感謝は期待値を下げることでうまれる
生きていること、食べれること、肉体を頂けたこと、
当たり前と想えば感謝は出てこないが、当たり前と思わなければ毎日でも、毎分でも感謝できる
しかしながら、その感謝には強い現状肯定が含まれている
現状肯定は革新への衝動を呼び起こさない
老子の理想郷では技術の進歩は否定され、聖書のエデンの園に電気がない
つまり、感謝とは新しい世界を切り開こうとする本能と相反するものでもある
現在の不満、不平から生まれる技術革新を、感謝の強い現状肯定が抑え込んでもしまう
不満、不平から新たな思想は生まれるのである
見よ、ニーチェの不満だらけの人生を
見よ、ソクラテスの、孔子の、仏陀の生きざまを
彼岸花にキラキラと朝日がゆれている
道行く人に千変万化の「おはようごさいます」を、声かけるご老人
(そして心の中で、つぶやく)
この美しい世界に、いさせて下さってありがとうございます
今日もこの世界から、意味を見出すことができます ありがとうございます
感謝いたします
肌にこころよい風があたっている
世界への感動とその意味の切り出しが思想の出発点になる