どうして恋愛するのか なんて考えもしない
どうして倫理があるか なんて考えもしない
なぜに追求しているか なんて求めもしない
なぜに停止しているか なんて求めもしない
もうそれでいいじゃないか
恋愛の本能解析も個別性の分類化もほぼ終わっただろう
もうそれでいいじゃないか
原因を遡及する唯一神教と原因を人間にする多神教の区別
もうそれでいいじゃないか
追求の余剰分、精神的価値、体験的実行もほぼ理解した終わっただろう
もうそれでいいじゃないか
太宰治など30代後半から自殺が多いのを教えてもらった借り物の身体的老化
相手の人生で唯一の人間になり、気立ても柔らかく日本トップクラスの能力に好奇心と忍耐力、世間的評価もプラグマティズムも持っている
だか
倫理が正しい理由を天に求め自然現象にその表れを観る多神教からすれば、どうして五徳が重要されたのか理解できるだろうに
だが
正しい理由を神に求め心身現象にその現われを観る唯一神教からすれば、どうして契約が重視されたのか理解できるだろうに
だが
個別性など全くないほぼ全ての人間どもがどのようにすれば満足させられるか認識し実行し、その果実を貪らぬまでになっただろうに
だが
私個人など全くどのようにすれば満足させられるか心身的負担の解消法もその類の音楽の種類も肉体的低下の防止法もその類の効果的な行動も分析終了しているだろうに
だが
そしてそれゆえどのような相手が最も確証的に向いているかの分析も終了しているというのに 親孝行など親愛的行動など師弟愛兄弟愛などのパターンなど決まっているというのに
だが
それらを全て放擲して、ただ四季の移ろいを眺めているという
それらを全て受容して、ただヒトの移ろいを眺めているという
それらを全て否定して、ただ独我の移ろいを眺めているという
それらを全て忘却して、ただ三昧の移ろいを眺めているという
私は此処に居て 右手中指の短爪を噛む
私は此処に居られて 不揃いの歯で噛む
私は此処に居させられて 指の爪を噛む
深夜に コツン と薬缶の先から水滴が垂れた
こんな時は、誰かに電話するに限る TVで誤魔化すのもいい
誤魔化して 散らして 過ぎていく人生を恐れる
未体験の100%から逃げる伝統的なルートに落ち込むのを
また右手中指の爪を噛む
桜が散った後の眩しい若葉が薫る そんな微笑み
夕立の後の世界がオレンジ一色の そんな眼差し
美味しいものが溢れ体脂肪も溢れる そんな口元
眠る前にホットミルクをいれてくれる そんな心
生まれてきてくれてありがとう
生きてこれたこれまでありがとう
ありがとう ありがとう
他者によって、成熟によって自我を忘れられる
自者によって、座禅によって自我を忘れられる
他者によるものは本能にそのまま従い
自者によるものは他律にそのまま従い
性差の変遷
面白き 面白き
生物進化が産み落とした忘我の二境地
交わるか決して確かめられぬそれらの境地
目の前に1つ ただ1つしかない目標
己の性別に与えられた面白さ 面白さ
告白しようか布団の上で悶(もだ)えていた、って言ったら
努力じゃ変わらないぜ
キスしようか夜の海辺で悶えていた、って言ったら
工夫じゃ換わらないぜ
いつも聞いてくれたのは
帰り道の大風の吹き抜ける土手の上
天国までつながるような青空も一刀両断するお前の一言
今日の授業を聞けば、俺たちは「光が最速」以上の確実な答えを得られないってこと
後は、みんなが追い求める幸せは、無いと生きていけないお金は、最も価値のあるって説経している友情は、シャボン玉のように不確実な答えってこと
ここで俺が考えている理由も判らない訳だよな
だから、哲学書も宗教書も難しく書く訳だよな
判らないんだもん、それでも探しているんだもん
探さざるを得なかったんだもん
物理を知らなかったんだもん、最も確実な答えが判らなかったんだもん
電波でTVをみる、サルのように携帯をいじくり回す
夜に電気がついて家族団らん、一人ぼっち
どっちだって、「光が最速」に支えられているんだな
もう、俺は信じたくないよ
時間が経てば言ってる事が変わる神や神の代理人、
根拠が全く無い日本人しか信じていない血液型とか、そういう不確実なものを信じたいよ
ポタリとこぼした一言
階下のグランドでは野球部の声がボールの音が止まらない放課後の教室でのお前の一言