ただ ただ こわい
わたしがなくなっている
わたしがきれる こときれる
ただ こわい
からだがふるえる
内臓が疲れているからだ、睡眠不足だ、など理由を探す合理的思考も
私が生きていられるのはご先祖さまや英霊の方々のお陰様という感謝も
何もかもが吹き飛んでしまう
ただ こわい
からだがふるえた
小学校の運動会に父母として参加
労働時間の短い仕事で生きていける金銭
清潔な住環境と考えなくてよい服装
それなりの名誉職の数々と周りからの尊敬
これらを努力で手に入れた、というが良いさ
これらを私の能力の結果だ、というが良いさ
けれど、
これらが私の思想を打ち立てる原動力を奪ってもいる
これらが日々の努力を怠ける原因になっているから
いや、
現状は関係ないのか ふと立ち止まる
若き頃に何か気が付いた独創を磨き上げる時期なのか
独創を作り出すには不平不満がいる、それには若い年代のエネルギーがいる
単に年老いてエネルギーがなくなっただけ、か
そのエネルギーを才能だと思ったからこそ、三十代半ばを過ぎて自殺したのか
芥川、太宰、プレスリーが想い付く
莫大なエネルギーもまた、思想を打ち立てるには必須であるか