家族のようなものに憧れるだって
それで苦痛のようなものに憧れているのかい
注記:「端的な言葉」を縮めて「端言(たんげん)」
ロマンティックとは男女ホルモンの解りえなさから
人に美しさを求めていいのかな
ましてや私の美しさを
私の心にだけ美しさを求めるのが精々なの
追記:内容はジョゼを意識して書いて訳ではないのですが、よい題名が思い浮かばず。幾つかのシリーズの名前をつけようと探したら「ジョゼ」が最適であったのでつけました。
こうして自己決定で人生を渡っていけるというのは真の幸せである
巨大な不安がどうしても拭い去れないというのは自分の心が何ものにも依存していない証拠
恋人、家族、親友、神、太陽、快楽
なんだ、プラトンは哲人だったのか、イデアイデアと騒ぎ立てるのに
いや、巨大な不安からの逃避だったのかもしれない
ここに真理への道がある
肉は腹を空かせ、疲労し、朽ちていく
心は感動し、もがき、日々新しく積み重なっていく
ここに真理への道がある
どうして
どうして
どうして
どうして、という問いが湧き上がってきて消えない
結婚で仕事や感情や感傷で消し去ってしまえば良いのかもしれない
けれど、結婚くらいでは変わらなかった
そうだ、子供くらいでは替わらなかった
どうして
どうして
どうして
どうして、という問いを止めてみるものいいな
人外はそんな風に最後の言葉を残していった
けれど、人外くらいの強さと暇があったから
そうだ、人外くらいの最強の生物になったのなら
どうして
どうして
どうして
か弱く、だらしなく、音楽に流されて、問い続けるだろう
凝り固まった価値判断を、形骸化した信仰心を、安定という世間体を、最高の身体能力を
まとえないのだから、どうしても欲しいのだから、このまま爪をかむのだから
苦しみ悩みもがいてきた
もういいと思った
嬉しがり喜び楽しもう
もうそれと思った
徹底的に苦しんできたから、独りで
徹底的に楽しんでいこう、独りではなく
なぜなら、この血と肉がぞわぞわと求めだしたから
無個性な私は、せめて肉体の欲求に従うしかない
出来るのは徹底的に従うことだけ
飯を食い糞を垂れ眠りをし服を着る
それと同じに大声で笑い、微笑むだけ
追記:題名「 矢の如し�供 廚蓮◆屐〔陲稜,掘 廚紡海�内容なので命名。「 矢の如し 」に継ぐ、というのは、弓を射るとき、矢を継ぐような内容を示唆している。つまり、壱の矢で外れた場合、当った場合、正確に射る本命の弐の矢という内容。
止まらない、嘔吐感
濃い緑の瘴気への拒否反応
留まらない、睡眠欲
淡い恋の期待への拒否反応
くだらない、高揚感
篤い情の歓待への拒否反応
すすまない、顕示欲
薄い実の宣伝への拒否反応
わたしにもあなたにもかれらにもそれらにも
忘れられぬ歪
産まれてそのままの世界
歪い世界に嘔吐する
追記:「歪(いびつ)い」は造語。歪の形容詞形として。
なんであなたは私の方をふりむいてくれないの?!
こんなに毎日毎日綺麗に丁寧にお手入れしているのに!
そりゃ、雑誌に載るようなではないけれど、良い所は沢山あるのよ?
献身ですって?
あなたが何に献身しようが関係ないけれど
私にまで献身を求めないで! どうしてあなたに尽くさなければならないの?
見返りなんてないんでしょ? 献身てそういうことでしょ?
結婚なんてお互いに支えあうものじゃない。
法律に書いてあるでしょ、夫の収入の半分は妻のものだって
結婚は一方的なものじゃないの!
どうして一方的にあなたを支えて尽くさなければならないの?!
なんであなたは私の方をふりむいてくれないの?!
どうして私の中に入ってきてくれないの?
なんで私の良い所をみてくれないのよ!
どうして結婚してくれないのよ?
(H20.6.2校正)
またまた、夢の中で藤田と遊んでいた時の事を思い出したよ、と口述を述べて、ちょっと来ていなかったカフェで再会した。
何人かに声をかけたのだけれど、急遽都合をつけたのは、ペルシャ猫のきみだけだった。
「久しぶりだね」という「今何やっているの?」という通り一遍等の確認作業は関係ないペルシャ猫のきみ、そして藤田との関係
カフェ・オレとは藤田、変わっていない。ペルシャさんはティー・オレにはまっているという。茶葉の選定でティーオレは全然変わってくるのに、なんて野暮は言わずに「ブルーマウンテンブラックで」と俺も変わっていない。
そういえば、前にこのカフェに来た時は、藤田と青空のきみとの別れ話の時だった。
いつものようの暖簾押しがさらに酷くなって柳に風押しのようになる藤田と一方的にまくし立てる青空のきみは、瞳をキラキラと輝かせていたっけ。それを観て、思わず惹かれてしまったけれども、藤田がそれに気がついて「どうぞ」という視線を送ってきたので、引いてしまった。
「あの後結局ね・・・」
「う?ん? ・・・うん・・・うんうん」
と返す藤田。どっちでも良いのだけれど何も無かったと事後報告を、と思い出した。藤田は多分、本当にどっちでもいい。思い出さなくてもどっちでもいい。だから別れたんだよね、なんて話そうと思ったら、
「私には分からない話はちょっとー」
とペルシャ猫ちゃんは普通の声量で、2人の顔を交互に眺めた。
まったく、猫ちゃんもちょっとジャガーちゃんくらいになっちゃったのかな、なんて想った。前だったら、
「ちょっと!私は判らないし、興味ないし!!」
という台詞で、語尾は絶叫していたのに、なんだなんだ、大人になってしまったかな、とジーっと適当な話を振ったり振られたりして10分。
やっぱり、ペルシャ猫ちゃんであることは代わりが無かった。
そういえば、MEGの「恋の爆弾」という歌があって、凄く目立つから、気を引くために目の前をウロウロ、他の男を口説こうとするなんて、ペルシャ猫ちゃんを巧く表現している。
目立つ奴をギラギラした目で捕食しようというペルシャちゃん。
そういえば過去に何人もペルシャ猫系はいたっけ。藤田とそんな話をそれまたこのカフェでしていた。
「俺をね、なんとか捕食しようっていう目がいいんだよね。年齢不相応な色っぽさがあるんだよ。方法は人それぞれで、ロリでいくか、うんと年上っぽく振舞うか、肉体のふくらみアピールか、清純でいくかはそれぞれなんだけれど、喰らっちゃう? 喰らっちゃう〜ぅ〜!! みたいな所」
「年齢不相応って?」
「不機嫌なのね!!」って女性には聞こえる抑揚の無い普通の声で聞き返してくる。
「だってさ、女性って30歳前後から全員色気が出てくるでしょ。あれはホルモンの関係なんだけど、その年齢を人より早くしている年齢不相応。だからどこか不自然なんだよね。精神的に不安定だったり、自分の欲望を受け止められなかったり、否定したり、極端に肯定してみたり、そういうアンバランスさが何とも魅力的なんだよ。」
「壊れているってことが?」
「ううん、猫ちゃんたちは、壊れないように努力しているんだけど、壊れてしまう。そういう葛藤がいいんだよね。実にその人らしいし、その人がどんな風に生きてきたか、どんな風に考えてきたか、人に接してきたか、良いことしてきたか悪いことしてきたか出るんだよね。そこが何とも色っぽい。」
「なんだか、英語のセクシーって用法そっくりだな」
「へーそうなんだ」
ペルシャ猫ちゃんに、今の恋人の話を語らせながら、こんな話を思い出していた。体位とかそういうのはどうでもいいんだけれど、それもまたペルシャっぽくて良いかもしれない。
藤田は相変わらず、暖簾に腕押しでしゃべりたい奴がいる時はダンマリ魔人になっている。けっして怒らず騒がず、ひたすら聞くだけ。
さらに20分だか40分だかが過ぎた頃、
「そういえばさ、最近、捕食者に遇わないんだよね。なんだか寂しいなぁ〜、どうしてだろう。」
「寂しいってなに?」
とまだまだ元気のあるペルちゃん
「だってさ、食べたい食べたいって言っている捕食者と、色々やりあったり乳くりあったり、からかったりするのが面白いんじゃん。それが出来ないんだよね。「はい!好きです! はい!付き合ってください! はい!付き合ってますからしよう! はい!しました! はい!結婚は!」だもんな。捕食者って、食べて飽きたらもう終わりじゃない。落ち目だと思ったら容赦なく切り捨てるし、3秒で。結婚とか考えてないし、結婚とか言うと逆に不安になっちゃったりさ、もっと目立つ奴がいるとそっちにいくし、目の輝きで分かるよね。」
「あ、そうだ」
「うん?」
「うん?、ああそうね」
藤田はわかっていらっしゃるわ〜やっぱり何にも聞いていないようでいて、頭の回転の鋭さはぴか一だな。
「ペルシャ猫ちゃんは今でも捕食者。どうしてあいつに食いつこうとしないの?ってことを言いたいんだろう?」
久しぶりに口を開いたら、これだもん、やつはやっぱり凄いな。でも、そんなことに気がつかずにペルちゃんに合わせて流すのもまた一興か。
「そうそう、どうして?」
「いまのおれは輝いていない?」
「ううん、輝いている前より全然」
「若くなくなったから?」
「そんなの関係ある訳ないじゃない、最高64歳よ」
(一同大笑い)
「・・・ぁあさ、なんだろう。」
「お金かな?」
「ギャグで返さなくていいわよ」
「結婚?」
「ちゃかさないで、そこらへんの体制の豚とは違うのよ」
「才能??」
「才能は十分にあるわ、数秒会話すればわかるもの、磨いているわよその辺」
「うぬぼれ?」
「健全なうぬぼれがちゃんとあるでしょ」
「じゃあさ、なんでなの?」
すこし間をおいた後、グイッとティー・オレを飲み干して、「まずい!」と言った後、珍しく眉間に皺を寄せて一言
「だって、私の方が完全の捕食される側じゃない。どうしたって・・・だから、ねぇ・・・」
最後はすまなそうに声を落としながらだった。
これには藤田も俺も腹に両手を当てて大笑い!
その後、ペルシャ猫らしく、楽しむために大笑い!!
3人で大爆笑したのだった
今回の名言は「捕食者を捕食する」
藤田はきっちり手帳に書き込んでいた。
注記:「 嗚呼、藤田よ�供 �(2003年02月15日(土))の内容を前半部分で受け継いでいます。興味のある方はご参考下さい。
初夏の砂浜に穏やかに打ち寄せる波の模様を、大空に写したような雲が彼方へと打ち寄せていた。
真横に何列も並びながら、列ごとの感覚は不規則で渦を巻くような波面も引っ込んでいる箇所も波のしぶきが架かっているような場所もある。
何層もの波が彼方へと向かっていた。
その波の雲は、彼方の真っ赤から、朱色、オレンジ、うすオレンジ、枯れ草色から木目色、穂先の色まで変化して最後には色がなくなっていった。ただ、波の雲の複雑な形と相まって、何と言っても現せないほどの色が重なり、1箇所1箇所の味わいがラファエッロの絵画でも敵わぬほどであった。
大自然のプリズムと摂理を遠目に眺めながら、森林浴で大地の英気が胸の奥底まで清明さが入り込んできた。
温水プールに肉を横たえる時のような感動が全身を浸していく。
だからこそ、さらに奥深くにきみという残像があるのがはっきりと浮かび上がってくる。
肺に空気を満たしたままにしておけば、自然と水面に浮かび、吐き出せば2.3秒後には肉が沈んでいくという物質的必然のように
慌てていたり、心が生きたい儲けたいという欲や、尊敬されたいという名誉や執着でざわついている時には、肉は物質的必然には従わない。
ただ水中に沈んでいくだけで、あたかも生きながら死肉に変わってしまう。
この全身に入ってきて、心という思念を降り注ぐ滝で洗い流しながら、それでも浮かび上がってくる右頬の黒子
穏やかで大人びた微笑、自分の醜い執着を認める知性、くちくりと赤子のように愛らしい瞳、ほっそりとした二の腕、ペタ靴をaikoを大好きなのはすっかりと大自然が流す緑の滝が打ち砕いてしまったようだ。
どうしてその右頬の黒子なのだろう
どうしてきみなのだろう
どうして何重にも並んで遥をめざす波の雲は美しいのだろう
どうしてきみとの間には、越えられない泳ぎきれない大海が横たわっているのだろう
大空の海を渡っていけばきみまで届くというのに、天使の両翼がどうしてついていないのだろう
きみの体を抱きしめられるだろうか
きみのその黒子にキスが出来るだろうか
きみのその黒子に、せめて指先でキスだけでも
きみに、せめて触れられるだけでも
透けるように白い肌は意外にも深窓の育ちではなかった。
若々しくて恋愛のことだけしか考えない志向は、まるで最初に口に入れた時の、シャキ!っという弱い噛み応えのよう
けれど、きちっと教え込めばまだまだ深遠なことまで飲み込める瑞々しさが、白菜の水々しさのよう
時々、幼稚な所に呆れさせるけれど、やっぱり同年代の男の子と比べると大人な部分があって、まるでいつも太陽に当たっている緑葉の部分のよう
30代半ばの熟れ出したマンゴーの舌触りと比べると、決して豊かではないけれど爽快感が明朗さは歯ざわりがとってもいい
だから、生活を共にしていくことで味付けていこうと思っていた
結婚という刺激的な香辛料は最初は、興奮を呼び起こすだろうけれど、熟成させていくとあなたが柔らかくなっていっただろう。だってあなたは個性といえるものなど決して持てない人だったから。親という殻から飛び出して断崖絶壁に立つことも、そこから全てを投げ出して自分の判断に美しさを見出して、一寸先が闇に飛び出せない人だったから。わたしが幾ら一寸先の闇の先から呼びかけても、ジャンプなどとんでもなかったのだから。絶壁の断崖はあなたには、絶倒の断罪だったのだから殻から飛び出すことすら出来なかった。親の殻から夫の殻へと動くことしか出来ない、害虫カタツムリのようにぬらぬらとしていた。
だから、生活を共にしていくことで味付けしていこうと思っていた。
結婚という刺激的な香辛料に干しえびを加えるとさらに味わいが深くなる。人によっては好みではなくなるのだけれども、妊娠出産という干しえびはあなたをもっと美味しく熟成させただろう。
シャキシャキとした弱い歯ごたえはさらに柔らかくバナナの皮の歯ごたえになって、同年代の男の子と比較していた青臭さはすっかりつき物が落ちるようになるだろうし、爽快さや明朗さも何も見ていない微笑や従順な表面に変わるだろう。金銭や住居を与えていれば満足するという本能に支配されるだけの無個性だったのだから。
同じ白菜であっても歯ごたえも歯ざわりも舌触りもまったく別に変わってしまって、だからそうやってあなたを食して、そして毎日食して生きたかった。ごはんにキムチ、フランスパンにもキムチ、パスタにもラーメンにもキムチを入れて腸内環境も美しくなる。あなたを毎日食して活力あふれた日常生活を得たかった。
なにより、あなたが少しだけ緑葉のついたシャキシャキした白肌から、結婚や出産という香辛料や甘味料で赤いドロッとした粘液の殻に閉じ込められて変化していく様を見ていたかった。透き通るような白肌にはいつの間にか白粉が付き、さらに誤魔化せなくなりカサカサになり、鉛筆だこも無かった白魚のような長い指は洗い物や赤子の糞尿で木炭のように黒く剥(むく)れ、消火器のようにすっと通っていた腹部には、ぼてぼてとした脂肪とその脂肪線が2本も3本も付くようなって妊娠線まで加わる。なにより醜いのは、口先と腹の中が正反対であるのに疑問を持たない曲々(まがまが)しさで、弱者の立場から出ようとしないゴミ箱並の腐臭が鼻についてしょうがない。十何年か前の大昔はあなたの華にひきつけられたけれど、今はあなたといると鼻がまがってしょうがないし、洟が垂れている寝顔は可愛いなんて思えなくなる。
そうやってあなたの醜さや弱さ、くだらなさを全て受け止めたい、と想っていたんだ。キムチは素晴らしい発酵食品、あなたも個性などない白菜なんだから発酵食品にしてしまって美味しく食べたかったんだ。
ガンガンと爆音がかかる大きな中古屋の入り口
ただ可愛いとかキャッチーだとかで流行のアニメは一瞥して作画が酷かったけれど大音量で
日本人はすぐに愛とか恋とかばっかりで欧州人は悪とか神とか酒とかそんな衆愚向けのポップを垂れ流し
ハードを変えただけでパズル、推理、RPG、アクション、シューティング、あいも変わらないゲーム類は幼稚さを買えと迫る
奥に進むと、10列も並んで天上まである本棚の間にそっと隠れると、きみが店内にいてくれるような肉体のざわめきが
仕事が終わってから、月のまん丸な夜も尖っている夜も何夜も何夜も、帰り道によったよね
なにを買いたい訳でもなく、ただ、きみの家に送っていくのが悲しくて
ギュッと手をつないで、恥ずかしいからあんまり目を見れなかったけれど
本棚の陰で、こっそりキスをしたよね
あなたに恋人がいる、と聞いて私はクラクラと立ちくらみ
それから浮かび上がってくるのは、
どうしてなの?
わたしの方がいいのに
素敵な人だから当然か
納得がいかないわからない
(轟という爆音のような耳鳴りと共に)
それから浮かび上がってくるのは、感情ばかり
どうして感情ばかりなのだろう
いえ理由は判っている、この肉体が生物だから
その生存競争の成れの果てに生まれたのだから
そういうテクニカルの要素ではなくて
もっとどうしてあなたを求めていけないのだろうという
感情ばかり、感情を最適化した合理的判断ばかりではなくて
もっとどうしてあなたという特別な存在をわたしだけの方法で求めていけないのだろうという
悲しくて、苦しくて、憤ってしまう
あなたがわたしにとって、この一瞬でも特別だったというのに
わたしという全てが、あなたという全てが、一瞬でも特別ではないように
だとしたのならどうして
私はあなたについて書きました なにも包み隠さずに
だから見せる事はできません 真実は劇薬だからです
だから全力で知ろうとして 心の奥まで判ったのです
私はあなたを大好きだし 今朝の夢にも出てきました
あなたは涙を流し激しく泣き崩れるでしょう
むせび泣く時あなたは独りではないでしょう
お互いだけがこの世にあった僅かな時間
相手の存在を確かめるだけに使った意識
あなたは踏み込んできてくれた 一般から
私は殻から開いていった 偏った日常から
あなたは振られたと思うかもしれない
私は知り尽くしたと想うかもしれない
ゆがんだわたしにきみがきます
ひずんだピアノが鳴っています
ぽろん ぽろん
ぽろん ぽろん
追記:「ジョゼと虎と魚たち」サウンドトラック 曲名「恒夫とジョゼ」を聞きながら
どうしてギリシャ彫刻のようなこの世で最も美しい表面をしているのに
過去の女が吐いてきた言葉を続けて、必死な表情をするんだい
どうしてトムキャットのようにこの世で世界最高の存在だったというのに
過去の男が狂ってきた嫉妬を続けて、必死の行動をするんだい
あんなにも空は突き抜けるように青くて、1日として1時間として物理的波長が同一であることはないというのに
その天空に匹敵し遊び狂う事が赦されるというのに
その天空を自由に遊び飛ぶ事が出来るというのに
同じ青であっても1つとして同じではない自然界は取替えが出来ないからか
同じ色が1つとしてなくても同じ遺伝情報で作られた重力には逆らえないからか
ギリシャ彫刻の製作者は唯一無二 トムキャットを造った技術も唯一無二
話せば長い
そう君の話だよ
けれども、一瞬でも片がつく
どこにでもある石で作られた彫像で、とっくに量産化され時代遅れになった殺人機だってね
また、青い空に彫刻を打ち砕く時の火花のような、ミグのミサイルが命中した時の火炎のような
唯一無二の夕暮れが
話せば長い
そう君の話だよ
追記:Puddle of Mudd の曲名「Blurry」に刺激を受けました。
硬度の高い水用の石鹸で顔を洗った突っ張り感がずーっと続いている
特におでこの奥、頬骨の下の辺りがどうにもプラスチックになったよう
10時間も酷使した脳を開放させようと何度も洗ったから
立夏から夏至へと向かう発情期の体の火照りも洗おうとしたから
上質な脂はやはり
彼女に女性性の塊
そして自らが赤子を生んだ時
最根底には親がいるのである
許されるのである無目的的な生き方も
許される非効率的な社会活動であっても
金銭使用、住居、近所、金融、勤労、教育
残っている成長を促せたことは嬉しい記憶として
害を薬にするか私の力量が毒にするかは
朴念仁か観ない色情魔女性を肉体でしか
期待するのする前は共同生活
一般人激しいに毀誉褒貶が
低何とか俗な漫趣味画に
新幹急百貨線の中で阪店
硬度の高い水用の石鹸で顔を洗った突っ張り感がずーっと続いている
特におでこの奥、頬骨の下の辺りがどうにもプラスチックになったよう
10時間も酷使した脳を開放させようと何度も洗ったから
立夏から夏至へと向かう発情期の体の火照りも洗おうとしたから
注記:意味不明の箇所がありますが、意図的という点を記しておきます。稚児さと本文の内容からの2つの理由です。
どうして届かない どうして届かない どうして
どうして届かない どうして どうして
どうして どうして
どうして
どうして、きみだけの眼を見ているのに
輝きも陰りも眠気も目じりの下がりも
どうしても届かないのか
どうしても届かないのなら
数千年間ホモサピエンスが行ってきた行動をとるだけだ
そのサイクルの中に入ってしまおう
案外、その方が良いのかも知れないな
まあ仕方がないな どうしても届かないのだから
よく煮た白玉は、外側がふわふわと天使が漂うよう
よい質の白玉は、内側が赤ちゃんの指よりもちもち
暗くなった街頭を通っていくとあなたが一瞬大きな白玉にみえた
すらっとした雰囲気にネオンの白い光が突き刺さっていたのに
あなたのしろ肌は何事もなくもちもちと柔らかく照り返した
流行の服やお洒落な小物を一切つけていないというのに
いえ、あなたが触った錯覚が投影したのかもしれない
いえ、あなたが私の中をまさぐった感覚の総体かも
ええ、だというのに
ええ、だというのにあなたは
「満たされていないから書くのであって」
「永遠に満たされないから生きているのであって」
「生きているから否定し肯定し、飛び出し吐き出し、取り込み与えたくなる」
あなたという白玉だけがあれば
いえ、白玉だけあれば
白玉ちゃんだけ
このガリガリな判断を満たして
もう感情なんて肉体なんてもうどうでもいいの
最高級の白桃の皮をつるりん、と剥いたような臀部は、瑞々しく輝いていてとても人肌には見えなかった。
付箋のついた本が雑然と積まれていて、その合間に脱ぎ捨てたTシャツやら丸まった青い靴下やら、髪の毛とほこりのセットやらが詰まっていた
黒髪の下で両手を組んでいてコンパスのN極は黒くそまり、反対のS極はうす桃色の肌でコンパスのような美しいコントラストがあった。
かろうじて白いシーツの上に、ぽったり、と横たわっている白桃は、この部屋の甘さが凝縮されたような匂いを漂わせていた。
ごくりと鳴った喉、さきほどのパチパチと頭の中で飛び散る火花、バターのたっぷりついた大きなパンに包み込まれる錯覚
半田ごてで焼き付けられた錯覚は、ほのかに香る白桃でなんどもなんども蘇るのだろう
もう決して
「どうしてあなたは綺麗だねと言ってくださらないの? 可愛がってくださらないの?」
という声を内包した言葉を発する雌たち
「どうしておまえは俺を誉めないのか? 格好いいといわないのか?」
という声をない方した言葉を発する雄たち
自分のプライドの高さの何たるかを知らないのだろうか
プライドのためだけに何万人を殺すという事件は毎年のように地球の何処かで起こっている
「あんなやろうが俺より先に出世するのは許せない」と「あいつがなんでだ」と怒りにわれを忘れて、そして人生の目的など何処かに置き忘れている雄どもの何と多いことか。何割かと聞かれれば、5割以上、平均7,8割だろうと答えられるほどに
その雄に向かって、「可愛がって欲しいの」、「構って欲しいの」という思いつきの声をポンと投げ出す雌。湿地帯に火のついたダイナマイトを投げ出すようなものだ、湿り気で消えずいつ爆発するか判ったものではない
何種類の爆発物を投げ出せば気が済むのだろうか
「お金を稼がないから、私は我慢している」、「身長がちょっと」、「もう年だしね、あの人も」、「服のセンスがちょっとねぇ」、「聞いて聞いて、今日ね」、「どうしてそんなことも知らないの」
雄が出世、金銭、地位、名誉、尊敬を獲得するために、本来の生きる意味を忘れて大海から湖に、湿地から砂漠へと変化していくのもさして変わりはしないのだけれど
イエスは「大金持ちは天国に決していけない。針の穴をらくだが通るよりも難しい」と述べた
どうして金を軽蔑せず、名誉に執着せず、地位を部下にして、出世を使いこなさないのだろうか、とうして快楽におぼれず、ペットが何十万匹も殺されているのをみず、外見の劣等感ばかりを言葉で吐き出し、数日数ヶ月のコントロールで終わってしまうのだろうか
どうしてらくだになろうとする どうして肉体の衝動や欲求に翻弄され続ける、それではまるで売春婦のようじゃないか その場の損得でしか動けない売春婦のようではないか
イエスが売春婦をかばったのは、その人間の愚かさをかばったのだろう
その人間の愚かさとは、肉体の行動する現実を指している
けっして抽象概念や知識の受け売りではない
だから、イエスはユダヤ教をさらに良いものにしようと運動したのだ
彼は決して、キリスト教を創設しようとしたのではなかったのだ
過去のイエスたちと同じように
その俗臭たちを愛せよ、と宗教者は言う
その俗臭たちを幸せにする、と政治家は言う
その俗臭たちを陰で支えよう、と技術者は造る
その俗臭たちを表側で支えよう、と芸術者は造る
無邪気にでも真剣にでも、戯れでも真摯であったとしても
ただその方便を探しているのが青春なのかもしれない
個々人の出生、生来の性格、生後の環境等々を換算していく作業かもしれない
ともに、彼らとともに楽しみを見出して戯れていく、その裏腹には宗教観に基づいた神への畏敬が潜んでいる
稚児への想いのような複雑な愛が私の中に潜んでいた
いや、その愛が私の愛し方なのだろう
黒髪の君に夢中だった時、「もし別れるとしたら」なんて他愛もない会話をして、「君が浮気した時だけだよ、だって俺から別れる気は全くないからさ」と言った。
時は過ぎて、君が浮気した気配がした時に、同じ言葉を繰り返して君は理由も告げずに去って行った。
「お互いがそこまで好きじゃなかったんだよ」
なんて、思い込みの可哀相な女性性には構いもせずに、今でも愛を貫き通すつもりでいる。
低い強い雨、花春の香りを蹂躙していく季節が還ってきた。
どうしてもどうしても許せない印が、あなたには後天的に埋め込まれていて
どうしてもどうしても惹かれる印が、あなたには先天的に埋め込まれていて
立夏前のシトシトとした春の雨のように、2つの間を気まぐれに揺れ動く
どうして、面倒くさいと言い切って、どちらかを切り捨てないのだろう
どうして、大変だからと捨て去って、欲望の海に沈めて殺さないのだろう
どうして、それが人生なんだと悟り、狭い世界に縮合してあなたと共に墓場に行かないのだろう
どうして、という覚めきった視点で、あなたを客観的な視点で見つめ続けるのだろうか
すり鉢にあなたへの想いを1つ1つ投げ入れて、すりこ木でゴリゴリと
すり鉢にあなたの行動を1滴1滴垂らして、すりこ木でゴリゴリと
社会的価値も道徳も規範も家族も仕事も金銭も名誉も学歴も食欲も服装さえ全部放り込んで、ゴリゴリと
最後につなぎを入れて饅頭にしてしまって、あなたの人間饅頭を1個だけつくって、ガブリ、と食べてしまわないのか
いや、最後に、放っておいて腐らせないのか
切断、殺人、縮合を決してしない覚めた視点
浮かび上がってくる2つの後天と2つの先天
永劫回帰のような錯覚
つまり、私はあなたを愛しているのだ
愛という、誰でも何にでもどんな行動にも使える便利で表面的な意味も、
どこまでも深く広く個人的でかる普遍的な意味も持ちうる愛という言葉
それ以外にあなたへの想いを、ずぱりと射抜く語彙が見つからないでいる
トートロジカリィな表現は避けたいのだけれど、やはりあなたを愛しているのだ
やはり、すりこ木は何時かは磨り減ってしまう、やはり、言葉のループは何時までも磨り減らない
つまり、私はあなたを愛しているのだ
注記:トートロジカリィ(tautolgically)、トートロジーの形容詞形
トートロジー【tautology】1 同語反復。2 命題論理で、要素となる命題の真偽がいかなるものであっても、常に真となるような論理式。恒真式。[大辞泉 提供:JapanKnowledge ]
トートロジカリィな表現とは「あなたはあなたでしかない」という表現の事。愛しているという表現は、殆ど全てに当てはまることを示唆。「それは愛だよね」という表現で、「それは」には考え方によっては全ての言葉が入るという意味を指摘している。
また、ニーチェの永劫回帰の壱解釈としてトートロジカリィな表現は永劫回帰が成り立つという点も受けて意味している。
副題は「 初夏までの愛 」