くまま 読みの日記
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2002年04月30日(火) アミ


アミは、2001年7月16日生まれの、スコティッシュ・ホールドの女の子です。

去年の9月のまだ暑い日、アミは飛行機で、広島から一人でやって来ました。
やっと歩き出した空神をダッコ紐で連れて、空港まで迎えに行きました。
羽田の貨物で、送り出しは何度もしていましたが、受け取りは初めてでした。

飛行機の着時間に行ったものの、結局仕分けなどで1時間ちかく待ちました。
同じようにコーギーを待っていた女性と、帰りのタクシーを相乗りすることにして、私たちは、先に着いたアミを受け取りました。
それまでに、ちょうどお昼時で、空神がお腹がすいて愚図ったので、ターミナルで買ってきたサンドイッチを食べさせたり、天井につるしてある飛行機をほしがったり、大変だったのを、楽しく思い出します。

アミは、とっても、とっても小さな子でした。
「真っ黒だけど」と聞いていたけれど、聞いていた通り顎に綺麗に分かれた赤が入って、とっても個性的な可愛い子でした。
怯えて、気の小さい子だとすぐに分かりました。
あまり期待していなかったのに、とても小さく、ピタッとたたんだ、素晴らしい耳をしていました。
「目が大きくて可愛い」とも聞いていましたが、こちらは怯えたせいか、こじんまりとして見えました。

うちへ帰って部屋へ放流してあげましたが、やっぱり怖がって隠れてばかりいました。
それでも空神につかまったりして・・・空神が始めて自分で抱いた猫は、きっとアミだったと思います。

尻尾が普通の半分くらいの長さだったでしょうか。
短毛なのに、狸みたいにちょっと太った短い尻尾。
スコは、尾の異常の子には、将来下半身麻痺の出る可能性があると言います。
ブリーダーさんから、引きずってないから大丈夫だと思う、と言われたのは、たぶんちゃんと尾に神経が通っている、という意味だったのだろうと思います。
私はブリーダーで、もちろんこの子も繁殖予定でしたから、ちょうどこの子のレベルでも麻痺が出るのか、まあ良い勉強になるだろうと思いました。
子猫にそのような子が出た時のためにも、この尻尾の子がどうなるのか見られるのは、良いことだと思いました。
柔らかくはなかったですが、曲がる程度の尻尾なので、余り心配もしませんでした。

わりと早くに風邪を引いて、万年クシャミッ鼻の子でしたが、4ヶ月にもなる頃には、女の子でもこんなに丸くなるのか、と感心させられるほどまん丸のお顔、大きなまんまん丸の目。
本当に可愛くて、体は2ヶ月の子猫かと思うほど小さかったですが、それがアミの可愛さを倍増させてもいました。

毛色は「トーティー」と言って、日本猫風に言えば、サビ猫です。
麦わらとも言いますね。
ほとんど黒でしたが、この毛色の子は後から赤がどんどん出てくるのを知っていたので、ちょうど良いと思いましたし、またこの黒さが可愛かったです。
母猫はアメリカンショートヘアーでしたので、うっすらとクラシックパターンが、微妙なマダラに現れていました。
クラシックパターンにうちのアメショーのクラシックをかければ、子猫に縦じまは出ません。
クラシックの大好きな私に、なんてピッタリの子が来たんだろうかと、本当に嬉しかったです。
最終的には、毛の根元の色が抜けてきたので、トーティースモークという毛色になりましたが、見た目は結構黒ちゃんでした。

掃除に行くと、ささっと隠れて、ちっとも姿を見かけないような子でした。
あまり動かないので、心配して時々そっと見ましたが、そんな時は他の子猫と追いかけっこしていたりしたので、ほっとしたものです。

うちで一番大きな、メインクーンのチビちゃんと仲良しで、いつも一緒に寝ていました。大きなチビと、小さなアミ、とても微笑ましかったです。

3月17日、キャットーショーに行きました。
アミは尻尾が短いので初めから勝負にはならないのですが、何しろお耳は一番小さくたたんでいて、お顔も目も他の男の子よりもまん丸で、大勢の方々から可愛いと言っていただき、本当に嬉しかったです。
相変わらずとっても小さかったですが、プリプリ丸くて、可愛い子でした。


最近、掃除に行っても、アミがいつも居ました。
キャットショーに行ってから、ちょっと馴れてくれた感じでした。
シャンプーもドライヤーも本当に大人しくさせてくれましたから。
そう思っていましたが、先週末、どうも動かない気がして、抱き上げました。
もともと構われるのは嫌いな子なので、あまり抱きませんが、わりと簡単につかまりました。

黄だんが出ていました。

正月に亡くなった、ゴオと、同じです。
気付いたのも、どうもオシッコの色が緑の子が居ることと、ゴオと同じように、アミの動きがどうも鈍い気がしたからです。
あんなにプリプリしていた体も、痩せ始めていました。
私は絶望的な気持ちになりましたが、ゴオの時に気付いてやれなかったのに比べ、気付いたのが早かったので、アミはまだ動けていましたので、希望を持って火曜に病院へ行きました。

ウィルス性の病気ではなかったし、脱水も軽かった。
ゴオが赤血球が壊れる病気だったのに対して、どこだか内臓だかリンパ線だかが腫れているとのことだった。
それでも、猫の黄だんは難しいと言われた。

設備がないということで、先生の元居た病院の紹介も受けたが、遠いこともあり、抗生物質の投与のみしかしてやれなかった。
前に小尻に使った栄養剤が1本新品で残っていたので、それを注射器で飲ませてやる。
日に、何度も。
病院へ連れて行った月曜には、もう食事は取れなくなっていた。
牛肉さえ、ほしそうに鳴くものの、口にはしない。
水は飲んでいたが、脱水を考慮して、土曜くらいから練り状の栄養剤を水に解いてからやった。

日に日に、足がよろけ、力無くなっていくのが、目に見えました。

土曜日、実家へ出かけて夜帰ると、アミが動きません。
まさか、と思って、大きな声で「アミ、アミ」と呼ぶと、アミは起き上がって、私に長く2回、一生懸命鳴いてくれました。
すると空神が、はっきりと「アミ」と呼びました。
アミを呼んでくれたのは初めてでした。
アミは具合が悪くなってから、こうして私に鳴きかけます。
「助けて」「どうにかして」と言ってるようにしか聞こえません。
それまで、人間なんてどうでも良いような子だったのだから・・・

日曜になると、その水分が吸収できないのか、ほとんど吐いてしまうようになりました。
抱いて場所を移動してやったり、栄養剤を飲ましてやっても、体には力が入らず、座っても足が体を支えられずに開いてしまうようでした。

昨日、アミはほとんど動けなくなってしまいました。
オシッコの量も減っています。
それでも水分をやると吐いてしまいます。
私は泣かないではいられませんでした。
空神の前では泣けないので、空神の前で笑い、アミと放れては泣くというグラグラの精神状態でしたが、それでもアミよりは辛くないと思いました。
私が泣くのを見て、だったらどうしてすぐに紹介された病院へ連れていかなかったんだと主人に言われました。
結局、明日夕方まで持ったら、紹介された病院へ行こうということになりました。

ゴオは、気付いてやるのが遅かったので、病院へ連れて行ってそのまま入院、絶対に元気になって帰ってくると信じましたが、翌朝、病院で亡くなってしまいました。
ゴオはアミと正反対の、私にベッタリの子でした。
一人で病院で逝かせてしまったのが、心残りでした。

アミにも同じ思いはさせたくなかったのです。
黄だんを見た時点で、私は諦めていたからです。
食事もとれませんでしたが、点滴したとしても、アミはただでさえ人見知りなのに、病院へ預けて、怖い思いをさせたくありませんでした。
うちでケージに入れただけでも、食事もトイレもしないような子です。

向こうの病院へ行っていたら、主人の言うように違ったのかもしれません。
でも、もし同じ結果だったら?
私は、アミが好きな場所で寝て、いつもと同じ皆がそばに居て、そこで静かに逝かせてあげたかった。
もちろん、それ以上に助かって欲しかったけれど。

毎日、「ママはまたアミを、丸々のプリプリにするんだからね。元気になって、アミみたいな可愛い赤ちゃん、いっぱい産んでよね」と言いました。

でも今朝、アミはもう、顔も上がらないようでした。
吐いたもので、口元も汚していました。
私は薬は飲ませましたが、もう、栄養剤はやれませんでした。
とてもベタベタしたもので、今のアミの口に入れてやっても、口の中のものさえ舐めきれないと思ったからです。
水を少しあげましたが、昨晩あげたもので、口の中はネトネトのままでした。

いつも昼近くにねる空神が、今日は10時前から寝るといいだして、10時半には寝てしまいました。
私は、吐いたもので汚れたアミを綺麗にしてあげました。

体を濡らすと体力が落ちると思いましたが、もう長くはないと思いました。

アミは私のヒザで、じっと拭かれていました。
動きたくても、支えていないと頭も落ちてしまうようでしたから。
それでも、水を飲まそうとすると手を出したので、拭いている間ずっといい子にしていてくれたのは、気持ち良かったのかな。

体を拭きながら、たくさん話をしたね。
「ママね、アミを見た時から、もうアミの赤ちゃんを楽しみにしていたんだからね。アミがクラシックしか生まないって、証明してほしかったんだから。アミみたいにまん丸で、カラフルな子猫、すごく楽しみにしていたんだよ。
お腹すいてるよね。いつもカリカリだったから、ママ、アミが何を好きなのかも知らないよ。
お産したらね、ご褒美にパパが牛肉くれたのに。」
アミは何も言わないで、ずっと聞いていてくれました。
もう低体温になっていたと思います。
私のヒザの熱がアミに伝わって、アミが温まって、気持ち良さそうで、ずっとこのまま居てあげたいと思いました。
でも、空神が居るので、そうもいきません。

箱にもどしてやって、少しでも寒くないように布をしいてライトを当ててやり、頭を少し上げて枕を入れてやりました。
息がほんの少し速いような気もしましたが、体を拭いている間中起きていたので、疲れただろうと思いました。
最近のアミは、体力が無いはずなのに、様子を見るとすぐに起きるか、起きて箱座っていました。
まるで、眠ったままになるのを恐れて、眠らないでいるようでした。

ちょうど空神が起きてしまい、昨夜2,3時間しか寝ていない私は少し空神と寝たく、また寝かしつけました。
2時間ほど寝たでしょうか。
起きてアミを見ると、片手が箱の縁にかかって、敷いた布が少し乱れていました。
子猫がいたずらしたかな、と思いましたが、そうではありませんでした。

私が眠っている間に、アミは一人静かに逝ってしまったのです。

お墓は、実家のゴオの近くに作ってあげるつもりだったのに、主人がアミを病院へ連れて行くという理由で会社(主人の父経営)を早退して来てくれたので、実家へ顔が出せず、いつも電車から見下ろす運動公園の奥の片隅に作りに行きました。
こんな寂しいところに、と、涙が止まりませんでした。

空神は車でも、私に抱かれたアミの小さな耳を「ちっちゃい」と触ったりしていましたが、何か感じたのでしょう、いつものように「ダッコ」と抱きたがったり、撫でたりはしませんでした。

小さなアミは、たった9ヶ月で天国に行ってしまいました。
とても静かな死でした。
私がとても可愛く思っていた子でした。
子猫に期待もしていた子でした。
何より、本当に愛していた子でした。
もちろん、どの子もそうですが、見目にもとても気に入った子でした。

今ごろ、あんなトコロに埋められて、一人で寂しく思っているでしょうか。
寒くないでしょうか。
天国にはゴオが居るので、もう会えたでしょうか。
週末、ゴオのお墓に、連れて行かないでってお願いしてきたのにな。
ゴオも寂しかったのかな。

部屋をのぞくと、チラッと小さな黒い頭が顔を出します。
一瞬、アミかと思ってしまいます。
ブラウンタビーの小尻の子猫です。

アミが居ないことを、まだ受け入れられません。
まだ信じられません。
ゴオが居ないことですら、まだ信じられないのに。
あんなに可愛い子の代わりはもうみつからない。

私には、あの最後のアミとの時間だけが残った。
アミには、あの時間はどうなったのかな。

ママの可愛いアミ。

天国で幸せにね・・・





2002年04月28日(日) お墓参り と 初ロープウェイ

お墓参り。

朝、高坂に着くぞって時に、エイコさんが来てることや、神長家が一緒にいくことを話し忘れていたことに気付く。
が、ちょっと手遅れだった。

行くとすぐにエイコさんが「くーちゃーん」と迎えに出てくれた。
クーは割といつもエイコさんが大丈夫で、エイコさんもどうも舞桜の名前が覚えづらくて、クーが呼び易いし可愛いらしい。
が、ずい分人の区別もつくし、しばらく会ってないし、難しいだろう、と思っていると、先に車を降りて行ったクウが、手を引いて「車へ帰る」とベソをかく。
・・・ヤッパねー;;

おばあちゃんに、「もうちょっと慣れるまで触るんじゃないよ」と釘をさされて、エイコさん、お菓子をくれて、クーを眺める態勢に。
ゴメンネ ^^;。

お菓子をもらってちょっと気の緩んだクウは、みんなに1個づつイチゴのタケノコの里を配って、「エイコさんにもね」と言うと、ちゃんとあげに行っていた。
そうそう、もらったんだからそれくらいしなさいよね。


天気良好、こんなお墓参りは珍しい。
いつだって、傘持つか、小雨や曇り。
なのにクウは、行きの車でずっと頑張って、お墓に着く寸前に沈没した。
3件分のお墓を回って、車へ帰る坂で起きたけど、手遅れだっちゅーの。
まあ、可愛い茂ちゃんの子供なので、多分許されているでしょう;

今日もデニーズで着いた早々、おじいちゃんにミキサー車とダンプのセットを買ってもらっていた。
でも帰りまでにチョロQもほしくて、手からはがしとって帰ったので、大泣き。
母は絶対に買わん。

買ってもらったオモチャの台紙には、標識がイッパイ書いてあった。
クーに教えてあるのは、「道路工事中」とパターンが違う方の「横断歩道」と「自動車専用」くらいだったけど、ちゃんと分かって指差していた。

夜家へ帰る道のでも、踏み切りの手前で、「踏み切りあり」の標識を自分で見つけて、興奮していた。
よく見つけたナー。
教えたのは「電車」の絵の「踏み切りあり」。
あったのは、「汽車」の絵の「踏み切りあり」。
もっと教えてやりたいのは山々だけど、母がもはや、自動車教習所の教本でもなきゃあ、どれが何だか分からんよ −▽−;
自慢だけど、テストは99点で受かったのにね;

その後ロープウェイに乗りに行く。
ちょうど出たところだったものの、次のがすぐに降りてきた。
いつも本で見ているロープウェイなので、さぞ喜ぶだろうと、その降りてくる様を見せてやる。

・・・と。

「ないない、ないない」
必死で戻りたがり、もう泣き喚く始末。
下で待っていようかとも思ったけど、乗っちまえば平気だろう、と、母強行。
が、結局ほとんど大泣きと「今にも」状態を繰り返しつつ上まで行った。
他にお客が居なけりゃ、いっくら泣いたっていいんだけどさ ^^;
それでも途中で何度も、「あぷあぷあぷあぷ(UP)」とか言ってるので、良く分からんヤツだ。

上には動物園もあった。
と言っても、居たのは、ウサギとヤギと狸とアライグマとシカと狸と猿と孔雀とチャボと鴨とガチョウとプレーリードックくらい。
猿はなんだか小さい猿で、可愛かった。
ちょうどクウと、毎日「ポール・サイモンの動物園(しろくまくんに会いに行く話)」を読んでいたので、「猿にしろくまくんは何処か聞いてみようか」などと遊びながら見た。
結局その本に出てくるのと同じ動物は猿だけだったけど。
動物園と名の付くものは初めてだったのかな。
太田の呑龍さんにも小動物がイッパイいて、あっちの方が種類が豊富な気がするが・・・;

山頂駅への帰り道で龍のヒゲの実を始めて見た。
今時期(花の後)、葉っぱを掻き分けて見ると、実があるんだそうです。
龍のヒゲの根元をイチイチ見ることってないから、知らなかったのね。
是非見てみてほしいなあ。
本当に綺麗な美しい青色の実です。

ロープウェイは・・・動物園往復の道中さんざん、帰りはダウ〜〜〜〜ンだねえ、とか、ウェーーーーって登ってきたとか話したので、何とか泣かずに降りられました ^^;
行きの皆さん、どうもゴメンナサイ。

夜は蕎麦屋。
テーブルの向かいに居る舞桜をどうしても「ダッコ」するんだと聞かず、2回もテーブルの上を渡って、舞桜をギューしに行っていた。
今日も舞桜大好きは健在。

家に戻ってからは神長家のお土産のケーキを「ケエキ、ケエキ」とスプーンで生クリームを食べ、おばさんから、「ご飯は給仕させるくせに、ケエキは自分でスプーン握って食べてるよ」と笑われていた ^^;A

今日もしっかり、お片づけして、「さようなら」して帰ってきました。


おうちで写真絵本のロープウェイを見たり、ポール・サイモンの動物園を見たり、今日の出来事を思い返してから、今日は早め(時間がじゃなくて、布団に行ってからが)のご就寝でした。




2002年04月27日(土) 舞桜と仲良し と 「さようなら」

高坂で、舞桜が後から来たとき、ソファーに茂ちゃんが見えたらしく、玄関で固まって入ってこない。
何故毎週リセットされるんだ;;
みーやんは誰でも大好きなのにーー T0T

パパに「空神、舞桜においでって言っておいで」と言われて、クウがトットコ玄関へ行く。
また突き飛ばしゃあしないかと、見に行くと、何と、肩をポンポンとたたいて、顔を覗き込んで、誘っている。
??????
どーしたんだーーーーーー!?!?!

結局一日中舞桜が大好き、砂場でも迷惑そうな舞桜をギューギュー抱きしめていた;

こういう時期が、何故か舞桜と空神と交互に起こるので面白い。
舞桜がギューしてくれる時期は、クーが嫌だったりね。


今日は高坂の物置整理。
イヤー、出るは出るは。
出し切るまでに、4台分の駐車スペースがモノで溢れ返った。
どうでもいいけど、どうして練った「芋グルテン」を、しまうの?? T◇T
何年入っていたの?
キモチワリーヨ!!

というようなモノ含め、(パパの)おじいちゃんの焼いた灰皿から、(パパの)おばあちゃんの着物から・・・

一日で整理がついたのは奇跡だ。

途中、おじいちゃんとおばあちゃんが、舞桜と空神をつれて吉牛を買いに行ってくれた。
行けんのか? と思ったが、舞桜といっしょにおばあちゃんの膝へ座って、窓から手を振ったので、行かせてみた。

遅いなーと思ったが、案の定二人ともお土産付き;
祖父母は、二人で行かれたから、と言い訳していた。
空神はダンプとミキサー車とクレーン車のセット。
自分で選んだんだそうで、大きいのを薦めてもいらないと言い張ったらしい。
祖父母も言っていたが、そう、彼は大きい系は怖い −−;

みーやんが腹ばいで退屈していたので、「使い方教えてあげれば?」って言ったら、ちゃんと目の前で、ミキサー車のドラムを回して見せたり、走られて見せたりしていた。
貸さないけどね ^^;

お外で休憩オヤツした時も、みーやんはベビーカーで退屈そうだったので、クーに、「ミーヤンにニコッてしてごらん」って言ったら、一生懸命「ニコッ」の顔を作ってあげていた。
可愛いヤツだなあ。
またミーヤンも本当に愛嬌モノで、多分この子は、世界一笑う子だ。
ちっちゃくてよく笑い、よく泣き、よく怒る可愛いみーやんです。

という訳で、急に変にお兄ちゃんだった今週の空神くんでした。


そうそう、帰りはちゃんと本の通りに、お片付けして、ジイとバアにチュゥして、深深と頭を下げて、「さようなら」。
玄関で手を振って出ると納得いかなかったらしく、再びドアを開けて戻りたがり、また玄関で深深と「さようなら」。
大変良く出来ました♪






2002年04月26日(金) 「後で」


トーマスのビデオをまた図書館から借りてきているので、一日何度も見る。
朝から「シュッシュッ」と言い出すが、「夕方になったらね」で、大抵おさまるので、夕方見せてやる。
これはこれで、食事の準備中には大助かりしている。

夕方今日も2連ちゃん。
歌が始まると、もう終わるのが分かるので、「くあくん、くあくん」(多分くあくんはまだ見たい、と言いたいのだろう;)と言って泣きに入るが、すでに2回も見ている。

そこで、「じゃあ、後20分したらもう一回だけ見よう。20分だけお休みしようね。後20分したら、ママの携帯鳴るから、持ってきて? そしたらまた見ようね。」と無茶を承知で言うと、何とおさまったので、拍子抜け。
携帯のアラームを20分後にセットして、台所に戻る。

最近、空神は「後で」を良く理解しているらしい。
何でも、「後でね」と言うと、「あと、あと」と言って、我慢する。
ちゃんと、待ってれば要求が通ると分かっているらしい。
「後」がいつかは知らないんだろうけど ^^;

が、さすがに20分は長い。
何度も、「後○分くらいだよ、頑張れ」と愚図るのをごまかされつつ、とうとう20分待った!
携帯のアラームが鳴る。

「20分だよ、良く我慢したね!!」って言ったら、ものすごく嬉しい顔をした。


待ってる間に携帯を投げ捨てていた(何気に携帯のせいで見られないと思ったらしい)ので、「取ってきて」と言ったが、電話だと思ったのか、「まま」とか言ってモジモジしているので、「トーマス見てもいいよーの電話だよ。」と言ったら取りに行って、持って来た。
じゃあ、とセットして見始めると、電話。

パパから帰るコール兼、買い物へのお誘い。
事情を話して、パパの顔見て空神に決めさせることにした。

結局、後で続きを見ることにして、「パパとブーでお出かけ」を選択。
オーブントースターを買いに行ったのでした。







2002年04月25日(木) 縦書きの文字 クレーン

「赤ちゃんに読みをどう教えるか」の本では、読みのカードの書き方の例が、横書きになっている。文章では縦、横どちらでも、と書いてはあるが、イラストの与えるイメージの影響は大きい。

私はタメライモせず、横書きでスタートした。
第一、私はただでさえ「字を書く」ということが、字が汚いという明確な理由から嫌いで、特に縦書きは苦手だ。

でも、しばらく進めるにつれ、失敗した! と思った。

教科書始め、小説、その他、日本語の出版物は、雑誌でさえ縦書きなのだ。

縦横、どちらでやってもどちらも読めるようになる、とあったが、それは本当に「文章スラスラ読める」ようになってからの話しだろうから、縦書きでスタートした方が、既成の本には近道だったのではと思ったからだ。

でも実際は始めており、一貫性を持って教えることは重要であったので、そのまま横書きで進めている。
だって、縦書きするのは横書き以上に苦手だし;;;

でも、やっぱりどっちでも良かったのだ。

図書館で空神が引っ張り出してくる本は、必ずと言ってよいほど、乗り物の本。
背表紙には絵はないので、彼は、乗り物の名前だと読み、あるいは推察して、それらの本を引っ張り出して来ていたのだ。

初めて「え?」と思ったのは、「機関車」という文字が太く大きく書かれた、トーマスの原作の本だった。
自分で届かなかったので、私に取るようにせがんだのだけど、その希望ははっきりとその「機関車」の文字のある本だった。
でも、その時はまさか、と思っていた。

今日、枕もとに積み上げた本を見て、「どれ読む?」と聞いたら、「くえん」と言って、1冊の本を山から引き抜こうとした。
それは、「クレーン クレーン」という私の大好きな鈴木まもる氏の絵の、クレーン車の絵本だ。

「クレーン」が読めるのは知っていた。
ちょうど今日、布団に駐車場ゲーム用のカードが落ちていて、裏に空神が書いた絵が書いてあったので、「これ何?」と聞いたら、「カアカア(鳥)」だと言う。

昨日から、駐車場ゲームのカードにいろいろ書き始めて、切っ掛けは、「鳥」のカードの裏に、鳥の絵がなかったからだった。
だから、鳥のカードの裏に書いたのを覚えていたのだろう。

でも、私は違うと思った。
昨日書いていた鳥と違うし、オレンジで、長ーーーい「つ」みたいのが書いてある。
これは昨日、空神に「クレーン書いて」って言ったら書いてくれたものと同じだ。
案の定、カードは「クレーン車」だった。

「鳥じゃないみたいだよ」と言ったら、ちょっとして、「くえん」と言った。
ちゃんと読めてるじゃん♪

と言うわけで、「クレーン」が読めるのは知っていたけれど、本の背表紙は縦書き。

これはもう、縦書きも横書きも関係なく読めているとしか思えない。

スキー場での、「消火器」もそうだった。

これだけ重なると、ちょっと「偶然」というのは、もはや空神に失礼だろう。
ちゃんと読めてるんだねえ。

口に出せる言葉が増えてきて、ああ、読めているんだと実感することが多くなった。
逆につい試して読ませたくなったりするので、良し悪しだけれど。

クーちゃんに本を読んでもらえる日が、待ち遠しいなあ!


ところで、歯磨きに続いて書いたのは寝る前にすることの本で、中に片付け、歯磨きが入っている。
それまで片付けたこともない(やらせたこともない;)空神が、ちゃんとお片づけして、「あ〜〜ん、い〜〜〜〜」って歯磨きさせてくれて、本をイッパイ読んで寝る。
寝る前に片付けて歯磨きさせる空神を見て、今日パパの前で、「こんな良い子で、本当にうちの子か」と言った。
ただでさえ、「なあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜んて可愛いの♪」「なあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜んてお利口さん♪」を、日に何十回も聞いて横でシラケテいるので、輪をかけて呆れていたことだろう  ̄▽ ̄;
だって私が親ばかなんじゃなくて、それが空神の事実なんだから仕方ないのよんっ


今日は衣替えしていたら、隠しておいたプラレールを見つけられて、前はすぐ捕まえちゃったりしてたけど、ちゃんと延々走らせて、一日中走行音が響いていた。
音嫌いの母が良く耐えていると思う。
お疲れ様、新幹線・・・・・・









2002年04月23日(火) ひっぽ と スクールマーク


「お昼間ひっぽ」にさそっていただいて、ふたたびお邪魔して来ました。

バスの時間が変わってて、20分ちかくも待ってしまった。
その間、駅行きのバスが行き過ぎると、「くあくんが乗らなかった」と言っては怒り、黄色のワーゲンがしばらく駐車した後に去っては怒り・・・ ^^;
セッタンに買ってもらった黄緑のワーゲンとダブって、ほしかったらしい。
オイオイ、実車だぞ;

バス停で降りると、白い鳩が屋根イッパイにいるおうちの前で、黒い鶏みたいのもいて、楽しんでしまった。

ひっぽへは今日も子供一番乗りで緊張していた空神は、やっと慣れたところで、少し大きい女の子に持って行ったお気に入りのミニカーを捕獲され、号泣した ^^;
結局彼の彼女への視線は、最後まで厳しかった。
・・・根に持つヤツ。

他人に物を奪われて号泣するのは、初体験。
結局それから離れられなくなっちゃたので、今日はクーは楽しめなくてちょっと可哀相モードに。
こないだは、飛行機やスノボー一緒に踊ってくれたんだけどなー。

でも終わり近くに来た小学生のお兄ちゃんたちにボールで遊んでもらって、すっかりハイテンションで遊んでいた。

お昼、おにぎりを持っていったのに、ジュースとチーズウィンナーしか食べないしー。
しかもクーと兼用に200ccのペットボトルに持って行ったジュースは、やたらソーセージを逆流されて飲めないしー T_T

眠くなりそうな気配だったので、お昼の後は失礼して、帰ることに。

バス停で5分ほどバスを待つ間、遊んでくれたお兄ちゃんが、わざわざ向かいの方まで来てくれて、遠くからイッパイ手を振ってくれました。
もちろん、クーも振り返してたよ!

パパが帰ったのでお昼寝を中断して、アミを病院へ。
元気食欲がなくて横断が出ているので、症状が正月に死んじゃったゴオと同じなので、ちょっとキビシイ。
が、ウィルス性でなかったものの、内臓のハレがあり、先行きは暗い。
でも発見が早かったので、抗生剤が効くのを期待すべし。
アミはまだ1歳にならないママの大好きなので、どうか頑張ってほしい・・・

さて病院で、待合室までは良かったものの、診察室で空神は途端にいや〜なカンジになったらしく、1人でドアの外へ行ってしまった。
黒ラブをつれた6、7歳のお兄ちゃんと4歳お姉ちゃんの方が、診察室の母より良いらしい。

このお兄ちゃんの横に勝手にちょこんと座り、しつこく「ぱぱ」「ぱぱ」と言う。
多分、パパが来ない、か、パパと来た、か、自分のパパのことを言っているのだが、自分に向かって言われてるお兄ちゃんは、一生懸命、「パパじゃないよ、お兄ちゃんだよ」と言い聞かせてくれていた。
後でお母さんに、「あのチビッコイ子に、パパって言われちゃったよ」って言ってたから、きっとよっぽど困っちゃった気持ちだったんでしょう。
お兄ちゃん、かまってくれてありがとう♪

帰りのクルマで、信号待ちをしていると、指差しして、一生懸命何かを訴えるが、目立ったものはない。
ふと正面を見ると、前のマイクロバスはスイミングのスクールバスで、黄色の三角に子供が二人書かれた、「スクール」のマークが貼ってあった。

なるほど!

昨日から見せはじめた道路標識の中に「横断歩道」があり、子供二人手をつなぐ姿を、「ママ、くあくん」と言っていたっけ。
黄色は学校やスクールだよ、とか近くにあるよ、という標で、青いのが横断歩道だよ、という解説で落ち着いたので、やっぱりアレのことだったらしい。
エライね〜、だって、昨日1日見ただけなのに!
楽しいビッツを作れて、とっても良かったです♪






2002年04月22日(月) お帰り と あい〜んっ と 「道路標識」 と 「O.K.」

上手にお辞儀を深深とするので、「こんにちは」ごっこが出来るようになった。
「パパが帰ったらお帰りしてあげられるかな?」
と言ったら、9時近く、パパが帰ると深深と「おかえりなさい」のお辞儀が出来ました。

今日はパチ帰りだったので、
「こんなに可愛いお帰りが見れるんだから、後30年早く帰ってきたかったでしょう」
とママからのおまけ付きでしたが。

やってきたのが 志村けん の機種だったらしく、帰った早々、「あい〜ん」を仕込んでいた。
クーも気に入ったらしく、ちゃんと手の振り付きで「あい〜ん」と言っていた;
ほかに教えることは無いのだろうか・・・ −▽−;
でも可愛いんだ、またその「あいーん」がさっ


ビッツは「魚」がウケナカッタノデ(T_T)、「道路標識」を昨日慌てて作って、今日からスタート。
案の定、とってもお気に入りの様子。
今回のキーワードは「カンカン」。
どうやら、「踏み切りあり」の電車の標識らしい。
こういうキーワードが出来ると、後は簡単!
「カードやるよ」と始めるより、「カンカン見よっかー」といえば、喰い付いて来る。

同様に、今回一度も目をそらさずに5日間食い入るようにして見た「O.K.」を含む読みカード1セット。
本来は「オーケー」とか書くべきかと思ったが、アルファベットも覚えだして面白くなっている時なので、やはりキーカードになれば良いと思ってアルファベットで入れた。
明日から新しいセット、反応はどうかな?

手製本を20冊ほど読まされた。
時々ある。
次か次へと持ってきて、ほとんど全部読まされる。
まあ、嬉しい悲鳴なので、良いけれど。
着てる物など、絵に季節感のズレが出てきてるなあ・・・ ^^;



2002年04月18日(木) 掛け算 と 育自


朝、またオマタを抑えていたのでトイレに誘うと、行って、今日はちゃんとチッコにも触らずに上手に出来ました!
しかも余裕かまして、トイレットペーパーに手を伸ばしたので笑ってしまった。
ちょんちょんと拭いてやった(笑)
本日もこれ一回。
一日一回と決めているのか??

「歯磨き出来たよ!」の効果は健在。
まるで嫌がらないではないけど、一瞬も磨かせてくれなかった(それでも磨いていたが)おとといまでとはエライ違いだもんね、少しずつ時間を延ばせれば良いと思っている。
今日は3回も磨いちゃった♪



ずっとためらっていた掛け算。
クルマのシールで変わりドッツでも作ろうと思っていたが、電話相談で言ってみたところ、「何のために?」と言われてしまった。

「何のために?」
そう、何のために?
クウガはもう100までの数を認識しているんだから、改めて見せながら演算を進める必要はないはずなのだ。
分かっている。
分かっていたけど、復習させたい気持ちがあった。
ドッツを進めていた間が、あまりに無理やり見てもらってたから、自信がなかった。
馬鹿だなあ、必要ないし、それどころか、してはいけないことだったのに。

見たくなる時期が来るような気もしていた。
3歳でも、4歳でもよい。
その時にまたやろう、とも思っていた。

・・・でもね、思い立つと、やりたいのがこの母なのよね。

ちょっと片付けていたら、以前使っていた「+」「−」「=」のカードが出てきた。
一緒に、「x」や「÷」も・・・
暗算で簡単だった 33x3=99 のカードを用意して、クウガをベッドの上に呼び込む。
もはや「=」を発見していて、欲しがって「わ・わ! ちょーだぃ!」を連発していた彼は、即効母の策略にはまった。
(彼は「わ(=)」フェチである。

ベッドに並べて、一枚ずつカードを指差しながら演算を読み上げる。
クーがとっても楽しそうだったので、ママもとっても楽しかった。
(本来は逆であるべきだが)
「99」のカードを取って、「ぃっぱい、ぃっぱい」。
カードを裏返して、「トゥコトゥコ(トコトコ)」(ドーマン研究所のマークの歩く人の姿を指差して)。

結局もう1つの式も見せてみたけど、同じように楽しく出来た。
やってみるぞ〜〜〜〜〜!
明日見なければ、またやりたがる時にやれば良いんだモノ!!
頑張ってみよう!!

実はこの背景に、日木流奈くんのHPがあった。
昨日久々にお邪魔して、サイト内に、ルナくんのプログラムの内容を見つけて読み入った。
彼は数学が一番好きで楽しいという。

私自身は、計算が遅くてずっと苦手意識があったが、高校の時に先輩が根気強く教えてくれたのを切っ掛けに、相変わらず計算は遅かったけど、数学が得意になって、且つ、大好きになった。
答えを出す、こんなに面白いことってない。
(ちなみに化学も大好きだった)
難しい問題にジックリ取り組むのも大好きだった。
そう、テストみたいに時間制限があるのは苦手だったけど。
(計算が遅いから、テストでは時間内に問題を解ききれないのがほとんどだった ^^;A)

そう、出来れば数学は楽しいんだ。
クーだって、きっと楽しいんだ。
やりたい、やりたい・・・
ルナ君のそれを読んで以来、とてもやりたい気持ちになっていた。

やってみて、良かった。
そう、駄目ならまたいつか始めればいいんだもの。
どうしてドッツは見ないと決め込んでいたんだろうか。

いや、確かにドッツを進めている段階では、彼は興味も持たなかった。

子供は日々変わっているんだ。
ドンドン、試していかなければいけなかった。
(読みに関しても同じ反省あり)
それが分かっただけで、良かったよ!!



試す、といえば・・・
クーの最近の「切れ」。

今は何でも「試す」時期なのだそうだ。
私がではない。
子供自身が。


欲するモノ、コトがある。
泣い「てみる」、切れ「てみる」、それで要求が通るのかな?
あ、通った!
じゃあそうすれば要求は通るんだ。
___彼は知る。

でもある時、それがはねつけられる。
どうして?
納得がいかなくて違う意味で切れる、泣く。
こないだは良かったじゃん!

でもまたある時はそれで希望がかなった。
やっぱりこれでいいんだ!

この繰り返しでは、いくらたまに要求をはねても、子供は「出来た」事実を体験しているので、上手くいかないそうだ。
「一貫性」の重要性は、こんなところにもあった。

さて、難しい。
超ド級に扱い易かった我が子が切れた時の対処法を、未だ母が決めきれていない。

ただ叱ることは出来ない。
彼はまだ、充分に自分の意志を伝えられることが出来ないのだから。
彼の言い分を聞かずに、ただ排除することは出来ない。

言うようにばかりもしていられない。
買い物の度にジュースを買わされていたのではカナワナイ。

もちろん、切れた内容にもよるが。

まあ、子育てに近道も答えもないのでしょう。
答えが無いのは、私の一番苦手な分野ジャイ −−;

「育児」は「育自」と言うそうである。





2002年04月17日(水) 「歯磨き出来たよ!」 と、 チッコ出た!!!


図書館へ行った。
今日は子供用の購読会があるので、それに合わせていったんだけど、最初の本は子猫の本。
興味を惹かれるかと思いきや、無視してもぞもぞ、動き回るので座を外したら、とっとと放浪の旅に出て行き、いつもの電車本コーナーに行ってしまった ^^;
みんなちゃんと座って聞いてるのにー。

・・・と言いたいところだけど、若目のお姉さんで、この人はカウンターの作業は実に手馴れた人だけど、読むほうは、ね・・・

しどろもどろとは言わないけど、あまり流暢とも言いがたい上、チッチャイ声で、しかもイチイチ説明するので本の流れに入っていきにくい。

これじゃあママの方がナンボカマシだもんね −−;

最後の頃にチョコチョコ覗きに行ってると思ったら、おばちゃんの番で、やっぱりとても声もはっきり大きくて慣れていて、その本の世界がその場に出来てる感じなので、はまりやすそうらしかった。

最後にネズミの手人形で、最初のお姉さんが「終わりー、またねー」とかやっていて、それにはクーも近くまで行って、興味ありそうにしてたけど、女の子達のように撫でたりまではいかず、そばをウロウロしている。
が、場を離れたのを根に持ってるのか、結局クーにネズミをふってくれなかった。
あのなー、隣に居るんだからふってやれよ。
母は非情に不愉快であった。

図書館ですでにウ○チをしていたにもかかわらず、行きにも遊んだ公園で、3歳のお兄ちゃんたち(図書館に居た)が遊んでいるのを発見して、乱入。
そのお尻で、階段登って、自分でまた滑ってきていた。
すっかり滑り台好き (−−)

帰って即効お尻を洗い、紙おむつ1チョウにしておくと、オマタを抑えて人の顔見ながら歩いてる。
「チッコ出る? トイレ行く?」
と冗談のつもりで聞くと、
「く、く(行く)。チー」
とか言うので、
「急いで急いで、早く早くー」と言いながら行く。
どうせしちゃった後のくせに、可愛いヤツ。
とか思いつつも、おまるを設置して乗せてやる。

スヌーピーのハンドル付きのヤツなので、運転してすっかりご満悦。

が、何だか前にかがんで硬直している。
表情が硬い。

・・・と。

なんと、チーっと出ているではないか!
自分でもビックリしたらしく、右手で出てくるチッコを触っていた ^^;A

「スゴイネー、偉いねー!!」
思わず便座上のクーを抱きしめてしまった。(右手を固定した状態で)

あまりの母のビックリ態度に驚いたのか、この日再び、「く」ということはなく、誘っても首を振られるのみになったけど ^^;

トイレトレーニングって、母が「やる!」って決意して、1時間おきに連れてって、とかやるもんだと思ってて、クーはまだ事後報告もしないのでほっておいたので、まさか子供に誘発されてトイレでし始めるとは思っても居なかったので、本当にビックリしたというより、アセッタ ^^;A

強いて言えば、2日前に、「そういやあどうすんだ、これ」と思いながら、トイレに置きっぱなしのオマルの上を見て、「クーもトイレでする?」とか言って、ズボンも履いたまま乗せてやったら、前はとっても怖がって駄目だったのに、すっかりご機嫌で運転していたので、教えるようになったら出来るなーと思ったのと、いつもオムツ替えたり、お尻洗ってから、分かってないと思いつつ、「今度はトイレでしようよー、チッコ出たくなったら今度は教えてねー]なんて言ってただけなんだけど。

まあ今回のことでトイレトレーニングに入ろうとも思わないけど、まあ時々聞いてあげるべきかな、と思った母でした。

さて、今日は長い。

最近、泣いて(る振り)喚いて暴れて抵抗して、なかなか歯磨きをさせてくれないクー。

今日とうとう、「歯磨き出来たよ!」という本を作ってやった。
タイトルだけで嫌がるかな、とも思ったチャレンジだった。
歯磨きの直前に見せると、何ともご機嫌に大きな口をあいてやらせてくれた!!
この一回きりかもしれないけど、まあ大成功でしょう ^^)V


2002年04月12日(金) 新しいカード遊び

おとといからハナタレのクー。
明日はジイジの誕生会だし、今日のうちに病院へ連れて行くことを決意。
して、プログラムは休んだ。

昨日から、電車乗って、バス乗って、病院へ行こうね、と乗り物で釣っても、病院の名前が出ると、泣きそうな顔して頭をブンブン振る。
「いやいや」まで出た ^^;
その都度、「大丈夫、診てもらって、お薬もらうだけ。先生いつも、痛いことしないでしょ、おっけー?」とフルと、得意の「オッケー」に釣られて、つい「おっけー」と言ってしまう彼 ^^;

結局天気も今ひとつだったので、タクシーで行ったが、病院へ着くぞって時にはモハヤ泣き出しそうだった。
彼はここずっと、病院に居る間中泣いてる(泣き喚いてる)。

でも、駐車場に赤ちゃんがお母さんと待っていたので、「ほら、赤ちゃんだって泣いてないよ、大丈夫なんだよ」と言うと、なんと泣かずに耐えた。
病院内へ入っても、泣くタイミングを与えないように「先生いつも、痛いことしないでしょ」と繰り返し、置いてあるトーマスの本に気をやったりさせた。

いつもは呼びに来られると、しがみついて泣くのを、今日はそれも頑張っていた。
いつもは号泣の聴診器にも耐え、なんとママからはなれて1人体重計にも乗れた。
ちなみに、ジーパン+シャツ+長袖含むで10.5キロ。

「最近良く食べるの? 冬から比べると良く増えてるね。大きくはないけど、いいんじゃないの?」というお言葉を頂戴した。
最後に、「涙目っぽいけど、目やに出てない?」と聞かれた。
「ない」と答えたが、
           先生、これは泣きに耐えたコボレ涙ッス・・・

最後に目尻に一粒くっついてた空神君でした。
よく頑張った!


が、その後パパと行ったトンカツ屋で、突然また「えみぇ(飴)」が始まって、「クルマにあるよ、食べ終わったら車であげるから」と制するのを無視して、クルマへ行こうと店内を1人出口付近へ。
両手で顔を覆って「えーん」とか言ってる。
・・・ったく演技派なんだから。
私はきけない要求には付き合わないのでほっておくと、見えない通路へ入ると声がしない。
見えるところへ出てくると「あ〜〜〜〜〜〜」とか言って、また両手で顔覆ってるよ −−;

パパ「あいつ、強情だな・・・」

結局ジュースを飲みに帰ってきたところでチャチャッと食べさせ、珍しく「ぱぱ」とか言っちゃって、パパの方へ渡って、パパのヒザでちっと食べていた。
そのくせ、スーパーとかでは、パパに抑えられたり、抱かれたりすると、まるで誘拐されそうみたいに「まま! まま!」と手を伸ばして泣き叫ぶのはやめてください・・・


プログラムを休んだ代わりに、新しいゲーム。

「自動車」「飛行機」「ジープ」「クレーン車」「トーマス」「ヘリコプター」の15×6センチくらいのカードを作り、それぞれのおもちゃも用意します。
2枚のカードを床に並べ、一方のおもちゃを持たせて、「○○はどっち?カードの上に駐車してくださーい」と言って、カードの上に、その名前のものを置かせます。
また一枚カードを足して、一方のおもちゃを持たせ、繰り返します。
最初は一度にカードを並べたのですが、出来ましたがちょっと可哀相だったので、2回目から2者選択方式にしました。
最後に「空神君」のカードを並べ、「くーがくんも駐車してくださーい」とやったら、大受けでした。
連結も可能でした。
動物シリーズもやりました。

空神はもともと「駐車」が大好きで、年中壁にクルマや電車を駐車場のように並べて、「ちゅ・ちゃ、ちゅ・ちゃ」と自分も壁に張り付いているので、最適の遊びでした♪







2002年04月09日(火) 子供の言語能力と ビッツ・ルソー


読みのカードは色が大好き。
何故なら、色のカードは字の後に裏返してその色の折り紙などを貼ってあるのを見せるので、それが楽しいらしい。
今日からは、言えるようになりたての「急行」など、乗り物関連。
これまた良く見ている。
「急行」はトーマスのビデオを見てて、エドワードが、「ジェームスは急行を引っ張る」と言ったところから自分で引っ張りだした。
以来毎回、そのシーンで「キュウコウ」と嬉しそうにこちらを振り返る。

子供の言語能力ってすごいと思う。
あれだけ単語としての区切れのない言葉の流れの中から、ちゃんと単語を拾いだせるんだもの。
大人が良く理解してない外国語を聞いていても、その会話の中から意味のある単語を拾い出すのって、大変なことだと思う。
子供にとっては、日本語だって、知らない単語ばかりな筈だもんね。

=============

ビッツは世界の地域の呼び名(ヨーロッパ等)がお飽きでいらっしゃるようだったので、5日で切り上げて、アンリ・ルソ〜の絵にした。
6枚1セット。
外国人の名前や、絵画の名前は、どうしても長くなりがちなので、1セットの枚数は少なめに設定している。
ルソーの絵は、動物やボール、月など、興味を引くものが書いてあるものばかり選んだので、ものすごく喜んで見る。
これに限らず、1セットの中に1枚でも犬が居たりすると、その犬を見つけようと一生懸命見るので、子供の気を引くカードは重要だと思っている。
母は悪知恵で、必ずそのカードを最後に見せる。
その策略を怠ると、「犬」のカードから後は、「無効」状態になってしまうからね^^;

基本的に、「教育的に見せたほうが良い」内容よりは、「見せてやりたい」内容が多い。
「見せたほうが良い」ものって、結局面白みにかけて、ヨーロッパみたいなことになっちゃうんだよね。

始めた頃は、あれも見せてやっておいた方が、これも教えておいた方が、という気が先行してたけど、素材を選んだりしてるうちに、これは教えておきたいけど、素材が良くないんだよね・・・ということに数々ぶつかった。

そうした時に感じたのは、この素材では今ひとつ、という内容では見せても仕方がないということ。
教える側に信念がなくては、伝わるものも伝わらなくなってしまうと思った。

ので、図鑑一冊見ていても、「ウワっ、この写真、生き生きしていいよね!」と思うようなものをビッツにすることにしている。
母が見せたいものを見せるので、良いのではないの?
私が見て、イマイチ・・・と思う素材に、子供が感動や興味を寄せるとは思えない。

ただし、それは素材に関することで、内容に関しては、私の好みに片寄ることがないよう、気を配っているつもり。
だからどうしても、「ヨーロッパ」みたいなことは起こり得る。
でもこの道を通っておかないと、彼の大好きなクルマの生産国に触れていかれないので、やっておきたかったんだよね。
歴史のビッツに入るにも、土地の基盤があるのは理解し易いはず。

とりあえず5日やったし、ドンドン先へ行っちゃうよん。
次に地図のビッツ作る時は、1国づつ色を変えたら、面白がって見そうだな、ムフッ






2002年04月06日(土) ぶどう??? 誉めてやりたいトコだけど・・・ ^^;

持ち帰り寿司を店内で待っていると、おなかがすいたのか、グズグズ言うクー。
仕方なく抱いてやり、暇つぶしに壁のポスターを見たりする。

すると突然、「ぶおう(ぶどう)」と言ったかと思うと、「えみぃえ、えみぃえ」とグスル。
今にも泣き出しそうに騒ぐので、一生懸命解読を心見たが、「えみぃえ」が何だか分からない。

飴?

うちはブドウといえば飴のことで、ブドウか桃の飴があって、「一日1個」というのと、「どっちにする?」というのが定例なんだけど、寿司屋で「ブドウ」は見ないから、最初のブドウが聞き間違いだと思って、一生懸命「えめ? 何?」というが、騒ぐのがエスカレートするばかり。

下手に「飴」と言ってしまって、飴じゃなかったのに思い出させても不味いと思って、飴という言葉は避けていたものの、私のポッケをまさぐり出したので、やっぱり飴だと察知。

何故なら、ここしばらくポッケに飴を忍ばせていて、出先で愚図った時に秘密兵器として使っていたから。
でも、いつもポケットから出すのを見られないように、気をつけていたのになあ。

「よく知ってるねー、ママのポッケ、飴、入ってたもんね。でもゴメンねー。
昨日洗濯したから、ポッケのもの、全部出しちゃったんだー。」

これ、事実。
しかし愚図りだした彼にはこの言い訳とも取れる返答に納得がいかない。
パパが、「車にあるよ」と言って、車にあったパチの余り球景品の黒飴をくれたので、なんとか収まったものの、ふっと振り返って、ママは分かりました。

やっぱり、発端は「ぶどう」でした。
棚にならんだお湯を注ぐだけのお味噌汁のカップが数種類。
その真中にあったのは、

「とうふ」。


読み違ったのね・・・ −−;





2002年04月05日(金) 横浜へGO! 電車で騒いで楽しかったね〜


久々に横浜。
電車で行ったのは何年ぶりだろう。

ヘイチンロウでランチして、将吾の家へ。

佐治家へ戻って夜、そば屋の出前をご馳走になって帰るが、これがまたスタジアム帰りとかち合って恐ろしい人、人、人。
まあ、一駅で収まったから良かったけど。

品川で節ちゃんと別れてからも、クーはちっとも寝ないで、珍しく大きな声を出したりして、ママが嫌がるのを喜んでいた。
東上線もねー。
でもさ、いつも静かーで、何の面倒もなくてさ。
何だか騒ぐクーをかまいながら乗った道のりは、良い子のクーを連れてるよりも、とってもずーっとも楽しかったよん♪

またお出かけしようね〜〜〜〜





2002年04月04日(木) 歩け歩け〜〜〜〜♪


クーが最近走るようになったのに、昨日のチーちゃんはおぼつかないながら走り、しかも多分クーより機敏。
・・・まあ、クーよりトロイのもそうは居ないが、クーほど良く歩くヤツもそうは居ない。
彼は天気と母の気分さえ良ければ、日に1時間半から2時間の散歩をする。
公園で遊ぶ、とかでなく、ひたすら歩く散歩。

花を見ては触り、虫を見ては眺め、鳥を見ては追い、好きな車が行き過ぎれば見送り、石を見ては拾い、排水溝に乗っては覗き込み・・・
駅まで30分かかっていた道のりが、今日15分で着いたことは快挙である。
あ、昨日ヨーカドウへの買い物が1時間以内に行って帰って来られたのも新記録だったっけ。
ランニングまで持っていけるのはいつの日か・・・;
しかし今日も、風に飛ばされそうになりながら、頑張って歩いていた。
パパは抱っこしてやっていたけど、風がなくても、父親なんて、あの子供のペースに付き合えるほど、気が長くないさ。
すーぐ抱いちゃうんだから。
でも、母に抱かれたくて泣かれるのだった・・・

「抱っこ」の前に「ガッコ」って言うもんだと思ってたけど、いつも手を伸ばして抱っこをねだられると、「抱っこするの?」と言っていたせいか、「ガッコ」も「ダッコ」も通り越して、「ダッコしゅぅ(抱っこする)」と言い出した。
「ダッコ、ダッコ」と本ゴネの時は「ガッコ」と聞こえることもあるけど。
でも結局は、「天気も良いし、クーも元気だから歩こうよ!」と言われて、抱いてもらえない彼であった・・・
それでも以前は、ヒ〜って言ったりしてたけど、最近はそう言うと、また一人でドンドン歩き出すようになったので、まことにオリコウチンである。




今日はこないだ川越で注文してきたクーの新しい靴が入荷していたので、若葉のマックでパパと待ち合わせて、取りに行ってきた。
クーにマックで買ったミルクカフェオーレをほとんど全部飲まれた・・・
彼は家でも、私のお楽しみセロコーヒーで作ったミルクコーヒーを、強奪することが多い。
変な子供;;;
ま、私の好きなコーヒーなんて、牛乳と砂糖で、ほとんどジュースだけどね。

新しい靴はナカナカ!
ハイカットなので、これからはちょっと暑苦しそうだけど、パールでキレイ。
今までの靴が色が選べなくて、青で、買ったときからちょっと不満だっただけに、注文して、待って、良かったかなー。

しかも、その13.5がキツソウデ、中敷を取って履かせていたので、1つ上のサイズと思って買いに行ったのに、いままでの「すくすく」だと、実寸13センチの足には、14センチの靴はどうしてもつま先があまりすぎちゃう。

そしたら、靴屋の店員さんが、新しくワイドのシリーズが出ていると教えてくれて、注文した靴。
今までと同じ13.5センチなのに、中はガバガバくらい。
履き替えて帰ってきたけど、クーはとってもご機嫌だったので、本人も新しい靴にはご満足の様子。
身に付けるものでこういう反応は初めてだったので、ちょっとビックリ。
母と同じで、着るものにはまるで無関心の息子なのですが。





2002年04月03日(水) ち・ちゃんと図書館

チーちゃんと図書館へ行った。
チーちゃんはクーより2ヶ月小さいポテポテほっぺの女の子。

花見のときに無くした車の鍵が気になって、時々、「チーちゃんに電話してみようね」と言っていたら、
「ち・ちゃん、ち・ちゃん」と言うようになっていたけれど、実際会ったらどんなもんか・・・と思っていたけど、あんまり接近されたりすると突き押したりしてたものの、見えなくなると「ち・ちゃん、ち・ちゃん」と言うので、「探しておいで」と言うと、ちゃんとひとりで探しに行って見つけたりしていた。
ちゃんと他の子供との区別もついているらしい。

いつもニタ〜っと笑ったお多福さんみたいな子なので、クーも会っただけで嬉しいような気持ちになるらしい。
相手が笑っているのって、大人でも気持ちが良いよね。
可愛い良いお友達です。

しかも、最近「パパ、ママ、クアクン、パパ」と、名前(?)を羅列するのがマイブームらしいが、とうとう、「パパ、ママ、クアクン、ち・ちゃん」になっていた。
もはや家族か ^^;A




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