愚痴日記

2007年04月30日(月)


松坂が投げて松井が打って岡島がリリーフして
井川がいて もちろんイチローも城島もいて
井口も田口もとても頑張っている
こんな場面の先駆けだった野茂さんはどないしてはるかな・・

もう何年前になるのだろうか
大リーグのバッターから三振をバッタバッタと打ち取る野茂さんは
ドクターKと言われて日本人のみならずアメリカでもヒーローだった
そんな野茂さんを見たいとテレビのBS放送の契約も増えたと聞いた
もちろん野球好きなうちのダンナもBS契約して
仕事から帰ってきたらただいまも言わずにテレビをつけた
少し前に次々と記録を樹立していくイチローのような息子がいたら・・と
願望が親の間で話されたことがある
親とすれば自分の子供ほど可愛いものはないのであって
その自分の子供がアメリカで活躍してどのような育て方をすれば、出来た子供になるのだろうか・・と親による手記が出されることもある
それで野茂さんの話に戻るのだけれど
野茂さんのご両親は自宅のテレビをBS契約にすることもなく
ただただ異国で活躍する息子を静かに見守っていられたようだ
野茂さんもプライベートはほとんど話されないようで
ただ野球だけに今も打ち込んでおられるようだ

GWのさなか、そんな長いお休みをもらえない人もいて地味に自分の仕事をされているのだろう・・と・・












2007年04月28日(土)


きのうはMちゃんのお母さんのことを書いたけれど
夕食後にパート仲間だったYさんから電話がかかってきた
メールじゃなくてちょっとしゃべりたかったと言う
Yさんもご主人とお義母さんを介護している
ほとんど寝たきりで嚥下障害もあるので
食事はほとんどが流動食のようなものらしい
野菜を煮てミキサーにかけてどろどろにして
白身のお魚も焼いたものをほぐして食べてもらっているらしい
そんな手間は苦にならないらしいけれど
食べさせてあげるのにご主人からなら受け付けるのに
Yさんが食べさせてあげようとすると「いらん」と言うらしい
「何か食べたいものない?」ってYさんが聞いても
「何もいらん」って言うのに、ご主人が聞いたらいろいろ言うらしい
それが情けないと言って以前も泣きながら電話してきたけれど
夕べはさすがにもう泣きはしなかったけれど
何か急に誰かとしゃべりたくなったから、と家を出て外から私に電話してきた(何かざわざわした音が聞こえていた)
Yさんは若い頃からお姑さんとの関係がよくなかった
Mちゃんは自分の母親だけれどYさんは正直、苦手なお姑さん
何かと大変だろうことは容易に想像できる
時に育児も孤独を感じるけれど、子供が成長していくのを目の当たりにできるが、介護は先が見えにくい
時々 介護で最悪の結果になってしまったことのニュースがあるけれど、Yさんはその人の心理がとてもよく分ると言う
・・・・・
私たちが子供の世話になりたくないというか、子供に迷惑をかけたくないと思うのはそんな心理によるといってもあながち的を外れていることもないだろう
老いるのはむごいなぁ・・今さらに・・









2007年04月27日(金)


近隣にまた大きなショッピングセンターが出来たので
偵察(・・・?)を兼ねて すぐ近くに住んでいるMちゃんに逢う
私らの年代になるとあちこち見て周る物珍しさよりも
うろうろしたあとの疲労感のほうが大きい
塗り絵に欲しい色鉛筆をみたあとは休憩所のような場所でおしゃべり
早めのお昼を食べたあともまたおしゃべり
Mちゃんは今、88歳のお母さんの介護をしている
きょうは言い聞かせてディサービスに行ってもらって帰宅時間の4時までがMちゃんの自由時間だけれど、今ちょっとストレスがたまってるようだ
お母さんの仕草やちょっとした物言いにいらつくようだ
Mちゃんから聞くお母さんの様子は、私が知っているお母さんとは少々変わられた印象を受けた
認知症のような症状はあっても、ディサービスへ行くのを嫌がられるようでふだんは目が離せないようだ
もっと優しくしてあげなあかん・・という気持ちと、お母さんのことが気になって自由に何処へも出かけられないという気持ちとの間で揺れているようだ
お兄さんが2人もいて お母さんを引き取ったのにそのお兄さんから、お母さんの様子やこまごました費用の心配が何もないことにもいらつくようだ
家で介護している多くの女たちは自分だけが・・という思いを多く持っている(短い期間だったけれど私も・・)
介護認定の度合いで受けられるサービスも違うので
たとえ一晩でも誰かに変わってもらいたい
誰かに自分の醜い気持ちを話したい
誰かに頑張っているね、と言ってもらいたい
誰かに・・だれかに・・

でも最後は私らの年代が話しこんだらいつも行き着く最後の話題は自分の老後・・親を見てそして私らはなるべく自分の子供に迷惑はかけたくない・・だとしたら・・今はまだ答えをだせない・・












2007年04月23日(月)

JRの特急電車の中で乱暴されていた女性を、車掌も乗客も見知らぬ顔をしていたと言う事件をニュースでしていた
このテレビを見ていて、ダンナが
被害者の女性は何で大声を出さんかったんや、と言う
これはやっぱり大人の男の考えであって、乱暴されていた女性の声ではない
人は本当に恐怖を感じたら声など出せない
中には痴漢を突き出す勇敢な女子高生もいるようだが、痴漢というハレンチな行為を社会は軽く見ているように私は思う
レイプなど言語道断の犯罪で、私は量刑としては犯人のものを切ってしまえとまで思う
この男の場合は死刑だな
それにしても単に自分の性的満足を得たいための男の何と多いことか

今では何の心配もないけれど(・・関西の漫才風・・笑えよ・・)
独身時代の私はよく痴漢にあった
電車の中で さわれたり 押し付けられたり は、何度もあったし、電車を降りたら服が濡れていたこともある
建物のコーナーで曲がったとたんに正面から鷲掴みにされたこともある
そんなに何度も痴漢にあっているのは、よく人が言うように私に隙があるのではなくて、私の胸が見た目、大きいからだと思う・・(こんなこと書きたくないんだけど・・)
今のようにストーカーと言うのでもないけれど、同じ男に何度か痴漢されている
その男がみっともないおっさんになってたまに私がパートをしてるスーパーに客として不細工な嫁はんと買物にくる(今、思ったらそのみっともないおっさんも当時は若かったことになる・・)
その男が店にやってきたら、私はそのときの恐怖が蘇ってバックルームに逃げ込む
35年以上も前の恐怖が忘れられないのだ!
あの醜いおっさんの顔が忘れられないのだ!
だから電車内で恐怖のあまり声も出せなかった女性の気持ちがよくわかるのだ

そんな中で 以前読んだ
板谷 利加子 著 『御直披   レイプ被害者が闘った、勇気の記録』
という本のことを思い出している
『御直披』とは「あなただけ、読んでください」という意味だ
内容は想像がつくだろうけれど、こんな本もあることを知ってもらいたかった・・



2007年04月22日(日)

もういい加減疲れた

耳が悪いことは ほとんど誰にも言ってないから
みんなは私のことを変な奴だと思ってる・・そう感じる
何度呼んでも返事しないときがあるし
何回も聞きなおすことがあるし
とんちんかんなこと言うし・・
親しくしてる人のなかには
私がいつも人の話を聞き漏らすまい、と一生懸命なように見えるなんて言ってくれたときは、その人にすがりつきたいくらいうれしかった
少し前テレビで ほんとうに怖い家庭の医学 という番組で3種類ほどの音を流して難聴の度合いを見るというのがあった
案の定 私には聞こえなかった
横にいたダンナにははっきり聞こえてるらしいから
お前そうとう悪いなぁ・・と言われた

小さいときからそうだから私は一人でいるのが好きだ
会話しなくてもいいということは気楽だ
原因不明だから補聴器なるものは効果がない
私が何より読書を好むのは
きっと本に逃げたというよりはこころの安定を求めたのだろう
これでよくスーパーのパートをやってると自分でも思う
はやりの自分で自分を褒めてやろうかな

そのくせ耳鳴りや空耳が多くて
家の外から聞こえる物音に敏感になってる
・・・・・
誰も居ないはずなのに・・・















2007年04月15日(日)


死んだ人の年齢を数えても詮無いことだけれど
きょうは父の誕生日
生きていたら満95歳

葬式はせんでいい
墓もいらん
と、言った父の骨を収めたお寺へ開眼法要に行ってきた
この寺は知ってる人は知ってるけど(・・当たり前・・)
納骨されたお骨で阿弥陀如来を造立している
いわゆる骨仏さんの寺だ
そして今年は十年毎に造立される骨仏さんの開眼法要の年だった
だから あえて父の誕生日に二人の弟と私の3人でお参りしてきた
日曜日ということで本当に多くのお参りがあって、この寺のある意味見事な流れ作業に感心する
真新しい骨仏さんを見て、これからお参りしやすくなった
これで 本当に父は真の仏さんになったのだと思う












2007年04月06日(金)


花冷えの寒さもゆるみ

青い空が満開の薄桃色の花に解けそうに思える

ふだんは見向きもしない木が

キレイな花を咲かせて精一杯の自己主張をする

「わたしはこんなにきれいなサクラなのよ」

あまりの美しさにため息さえ出る

さみしくてしかたがない私にその薄桃色を分けてほしい




西行法師の
「願わくば 花の下にて春死なん その如月の望月のころ」
という句が頭の中を駆け巡る
実際には死期を悟った西行が断食をしたものだろう・・
昔の気骨のある人(・・・?・・・)は みんなそうだっただろう・・











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