サズカリ おとうさんがつける、子供たちの成長記録
目次|前へ|次へ
うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)
かいが、野沢への4泊5日の林間学校から無事帰宅した。
ものすごい量の荷物とともに出発し、やはりものすごい量の荷物とともに帰ってきた。
妹たちへのリンゴのキーホルダー、野沢菜、地域限定ぷっちょなど、小遣いを目一杯使ってお土産を買ってきた。
日々の様子は、先生が携帯メールで送ってくる写真がいつも学校の掲示板に貼り出されて、IT時代を感じさせた。
甘えん坊の男の子も、少しはたくましくなっていてくれればいいが。
(それにしても、かいのいない間のママの元気のなさぶりといったらなかった・・・)
かいが今朝、6年生の野外体験で野沢へ旅立って行った。 4泊5日。すごいなあ。 修学旅行はないので、これがその代わりなのだろう。
キャンプもするので寝袋も持つ。パンパンに詰めたバッグと、パンパンの詰めたリュックと、1リットルの水筒。ものすごい荷物だ。学校まで運ぶのも大変なくらいで、どの子も親が自転車で手伝ってやっていた。
出掛けにママが
「汗シュッシュ、持った?」
と聞くと
「ハチかけヨンでしょ、持ったよ。」
8×4だ。汗シュッシュってのもどうかと思うが。
★
送りに行ったママが、女の子のお母さん2人から別々に
「うちの子が、かい君と同じ班でよかったって言ってたのよ。」
と言われた。 女の子にそんなこと言ってもらえるって、ちょっといくない?
土曜日、みー用に抱き枕を買った。イルカみたいな格好の黄色い抱き枕。だって、抱きつく相手を求めて毎晩のように僕を呼ぶのだ。嬉しい気持ちもないわけではないが、やはり4年生にもなって添い寝もなかろう。「じゃあ抱き枕を買って」という事になったのだ。
で、日曜の朝に
「寝れた?」
と聞くと、
「暑くて枕なんか抱いてられない。」
なんだよお・・・
水曜日はみーとあーのバレエ教室の日。あーに、
「楽しかった?」
と聞いたら、
「うんっ!」
とニコニコして答えてくれた。習わせ甲斐があるなあ。
今日はみーがご飯を炊いてくれた。
うれしいなあ。
今日はかいがカレーを作ってくれた。 とても美味しかった。
とうとうここまで来たか。
父を超えろ、かい。
みーに添い寝をしていたら(もう小4なんだが)、献金の話になった。
「礼拝の献金のお祈りで『神様のご用のためにお使いください』って言うじゃん。あたしさあ、小さい頃さあ、献金の入ったカゴを置いとくとさあ、夜のうちに神様がそれを持っていって、朝にはなくなってると思ってたんだあ。」 「へえ、そうなんだ。今は分かるの?」 「うん、だってさあ、教会学校でみ言葉のカード入れもらったじゃん。あれ、お母さんが、献金で買ったものだから大切にしなさいって言ってたから、あー、そうだったんだあってわかったの。」 「ふーん」
というわけで、少しみーと献金について話し合ったのだった。牧師先生の給料が献金から出ていると言ったらビックリしていたが、もちろん丁寧に説明した。
かいの算数のテストが3枚返って来た。
「で、どうだったの?」
と聞くと、
「1次リーグ敗退。」
・・・点数は「勝ち点」じゃないだろうな。
帰宅するなり、あーが
「お父さん、ガイジン買ってきた?」
という。
「外人? って、外国の人のこと?」 「そう。」 「いや、外人は、買ってないけどな・・・」
するとかいが、
「あーちゃん、ガンジンだよ。」
ああ、週刊「マンガ日本史」の鑑真の巻のことか・・・
まあ、確かに外人ではあるが・・・
ママは小学校の読み聞かせサークルで活動している。本を選んでいたとき、あーが興味深そうに見ているので
「あーちゃん、ママが読んでるとき、『これ知ってる』とか言っちゃだめだよ。『あーちゃんちの本だ』とか言わないでよ。」
とママが注意すると、
「うん、じゃあ、としょかんからかりたっていうよ。」
いや、そうじゃなくて・・・
かいが近くの川からカメを捕まえてきたというので、見てみたら・・・
あーの頭ほどあろうかという、巨大なミドリガメだった。
うちではすでに小さなミドリガメを2匹飼っている。
すぐ、元の場所に返してこさせた。
悪いけど、そんなの飼えない。
みーは毎週水曜日にバレエを習っているのだが、加えてもう少し高いレベルの教室に通うことになった。これでかいもみーも土曜日は半日家にいないことになる。
こうして子供たちは、だんだん大きくなっていくんだなあ。(T_T)
で、みーが「今日、初めて習った」と感動しながら見せてくれたのは、足を一歩前に出し、腕をすらっと横に流したときの視線。この場合、首を後ろにそらして二の腕を後ろ側から見るようにするのだそうだ。
そのポーズを見て、・・・おおお、すごくプリマドンナみたいだ、と思った。さすがに上級クラスは違うと実感した。
イングランドに劣らず大好きなブラジルが負けてしまったので、ママがいたくガッカリして、今日はまともに動けそうにない。
それはさておき、あーが
「あーちゃん、カカ好き。カッコいい。」
イケメン好きなあーのハートを完全に捉えたようだ。
「あーちゃん、カカの息子になりたい。」
無理だよ、それは。
|