一塊になっていた。
そうだ あの日のことはよく覚えている。
7月13日からず〜っと意識不明だった母が、母の枕元から立った私を見えているように目で追ったというのだ。(側で見ていた主人の弁・・)
それから真正面に向き直って息を引き取った。

「お母ちゃん 倒れてずっと意識不明で苦しかったよね・・
きっと いっぱい 言いたいことあったよね・・
ごめんね 聞いてあげられなかったね・・」





今頃になって 
あの頃の母の淋しさがようやく理解できるようになってきた。


























2009年01月13日(火)

ダンナに合せて連休をとったはいいけれど どうやら風邪を引いたらしい。
ここんとこ 喉がいがらっぽくてエヘン虫が住み着いたようなので、親父みたいだ・・と思いながらも龍角散を飲んでいた。
自称 病大将の私は 熱はないものの咳とくしゃみと後頭部から背中にかけての何かが張り付いたような異様感とを感じている。
普段は風邪薬をあんまり飲まないので 夕べは寝る前に飲んだ薬がよく効いて起きなければならない4時半までぐっすり寝れた。
寝れたけれど症状は酷くなっていて声を出すと喉が痛い。
ダンナが「しゃべり過ぎるお前に天の戒めや」なんて憎まれ口をたたくけれど、それでも「パート、休んだらどうや」と言う。
でも たぶん熱はないしセール中だし、ぎりぎりの人数でシフト組んでるから急なお休みはひんしゅくもんだ。
我慢ならなくなったら早退すればいいんだしとにかく出勤しよう。

冷蔵庫に酒かすがあったからしょうがをたっぷり入れて甘酒でも作ろう。
うん そうしよう。











2009年01月09日(金)

恒例の気のあったパート仲間で新年会をした。
来年はもう出来ないだろう・・予感を含んで・・。
春のお花見や 秋のバーベキューやこの新年会もいつも世話をしてくれるGさんが,ご主人と自分の故郷である瀬戸内海の島に今月末に帰ってしまう。
特に戸外でするバーベキューなんかは、野菜の下ごしらえは全部Gさんにお任せ状態だ。それにいつもポットに入れたコーヒーを持参してくる。
Gさんのようにいい意味での世話をやくような人間は残されたメンバーの中にはいないのだ。
そういう意味合いからも送別会を兼ねた集まりになった。
例によって 子供や孫や年金の話に終始したけれど、最後に残されたメンバーの気持ちだからとシクラメンの花籠を渡した。
年寄りばっかりの島に帰って行くので、今までいろんな意味で社会にお世話になったからお礼の気持ちもあってボランティァを始めるという。
Gさんらしい想いにみんな納得してお開きにした。
まだもう少し一緒に仕事できるけれど淋しいことだ。




     友去りて 想いを馳せる我が老後

     新しき 日めくり繰れば 宵えびす

     冬枯れの 平城京は霧の中













     



2009年01月05日(月)

  

  きょうからまた日常が始まる。

NHKの大河や朝の連ドラを見ていると
いろんな夢や目標に向っていく主人公には
いつも 『この親にしてこの子なり』 と 納得させられる母の存在がある
自分の子供が人生や社会の荒波に立ち向かうとき、
または目標を失ないかけているとき、
判断に迷っているとき、
すべてにおいて我が子を思う暖かい愛と、人生の先輩らしい言葉がある。
もちろん父親の愛情もしかり。
されど されど この私は・・。
今年も私は息子を思い 娘を思い・・の日々を過ごすことになるだろうけれど、自分の心と向き合う日々も待っているのだ。

今月から6ヶ月になったお嫁さんのお腹も妊婦らしくなってきて有難いことだ。
検診毎のエコー写真もきれいにファイルしてあって、早く初孫に会いたいものだと待ち遠しくてならない。
息子が 「おかん 名前考えてや」 と 言うけれど
それは私の出る幕ではない。
ただただ 無事に生れてくれることだけを私は祈っていたい。








2009年01月02日(金)



 早や 二日の夜ですが
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。



元旦の夜見る夢が初夢なら・・

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久しぶりに娘が帰ってきて 結婚したという。
それならお相手はどんな人、会いたいわ、ということで
娘の家(何故か・・平群・・) へ行ったら
娘とはかなり年が離れている感じで掃除機をかけていた。
「こいつが ちっとも掃除しないんで」と笑いながら言う。
仕事は 定時制高校の教師をやっているそうで
わがままな娘とうまく付き合ってくれてるようで 親としてはこれで安心だ、と
ほんとうに安堵した。

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住んでいる所といい、職業といいとてもリアルな夢でしっかり覚えている。
どうか どうか正夢でありますように・・
ダンナに話したら 「お前らしい夢や」 と言う。
それにしても こうもはっきりと見る夢に私としては泣きたい気分。



                 (あこ)
     初夢に 託す願いを 愛娘知るや

     





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