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「 解体する自己の 」
2013年04月15日(月)



想うに、近々の充足感は幾つかに支えられている

食欲、睡眠欲、性欲、名誉欲の充溢、という基底

道理、目算、研鑽の結果や法理の体得、という既定の理解

これらを統合が生み出す全能

全能を派閥争いや蛸壺につぎ込まない中庸

中庸を操作する対極の、滅びの恐怖

全能と中庸を清浄に保たせる滅びの恐怖の按配

その差配こそが充足感を生み出しているのだろう、と想うに

だからこそ、常に自己を解放し、他者からの解体を受け入れられる、という

解体する自己の充足の

「 惑えぬ陥穽(かんせい) 」
2013年04月01日(月)



惑わず、ではなく、惑えぬ、である

闘争の炎で不安を焦がし

老化の不安で死命を数え

不安の数が社会的地位で減らされ

公的意識の広がりが私を滅して減る不安

惑わず、ではなく、惑えぬ陥穽が待っているのだ


付記:陥穽(かんせい)とは落とし穴のこと。蓋で見えない穽(おとしあな)がそれぞれの年齢で待っている。その落とし穴にはまり「惑わぬ」になると考える。自らの実力の向上、意図の結果の「惑わず」ではなく、落とし穴にはまり「惑えず」に陥っている、と。


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