サズカリ おとうさんがつける、子供たちの成長記録
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うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)
あーも無事1ヶ月検診を終え、おばあちゃんも24日に帰っていった。
今日はママが久しぶりにかいを幼稚園に送る。もちろん、みーとあーも連れて。園ママたちにお披露目というわけだが、「かいくんに似てる」とママ2人に言われたらしい。クラスの女の子も寄ってきて、「これ、かいくんのおとうと?」と言っていたとか。うーむ、複雑な気持ち。
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なんだか今日はみーもかいもいい子で、夕食の前に積極的に手伝いをしてくれた。
みーは「なにしてあげる?」というので、「じゃあ、お箸出して」。時間はかかったが、何とか出してくれた。
かいは、「かいくん、くつそろえてあげるよ。」というので、「じゃあ、お願い」。しばらく経って「できたよ、みて。」見ると、下駄箱から取り出した大小の靴を、玄関一杯に敷き詰めていた。(でも褒めてやった)
昨日も教会に夕方までいたので、遊び疲れた子供たちは帰りの車中で寝てしまった。みーは到着と同時に起きたが、かいはそのまま7時過ぎまで寝ていた。僕も夜に備えてかいと一緒に寝る。
10時に再び床に入ったが、当然なかなか寝付かない。眠くないもんだから、「おみずちょうだい」だの「ママにおやすみいってくる」だの「おしっこ」だの「うんち」だの「おなかすいた」だの「ミニーちゃんもってきて」だの「タオルかけて」だの「ちゃんとかかってない」だの「ほんよんで」だの「おはなしして」だの「でんきつけて」だの「でんきが1コついてない」だの「せまい」だの「みーちゃんこっちこないで」だの「パパうでまくらして」だの「パパうでがじゃま」だの「あーちゃんにチューするのわすれた」だの言いながら、眠ったのは11時20分であった。
僕もそのまま寝た。
かいは朝起きると、あーちゃんを眺めに行く。あーちゃんと一緒に寝っ転がって顔を見ているので、
「かい、ニコーってしていると、そのうちあーちゃんも笑うようになるよ。」
と言うと、さっそく試し始めた。
「今すぐじゃないかもしれないけどね。」
と念押ししていたが、しばらくしてかいがダーっと走ってきて、
「あーちゃんがわらったよ!」
半信半疑で僕もやってみると、確かに応えて笑った。まだ1ヶ月なのに。かいもすごくうれしそうだった。
2003年10月15日(水) |
ブラザーアンドシスター |
2階で遊んでいたみーが「おしっこした。」と言うので驚いたおばあちゃん。
「えっどこで?」
またどこかで漏らしたかと思ったら、みーはスカートをまくり上げた。トレーニングパンツをはいていたはずなのに、いつのまにか紙オムツになっている。横でかいが得意げに説明をする。
「ベッドのうえであそんでいたから、おしっこもらすとたいへんだから、オムツはかせてやったの。」
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朝食時に(みーはまだ寝ていた)、スープをかきまぜるのにちょっとみーのスプーンを借りた。するとかいが
「あーっ! パパ、ちゃんとさましておいてよ。みーちゃんがあついから。」
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積み木につまずいたみー。
「おばあちゃんっ これかたづけておいて。かいくんがおこるから。」
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かいが台所に走ってきた。
「ママ、あーちゃんのかおいろがへんだよ。」
慌てて寝室に飛んでいくママとおばあちゃん。 ・・・単に日当たりの関係で陰って見えただけだった。
朝起きるなり、辺りを見回したかいが口にしたのが「きょう、ほんとうのうんどうかいのひ?」 僕が子供のときは運動会を楽しみにしたことなんかなかったが、こやつは違うようだ。 あーちゃんがまだ外出できないので来られないママのために、仕方なくビデオ撮りをした。
で、やってくれました、かけっこ。
たたたたたとゴールへかけこんだかいをビデオで追いつつ、 「えっ、もしかして1着?」 だってマリちゃんのママに赤いリボンをつけてもらってるんだもん。
ああ、だからビデオはいやだったんだ。画像は小さい、遠近感がない、全体が見えない。 でも、ほんとに1着だ。やああああ、がんばったね。なんだか鼻がむずむずしてしまった。 たかが幼稚園児5人のかけっこで、こんなにうれしいもんだろうか。 思わずママに携帯で電話してしまった。 おばあちゃんも最前列で見ていて、「ジーンとしちゃった」って。
その後、みーも未就園児の親同伴かけっこに出た。 最初は手をつないでいたのに、スタートした途端ひとりでてーっと走り出すみー。 そして・・・1着、1着だああ。あの運動オンチの(だと思っていた)みーが。 ああ、なんて素晴らしい日なんだ。神様、ありがとう。
僕も親の競技で、食いしん坊リレーに出る。先にやった年長のを見て、細長いお菓子が取りやすそうだと狙いをつける。子供たちの勢いで張り切って集合したらトップで走ることになってしまったが、まあいいか。
入念に柔軟体操をして首を「コリコリ」などと言わせる。園児席のかいにも手を振ってみたりする。
そして・・・
吊り下がっているお菓子のところに2番手で着いたまではよかったが、他の人に揺らされて目標を見失い、もたもたしているうちにビリッケツに。そしてそのまま大勢は変わらず、5チーム中4位で終わる。ああ、僕のせいなんです、僕の。ごめんなさい。おばあちゃんとみーが見ている目の前だったし。かいには「かいくん、おうえんしてたのに。」と言われるし。やっぱり僕の運動会って・・・。
子供たちは大活躍、親はいまいちの運動会でした。
告白するが、みーは現在トイレトレーニング中である。みーのおしっこパターンを列挙する。
<ベストパターン> 「おしっこ!」と言って一人でトイレに行き、おしっこをする。
<不思議なパターン> 「おしっこ!」と言って一人でトイレに行き、ウンチをする。
<良いパターン> 「おしっこしよう」と言われてトイレに素直に行き、おしっこをする。
<困るパターン> 「おしっこ!」と言って、ママに連れて行かれるまで足をだんだんと踏み、間に合わずに辺りを濡らす。
<泣けるパターン> 「おしっこしよう」と言われて「いましたくない」と言い、2,3分後に「おしっこ」と言ったときにはすでに辺りが濡れている。
水曜の午後は、幼稚園でサッカー教室があるため、おばあちゃんがかいとみーを連れて再び幼稚園へ。
かいが一生懸命ボールに取り組んでいるのを横目に、みーはジャングルジムに登って遊んでいると思いきや、コーチが「しっかりボールを止めて!」というと、ジムの上から大声で「かいくん! しっかりボールをとめて!!」。「前の人に続いて蹴って!」というとまた大声で「かいくん! まえのひとにつづいてけって!!」
そのうちジムから降りてきたが、「やっぱりここじゃみえない」と言ってまた登っていったとか。
健気な応援団である。
退院して2週間になるのに、未だにあーちゃんのへその緒がとれないため医者に行った。「付け根をよく消毒してください。それから、へその緒はオムツの中に入れないで、外に出してよく乾燥させてください。」とのことだった。「まだしっかりついている」状態だそうだ。沐浴のとき、このへその緒が邪魔でしょうがない。
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ときどき、かいとみーはママとあーちゃんのいる部屋に乱入する。あーちゃんは最初、反対側を向いていたが、2人が傍若無人に騒いで遊びだしたら、顔を2人に向けた。
2003年10月01日(水) |
彼らの心に残ったのは・・・ |
幼稚園で、夏休みの思い出を絵に描かせたそうだ。
マリちゃんは、田舎に行ってさんざんおじいちゃんに遊んでもらったのに、描いたのは新幹線に座っている場面。
ゲンちゃんは、これまたおじいちゃんに海やら山やらプールやらに連れて行ってもらったのに、描いたのは大きなマル。お母さんが「なにこれ?」と聞くと、「ガチャガチャ。」 アバレンジャーのガチャガチャの容器らしい。「どうせなら、アバレンジャーを描けばよかったのに。」と言うと、「・・・だってむずかしかったんだもん。」(爆)
かくして、おじいちゃんたちの奮闘空しく夏は過ぎ去っていくのであった。チャンチャン。
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