サズカリ おとうさんがつける、子供たちの成長記録
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うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)
朝、育毛トニックをつけているときに、みーが
「なにしてるの? それなあに?」
と聞くので、
「髪の毛を元気にするお薬だよ。」
と言いながらブラッシングしていたら、
「ほんとだ、かみのけがたくさんになってきた。」
素直な子だねえ。
2005年08月30日(火) |
ケンちゃんのプール/みーのチュー |
昨日、かいとケンちゃんは一緒に学校のプールに行く約束をしていた。10時からなのに、ケンちゃんも気がせくのか、8時半には「かいくん、きょうだいじょうぶですか。」と電話が来る。
ところが、プールに着くなり、ケンちゃんが「プールのカードを忘れた」という。体温とともに親のハンコがついていて、それがないとプールに入れない。ケンちゃんはすぐに家に取りに戻った。しかし、ケンちゃんは戻ってこなかった。
あとで聞いたところ、ケンちゃんが家を出るとすぐ、お母さんは買い物に出てしまったのだった。玄関の前でじっと待つこと1時間。やっと帰ってきたお母さんを見るなり、ケンちゃんは泣きじゃくった。・・・わかるよ、その気持ち。
その日、ケンちゃんは埋め合わせに市民プールに連れて行ってもらったそうだ。
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朝、出社前に子供たちにチューをすることになっている。みーはまだ寝ていることも多く、起きたときに僕がいないと泣きべそになって、携帯に電話してきたりする。
昨日もみーは寝ていたのだが、いいことを思いついた。紙に「パパより みーちゃんへ ちゅっ」と書いて、唇の絵を添えておく。これでばっちりだろう。
帰ってからママに聞いたところ、
「みー、その紙見て『こんなのやだっ!!』て投げ捨てたよ。」
何が悪かったんだ・・・・?
あーがこの夏、急成長だ。 昨日はベッドの上で、でんぐり返しをやって見せた。
言葉のほうも、
「あーちゃん。」 「なーに。」 「ねんねするよ。」 「ん。」
というような会話も交わせるし(意味がわかってるかは不明)、先に行く僕を追って
「ぱぱー! まってー! 手!」
と手を差し出したりする。
「ごめんね。」
というと
「いーおー」(いいよ)
と返してくれる。 教会の人たちも、「あーちゃん!」と手を広げるとあーも手を広げて「抱っこされてくれる」という愛想の良さで、みんなに可愛がってもらえる。
愛想だけでなく元気もいいので、礼拝中はとても礼拝堂には居られない。 子供室に連れて行くのだが、同じく避難しているアサちゃん(2)と、ガーガーとお互いアヒルみたいな声を交わしながら戯れている。
教会の帰りの車中では、かいやみーがどんなにうるさくしていても、爆睡する。
昨日、ひょいっと抱っこしたら肩に思いっきり噛み付かれ、「ぎえーっ!!」と大声を挙げた。見ていたママに涙を流すほど笑われた。漫画みたいだったそうだ。
そんなこんなで、かわいい3人目である。
夏休み中のプール教室に出かけたかい。
数人ずつ、どこまで泳げるかを競ったときのこと。かいが泳ぎきって立ってみると、ひろくんがかいよりもっと先の位置に立っていた。ひろくんは泳げなかったはずなのに、と驚いたかいが。
「あれー、ひろくん、すごいねえ。」
と言うと、
「おれ、およげねえから、はしったんだ。」
昨日、宮城県沖の地震があったときは、ガストで食事が来るのを待っていた。 かいとみーが、ゆっさゆっさと揺れているのに気づいて怖がったので、
「大丈夫だよ、お父さんが貧乏ゆすりしてるんだよ。」
とガクガクやってみせた。 収まってから、周りのお客さんが「長かったね」「意外と大きかったね」と口々に言うのを聞いて、かいが一言、
「お父さん、わるいよ。他のお客さんが怖がってるよ。」
それにしても、福島から帰ってきたのが15日でよかった。しかも車だったし。新幹線で冷房切られたり、高架上を歩かされたりして、小さい子を連れた人はどんなに大変だったことだろう。本当に、気の毒としか言いようがない。
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