サズカリ おとうさんがつける、子供たちの成長記録
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うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)
夏休み最後の日、かいは友達と市民プールに行った。
帰りに駄菓子屋に寄ろうということになったのだが、場所をうろ覚えだったらしく、迷って迷って、やっと着いた。
閉まっていた。
我が家の子供たち3人が、「飼い主と犬」ごっごをやっていた。
かいが飼い主で、妹たちが犬ということになった。
「あーちゃん、何の犬がいい?」
とかいが言うと、あーはしばらく考えて、
「ドッグフード。」
大丈夫かな・・・
あーが
「お父さん、こどものときってむかしだった?」
と聞くので
「うん、昔だよ。」
と答えたら
「イエスさまが生まれるよりむかし?」
いや、それほどでも。
みーが 「いっしょにねてー」 というのに、iPhoneなんぞで文章を書きかけだったので、 「ダメ」 と言ったら、みーが怒って 「もういいよ!お父さん、みーよりアイホンのほうが大事なんだ!!」 と2階に上がって行った。僕はまたポーズだと思って文章書き続けてたら、ママに 「早く行ってあげて。泣いてるよ。」 と言われて渋々腰を上げた。
部屋のドアを開けようとすると、カギがかけられている。こりゃあ本気で怒ったか、と反省して、 「みーちゃん、ごめん、お父さんが悪かったよお。」 と囁いていたのだが、一向に開けてくれない。いよいよマズイと思い、 「お願い、開けてええ(; ̄O ̄)一緒に寝させて下さいよおお・・・」 とドアに頭をこすりつけながら謝っていたのだが・・・
すると後ろでクスクス笑い声が。みーが僕の後ろにいたのだ。 「・・・なんで?!(◎_◎;)」
ウチのドアカギはいい加減なので、かけたままでも開け閉めができるのである。
完全に裏をかかれた。小4とはいえ侮れん、みー。
あとはひたすら笑い転げだった。
あーと風呂での会話。
「お父さん、1まんえんって、たかい?」 「? ・・・それは、モノによるけど。」 「どうして?」 「花火が1万円なら高いけど、車が1万円なら安いんだよ。」 「どうして?」 「・・・それが、価値ってもんなんだよ。」
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