くまま 読みの日記
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2003年06月24日(火) |
お嫁さんが見つかったの |
空神「お嫁さんが見つかったの」 は???
見ると、ビニール製の怪獣の飾り物が二つ。 「とべ ばった」の最後で、「お嫁さんが見つかって良かったね〜」とか、「チョッピのお嫁さん」の話を良くするせいだろうな〜。
「良かったね〜。じゃあ、そのうち子供も出来るかね〜」 ちょっと考えて 「まだタマゴちゃんなの。お腹の中で育ってるの」 「そっか〜〜〜♪ 空神はよく知ってるね〜」
これはいつも、玄関に飾ってある結婚式の写真を見るたびに、「かーくんは?」と言うので、 「まだお腹の中で、タマゴちゃんだったの」と言っていたせい。
何て可愛い会話なの♪
朝、会社に休みの連絡を入れた後、たんぽぽに電話すると、柳田先生。 後、手だけなんですけど、遅く出たのがまだ水疱で・・・ と言ったが、 「それくらいなら、いいよ、お母さん! かーくんが痒かったり痛かったり可哀相でなければ、皆ほとんど済んじゃった(水疱瘡)し、連れてきても!」 と言ってくれたので、お言葉に甘えて、慌てて会社に最連絡。
昨日から普通の朝の一連をさせていたので、出るにも充分時間があった。 でも、本格的に運動プログラムが軌道に乗って、家での生活が本当に楽しい最中だったので、ママはちょっとホロリ。 空神が笑顔で支えてくれました。 ありがとうね、空神。 でも、折角ちょっと遠出で歩いて買い物へ行く予定も立てて、空神にも話してあったので、お互いちょっと辛い朝ではあったけど、ちゃんと出かける時間には出かけてくれました。
お顔も手足もほとんど綺麗なので、どうやらあれでも軽い方?
でも帰って、水疱のチェックしてたら、一番大きかった手の水疱を見るなり、 「これ、りくちゃんにやられちゃったの」 「あ、そう。まあ、やりたい気持ちは分からなくもないけどなあ。痛かった?」 「痛くなかった」 「泣いちゃった?」 「泣かなかった」 「強かったね〜」 という訳で、最後の水疱は消滅したのでした;
2003年06月21日(土) |
Look Up The Sun Is Shining |
There is not a cloud 以外 歌えたので ビックリ @0@;
夕方、洗濯物をたたもうと誘うと、ちょうど洗濯物が置いてあったソファーの上に、舞桜がサンリオランドで買って来てくれたお菓子のバックを見つけて、食べようとしていたので、「たたんだらね」と言ったのに、テーブルへ向かったので、「たたまないのね」と言うと「うん」と言った。
私は切れたので、「そう」と言って、洗濯物をサッサとたたんで片付け、台所へ向かった。 イカッテル時の私は、異様にチャッチャッチャッチャ、嫌味のように働く。 何も言わなくたって、空神にもいかにか伝わろう。
水疱瘡期間で、部屋を完全に片付けて、カードをやる空間を確保し、しっかり運動プログラムを組むことにしたので、朝からの茶碗がたまっている。
私の無整理な教材や紙類が片付いた反面、その間暇を持て余した空神が玩具を広げていく。 片付けると、散らかすの同時進行が行われていた訳で、でも、かまってやってないんだから、玩具に頼るのは仕方ない、と思いつつ、その散らかり具合さえ腹が立ってくる。
完全な母になる必要は無い! と自分に言い聞かせて、怒りに任せてモクモクと茶碗を洗う。
空神は何だか分からん歌を延々歌っている。 自作ながら歌詞がバラバラなので、どうも楽しんで歌っているというよりは、間を持たせている感じ。
1,2回チラッと目を向けたが目が合うので、こちらに気が来ている様子。 でもまあ、母の視線の冷たいこと。
可哀相になぁ、まるで「おねがいだからなかよくしてね」の嵐の中にいるんだろうなあ、と思いつつ、悪びれもせぬ様子に、許してやる気も機会もない。
そのまま料理にまで突入。
しまった、こんなに話もしないなら、CDでもかけとくんだったかな。 と、また、時間を無駄にしているのが気になる。
1時間半もたっただろうか。
上の戸棚から塩のケースを取り出した時、昼間、砂糖を使ったら、「かーくんがやりたかったのに」と言ってしばらく泣いた(「また使うときね」と言ってほっておいた)のを思い出して、手にしたスプーンを戻し、 「空神、お塩使うんだけど、やる?」 と聞いたら、ソファーでゴロゴロ歌っていた空神、「やる」とノソノソ近づいてきた。
そこで、空神の踏み台の椅子に座って待って、来た空神の両手を握る。
「かーくん、ママが怒ってるの知ってた?」 小さくうなづく。 「どうして怒ってるのか、知ってた?」 「・・・洗濯たたまなかったから」 「そう、ちゃんと分かってたのね。それは偉かったね。ママ、たたんでからねって言ったのに、空神が先に食べちゃったから、ものすごく気分が悪かった。すごく怒ったから、今日はもう、カードもミッキーのカードも、何にもやらないことにする、いいね」 「分かった」 「明日はちゃんとたためるね」 「うん」
そして、塩を入れさせてやった。
こちらも怒りを伝えて、尚且つ空神もその怒りは受け止めていたし、理由も自覚していたので、すっかり治まった。
しかし、途中で「ゴメンナサイ」でもなきゃあ、ホントに頑固で、我が子よなあ。 まさに、根競べ; でも、途中で「ゴメン」なんて媚びて来たって、余計腹が立ったりするんだけどね〜。 こっちが治まって理性的になるのを待ってた辺り、空神の方がよっぽど大人かもね;
まあ、何とも長いような短いような、静かな1時間半でありました。
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夜、布団で「断腸」の本を読んだら、空神が「かーくんもたんぽぽで、ママが行くと泣いちゃうの」と言った。 私はいつものように、「ママもかーくんと朝たんぽぽでお別れすると、すごく悲しくて、断腸の思いなの。かーくんも断腸の思いなの?」 「うん」 「でも、あんまり泣くと、腸が切れちゃうかもしれないからね、ママもかーくんも、あんまり泣かない方がいいよね」 「うん!」 我ながら無茶苦茶言いよるなあと思いつつ・・・
久しぶりに買い足してやったパズル。 建機の46ピース、初めて、1人で知らないうちに、全部作ってた。 角から見つけること、端からやることの手順が身に付いて来たみたいだけど、ひょっこり真中辺のピースを置いたりするので、こっちがビックリすることも、まだしばしば。 この力は失われて行くのかな〜。
今日はパパは会社休み。 空神でもみてやりゃあいいのに、平日パチる機会はそうないんだというので、ママと空神は普通に出発。
空神は最近、いつも朝泣いてたのに、今日は泣く気配がない。
新しく出来たお部屋の窓から、見送る楽しみが出来たせいだろうか? それとも昨夜、断腸の本で、 「ママもかーくんとたんぽぽで朝お別れするとき、すごく悲しくて断腸の思いなの。ママも腸がずたずたに千切れちゃって死んじゃうかも」 と世にも奇妙な脅しをしたから;?
空神が「ダメ!」と言うので、「そうだよね、ママ死んじゃうもんね。じゃあ、あんまり泣かない方がいいね。夕方、3時か5時に、またお迎えに行って会えるもんね」と言っておいたが、この本の後で、空神がきっと「ママが死んじゃったら大変っ」と強気の姿勢で見送ってくれるだろうことは、実は半々あるだろうと予想していたんだけれど・・・
それで空神は別れの辛さを出さないで我慢するかもしれないけど、それは夕方受け止めてやれるし、分かれるときに母が辛いのはどんなだと知るので、良いことにした。
ま、自分が泣きすぎて自分の腸の心配してるのかもしれないけどね(笑)
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3時に、連れて帰ろうと思って会社を出ると、パパからも「連れて帰って」とメール。 ・・・負けて暇でうちにいるな;
迎えに行くと、まだ寝ていたので、「見に行こう〜〜〜っ」とお昼ね部屋を襲撃。 ドアを細く開けてそーっと覗くと、一番奥に空神を見つけた。 横向いて、ちょうどこちらに顔が向いていて、薄目を開けていた。 「おいで」と小声で手を広げると、のっそりのっそり起きて来て、感激の様子もなく「オシッコ」・・・;
オヤツをバックに詰めてもらって、帰る。 黄な粉餅みたいので、先生は「信玄饅頭」って言ってたけど、美味しそうだなあ。 途中団子虫さんのお相手をした手で、帰りの道すがら、全部食べてしまった。
ホントに美味しそうなので、「ママも作りたいなあ。どうやって作るのかなあ。先生に聞いてみて、おうちで作ってもいい?」 って言ったら、 「いいよ。1回フライパンで焼いて、1回包むんだよ」 と教えてくれた(笑) 「そうか〜、1回フライパンで焼いて、1回包めばいいんだね!」 「そうそう」 おもろいヤッチャ。 でも、3歳前の男の子の口から、オヤツの作り方について、レシピの返事がくるなんて、ホントに面白いよなあ(笑)
食べ終わって手を繋ぐと・・・アレ? 空神の手首にポチッと何か触る。 「あれ? 空神、ちょっと見せて」 立ち止まって、よく見るが、水イボか? と思う程度で、水疱と言えるかどうか?
朝、廊下でサトくんのママと一緒になって、1人だったので「サトくんは先に車?」と聞いたら、「今、水疱瘡で」と言ってたので、「じゃあ、夕方貰いに行くわ〜」なんて言ってたトコなのに。 でもそのサトくんにしたって、土曜の夜は帰りが一緒になって、元気に一緒にエレベーターに乗ったのになあ。
うちへ帰ってシャツをめくったら・・・背中に、有る有る; 大きいのが1つ、水疱になっていたから、間違いない。
丁度パパもいたので、緊急出動の運びとなった。
金曜に行って空いていたので、病院の空き具合も、案の定といったところ。 パパに待ち時間のメールをするはずが、その暇もなく診察へ。 先生が顔を見るなり、「まーた熱出ちゃったの?」と言うので、「水疱瘡みたいです」と言うと、「その熱かあ」と言うことになった。
そうそう、熱も、明け方頃、ずっと肘枕で寝てた空神、ちょっと熱い気がして、朝熱計る時間なかったんだよな〜、で、一応家で計って8度1分。 看護婦さんが計って6度だったから、「家で8度あったんです」って計り直したら、やっぱり8度。 時間の短いデジタルの体温計は、イマイチあてにならない。
先生に「随分可愛い水疱瘡だなあ。背中のがなけりゃあ、水イボと間違えちゃうな」と言われた。 記憶にある私から感染った玲子の水疱は、ミリ単位じゃなくてセンチ単位だったもんな〜; 可愛いもんだ。
結局時間を追うにつれて、どんどんひどくなったので、とても「可愛いもん」とは言えなくなったし、火曜は昼も夜も寝られないくらい痒がって、可哀相だったから、ワクチンしてやらなかったのをやや悔いたけど。 まあ、年中風邪ひいてて、やる暇ないんだもんなあ;
兎に角、やっとその前1週間扁桃腺で休まされて、先週1週間出社できて、また今週イッパイ休み。。。 パートとはいえ、代わりがいないから、仕事はうずたかく積まれて山になってるし、保育料がやっと出る収入になった来月; いいけどさ〜(泣)
2003年06月13日(金) |
断腸 抱く子は育つを貸し出し |
1週間がかりで見せた「断腸」のカード。 会社で絵を書き、昨日やっと夜絵の具で色をつけ、手製本完成。
パソコンの椅子の上に置いて寝たら、朝起きて空神が表紙を見て、 「これ、断腸のカード?」 と聞いてくれた。 「そうよ、断腸の本。後で読もうね」 ・・・ああ、至福の瞬間っっっ 単語1つが読めただけで、こんなに嬉しくて感動するのは、初めて「空神」と読んだ時と何も変わってない。 久々にちゃんと約5日見せたけど、やっぱりまだまだ5日必要ね〜っ
昨夜、完全に、パッと書いても読めるまで自分の物にしている単語を、いくつも無いと思っていたので書き出した。 思いつかない物もあるだろうから、全部は書き出せなかったと思うけど、英単語も含めると4、50くらいかなあ。
正直、あんなにやってもこの数なんだなあと思わないでもない。 でも、実際は? やっと来月3歳になる息子が、単語を30以上読める。 数字を含めるなら、40以上になる。 もしも平仮名を教えていると考えたら、平仮名がもう30以上読める、それだけで、文字追いの読み方なら、かなり読めるようになってる訳だから、とっても上等だと思う。 しかも、それは文字でなく、単語なんだもの。 本当に素晴らしいことで、嬉しい! 私がもっと、上手に遊びにしてやれれば、この数は数倍にもなっているはずなのに、と、申し訳ない気持ちになる。
図書館で借りて、結局買った「抱く子は育つ」。 思い切って舞桜ママに貸し出すことにした。
もしも「読む暇が無い」とか抵抗がありそうな様子で読まないようなら、何も変わらないだけだし、読んで受け入れられなければ、やっぱりそれで終わればいい。 でも、来る前にお婆ちゃんに話したら、「あんたとは考え方が違うみたいだから、どうかねえ」と言っていた。
が、「急がないから、いつでも読めるときに読んでくれればいいよ。もし嫌だったらそれだけだし、もしもやってみたくなったら、講習を受けたいんだけど、一緒に行かないか」と言ったら、とりあえず借りてくれたので、可能性はあるかな??
でも、しばらくお婆ちゃんちへ来なくなって、舞桜はどうしたかと思ったら、ずい分良くなって、ママにかなりナツイテいて、関係は随分改善されていたように思えたので、ママが別に必要ないと感じたなら、それでいいと思う。
こちらとしても、援助は受けたい気もするけど、出来るだけ広いジャンルの本を読みたいから、突き詰めてこれ以上抱っこ法に関する本を読むつもりもないので、まあ、行かないことになればそれはそれ程度。
とても聞き分けの良い、お利巧な空神。 たんぽぽでも、「ちゃんと正面を向いて話をすれば分かる」というレッテルを貼られてる可哀相な空神。
人の言い分を聞くということは、内に絶対ストレスがあるはずだと思う。 でも、それを出さないのが、私は気に入らない。 店で「今日は空神のは何も買わないよ」と言えば一切ほしがらない。 そんな子供ってありだろうか? もちろん、我慢できたことなど、お店を出た後などで必ず誉めはするけれど、かと言って、どうしてもその聞き分けの良さが、私にはとても危険に感じる。
比較的、気持ちは上手に表現出来る子ではあるけれど、寂しいや嫌なことを伝えるのに対して、どうも不満や怒りに関しては、表現が苦手だと思う。 そういうのを人に向けるのはいけないことだと教えてきたせいもあるから、矛盾と言えば矛盾だけど、それを吐き出させてもやりたかったので、抱っこ法はいずれな、と思って、まあ1年もほっちゃったんだけど;
あんまり頼りたい方法でなく、どちらかと言えば、今までのようにきちんと冷静に言葉で気持ちを伝えることをイメッド(即時処理)で出来るように、怒りや不満も出来るようにしてやりたいので、まあ、援助を受けないで終わっても本当にそれはそれ。
舞桜にしても、ママとの関係がとても改善されていると私は感じる(お婆ちゃんは懐疑的みたいだけど)ので、本当に、ママが必要ないと感じるなら、それはとっても良いことだと思う。
さて、どうなるかしら??
2003年06月11日(水) |
ママ、泣かないでもいいよ! |
空神が、「赤いの枯れちゃったよ」と言った。
ふと見ると、先日セッちゃんと貰ってきてくれた赤い風船が、しぼんでしまっていた。 「ホントだ。しぼんじゃったねえ」 「ねえ〜〜。でも、青い風船があるよ」 またも、間髪入れずに励ましてくれる。 この、即時にこれが出来るってのが、まるで信じられないし、どうやっても私には出来ない。 空神を励まそうとすると、つい考えて、1拍空くので、何か間抜けで、励ますというより、取り繕うようなになってしまう。 青い風船は、昨日たんぽぽで皆1つづつ貰ってきた物。
「でも、ママ、かーくんがくれた風船だったから、赤い風船大好きだったのに」 と下を向いたら、 「青いのがあるから、ママ、泣かないでもいいよ!」 と、ニコ顔をしてくれた。
かわゆいなあ・・・
2003年06月09日(月) |
クローラークレーンと洗濯物たたみ |
産婦人科の帰りに、角のオモチャ屋を通り過ぎたら、かーくん見たかったのに〜と言うので、戻ってお店による。
昔からの小さな個人のお店で、入るとおばさんが出てきちゃって、「見るだけなんだけどな〜;」と内心申し訳なく思いつつ、二人でユックリ色々見た。 いつでも、買わなくても満足するまで見せるようにしているので、そうしていただけで、お店に入る前に空神に言った通り、買うつもりはこちらにはない。
が、クローラークレーンのおもちゃを手にした。 確かに見たことないパッケージで、しかも作りもシッカリしてそうで、良いよね〜。 ・・・が、そこは個人商店。 値引きも何にもなさげな、ビシッと1200円。 外にもカッコいいのあるけど、同じパッケージなのに倍もするのもある。
「空神、ほしいの?」 「うん」 「でも、買わないんだったよね」 「ほしいの!」 「そうかー。でも、いつでも空神君のほしい物をそのまま買うわけには行かないねえ。これ、すごく高いしね。
空神が、「かーくんばいるから寂しくないよ」と言ってくれた後のこと。
母の日にくれた、ミニカーネーションのポットを枯らしてしまい、片付けると、空神が「お花がないよ」と言った。 「ゴメンネ。かーくんがくれたお花だから、ママ、ずーっと大事にしようと思って頑張ったんだけど、枯れちゃったんだ。ホントにゴメンね」 ぼくがあげたお花なのに。 と悲しくなられちゃうなあ、と、心底申し訳なく思って言うと、 「大丈夫だよ、ホラ、トマトがあるから」 と、逆に励まされてしまった。
本で、日本人(日本の子供)は、気持ちの同調は強い物があるが、それに対する助言が出来ない、と言うのがあった。 つまり、「人の気持ちを分かる」のは得意だが、人を慰めたり、勇気付けたりは出来ないということ。 これには、はあ、と納得する部分があり、自分に思い当たる節も強かった。 そして、これが出来る子にすることは、私の育児の大きな部分を占めるテーマになっている。
20年近く前、祖父が死んで1年も経った頃だったかな。 夜寝ようと居間を通ったら、ソファーで母がボロボロ泣いていた。 その時に、母には兄と姉が居るが、2人はおじいちゃんの兄の子で、戦争で亡くなった後に、おじいちゃんがおばあちゃんをお嫁さんにして(戦時中はよくあったことらしいけど)、産まれた子が母なので、祖父の実の子は母1人だから、おじいちゃんが亡くなったことが、一人ぼっちになったように悲しいそうだった。
その時、私は母の悲しみを打ち明けられたことが重たくて重たくて、同情どころか、とても苦痛だった。
私みたいな子供に、そんなこと言ったって、仕方ないじゃない。 どうして、私みたいな子供に、そんなこと言うの? 私にどうしろっていうの?
逆に、責めるような気持ちだった。 きっと今なら、「寂しくないよ、私達がいるから。」それだけで良かったんだな、と思うのに。
そのことがあって、私は親の気持ちを子供に素直にぶつけると、子供には大変な心労になると思っていたので、空神には自分のキツイ部分は見せないようにしてきた。 でも、この子は、感じたことをそのまま自分の重荷にすることなく、横から支えてくれる子なんだなあ、と、最近シミジミ思う。
そして、その空神の励ましの言葉を聞いて、私自身もどう言えば、どうすることが励ましになるのか、知ることが出来た。
おかしいなあ・・・ 空神に、その都度、励ましの言葉を提言してあげて、そういう人になってもらいたいと思っていたのに、すっかり逆になってしまったなあ・・・;
昨晩、今日突如節ちゃんが来ることになったので、空神にお昼ご飯食べ終わった頃、迎えに行くからと言った。
今日は、どうも行く気が無い。
ついには、「いーきーたーくーなーいーーーー」 ・・・最近無かった・・・というか、今までに無いような??? 結局「節ちゃん迎えに行くんだから」と言う。
「節ちゃんまだお家だから、行ってても大丈夫だよ」と、送りに行く。 もう、何時にない号泣の別れを経て、自宅へ帰って速攻掃除;
あっという間に時間になって、空神を迎えに行く。 すると今度は自転車の後ろで「お家帰りたくない」 「なんで?」「掃除機するから。節ちゃん迎えに駅に行く」 と言うので、玄関開放して、洗面器に水張って、水鉄砲などご用意さしあげて、通路で遊んでる間に掃除機をかけ、ふと気付くとメールが入ってて、もうすぐ到着!
急いで駅まで行った。
合流して駅を出ようとすると、水色バス(どこまで行っても100円の、コアラや梨が書いてある水色の市内循環バス)が出発するところだったので、停留所3つ目だけど、水色バスでパスタフローラへ。 うちの会社の店で、自分でメニュー作ったりチラシ作ったりしてるのに、1度も行った事なかったのよね〜っ
ちょっと塩味強めの田舎味だけど、まあ最近行ったお店では、上等でしょう。 料理は嫌いだが、口の肥えたくままでした。
お土産でプリンとか買ってもらったので、一旦家へ。 玄関へ入るなり、「ラピートは?」 ・・・そういえば、パスタでお土産待ってる間に、窓と飾ってあるワインボトルの間に置いてあったよな〜; あとで取りに行くことにして、昼寝するかと思ったが、電車で遊びまくりで、寝る気配なし;
志木へも寄るというので、ヨーカドーへ、ポケトレの線路を買いに行くことに。 が、プラレールだけで、ポケトレは老いてなかった・・・ 已む無く、ガチャガチャと乗り物で我慢してもらったが、帰りにエレベーターに乗る時、向かいにあった「アバレンジャーがほしいの!」 「線路無かったから、ガチャガチャして、乗り物乗ったでしょ。今日は買わないよ」と、エレベーターに乗るが、泣き出したので、1階で降りて、 「空神、お店でそうやって大きな声で泣いたりするんなら、ママと一緒にお買い物は出来ないね。節ちゃんと自転車のところで待っててね。」 と、節ちゃんに空神を頼んで、夜のおかずを買いに走った。
離れてから、しまった、ご機嫌は取ってくれるなといってくるのを忘れた、と思ったが、まあいいか。 案の定、買い物を終えると、入り口で棒についた赤い大きな風船を手に泣き止んでいた。 31でアイスを買ってもらったらしい。 「パチパチがいいっていうんだけど、パチパチが分かんないのよ。クーちゃんがこれがいいっていうから、これにしたんだけど・・・」 食べないらしい。 ストロベリーチーズケーキか・・・ママは好物だが; 空神はポッピングシャワー一筋だもんね;; 風船は、空神が自分で「赤い風船ください」と言ったらしい。
無理やりアイスを片付け、別れようと思ったが 「節ちゃんをお家へ連れて行ってあげるの!」とベソかいてきかない。
節ちゃんにミルクの飴をもらって、1つ口に入れてもらって、あまりを持たせてもらって、やっとバイバイ。 うちへ帰ると、すぐに抱いて寝てしまった。 布団へ連れて行って、 「空神、ぺーして」と耳打ちすると、寝ながらも飴を出す面白いヤツでした(笑)
それが6時で、ずーっと寝るものの、しばしばうなされていた。 暑かったのでエアコンを入れてやったりしたが、変わらない。 私が寝るとき、一応トイレに誘ったら・・・・熱い熱い; 熱は39度;
本人はいたってご機嫌で、遊びモードに入っていたので、「ハートのジュース飲む?」と聞いたら飲むと言うので、粉のDAKARAをいつものボトルに溶いてやっていたら、空神が突然、
「ママ、だあ〜〜〜い好き!」
と言った。 ビックリして振り返って、思わず抱き締めに行ってしまった。
「ママもかーくん、だあ〜〜い好き!」 と言うと、ソファーに座って、風船を取り、 「はい、どうぞ。綺麗でしょ。ママにあげる、おみやげなの。」 とくれた。
翌日気が付いたけど、空神は最近、何を選ぶにしても、「青」なんだ。 その時は、ママ大好きの気分でくれたんだろうな、と思っていたけど、空神はママが赤やピンクを大好きなのを知ってるから、最初からママにくれるつもりで、「赤」を選んだのかもしれない・・・・
ママに返して「好き」と言ってくれるのはいつもだと思うけど、自分から突然切り出して言ってくれたのは初めてだと思う。 それに、寝る前にお店で、おいていかれたりしてたのに。
ホントに愛らしく育っていて、母は世のどの母より幸せです T_T。。。 どうか、世界中のお母さんが、ドーマン法の素晴らしさに気付いてくれますように。
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