■2003年02月27日(木)
  ― イマドキのワカモノは、ホントに! ―
 月末なのでバタバタと忙しい…。ケド、私はもう長時間労働に耐えられないカラダになってしまったのよ。だからあんまり残業しないで帰ってきちゃった。いいのよいいのよ、それくらいのペースで…♪ 何も会社のためだけに仕事してるんじゃないし。
 世の中の企業の80%がそうだろうけど、ウチの会社も「がんばる人」「一生懸命な人」ほど大損するしくみになってます(汗)。がんばるほど、仕事を一生懸命にこなしていくほど「お、コイツは仕事ができるのかぁ。じゃあ全部コイツにまかしちゃえ!」って、どう考えたって無理過ぎるコトまでどんどん押し付けられて、それに伴う大きな責任も押し付けられて、ツラい状況に追い込まれていくの。
 その犠牲者はほとんどが若者。しかも正社員じゃなくってバイトや契約社員や出向社員たち。そんなコたちは、精神を病んじゃう一歩手前な状況かも。誰もが人の見えないところで大泣きしているみたい。
 ウチの会社は社員平均年齢がすごく高いので、私みたいな30代女も一応「若者」扱いだけど、私よりもっと若くて、立場も雇用条件も不安定なコたちが必死になって、現場で先頭に立って、仕事を会社を動かしているの。それなのにもし、会社が傾きかけたら一番にクビ切られるのは、そういう若者たちなんだよ。ああ、悲しいなぁ…。
 イマドキのワカモノたちの頑張りやパワーにはホントに感心しちゃうよ。お行儀の悪いコやモラルのないコ、やる気のないコもたしかに多いかもしれないけど、やっぱり、この「大不況時代」にコドモからオトナへと成長したせいか、どことなく社会の中を果敢にくぐり抜けて行く“サバイバル精神”にあふれているような…。
 それに比べると世の中のおじさんたちは、やっぱり元気ありません。男なのに男らしくないし、オトナなのにおとなげない。「おじさん=オトナの男」なんだから、何かあった時には一番頼りになるようなステキな存在でいてほしいよね。おじさんパワーがあふれ出てくれば、ニッポンも元気になるのかもしれないね。



■2003年02月24日(月)
  ― 顔 ―
 見たいテレビ番組があったのに、ビデオ予約を忘れてしまって。だから残業は20時までしかできない!って決めて昼間はさっさと仕事進めたかったのに、そーいう時に限って原稿の遅いこと遅いこと…。
 で、見たかったテレビってマイケル・ジャクソンの特番。いや〜、コワかったです、何がって顔が。カミングアウトしちゃうけど、私、実は10代の頃マイケル大好きだったの。コドモ時代にモダンダンスを習っていた私にとって、あのダンスのうまさは感激モノだったし、当時のマイケルは「社会現象」だったしね。CDや写真集もたくさん持ってて、今、それらをずら〜っと並べても、ホントに顔が変わったのがよくわかる。
 好きな顔は1983年の「THRILLER」バカ売れの頃。24〜5歳でまだコドモっぽくて鼻しか整形してなかった。当時のガールフレンドは女優のブルック・シールズ。いちおう彼女は演技力はさておき「大物女優(体がデカイという意味ではない)」だし。「セレブなカップル」でなかなかいいじゃない★
 来日した頃(1987年)にはジョントラボルタ風に整形してアゴが割れていた。この頃からだんだん好きな顔じゃなくなってきた。90年代にはいると顔も女性関係のほうも、崩れて行くいっぽう。そして現在。いよいよ人間離れしてきたマイケル。そんな彼の特番を2時間も見続けるのはちょっとツラかった。マイケルはあくまで整形を否定してて「成長しただけ!」って主張してたけどね。
 マイケル番組を見てて思い出したのは学生時代の友人のこと。学校を卒業して以来6〜7年ぶりで友人たちで集まることになって、待ち合わせの場所に向かった。到着してきょろきょろと周囲を見回すと、まだ友人達は誰も来ていなかった。ふいに背後から「●●ちゃん!」って名前を呼ばれて振り返ると美人の女性が立っていた。
 「こ、このコは誰だろう?」。待ち合わせている友人のひとりなんだろうけど誰だかわからない!「●●ちゃん、私よ!A子よ!」。えっA子ちゃん?!だって顔が、顔が…!私はあまりに驚いて正直に言っちゃったよ「A子ちゃん…か、顔が前と違う!!!」。するとA子ちゃん「え〜、今日はあんまりメイクをちゃんとしてないのよ」。え!そ、それでメイク薄いの?!A子ちゃんのあまりの変わりように驚いてしまったよ。オンナはバケる…じゃなくってサナギが蝶になるように美しく成長していくのねぇ、と素直に感心した一瞬だった。



■2003年02月19日(水)
  ― Good match! ―
 今日は「雨水」っていうんだって。雪が溶けて雨になって草木が育ち始める頃、なんだって。しかも。この日にひな人形を飾ると、良縁に恵まれるんだって。別にこの情報におどらされたワケではないんだけど、帰りにおヒナさま買ってきたよ。前から欲しかったの!ホントに!!(汗)
 「良縁」を願うヒトって世の中にはホントに多いんだなぁって感じる。今年のお正月、川崎大師に行ったら絵馬がいっぱい飾ってあって、絵馬に書かれた願いごとをこっそり読んでみると…「良縁が訪れますように!」ってパターンが多いこと多いこと。
 男女間の「良縁」だけじゃなくって、いろんなヒト、人生の大チャンス、幸せだなぁと感じられるコト…などにめぐり会う「良縁」も、人生にとっては大事なことよね。五感をよ〜く働かせて、たくさんの「良縁」をモノにできたらいいな。
 おヒナさまは某デパートで買ったんだけど、店内はもうすっかり春の装い。ディスプレイのクリ−ム色、ピンク色、黄緑色…、見ているだけでココロがうきうきしちゃった。なのに外はまだまださむ〜い(財布の中身も寒い…)。2月ともなると長い冬に飽き飽きしてきちゃう頃だよね。春、待ち遠しいな(給料日も待ち遠しい)。



■2003年02月17日(月)
  ― 初めてのアレコレ ―
●先日、ある女性とお食事を一緒にした。何人か他の人を交えてお食事したことはあるんだけど、2人きりって初めて。年齢も近いしお仕事の内容も何かと共通点があるし「彼女とはなんだか仲良くなれそう!」って予感していたんだけど、ビンゴだったよ。た〜くさんおしゃべりして、楽しかったぁ。今度は美術館に行こうね、って約束したよ。ふふふ、女の子とデートもいいね。
●この休日は、久々に朝ご飯を作ってみたよ。あまり料理をしない私は、たま〜にやるからかもしれないけどなんだか楽しくて!土曜日は豚汁(コレはBFが半分くらい作ってくれたのだが…)とほうれん草のおひたし。日曜日は切干大根と油揚げの煮物、ひじき煮を制作。普段やらないモンだから2人分の「適正分量」が理解できなくて、ちょっと作りすぎちゃった。で、夕方会った友人のEちゃんにおすそわけ。こんな経験初めてだよ、自分の作った料理をおすそわけだなんて。Eちゃんのお口に合うか心配!
●Eちゃんに会ったのは、Eちゃんのお古のパソコンをBFに譲ってもらうためだったの。BFにとって実は初めての「マイパソコン」。私もWINマシンってあんまり見たことないから、初めてなコトだらけ。セットアップして電源入れるなり、すぐに落ちてしまうというかなり謎なトラブルが何回かあって、なんだかBFも私もあせったりもしたけど、なんとか起動できたよ。…でもそれからBFはずーっとモニタに向かいっぱなし。暖房もつけずにマージャンゲームに夢中。風邪ひくぞ〜。お〜い、私とも向かい合おうよ、ね!



■2003年02月12日(水)
  ― 神の手を持つ男 & タイのおじさん最終回 ―
 お出かけざんまいの今日このごろ。その合間をぬってバイトの仕事もしちゃって、私ったら活動的じゃん(汗)。お出かけが多いっていうのは外食も当然多くなるよね。お腹はいっぱい、体重増えて、おこづかい減る。給料日まで待ち遠しすぎる!
 先週日曜日はBEN FOLDSのライブに行ってきたよ。今回はバックバンドなし、ピアノだけ。まさにベンちゃんのピアノの素晴らしさが際立ったライブだった。神業だよ、あの弾きっぷりは。手と指の動きがスゴイんだってば、もう。感動しちゃった。
 とはいえ、ピアノだけではどうにも困っちゃう曲もあったりして。例えば、ホーンセクションのパートがたくさん入る曲とかね。そこで、ベンちゃんは観客に口でホーンセクションパートやってもらったんだよ「パラッパ〜パラッパッパッパ〜」って(汗)。ん〜、そういうのってなんて言うんでしょうね、アカペラ?じゃなくってヴォイスなんとか?…すいません、そのへん、疎くって。とにかく、あまりノリが良いとは言えない日本人観客にそんなことできんのかぁ、って思ったけど、みんな意外にちゃんとやってた、ハモってた!それも感動。

 さてさて、もうそろそろ終わりにしたいと、当の作者も心から飽き飽きしている「タイのおじさん」シリーズ!

 (5より続く)
 今回は買い付けが目的の旅 、バンコクに着いた翌日から私たちは大忙し。2日目は一日中市場を回って様々な品を買い漁っていた。タイ独特の湿気と熱さ、そして市場のたくさんのお客さんに揉まれて、ホテルに戻る頃にはもうクタクタ。鍵を開けて私たちのお部屋に入ると、あれ?なにかカードみたいなモノが落ちている…。それは私へのメッセージカードだった。送り主はもしやあのタイおじさん?!
 なんでココに泊まっていること知ってるの?はっ!思い出した。昨日、空港で、リムジンの件でおじさんに見せたホテルのバウチャー券に、ココのホテルの名前も住所も書いてあったんだった!チェックしてたのかぁ、おじさん。驚いたけど彼ならやりかねない…さすが。
 なんて感心している場合じゃないよ、カードにはなんて書いてあるんだ?って読んだところで私にわかるわけがないのよ、これがまた。な〜んとなく把握できたのは「バンコクの名所を案内するよ。食事も一緒にしたいから、電話して」と電話番号まで書いてあった。
 バンコクにまで来て、理解不能な英語&親切攻撃の中で過ごしたら、たぶん私、発狂しちゃう!おじさんには悪いけど、一緒に過ごす気にはなれない。このまま無視かな…仕方ないよね。
 しばらく休憩したらまた出かけようか、とKIMOと今後の予定を決めていると、電話がかかってきた。今日、市場に付いてきてくれたコーディネーターの女性かな、と思って電話に出ると…聞き慣れたあの声!「きゃ!お、おじさん!」。
 「今、ホテルのロビーにいるからおいで」。…おじさん、私、疲れているのよ。慣れない英語を聞き取れるほど脳が働けるような状態じゃないのよ。しばらく受話器を手にボーゼンとしていると「早く!」。仕方ない。本当に泣きたくなってきた。
 ロビーに降りるとおじさんは満面の笑顔だった。「ぼくねぇ、火曜日以外だったら空いているんだけど、観光案内はいつにする?月曜はどう?」 このお誘いを断るには英語でなんて言えばいいのよ〜(泣)。
 私「この旅は観光目的ではなくて、友達の仕事の手伝いで来たの。だから観光はいいんです」
 おじさん「じゃあ仕事終わったら行こうよ。何時に終わる?」
 私「でもね。バンコクに日本人の友達が住んでいて今日も一緒だったの。今夜の食事も彼女と一緒だから(もちろんウソ!)」
 おじさん「ぼくのこと、疑っているんでしょ。大丈夫、案内したからってお金なんて請求しないから。だから行こう」
 私「そ、それにね、私英語が全然わからないから、せっかく案内してもらっても、理解できないですよ」
 おじさん「まったまた〜、理解できないなんて。ちゃんと会話、成立してるじゃない」
 いや、してないんですよ、会話成立。今の会話だって、おじさんの言葉の7割はわかっていなくて、あとの3割やっとわかった部分だけ再現してんだから。とにかくなんとか「観光には行かない」ことを納得してもらってホッとした。それもつかの間、今度はおじさんはカバンから大きなチョコレートの箱を取り出した。「これあげる」「いえっ、いいです」「なんで?部屋で食べればいいじゃない」「いえっ。チョコだったら、私たちも日本からいっぱい持ってきたから(コレはホント)」
 おじさんは、今度はカメラを取り出した。「記念に撮るよ。ハイ、このソファにこう座って。そう、ナナメにこちらを向いて。もっとこっち!ハイ笑って〜。」 もう完全におじさんのペース。「じゃあ、次はポーズ変えてもう一枚!」…こんなに写真撮ってどうするんだろう?単なる「記念写真」の域を超えているような気がするんだけど。
 「あの、部屋で友達が待っているから。もうすぐまた外出するつもりなので…」と言うとやっと帰ってくれる気になったみたい。
 そして最後の最後におじさんはスゴイ言葉を残して帰っていったの!「あのさ、他人のこと簡単に信用しちゃいけないよ、ぼくのこともね。悪いヒトかもしれないからね」。え〜っ!一体そりゃなんなんだぁ?この「オチ」をどう捉えたらいいのよ…。 (「タイのおじさん」・完)



■2003年02月09日(日)
  ― 最近、思うこと…。 ―
●「タイのおじさん」、その後のお話はまた今度…。「まだ続きがあるんかい?!」とお思いのヒト、もう少し辛抱してこの話におつきあいくださいませ。
●最近、友人知人とお食事をともにする機会が多い。先週日曜日はKIMOとメキシコ料理、金曜日は会社の先輩たちとイタリア料理。今日は元同僚Tくんとそのお知り合いのMちゃんとともにタイ料理。アラウンド・ザ・ワールドだな。今度の月曜日は高校時代の友人たちと久々に会うことになっているのだけど、今度はどこの国の料理にしようかな。
●そんなこんなで、たくさんのヒトとお話する機会も多かったんだけど、なんというか、みんな、情報や経験のヒキダシがいっぱいに詰まっているね。話題が豊富だし、しかも楽しい。そのヒトなりの今までの人生の「充実度」がそうさせるのかもしれないなぁ。私は意外にひっこみじあんなトコロがあって、それほど外交的でもないし、自分のことを語るのもニガテだし、コレといって趣味もなければ、家やお風呂の中でボケるのが一番好きなナマケモノ。もし私が芸能人だったとしたら、トーク番組にはけっして出演できなさそう(汗)。ヒトの話を聞いて感心したり面白がったり感動するのも良いんだけど、逆のこともできるような充実した日々を送りたいものだわ。
●今日、デパートへ用があって出かけたらおヒナさまを売ってたよ。最近のおヒナさまってちっちゃ〜い。私がコドモの頃は大きな七段飾りに憧れていたなぁ。小さなおヒナさましか持っていなかったんだけど、10歳くらいのときに大きなのを両親が買ってくれて、すごくうれしかったのを覚えている。イマドキは七段なんてなくてせいぜい5段くらいか、ガラスのケースのが主流みたい。でも、人形のスバラシサは今も昔も代わらないね。人形だけでなく五人囃子のお道具類や桃と橘のお花も小さいのに精密にできていて、「どーやって作るんだろ?」なんて、コドモごころにそのシゴトの細かさにいつも感心してたっけ。今、独り暮らしだけど、おヒナさまを飾るような「女ごころ(?)」すら忘れつつあったよ。今年は小さな「豆雛」でも買って、テーブルの上に置いておこうかな。



■2003年02月04日(火)
  ― タイのおじさん5 & 予知能力? ―
(4より続く)
 飛行機が少しづつ高度を下げ始め、もうすぐバンコク到着。でもおじさんの親切攻撃(?)はまだ続く…。ミントのキャンディを「コレをなめなさい」とくれたんだけど、私、ミント味ってニガテで食べられないの。「ノーサンキュー!」って笑顔で返事するんだけど、私の手をひっぱってキャンデイを握らせようとするの。どうしよう、コレきらいって言ったほうがいいのかなぁ…なんて迷っていると「どうして食べないの?リラックスできるよ、食べなさい!」って何度も言われて、しかたなく心の中で泣きながらキャンディをなめなめ…。
 でも到着間際、「コレは、中国で買った幸福になれると言われているブレスレットだよ。旅の安全を願ってキミにあげるよ」と、かわいいブレスレットをプレゼントしてくれた時は、やはり感動してしまった。おじさんの親切攻撃には正直困ったけど、ホントにいいヒトなんだなぁ。おじさんアリガトウ、英語は全然わからないけど、おじさんの親切なキモチはちゃんとわかっているからね…。そして私たちはドンムアン空港でお別れした。
 機内で後方の席にいたKIMOとやっと再会。税関を抜けて空港出口にはホテルのお迎えのリムジンが来ているはずなんだけど…、あれ?いない? 何度か周囲を見回してもそれらしきモノはいなかった。困った私とKIMOは、タクシー案内カウンターらしき場所で問い合わせてみることにした。すると、その近くには見慣れた顔が…、あ!さっきのおじさんだ!
 そうだ!リムジンの乗り場を知っているか、おじさんに聞いてみよう。おじさんに「リムジンお迎え付き」と英語で記載されているホテルのバウチャー券を見せて、事情を説明すると、おじさんはさっそく案内カウンターで問い合わせてくれた。どうやら、リムジンは予約制ではなかったことが判明。それなら普通のタクシーのほうが安いので、私たちはタクシーでホテルに向かうことに。
 おじさんはホテルのバウチャー券を見ながら「メリディアン・プレジデントに泊まるの?いいホテルに泊まるんだねぇ」なんて言ってたよ。おじさんと思わぬ再会だったけど、コレで本当にお別れ。おじさんに手を振って私たちは空港をあとにした。
 〈この続きはまた後日!〉

 スペースシャトルの墜落、驚いた。でも、以前のチャレンジャー墜落の時のほうが、私にとってはもっと衝撃的な出来事だったの。なぜかというと、私はあの墜落事故を予知していたのだ!…というと大げさなんだけど。
 日航ジャンボ機事故がその数年前に起こったんだよね。例のチャレンジャー打ち上げのとき、私はソレをふと思い出したの。そして「そういえば。スペースシャトルって事故とか墜落ってしたことないよなぁ。やっぱすごく安全管理がしっかりしてるんだろうな」なんて思ったら!……シャトルは落ちてしまった。テレビ画面を見ながら、自分がこわくなったよ。
 でも予知(コレを予知といってもいいのか?)はこれっきり。私は予知能力という超能力はもってなかったってコトね。でも、悲しいコトや大惨事は予知したくないよね。




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