サズカリ おとうさんがつける、子供たちの成長記録
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うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)
僕の体型もすっかり中年オジサンになってきた。ママががっかりして、
「ゲンちゃんのパパなんかすごいよ。体、逆三角だよ。」
というのを聞いていたみーが、 「えー、パパのほうがカッコイイよ。しかくだもん。」
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みー、自転車の補助輪を外して練習中。ちょっと自転車のサイズが大きいせいか、こぎ出しの力が続かずすぐ転びそうになる。1週間くらいかかるかも。 その横で、あーが三輪車にまたがって見ているのが、何だかユーモラス。(まだこげない)
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かい「かいくん、おじいちゃんのうちにひとりでいきたいなあ。」 ママ「新幹線で?」 かい「そう。」 ママ「すごいねえ。いついくの?」 かい「こうこうせいになったら。」
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あーの言葉。
「ねんね。」 横になると言う。 「あーと。」 モノをもらうと言う。もちろん「ありがとう」である。 この日記を書くようになったのが、みーの「ありがとう」だったのを思い出す。 「あよ。」 おはよう。
かいの幼稚園生活は、20日の卒園式で終わった。
3年前の入園式がつい昨日のことのようだ。最初の1ヶ月はべそを書きながら通っていたのに、連休明けからはふっきれたようで、気が付けば卒園式、という感じだ。かいにしてみれば、人生の半分、いや、物心ついてからのほとんどを幼稚園通いしたわけだ。先生方、大変お世話になりました。先生もママも、涙ボロボロ。僕も涙を拭いていたけど、これは花粉症で目がやられていたから。
年長1年間の皆勤という、うれしいおまけもついた。これは大したもんだと思う。あの(今も続いている)インフルエンザの大流行を乗り切り、最後まで突っ走った。しかも学年全体で30人ほどいるという。体力重視の幼稚園の方針が実を結んだか。ママも我が事のように喜んだ。子育てをがんばった自分へのご褒美という気分だそうだ。
いやあ、ほんと、ママも大活躍した3年間だった。ときどき「何もそこまで」という気もしないではなかったが、かいと一緒に「一喜一憂三叱咤」という感じのママであった。それだけに思い入れも相当なものだったろう。卒園式の日、夕方から打ち上げに行ったママが帰ってきたのは、夜中の1時だった。
卒園式もそうだったが、かいたちの代はなぜか日曜日の行事が多かった。それはそれで、神様への礼拝を第1にするということを具体的に教えることができて、かえってよかったかと思う。まず教会の子供礼拝に出席してから、遅刻して幼稚園に行くわけだ。こういうことが数回あったので、かいもみーも、「うちはそういうものだ」というのはわかってきているようだ。先生も事情は理解してくださっていたので、ありがたかった。
いろんなことができるようになった3年間。体力もついた。知恵もついた。悪知恵も、それなりについた。僕もママと、かいが成長するのと一緒に、いろんな初めてのことを体験させてもらってきた。それはいつも新鮮だったし、時には親としてウマくなかったりもした。神様にごめんなさいすることもあった。でも、かいのする1つ1つに喜んだり悩んだりしながら、応援してきたよ。小学生になったかいは、どんなことを体験させてくれるのかな。これからも、家族一緒に成長していきたいね。
かい、卒園おめでとう。神様、かいをありがとう。
僕もママも花粉症。もっか涙と花、いや鼻で苦しんでいる。
みーが目をかゆがり、鼻水が出ている。もしや花粉症?
近所の4歳の女の子も花粉症だったとかで、こんな苦しみをこんな小さいうちから味わうのかと思うとかわいそうで、いっそのこと北海道か沖縄に引っ越そうかとも思ったりする。
とにかく引っ越す前に一度耳鼻科へということで、家族連れ立って行ったところ、みーのは普通のカゼだった。お騒がせしました。
素人目には、どうして花粉症と普通のカゼの違いがわかるのか、非常に不思議だが、元看護婦のママが言うには、粘膜の状態を見ればわかるのだという。
じゃあ僕のくしゃみを指して、
「そのくしゃみは花粉じゃなくて、ダニだね。」
なんて言われた日にゃ、この診察室にはダニがいるんかい!? と思ってしまった。これこそ、どうしてわかるんですか?
でもとにかく、春先に外に出るのが苦痛な生活なんて、これが一生続くのかと思うと、自分のためでも引っ越したいと思う今日この頃。
2005年03月17日(木) |
かいからママへの手紙 |
幼稚園の謝恩会は涙、涙のうちに終わったようだ。 かいたち園児も、指人形の出し物と、お母さんへの手紙を披露した。かいの手紙。
おかあさんへ いつもほめてくれてありがとう。 うれしいよ。 ママすきだよ。 ほんとうにすきだよ。 かいより
こりゃあ、熱いものがこみ上げてくるね。
ところで、必死に練習していたママたちの出し物はアルゴリズム体操と、「悲しいときー」のイラスト付き寸劇。
他にはマツケンサンバとか、ディスコダンスとか、和風の踊りもあったらしいが、体操だけでなく、クラスの様々なシーンをユーモラスに演じたパフォーマンスが評判上々だったとか。 何にしても、お疲れ様。
2005年03月16日(水) |
いまだかつてないショック |
みーの隣に添い寝したら、
「パパ、くさいからいっしょにねなくていいよ。」
と言われた。
しばらくショックで立ち直れなかった・・・・(T_T)
原因究明、対策本部設置。
2005年03月15日(火) |
カラシ断乳・結果報告 |
先週、ママはおっぱいにカラシを塗るカラシ断乳を決行した。
ファンヒーターのスイッチをいたずらするのはいくら言われてもやめないのに、カラシのついたおっぱいはかなり強烈だったようだ。あーは、2回それを含まされた後、3回目には丹念におっぱいを調べ、逃げてしまった。
かわいそうになったママが、せめて寝る前ぐらいはと与えようとしても、いやがってママのほうを向かなかったらしい。(もちろんそのときはカラシは塗らなかったのだが)
その効果は翌日以降も続き、あーは一切おっぱいを求めなくなった。かくして、めでたく断乳と相成ったのである。辛い思いをさせてかわいそうだったけど、ずるずると引きずらずに終わってよかった。
きみも卒業ですか。おめでとう、あー。(ちょっと強引だったけど・・・)
2005年03月14日(月) |
かいとみー、初スキー |
土曜日は、元旦から延期されていたスキーへ。子供たちは初めてだ。場所は富士山麓にある、ふじてんスノーリゾート。
朝出かける前は みー「さむいからいかない!」 かい「だいじょうぶだよ、たのしいよ。」 みー「だって、はやいのこわいもん!」
どうやら、テレビで見たスキーの競技とこんがらがっているらしい。 いやだったらあーと一緒に建物の中で遊んでていい、ということにして、何とか連れ出す。
初めてなので、かいとみーにキッズ・スクールを受けさせる。若いお兄さんお姉さんインストラクターのもと、健気にレッスンを受けている様子を微笑ましく眺める。ブレーキのかけ方に始まり、2時間のレッスンで真直ぐ滑り降りるところまでの内容だった。
結果として、ツボにはまったのは、みーのほうだった。レッスンが終わってからも、「パパおさえて!。パパおこして!」と、とにかく滑りたがる。一方かいは、「かいくん、もういい。そりであそぶ。」と、早々とリタイア。自転車の補助輪外しのときもそうだったが、あきらめが早いんだな。
しかし、そりで遊ぼうにも、500円払って(大人は1000円?)子供の施設に入らなくちゃならなず、時間もなかったのでやめて、昼食を食べて帰る。かいの欲求不満はわかるよ。ごめん。今度はもう少しゆっくりしようね。
帰りの温泉は楽しかったが、今度はあーは恐がって、ママは全然湯船に入れずに上がってしまった。
今回の教訓 ・子供が初心者の場合、親は滑る余裕はないので板をレンタルする必要はない。 ・赤ちゃんを抱いてスキー場をうろうろするのは普段の数倍体力を消耗する。 ・赤ちゃんは温泉に入れないので、パパとママで交代で入る。 ・とにかくお腹が空くので、行き帰りの車中の食料は大量に持参すべし。 ・レッスンの間隔を忘れないうちに2回目のスキーに行くためには、3月では遅い。 ・さらに、花粉症の人は3月のスキーはやめたほうがよい。特にドライバーは悲惨。 ・欲求不満の子供はその日1日「買って買って」攻撃を続ける。
元旦の野川公園は幸せな気持ちだったが、今回は疲労感ばかりが・・・(T_T)
かいの卒園も間近となり、来週にはクラスの謝恩会があるようだ。ママたちは何人かずつのグループに分かれて集まり、それぞれ出し物を準備している。お互いに内容は秘密らしい。違うグループのマリちゃんママはいつも「体が痛くなる」とかで、うちのママはヨガか何かではと想像している。
うちはケンちゃんママと一緒のグループで、・・・・あ、ネタバレになるからか具体的には書けないな。とにかく、超運動オンチのママは、それが決まったときから「おぼえられなーい」と頭を抱えていた。サンプルを見せてもらって動きを紙に書き出して「ほら、これ見て覚えな」と言ったら、そのくらいのことでママに感心された。そして日夜特訓したのである(ホントは計3日くらいだけど)。こんなこと一緒にやってやるダンナはいないゾ。(しかしできないとかいが恥ずかしいだろうから)
ママたちがグループで集まって練習しているのを見て、みーたち小さい子も見よう見真似で覚えてしまったらしい。それで、かわいいから一緒にやらせようということになったらしいが、そんなことしたら絶対ママたちのほうは見てもらえないぞ。
ママたちがうまくやるほどね。それって、虚しくないのか?
とうとうママが、カラシ作戦を決行した。オッパイにカラシを塗って断乳させるのだ。
あーにはかわいそうだが、授乳がママの負担になっているし、もう十分普通の食事でいけるのだ。事実、ママと離れていれば、寝る時でさえ全然求めない。ママといるときのお約束、ぐらいの段階なのだ。
僕は少し水で溶いて塗るのかと思っていたのだが、ママはチューブから出した練りカラシを直接塗った。
あーはさぞびっくりしただろう。びえびえ泣き叫び、ママから離れた。口直しにバナナを食べさせたのだが、口の周りについていたのを一緒に含んだらしく、再びびえびえ泣き叫んだ。
・・・大きくなるって、つらいねえ。
あーが何やら手に持って、僕のところに向かってくる。 そして近くまで来ると、僕に渡すそぶりを見せる。 僕はそれを受け取ろうと思って、手を差し出す。 するとあーは、にやっと笑って、手を引っ込めて逃げてしまう。 僕がきょとんとしていると、また近づいてきて、同じことを繰り返す。
ももももしかして、駆け引きを楽しんでいるのか、1歳5ヶ月のあーよ!?
幼稚園もあと2週間足らずとなった。
ケンちゃんは 「1ねんせいになったら、ボクもべんきょうしなくちゃいけないのかなあ。」
(3/10訂正:「・・・オレもべんきょうするのかあ。」だそうです)
と、早くも1年生の何たるかを自覚しているようだが、我がかいは、明日は最後の遠足だというのに
「あした、かいくん1ねんせい?」
などと、わけのわからないことを言っている。困ったもんだ。
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あーが、僕が玄関を出ようとするのを追いかけてきて「バイバーイ」とやってくれた。
もう、目が垂れちゃいますよ。
みーは赤ちゃん時代、寝かしつけるときに抱っこしないと寝なかった。肩に持たれかかったみーを布団に置こうと傾けた途端、びーっと泣き出す。これには苦労した。
あーは逆に、横にしないと寝ない。ぐずっているからと抱っこしてやると、体を仰け反らせながら怒って泣く。布団に横にすると、すやすやと寝る。
あんたたち、直交シスターズだね。
最初から横にして寝てくれるほうが楽だけど、寝せる場所がないときはかえって困るね。もう、おんぶで縛り付けられると怒るようになったし・・・
みーがバレエでやったことを教えてもらった。
腹ばいになり、足を少し広げる柔軟体操。 「パパもやってみ。」 やってみたけど、部屋が狭いから足を伸ばしきれない。 「こうだよ。」 とみーが僕の足を持って、空いている空間に向かって広げようとするので、痛かった。 それを見ていたあーが、腹ばいになって床にチューして喜んでいた。 あとは、かかとを揃えてまっすぐに立ち、足先だけ広げる。 なるほど、姿勢がよくなるわけだ。
そのまま手をまっすぐ上に伸ばし、手のひらをクイっと内側に折る。 これを見た途端 「おお、バレエだ」 と思った。 自分で好き勝手にポーズを決めているのとは違う、「訓練された形」を一瞬そこに見た。 (あくまで「一瞬」です、ハイ)
「みーが一番先生の話をちゃんと聞いてたよ。」 とママ。
一番はひいき目にしても、人の話は熱心に聞くのがみーのいい所だ。
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朝、連絡網が回ってきて、雪のため幼稚園は休園。 いいなあ。
2005年03月03日(木) |
わかってるんだ・・・ |
昨夜は遅くて、帰ったときはママも寝ていた。今朝は僕が寝坊した。結局、みーのバレエの報告は「楽しかった?」「うん」ぐらいしか聞けなかった。今日は早く帰ろう。
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今朝、ママがあーにおせんべいを渡しながら、
「あーちゃん、これ、おにいちゃんにあげて。」
と言ったら、すたすたとかいの方に歩いていって、おせんべいを渡したそうだ。「95へえ」くらい感動した。「おにいちゃん」も「あげる」も、わかってるんだ・・・
口からいろんな音を出すようになってきたし、本人はしゃべってるつもりなんだね。早く話がしたいな。
かいのときも、みーのときも同じように思っていたが、ちょっとしゃべりすぎだよ、君たちは。
昨日、かいが
「かいくんね、きのうひとりでドロだんごつくってたの。」
と寂しそうに言うのでわけを聞いてみると・・・
かいは幼稚園で鬼ごっこするのが好きなのだが、かいが鬼になると、みんなはかいがまだ一人で登れない高い遊具の上に逃げてしまうそうだ。かいは懸命にジャンプしたりして、かろうじて靴にタッチしたりするのだが、「くつだから、いまのなし!」とか言われて代わってくれないらしい。
かいはつまらなくなって、同じくその遊具に登れないトモくんを誘って抜けようとしたのだが、断られ、サッカーも、少数精鋭で遊びたいXXくんに断られ、仕方なく一人で泥団子を作ることになったようだ。
「△△くんとか、○○くんとかと作ればいいじゃない。」 「△△くんも○○くんも、ドロだんごつくれないんだもん・・・」 (ちなみに、かいの泥団子の腕前はそれはそれは見事なものだ)
子供が寂しがっているのを見るのは実につらい。しかし、靴へのタッチは無効というのは解せん。不条理は受け入れちゃいかん。今度、靴にタッチしたら「□□くん、おにだ!」と言ってそのまま逃げちゃえ、とアドバイスした。
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みーがバレエを習うことになった。近所の公共施設を借りて安くやってくれる。もともとプリンセスかぶれのみーは、見学に行ったときからすっかりハマってしまっている。毎日「あとなんかいねたら、バレエ?」と落ち着かない。そして、いよいよ今日、本番レッスン開始。明日の報告を待て。
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あーは、咳は治ったようだ。感謝。 お祈りのときの「イナイイナイ」ポーズが定着した。 「パパ」とはっきり言うようになった。 みーのぴょんぴょんコースに同伴しているので、体操(?)ができるようになった。
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