サズカリ おとうさんがつける、子供たちの成長記録
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うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)
あーにおもちゃを手渡したら「あ」と言ってぴょこっと頭を下げた。
かわいい・・・
先週のスイミングで、かいは最初の10級を卒業。「水と楽しく遊べる」「水の中にある遊具を取れる」「水に飛び込める」などなど、極めて初歩的な段階ではあるが、ともかくステップアップしたということで、かいは大いに自信がついたようだ。
半年前は、風呂で顔にお湯がかかっただけですぐ「タオル、タオル」と叫んでいたくせに、今は頭からジャバーっとやっても平気どころか、お湯に潜ってバシャバシャやって、「きょう、あたまあらわなくてもいいよ」と言ってのける。腹ばいになるだけで「泳ぐ」スペースなど全然ない湯船の中で、平泳ぎするかいの姿はめちゃくちゃ笑える。
あーの誕生日から1週間、みーが4歳の誕生日を迎えた。みーは、プレゼントに「ふたりはプリキュア」の「カードコミューン」を欲しがっていたが、品切れだったため、親のほうが推していた自転車になった。案外あきらめがよかったのでほっとする。みーの自転車なかったからなあ。
思えば、以前は僕に一喝されると目に大粒の涙を浮かべていたみーだが、兄の影響かすっかり「丈夫」になってしまった。かいとしょっちゅう言い合いをしているせいか、声もデカくなってきた、家の手伝いはできるだけサボろうとする(一応やるけど)。
あーが風邪で熱を出して医者に連れて行ったのだが、「いっしょにいく」というみーを「遊びに行くんじゃないよ」と連れて行かなかったら、留守中にこんな手紙を書いていた。
「パパにあげる。パパいつもパパがいなかったらないちゃうから。パパスき。みー。(パパの絵。髪の毛5本)」
こんな娘ですが、神様、感謝です。
子供たちを布団に寝せ、「おやすみー」と言ってチューをする。そして、僕は明かりを消して部屋を出る。
・・・・泣かないな。大丈夫そう。うまくいった、・・・のかな。
・・・・おおお、ついにやったか。ほんとかな。ちょっと、信じられないような・・・
この頃のかいとみーの体力には、ちょっとついていけなくなっていたからなあ。かいなんか、6時に起きて、朝からパパと相撲なんかやって、遠足に行ってさんざん歩いて、帰ってからも遊んで、寝るときも布団の上で毎日修学旅行状態。9時過ぎても平気で起きている。今、やらねば、こっちが持たない。そして・・・・
やあ、眠ってるぞ。ついについに、この日が。そうか、ついに来たか。いやあ、長かったな。いや、短かったかな・・・・ほんとに、もう。(T_T)
車の中で眠っていたみーが急に「フフフフ」と笑ったので、ママとかいがびっくりして振り向いた。何か楽しい夢でも見ているらしい。
あとでみーに聞いてみたら、ちゃんと夢を覚えていた。
「あのね、かいくんとみーちゃんのかおが、プーっとふくらんだの。ふうせんみたいに。」
はっはっはっは!
あーが1歳になった。無論本人はわけがわかっていないが、僕ら4人はケーキを作ったり、ビデオを撮ったりで盛り上がった。ハッピーバースデーを歌って、「おめでとー!!」と言った途端、あーはびっくりして泣き出した(笑)
最近は日に日に可愛くなっていく。夜は11時ごろ一旦目を覚ますが、あとは6時まで一気に眠るようになった。1年って早いねえ。家の前の道端に敷いたレジャーシートの上で子供たち3人がママゴトなんかしているのを見ると、何だかじーんとくるよ。(あーは「あーあー」言ってるだけだが) ママもときどき腰は痛くなったものの、みーのときのように悪化することもなく、守られた。感謝、感謝。
なーんてほのぼのしていたら、翌日居間の網戸を頭で突き破って外に転げ落ちた。下が土だったのはよかったけど、あー、ごめんよ。
電話口で、みーがおばあちゃんに「きょう、こっちははれだよ。そっちはどう?」なんて言ったので、おばあちゃんはびっくりして返事ができなかったという。
みー、まもなく4歳。
隣の老夫婦から「かいちゃんとみーちゃんに」ということで「ペコちゃんのほっぺ」というお菓子をいただいた。5個入りで、ママが1個、かいとみーで2個ずつ食べる。
ゴキゲンで頬張りながらの2人の会話。
みー「パパのぶん、なくなっちゃったねえ。」 かい「パパ、あんがいがまんしてくれるんだよねえ。」 みー「パパにペコちゃんほっぺたべたよっていえばいいよ。」 かい「えー、いうの?いったらパパもたべたくなるよ。」 みー「だけどいいじゃん、たべちゃったっていえば。」
指についたクリームを1本1本舐めながら。
みー「もうなくなっちゃったからゴメンねってパパにいえばいいじゃん。」
お気遣い、どうもありがと。
スイミング教室に通って、泳ぎが上達してきたかいは、お風呂でも泳ぎたがる。
あの狭いバスタブでゴーグルをつけ、頭まで潜るわ、平泳ぎをするわ、クロールするわ。でも狭くて足を伸ばせないので、クロールでも平泳ぎみたいな足である。それでも何とかバタバタしようとするので、バスタブの壁面を蹴ってものすごい音になる。
こら、寝ていたみーが起きちゃったじゃないか。
教会から帰って、かいが近所の川(というかほとんどドブ)にザリガニを取りに行きたがった。前の日に小学生のお兄ちゃんにとってもらったという。「美女と野獣」のビデオを見るのを楽しみにしていたみーが激しく抵抗した。 「みーちゃんいかない!!びじょとやじゅうみる。」 「あとにしなさい。」 「みていいってやくそくしたじゃん!!」 「見せないなんて言ってないよ。夕方見せるから。」 「みーちゃん、つかれてるんだもん!!あるけない!!」 出不精で体力がつかないから、お相撲大会でも帰るとぐずるのだ。 「昼間っからテレビばっかり見てるから疲れるんだよ。ほら行くぞ。」 嫌がるみーを無理やり同行させた。
現場につくと2人とも熱心にザリガニを探した。みーも楽しそうだ。しかしいるのはアメンボくらいで、ザリガニはいそうにない。そのうち小学生のお姉ちゃん達がやってきた。 「ザリガニとるの?」 と聞くと 「ううん、捨てに来たの。」 「じゃあ、ちょうだいよ。」 「・・・・一回捨てていい?」 捨てたという既成事実を作らなくてはならないらしい。というわけで、容器からドボドボと捨てられ自由の身になったザリガニを、かいが必死で追った。捨てられた5,6匹のうち、捕まえたのは3匹。前の日のと合わせて4匹となった。
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あーは、夜中ほとんど泣かなくなった。8時に寝ると大抵、朝6時まで起きない。長泣きせずにスーっと寝てくれるし、起きるときもグズらないし、ほんとに楽な子。
あーが食べていたリンゴをかいが取り上げたら、「あ゜ーーあ゜ーー!!」とすごく怒っていた。
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かいとケンカしたときの最近のみーの泣き方。 「みーちゃん、こんなにちいさいのにーー!!!」
2004年09月11日(土) |
みんな感動をありがとう |
かいは、決勝トーナメント2回戦で敗退した。 このお相撲大会は「押し出し」しか認めないらしい。かいは、1回戦で2回、相手をスッ転ばしている。転んでも負けにはならないため、取り直すこと2回、そして見事1回戦勝利。しかし小柄なかいはそこで体力を消耗してしまったようだ。 負けた2回戦は、みーが「あついからかえる」とごねているのをなだめている間に終わってしまったようで、ママは見ていてあげられなかったせいで負けたのではないかと大変悔やんでいる。だがよくここまでがんばった。ママに「一生忘れない」と言わしめた2日間であった。
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あーが朝6時に起きて、寝ている僕を「パパ」と言って起こした!! おおおお、「パパ」と言ったぞ、「パパ」と。
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みーからのお手紙。 「パパいつもみいちゃんたちがおてがみかいてうれしい?みー。きょうのおてがみ。うまうしあげはちょう。」 「パパにあげる。パパいつもあいしてるみー。きょうのおてがみ。うまうしちょうあげはちょうらいおん。」
2004年09月10日(金) |
お相撲大会そしてビデオは |
幼稚園でお相撲大会。とにかく突進すること、とママに訓練されたかいは、自信があるのか前夜から興奮気味で、「あした、おすもうたいかいなんだあ」とか「パパあ、あした、みにこれる?」とか「おいのりしててね。」とか、とにかくアピールがすごかった。
平日だからもちろん見には行けないので、「会社でお祈りする」ということで勘弁してもらった。ママはビデオを撮るというのだが、正直言って、そこまで大層な行事なのかよくわからないまま、まあがんばって、という感じだった。
しかしママたちは運動会並みの興奮をしたらしい。年長組全体を身長でいくつかのグループに分け、他のクラスの子供と当たるようになっていて、3人勝ち抜けば翌日の決勝に出られるらしい。翌日まであるのか!!? しかも、どうもよくわからないが「負け方」によってはもう一度挑戦できるようだ。
我らがかいは、「はっけよーい」でものすごい形相で相手をにらみ付け、一気に押す・・・予定が、組まれて土俵からはみ出そうになったところでくるっと体をかわし、また反対側に出そうになってまたかわし、最後には相手を倒したという。
勝つと、休みもなく続けて2人目、3人目と戦う。かいは横目でママを見ながら、はあはあと肩で息をしていた。すでに涙目のママ。そして・・・なんと3人負かしたのだった。決勝トーナメント進出決定!
ママは、間違えてHi8のテープを買ったため、ビデオは撮れずじまいであった。(勝手ながら)今回ばかりは見たかったなあ。
昨日、あーが階段を昇れるようになった。いち段いち段振り返りながらママの反応を確かめ、昇り終わると自分で拍手する。こういうのって、だんだん昇れるようになるんじゃなくて、一気に上まで行っちゃうものなのか。昨日だけで昼間3回、夜1回。これで、ブクブクの体が締まってくれればいいが。
あーの断乳に向けて、取り敢えず夜中の授乳をやめようと、先週から僕があーと寝ている。夜中に泣いて起こされるとキツいかも、という心配はあったが、やっぱりママのそばだとお乳があるというのがわかるらしく、飲ませるまで泣きやまないようだし、何より生まれてこのかた、僕はあーと一緒に寝たことがない。自他共に「パパ似」と認めるあーと一緒に寝る誘惑に勝てず「やるやる」と引き受けた。(賛美歌を歌いながら寝せる、というのはちょっと自信があったし)
以下、「フエーン」と泣いた時刻。
水曜日:2時、4時、5時、6時。 木曜日:3時、5時、6時。 金曜日:5時、6時。 土曜日:5時半。6時半。 日曜日:6時半。
もしかして僕のほうが慣れっこになって、泣いても気付かないのか?と思うくらい、日に日に適応している。水曜など最高にキツかったが、でもとにかく、背中をポンポンしながら賛美歌を歌ってやると、しばらくゴロゴロと寝返りを打ちながら、そのうちまた寝てくれる。抱き上げる必要もあまりないので、僕も半分眠りながらやれるようになってきた。もうそろそろママの元に戻してもいいのかも知れないが・・・でも、再び眠りにつかせたときの勝利の感覚が心地よく、やめたくない。取り敢えず、今週も続けてみよう。
こんなに喜んで食べてくれるなんて、と感激するほど、最近のあーの食事の介添えをするのは楽しい。ベビーチェアの上で立ったり座ったりと一見、行儀が悪いようだが、他のことに気を取られているからじゃなくて、食べさせてもらうのがうれしくてしょうがないみたいなのだ。
知恵もついてきた。バイバイしてくれるし、「あーちゃん、チューして」と頬を近づけると「アーワ」とべちょべちょになるまでチューしてくれる。あーの口を手で閉じたり開いたりするとちゃんと声を出して「アワワワワ」してくれる。かいにおせんべいを渡して「ありがと」と言われるとコクッと首を振る。
昼寝させていて、まだ寝てるかと思って見てみると、布団にちょこんと座って一人で遊んでいたりする。
うーむ、かわいい。間もなく1歳。
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