役職名を見て、生年月日をみる。
同じ年で立派な役職について、貴重な役割を担っている。
ガソリンが一瞬で燃え上がる、そんな熱が、ボゥワッ!! と胸に。
嫉妬に狂って、頭脳が停止する
穏やかだった平常心が、グチャギチャ になる
「どうしてそういう役職につきたいのか? 得をしたいのか?」
「どうして嫉妬するのか、お前の人生に必要なのか?」
「どういう風な生き方なら満足なのか? 望みを全てかなえたいのか?」
とガソリンに消火液をかける
かけながら、空しくもなる
目の前の仕事が、その全てが中途半端に感じられてしかたないから
己の生き様が、全て中途半端に感じられてしかたないから
もうこの年齢になって、欲望を止めなくなった
どうしたらその役職につけるのか、と最短ルートを探しだす
探し出すと、いつの間にかガソリンが切れていた
切れてしまって、もとの平常心に戻った
精神的な求道の完成など、ほとほと遠い
一歩目を踏み出せてさえいないのだ
また、一歩を踏み出そうとする
嫉妬に狂って開始前に戻ってしまうとしても
(深呼吸)
(太陽を両眼で一瞬みて、目を細めて、顎を少し下げて、背筋を伸ばして両肩を乗せる)
アマテラスオオミカミ様、ありがとうございます
アマテラスオオミカミ様のお陰で、今日も1日のいのちをいただきました
今日も目をさめることができました
ありがとうございます
(目の前の人を探して いなければ家の中にいる人を想像して)
この方も目覚めてくださいました(その方を少し見つめて)
その方も目覚めてくださいました(その方を少し見つめて)
アマテラスオオミカミ様のお陰です
自動車が動くのも、電気が使えるのも(おもに信号機を見て)
アマテラスオオミカミ様のお陰です
今日もこうして朝を迎えることができました
ありがとうございます
ありがとうございます
ありがとうございます
(目に入るもの、普段の視線では見落としがちのものを探して)
道路の上のタバコの吸い殻よ
線路の高架につく染みよ
壁の下の草よ
コンビニの看板の文字よ
マンホールのふたについた白い汚れよ
ありがとうございます(2,3回繰り返すこともある)
大空よ、
大地よ、地球全体、宇宙全体よ
ありがとうございます
今日もこうして大地を踏みしめられました
今日もこうして仕事をすることができます
今日もこうして生きることができます
ありがとうございます
ありがとうございます
ありがとうございます
(毎朝、仕事前に唱えることば)