サズカリ おとうさんがつける、子供たちの成長記録
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うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)
2003年01月31日(金) |
「三匹のこぶた」ごっこ |
ママとみーとかいで、絵本で読んだ「三匹のこぶた」ごっこをやることに。
ママ「どのおうちつくる?」 かい「かいくん、れんがのおうちをつくる!」 みー「みーちゃん、すてきなおうちつくる!」
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これを朝日新聞の「あのね」欄に投稿したが、ボツにされたみたい・・・
2003年01月27日(月) |
みーの長編小説ふたたび |
かいくんと みーちゃんと プッチ(しまじろうのこと)と ゆるしてあげました。 とてもよろこんで、それで プッチと みーちゃんと かいくんと うさいさん(うさぎさん)が にこにこしてました。 どうしたの? といったら もういっかいかなしくなって うさいさんと プッチと なかないで いました。 それと こっちむいて あっちむいて こっちむいて しました。 そして こうやって(ふりむく) こうやって むかし みーちゃんが ないたとき みーちゃんが かなしくなって それで みーちゃんの ねるとき えーんえーんって ないて ねて それで かぜだから ねて はなも くちも ても ほっぺも みみも こっちも こっちも ても ねました。 それで ママは とことこ あるくと みーちゃんが ないていました。 むかし みーちゃんがないていたとき ママが いました。 とことこって あるくと みーちゃんが このイエスさまが きたの。 それで みーちゃんが ないていると かみさまも よってきて いいました。 ふるいの かみさまが やってきて いいました。 かみさま いないので ママも きていいました。 おしまい。
かいのひらがなは確実に上達している。別に、僕らが強制しているわけではないのだが、とにかく書きたがる。紙には判別不能なみみずのような書き付けがびっしり。そしてとうとう昨日、名前をぜんぶ書いた。ちゃんと読める。しかしいくつかは、完全に鏡文字だ。これは不思議。どうしてひっくりかえるんだ? かいの頭の中では左右はあまり問題ではなく、「まっすぐ」とか「回る」とか「ちょん」がどう組み合わさっているかが大事なのだろう。こういうのを見ていると、とても面白い。そういえば2歳くらいまで、絵本を上下逆さまに見ていたっけな。認知って不思議。
先週末から、かいが風邪をひいている。熱があったので一応インフルエンザの検査もしてもらったが、ただの風邪だった。なかなか完治しないが、様子はいたって元気である。マイクを持って、
「XXXXXXX(名前)、がんばります!」
などと叫んでいた。
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みーが、夢で「神様に会った」らしい。
「神様って、どんなだったの?」 「あのね、あかいの。かじなの。かみのけも、あかいの。めも、あかいの。みみも、あかいの。」
これを延々20分もママに訴え続けたという。毎日聖書の話で聞いている「神様」に会えたのが、よほどうれしいらしい。燃えているイメージの神様だと、出エジプト記の、燃える柴の中からモーセに現れるシーンを思い出すが、それ話したの、だいぶ前だがなあ。
かいも前に
「かみさまって、どうしてみえないの? かいくん、あいたいなあ。」
と言っていたことがある。神様、かいの夢にも出てくれないかなあ。
2003年01月17日(金) |
プロジェクトH / 髪 |
最近幼稚園で、かい達ひよこ組の男の子たちが夢中なのは、砂のダム作り。名付けて「プロジェクトH(ひよこ)」。ダムには水が大量に必要なため、口に含んで運んでいるらしい。ダムのところまできて、一斉に「べべーっ」と出すとか。あんまり見たくない光景だ。 バケツを使う子もいて、だらだらこぼしながら運んでいる。下手なのかと思って見ていると、あるママいわく 「いつになったら漏れてるのに気が付くかしらねえ。」 教えてやったら、と思うが。
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かいの髪が伸びてきた。 「うわー、こんなにのびたら、へんなおねえさんになっちゃうよー。」 ??
でもお風呂でシャンプーしながら髪を立たせ、鏡に映して 「パパみてー、ベッカム!」 などと喜んでいる。
みーの描く顔の絵も、最近髪の毛がついた。でも、ベッカムどころじゃなく完ぺきにモヒカン。
聖書のお話の中で、雨が降らなかったので飲み水がなくなったという場面に、かいが一言。
「つばをのめばいいじゃん、ごっくんって。」
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今日はみーが初めて自分でトイレに行き、おしっこをした。めでたい。
おじいちゃん(妻の父)が田舎からやってきた。仕事の休みが3日間もらえたそうで、孫に会うために全部使ってしまうようだ。本当は去年の秋におばあちゃんと二人で来るはずだったのが、急に予定が入って、おじいちゃんは来られなかった。正月帰らないと知ったときの落胆ぶりはすごかったらしい。いやはや、孫の魅力とはたいしたものだ。
そのおじいちゃん、居間に転がっている独楽を見つけて「お、独楽だ」などと言ってしまったものだから、子供たちにせがまれて30分以上も回させられるはめになり、疲れて昼寝してしまった。
夜には、いつも僕がしている聖書のお話をおじいちゃんにしてもらう。「もういっかいよんで!」というみーを制し、今日も昼寝なしの子供たちを早々に寝せる。
寝かしつけて居間に戻ると、おじいちゃんもすでに布団に入っていた。いやはや、どうもお疲れ様でした。
礼拝の後、教会の近隣に月毎のトラクト(教会の案内)を配りに行った。かいは友達とじゃれて遊んでいたが 「一緒に行くか?」 と誘うと、 「うん、いく!」 と快く応じてくれた。 かいを連れて行くのは3回目。彼がポストに入れるのにいちいち抱き上げてやらなければならないので、時間もかかるし大変なのだが、一緒にやるのは楽しいものだ。いつものポストや通り道を、子供の目線で見るのが新鮮だったりする。 「これを読んで教会に来てくれるといいねえ。」 などと言いながら、神様の仕事のお手伝いをしていることを学ばせる。
最後の1枚の家は、ちょうど奥さんが出かけるところだった。かいがトラクトをポストに入れたとき、奥さんが 「まあ、お手伝い偉いわねえ。」 と誉めてくれた。神様が見ててくれてるなあ、と思った。
2003年01月11日(土) |
アメと独楽とインコとウンチ |
午前中は子供たちを2回目のインフルエンザ予防接種に連れて行く。本当は昨日行く予定だったのだが、かいが強硬に拒否したため、「明日パパと行く」ことにしたらしい。待っている間、ずっと 「チュウシャしたくない」 と言い続ける。体温を測って平熱だったので 「じゃあ、チュウシャしなくていい?」 「平熱だからするんだよ」 納得してないみたいなので、仕方がない、秘密兵器を出すことにする。 「終わったらごほうびにアメあげる。」 我慢できるようにお祈りして、いよいよ診察室へ。せめてもの情けで目をふさいでやり、あっという間に終わる。2人ともその瞬間は泣いたが、10秒で泣き止み、 「アメ!」 すごい効果だ。
午後は買い物。独楽を買う。何と独楽が幼稚園年少の1月の課題ということで、特訓するつもりで買ったのだが、後でプリントを確かめたら、「家族で独楽で遊ぶ」というものだった。なあんだ。ちなみに僕は1回目、紐を巻く向きを間違えて失敗したが、2回目はピシッと決まった。家族の眼差しが心地よい。
それと、セキセイインコのヒナを2羽買った。かいが、白いのをポンちゃん、黄色いのをカンちゃんと名付ける。餌をやるのに僕が2匹を手で包み、かいとみーがそれぞれスプーンを近づけると、ピョロピョロ鳴きながら猛烈な勢いで食べた。2人とも大喜びだったが、僕が手を開いて自由にしようとすると、ぎゃーぎゃー恐がって逃げる(インコじゃなくて子供たちが)。そのうち慣れるだろうけど。
みーが、初めてトイレでウンチした。めでたい。
昨夜帰宅すると、子供たちはもう寝ていた。ほっとするやら寂しいやら。幼稚園が始まったので、かいも疲れたのだろう。みーも冬休みの間に、アニキに付き合わされてすっかり昼寝をしないくせがついた。2歳の子が昼寝なしに夜9時まで起きてるっていうのが、未だに信じられない。
遅い夕食をとったあと、今日配送されてきた本棚を組む。子供達用にするのだ。パーツが多く意外と面倒で、妻と2人で1時間かけて、何とか組み上がった。これでやっと、居間のサイドボードに入れてあった絵本をこっちに移せる。するとサイドボードが空くからあれを入れて、これを動かして・・・と夢(?)は膨らむ。
絵本を移動していたら時間が遅くなったので、居間にいろいろ残したまま寝ることに。すると妻が 「かいに怒られるわ、これは。」 「へ?」 「散らかってると怒るの。」
まるで小さいときの僕ではないか、と思ったが、途中だということで勘弁してもらおう(笑)ということになり、寝た。
今朝起きて居間を見たかいは、本当に 「あーっ、ちらかってる!」 と怒っていた。うわ、うるさー。僕ってこんな子だったのか・・・。ごめんね、お母さん。
電話しているところに割り込みたがるのが、かいの悪い癖。かいのハイトーンな声が響くと、相手の声が聴きとれない。 「電話のときは静かにしていること」 ときつく言われているのだが、先日は幼稚園の先生からの電話をとったママにやたら話し掛けた。後で 「電話のときうるさくしちゃだめって言ってるでしょ!何回言われてるの!」 と叱られたが、泣きながら手をパアにして出したので、ママ、ちょっと笑いそうになる。
昨日もMちゃんのママからのお誘いの電話の最中に騒いだ。 「かい!! 全然聞こえなかったよ!静かにしなさいって何回言われてるの!」 と叱られ、べそをかきながら指で「6」を出したので、今度は本当に笑ってしまったママであった。
Mちゃんは正月の間、毎日 「かいくん、きょうなにしてるかなあ。みーちゃん、きょうなにしてるかなあ。」 と言っていたらしい。パパたちの冬休みも終わったので、早速Mちゃんの家にお呼ばれして、たっぷり遊んでくる。弟のSくんは、久しぶりにみーに会えたのでうれしくて、髪を引っ張ったり物を取り上げたりしてMママをやきもきさせる。Mママが独楽を回して見せてくれたとかで、かいはたいそう感激していた。昔懐かしいお正月遊びをさせたくて、独楽とダルマ落としを買ってきたらしい。が、ダルマ落としは木槌がSくんの凶器と化したため「失敗だった」とか。
ほんとに独楽とか凧とか、やらなくなったなあ(まあ、大人だし・・・)。でもパパも独楽くらいできるんだよ(たぶん)。
2003年01月04日(土) |
その発想を見習いたい |
家族で買い物へ。その車の中。
「パパ、おしっこ」 「えっ、うちでしてきただろ」 「もうがまんできない」 「じゃ、次のガソリンスタンドで止まるから」 「はやくいって。あのくるま、おいこせばいいじゃん」 「そんなことしたら、交通事故になっちゃうぞ」 「だいじょうぶだよ。かいくん、あんぜんベルトしてるから」 「(笑)かいくんが大丈夫でも、車が壊れちゃうんだよ」 「そしたら、あるいていくからいいよ」 「・・・・」
本物の飛行機を見に、羽田空港へ行く。幸いにもレストランの窓側席に座ることができ、すぐ下にジャンボが駐機している。ビデオで見慣れている「はたらく車」も見える。着陸機もよく見えていたが、かいはランチのおまけにもらったオモチャのほうに気持ちがいっている。むしろみーのほうが、着陸するたび 「ほら、きたよー!」 と歓声をあげていた。 「あ、おっきー!」「こんど、ちーさいー!」 と大興奮。帰ってからも、ずっと 「みーちゃん、おおきいひこうき、のりたかった。」 と言い続けている。ママが 「飛行機はね、みーちゃんがもっと大きくならないと乗れないのよ。」 と誤魔化そうとするが、かいに 「ちがうよ、おかねがないからのれないんだよ。」 と言われてしまった。 (子供の前でカネの話はすまいと誓ったのに・・・)
2003年01月01日(水) |
プラレール、カラオケ、天皇杯 |
元日、どこへ行くでもなく、家の中で過ごす。僕はサッカーの天皇杯を見ながら、かいのプラレールの相手をする。最近のかいのプラレールはすごい。複線、高架パーツを加え、バリエーションが豊かになった。結構僕も夢中になるのだが、それを見真似てかいも結構入り組んだのを作るようになった。でもそこは4歳児、うまくループにならなくて助けを求めることもしばしば。僕の休みが終わった後のことを考えて、できるだけ「自分で何とかしてみ。」と言っているのだが、でもやっぱり、手伝っちゃうんだなあ。
みーはカラオケマイクを前に、一人踊りまくっている。(なぜかあんまり歌わない。)こっちは世話がかからなくて助かる。
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今年もこの子たちが神様の守りのうちに育ちますように。 僕たち夫婦が、この子たちの成長の良い助けとなることができますように。 アーメン
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