サズカリ おとうさんがつける、子供たちの成長記録
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うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)
かいが悪さをして叱られた。
下校するときにかいがトモ君ちに寄ったり、トモ君がうちに寄ったり、つまりお互いに道草をすることがあって、うちもトモ君ママも、「一旦家に帰って宿題してから遊びなさい」と言いきかせてあった。
ところが昨日は、かいが帰ってくるときにトモ君を外で待たせ、すぐさま家を飛び出た。そしてトモ君としめし合わせ、トモ君が帰宅して1分後にかいが「遊びに来た」という形をとろうとした。ところが体内時計の早いかいは、トモ君が帰宅して5秒後にベルを鳴らした。このため、「あ、かい君が遊びに来た」というトモ君の主張空しく、「一緒に帰ってきたんでしょ」とばれてしまった。なお、かいは家に来るときに「ママに怒られる」と渋ったトモ君を、「一緒に来ないともう遊ばない」と道草を強要したことが判明し、ママのさらなる怒りを招いた。
僕も帰宅してからかいと話をしたが、「もうやらないって約束しなさい」と言うのに首を縦に振らない。「どうした? やらない自信ないのか?」と聞くと「・・・うん。」と言う。やめたいけど、一緒に帰りたいという欲求を抑えられない可能性を自覚しているのだった。聖書的に言えば、これは正しい。自分の力で正しくなろうとしてもなれないのだ。そこで「聖書ではパウロも同じこと言ってるよ。パウロも『悪いとわかっているのにどうしてもやめられません。神様助けてください』って祈ったんだよ。だから、神様を思い出せるようにお祈りしよう」と言って、一緒に祈った。
ああ、お尻叩いて「ごめんなさい」で済んでいた頃がなつかしいよ・・・
「パパ、オウゴンオニクワガタしってる?」
「ううん、知らない。」
「え、パパ知らないの。」
「うちで一番虫に詳しいのは、かいだよ。」
「じゃあ、うちで一番虫のことを知ってるのは、ぼくでしょ。 パパはねえ、うちで一番、パソコンのこと知っているでしょ。 うちで一番料理がうまいのは、ママでしょ。 うちで一番カレー作るのがうまいのは、パパでしょ。 うちで一番ピアノすきなのは、みーちゃんでしょ。」
「・・・あーは、なんかないの?」
「あーちゃんは、うちで一番、人のじゃまする。」
教会からの帰りの車中で、あんまり悪ふざけが過ぎるかいを叱ってつい「そんなに言うこと聞かないんなら、ここで降ろすぞ!」と言ったら、「じゃあ、降りるよ。」だって。ああ、できもしない叱り方をしてしまった。かいは急に冒険心に目覚めたらしく「降りる、降りる」と逆に騒ぎ出す。どうやら本気らしい。
まだ家まで相当距離がある。「次の信号で降ろして」と言うので、「道、わかるのか?」なんて聞いたりして、ああ、惨めな親です、私は。「わかる。こっからならわかる」 途端に兄思いで心配性のみーが「だめえ、降ろしちゃだめえ、お兄ちゃんかわいそう! みーちゃんさびしい!」と泣き叫ぶ。さっきまでケンカしてたのに・・・
かいが「降りる」といい続けるので、無茶ではない距離まで来たのを見計らって、本当に降ろしてやることにした。もちろん、その先でママをこっそり降ろしてフォローさせる。
先に家に帰り、待っていると、30分もしないで「ただいまー」と帰ってくる。 「あれ、早いね。走ってきたの?」 「ううん、あるいてきた。ママは?」 「買い物だよ」 とか誤魔化して、でもなかなか帰ってこないな。財布もってないから買い物してるはずもないが・・・ママの方が迷子になったかと心配に。毎週車で通っていても、道なんか覚えない人だから。
しばらくたって、ママが息を切らして帰ってくる。 「まかれたの?」 「そうじゃなくて、追いつけなかったんだよ。」 「でも歩いてたって言ってるけど」 「いやー、 タッタタッタ行っちゃったんだよ。かい、あたしに気づいてた?」 「知らないみたいだけど」 毎日近所中を走り回っているから、走っているうちに入らなかったようだ。
これはよかったのか、悪かったのか。できもしない叱り方をしてはいけない、と教会の「親の会」でも学んではいたのだが、まさか本気でやるとは。知らぬ間にたくましくなってるんだな。でも、その後はかいも機嫌がよかった。
2006年10月15日(日) |
親子ポタリング:2回目 |
先週に引き続き、土曜日朝に2度目の親子ポタリング。
ちなみに先週のコース : 自宅−多摩サイ(北側)−稲城大橋−自宅 約5km 予定 30分 実績 40分
今週のコース : 自宅−西調布−稲城大橋−自宅 約8km 予定 1時間
しかし昨日の朝は曇っていて気温が低く、2人が「寒い」と言い出したので、コンビニで「ほっとレモン」を買う。
あとは体を暖めようと、僕が先導して少しスピードを上げる。でも僕にとってはたかが知れているので大して暖まらない。ああ、もう一枚羽織ってくればよかった。
寒さと、距離が長かったので先週より大変だった。みーは手が冷たくなって半べそだったし、かいはひざが痛いと言い出す。半分過ぎてるので励ましながらなんとか稲城大橋に向かう。かいのひざは、サドルが低かったので上げてやったらすぐに回復。自転車本の知識が役立った。(しかし気温対策ができていなかったのでプラマイゼロ)
所要時間、予定より10分オーバーの70分。2回目なのに、ちょっとヘビーでしたね、帰ってから「もう行きたくなくなった?」と聞いたら、2人とも「また行く!」と元気に答えてくれた。次は気温対策、しっかりして行こう。
連休中いい天気が続いて感謝。
今日は6時に起きて、自転車で多摩サイクリングロード(南側)を下流に向かって走ってきた。
家に着いてみると、かいが起きていて飛び出してくる。「お父さん、僕もつれてって!」 予想された展開ではあったので、再び2人でこぎ出して今度は稲城大橋へ向かう。さすがにかいは橋の坂を押して上っていたが、上りきったところで富士山も見えて感激する。往復で30分かかった。
2人で家に着いてみると、今度はみーも「行きたい」と言い出す。早朝から2回出たし、これから家の掃除を手伝う予定なのでちょっとひるんだが、行かないわけにはいくまい。昼前にもう一度行くことになった。当然かいも同伴する。元気だね。みーの幼児自転車ではかなりつらいかと思ったが、どうしてどうしてがんばった。
稲城大橋の上から、自分が走ってきたサイクリングロードを眺めて、みーも感慨深げだった。昼近かったが、富士山もまだ見えた。3人で記念写真を撮った後、かいは車の写真をとりまくっていた。いやあ、お昼ごはんのおいしかったこと。
今度は往復40分だった。
子供を連れてのポタリング。早々に夢の第一歩が叶えられて僕もうれしい。また行こうね。 (今度は最初から3人一緒に・・・)
かい 「お母さん、女の子のとなりって、いいねえ。」 母 「(おやおや)そうねえ、楽しいよねえ。かわいいし」 かい 「Tちゃんね、算数のとき、ヒントを教えてくれるんだ。だからすぐわかるんだよ。」 母 「・・・」
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