月曜日は朝部活がないのです。
朝の30分って貴重。 その日の授業のプリントなんかをちゃっと作れる時間です。 なので、たいてい月曜日で朝部活がない日でも7時30分に学校に行くようにしているのですが、今日は中間テストで、授業もないので、思いきり朝ぐずぐずして、職員朝会の3分前に学校に滑り込みました。
職員室に行くと、なんだか私の机の周りの先生がたがそわそわしている。
「あれー?私、遅刻?すべりこみセーフですよね?」 「うん。セーフだけど、まだ寝てるんじゃないかって、今みんなで話して、電話するところだったぞ。」 「まじですかー。すいません」 「ほんとに、困った人だね。」
私って、頼りないなあ。 どうも危なっかしい存在らしい。
確かに、これまでも、登校途中のガス欠で遅刻したり、夜ライトの点けっぱなしてバッテリーが上がっちゃったり、いろいろ信じられないばかな騒動をおこしてきたけど…。
下っ端だから駄目キャラのほうがカワイゲがあるってもんかなあ、と思いつつも、そんなに信用おけないかしら、私って。 ちょっと自信喪失です。
卓球の試合会場であの人に出会いました。 ちょうど前に会ってから1年がたとうとしています。
二言、三言他愛のない会話を交わしました。「かわらないなあ」と思いました。 以前と変わらない、穏やかなやわらかな空気がそこにはありました。 それがとてもうれしく思われました。
変わる必要を感じて、自分を変えていくことを強いてごちゃごちゃこんがらがっている私だから、あの人が、あるがままに、らしさを失わずに過ごしていてくれることが、私にとって救いです。
今年度、職員室がものすごい若返りを見せました。 20代人口が10人を突破! にわかに活況を呈しております。 恋愛モードです。
桃ちゃんにも、気になる人ができました。
寺島先生です。
ところが、誰とでも気さくに話せる桃ちゃんが肝心な寺島先生とのことになるとものすごく奥手。
そこで私の出番です。 桃ちゃんとご飯食べに行く約束をしといて、寺島先生も誘います。 桃ちゃん驚くやら喜ぶやら。
今日は桃ちゃんとその友だちと飲んでいました。 そこに寺島先生から仕事のことで私に電話がかかってきました。 どうやら、寺島先生も、他の飲み会で近くに来る模様。 しかも、車で来る模様。
私の頭脳はチャカチャカッと戦略をたてます。 寺島先生の会の終了時刻を見はからって合流。
「歩いて帰るつもりだったんですけど・・・寺島先生の車、空いてます?」 桃ちゃんをさっと助手席にほおりこみ、私は後部座席でたぬき寝入りです。
我ながら、人のことだとぽんぽん思い切った行動がとれます。 私にキラーパスはくるかって? 私はかなりにぶいので、パスもからぶりしまくりです。
今日は鑑賞音楽会。 全校で市内のミュージックホールに出向き、東京混声合唱団の演奏を聴きました。
その中で、ホール自慢のパイプオルガンとのコラボレーションで演奏されたバッハやモーツアルトの宗教曲がすごく心に染みました。
何百年か前、大きな苦しみを抱いた人々が,教会で私と同じ音色を聴き、深く癒されたことを思いました。 人の世の汚れや苦しみ、痛みが、ちっぽけなことに思われるほどに、その響きは神秘的で崇高なものでした。
私は、人生が二つあるならば、一つの人生では教会に帰依して、シスターとして生きたいななんて思うのです。 シスターとしての人生は、今日の宗教音楽に象徴されるような大きな力に包まれて生きることだと思うのです。
本当に久しぶりに、キリスト的なものに触れて、ひととき、心のやすらぎを取り戻したような気がします。
2004年05月27日(木) |
三島由紀夫『小説家の休暇』 |
アマゾン屋さんで1万円買ったら1000円割引になる、と聞いてしまって、矢もたてもたまらず一万円分の本を買ってしまった。
自分の本だけではまかなえず、人へのプレゼントも買った。
カトリーナは村上春樹『ノルウェイの森』がひどくお気に召した様子だったので『スプートニクの恋人』を。 ヨウちゃんには吉本ばなな『体は全部知っている』と、困ったきの家庭薬として美輪明宏の本を。
しかし、どっさりと本が届くというのはえもいわれぬ幸福な気分になりますね。
さっそく手に取った三島由紀夫『小説家の休暇』いわゆるエッセイ、という感じなんだけど、こういうの三島由紀夫では珍しいんじゃないかなあ。
彼の場合、エッセイ風味の文章であっても、読者層を想定して、それに合った文章、主張を仕立て上げるところがあるので、実際に思ったこと、気づいたことを書いた文章ってかえって貴重で、とっても面白い。
たとえば「私は自分自身が、世間の西も東もわからぬうちから小説を書き出したのだから、Y君のように若い人が小説を書くのに反対しない。
自作をかえりみて、今ならこうは書くまいと思うところ、表現の上にも、人間認識のうちにも、人生の考え方の上にも、しばしば発見する。しかしそれが明白な誤謬であってもよいのだ。
小説家は小説を書くことによって、現実を発見してゆくより仕方がない。
今私が赤と思うことを、二十五歳の私は白と書いている。しかし四十歳の私は、またそれを緑と思うかもしれないのだ。
それなら分別ざかりになるまで、小説を書かなければよいようなものだが、現実が確定したとき、それは小説家にとっての死であろう。」
氏の小説は、磨き上げられ、鍛えぬかれ、私にとっては完璧のイメージがとても強いため、この独白には驚きました。 5
小学生のときに理科で勉強した。
めだかは、えさをとらなくてもしばらく生きていけるように、栄養をおなかに蓄えて生まれてくるから、生まれたとき大きなおなかをしている、と。
ちっちゃい子のまんまるのほっぺたには何が入っているのかなあ?
何も食べていないのに、まーんまるのほっぺ。
きっとしあわせの素がつまっているんだよ。
みんなにかわいいかわいいと愛してもらえるようにまんまるのほっぺ。
は〜。 たまらなくかわいいなあ。 私はいつも視線くぎ付けです。
2004年05月23日(日) |
里中李生『ちょっと硬派なもてる男もてない男』 |
男による男のためのもてるための指南書です。 サブタイトル「「いい女」が興味をもつ男とは?」と、いうことで、私の男の人を見る目は間違っていないかしらん、と興味を持って買ってしまいました。
筆者独自のロマンがあるようで、「これはちょっと・・・」ということもずいぶんあるのですが、なるほどなあ、ということも。
「男にとって大切なのは、知識よりも知性だ!」 女友達に、「きよこって男を見るポイントで知性がめちゃくちゃ比重大きいよね」と指摘され、うーん、そうなのかもしれないなあ、と思い当たった私なので、これには大肯定。
知性は知識の総和ではないよねえ。 話しが面白い人を好きなのは、ウィットは知性だからなんだね。
「これだけは絶対口にしてはいけない“禁句集”」なんてのもある。
・「君、太ったね」はい。しゅーりょー。
・「モーニング娘。の名前を全部いえるよ」言わなくていーから! ・「そんなことも知らないの?」女をバカにするような人はだめさ。
いろいろ面白かったので、授業にもっていって紹介した。 男の子は興味津々で聞いて、女の子も大いに面白がってくれました。
私はさむがりです。 冬くらい,明らかに寒いとあきらめもつくのですが、春や秋のうそざむい感じがどうも苦手なのです。
例えば,夜明け頃ふと目覚めてしまった時に,手足の先がひんやりすると、なんだかがっかりしてしまう。 だから,私はこの季節でも毛布に布団がけです。 そして,裏毛起毛のトレーナーを着て眠っているのです。 毛布やトレーナーに何重にもくるまって眠る私はちょっとした冬眠動物です。
冷たい飲み物も苦手です。 そろそろ自動販売機で「あったか〜い飲み物」がなくなってきて,困っています。 猫舌のくせに,のどを「あちー」といわせながら「あったか〜い飲み物」を飲むのが好きなんだな。
天気予報を見逃して,一人だけひどく薄着をしてしまった日とか、自分だけ損をしたような気になってしまうことってありませんか?
「きよこ先生はだいじょうぶかなーって日記にいっぱい書いてきてるぞ」
副担に入っているクラスの担任のM先生が教えてくれました。
「俺が、調子わりーって言っても誰もこんなこと書いてくれねーのに」
「あはは。それは先生は絶対に大丈夫って、安心感があるからですよ。 私は頼りないからそれだけ心配してくれるんですよ。」
「そんなことありっこ(そんなことないよ)」
M先生も、私を元気付けようと思って、言ってくれているんだなあ、と胸が熱くなります。みんなに心配かけて、やさしくしてもらって、本当に私って・・・。 優しい言葉や、心配りにとっても元気をもらっています。
風邪をひいたりして休むのは仕方がないって思ってあきらめていたけれど、これだけ重なると、まわりにすごく心配をかけているのがひしひしとわかるから、すごくつらいです。
ちゃんと健康を維持しなくちゃ!と思います。
二時間目の授業は書写だった。 生徒が書くのを見て回りながら、体のだるさを覚えたのは、気合いが足りないからだと思った。 めまいがするのも気のせいだと思った。 集中して書いている様子なので、ちょっとだけ座らせてもらう。
3時間目は空き時間だから、様子を見ようと思い職員室へ戻り席に着く。 めまいに加え、ひどく頭痛がする。 気持ち悪い。
どうやら提出ノートを見ることは断念しなければならないと観念し、保健室へ向かう。 ベットに横にならせてもらうが、頭痛と吐き気がおさまらず、眠ることもできない。 家へ帰ることにした。
なんなんだろう? 今朝はまったく元気いっぱいで学校に来たのに、不満です。 不本意です。
夕方、部活の顧問会議に出席するため、某中学校へ。
そこでは卓球以外の顧問会議も開かれていたので、終わって校舎から出たところで、懐かしい顔と出会う。
去年初任者研修で一緒だったF先生。
「元気にしてる〜」 「うん。まあまあねー。 元気そうだねー。 忙しいー?」
「もう、めちゃくちゃ忙しいよ。 今年の春の初任者研修、うちの中学校だったから、研究授業やってさ〜」
「ええー!! その時期って、新学期早々だから、学級開きでてんやわんやだったんじゃないの?」
「うん。もうたいへん。 事前準備で主事の先生にも見てもらったしね。 それで、見に来た初任の先生が自分よりも10歳も年上でさ。びっくり。 でも、学級通信、もう25号ぐらい出してるよ。」
「すごーい!すごーい! 私なんか、教科のことしかしていないのに、へろへろだよ」
「なんか、自分の場合、これくらい忙しいほうがいいんだよね。 やりがいあるし。 去年のほうが逆にやだったもん」
こころから、驚嘆。 ひがむ気持ちも起きないです。 ただただ、すごいなあ、と思います。 同じお給料をもらっていながら、私のふがいないこと。 申し訳ないくらいです。
F先生に久しぶりに会って、自分があきらめや、妥協や無力感の中に浮遊していることにすら慣れてしまっていたことを気づきました。
私はいったいどうしたいんだろうね。 羅針盤の針がふらふらずっと定まらないままです。
私はラジオ体操がたいそううまい。
多分私ほど完璧にラジオ体操ができる人は長野県内といえどもそう多くないはずです。 ピアノ前奏の段階の気をつけの姿勢も美しく、きわめて静的。 それがひとたび動き出すや、寸分の狂いもない正確さでリズムを刻んで体を動かすことができるのです。
ラジオ体操の肝は、一つ一つの動作をいかにスムーズにつなぐか、というところなのですが、この辺の解釈がうまくいっていない人がけっこういるのではないでしょうか。
そして、もっとも難関は、「腕を振って体を回す運動」でしょう。 いかに柔軟に、かつダイナミックに、音楽にのって体を回せるかで実力が歴然と表れます。
と、たいそうな御託をならべたものの、ラジオ体操というのは、マスゲームのようなもので、こんなのがうまいことは、従順さの証明で、あまりほめられたことではないよなあ、と苦笑してしまいます。
しかし、やはりそれはその、慣性でして、あの音楽が流れ出すと、体が正確に動き出してしまうのだからしょうがない。
今日は、陸上クラスマッチ。 開会式でのラジオ体操。 恥ずかしがって顔を見合わせて、もじもじしている子供たちの前で、涼しい顔で完璧なラジオ体操を踊ってやりましたとも。
今日はちょっと予定のある日曜日です。 中間テストを作らなきゃ。 だけど、学校にはなかなか足が進まず、近所のカフェで遅い朝ごはんを食べる。
そして、今日のおともの本は林真理子『野ばら』 「ええー1こんな世界もあるの?!」という驚きが怖いもの見たさとあいまって、私を夢中にさせました。
主人公の一人は財閥の創始者の孫娘で今は女性雑誌のライターをしている。もう一人は宝塚の女役スター。 二人はある大学附属小学校のころからの親友。 なんだか、テレビのワイドショーの中に見る“セレブ”とか“プレミア”とかのイメージの世界ががんがんと繰り広げられて圧巻。 ただこの物語が本当に俗物的で安っぽいいやな後味を残さないで済んでいるのは、作者の力量なんだろうなあ。
〜「だけど何ていうかなア、片っ方の男の人がだめだと、もう片っ方にも興味がいかなくなるってことないかしら? もう片っ方とすごくうまくいっている時って、他の男の人をちょっぴり受け入れる余裕もあるの。だけどね、こんな風に落ち込んでるときは駄目なの、他の男はわずらわしいだけなのよ」 「わかる、わかる」 萌にも憶えがある。熱愛中の女が貞淑かというとそんなことはなく、恋人から得る昂まりを、他でも無性に使ってみたくなるものだ。ひとりの男にすべてを与えることの不安と疑いとが、小さな浮気心をつくる。
ひとしきり読んで、呼び出しのメールを受け取り観念して学校へ向かう。 中間テストは3時間でできた。 しめしめ。 私ってば、だんだんテストつくるの早くなってきているぞ。 テストができたらとっとと撤収。
夜、のんびり湯船につかりながら新しい本に手をつける。 大崎善生『パイロットフィッシュ』 前半のもったいぶらせかたは村上春樹を意識しているのかなあ。と思いながら、うつらうつらして、ボチャン! やべーやべーと気を取り直して読みすすめる。
後半はいい感じでのって読めました。 全然ストーリーとは関係ないんだけど、 「うちの女房は観葉植物が好きなんだけど、アジアンタムだけはなかなかうまくいかないっていつもぼやいている。 ちょっと水が不足すると葉っぱがちりちりになってきて、みるみるうちにそれが全体に広がってしまうんだって、その現象をねアジアンタムブルーと呼ぶらしい」という記述があって、この春アジアンタムの越冬に成功した私は一人ほくそ笑んだのでした。
今日はすこぶる本が読めた一日でした。 こんなに読めたことは近年ないことでなにかうれしいな。
昨日一日休んで、ものすごく久しぶりに、元気になってきた感じがでてきました。
「ほーう、元気ってこういうことだったのねえ」
一挙手一投足に力が感じられます。
授業でも、のびのびと声が出ます。
ぽんぽんとしゃべれます。
そうなのよ。 こうでなくっちゃいけないわ。
2004年05月11日(火) |
aiko『テレビゲーム』 |
テレビゲームしに来ない?たまにはいいもんだよ 固くなった頭を優しく解いてあげたい
ベランダで涼まない?ばからしく思えるよ その尖ったバリアを無邪気に静かにゆるめてあげたい 風は何も聞いてこないさ 秋の空は虚しいだけじゃない
君がどうすればいいか多少の試練なんだ 僕はそう思うよ 嫌な事があった時すぐに顔に出してしまう癖 僕も直そうと思うんだ もうそろそろ時間だしね それがいいのか悪いのか まだよく解らないけど 例えば僕を盾にしてその大きな道を渡れるなら 裏切られても信じていられる君だからこそ いいよ いいよ 涙落ちそうなとき上向いて我慢するなら いっそのこと後ろから押してあげるよ 君のスイッチ
ときどきaikoの歌は、どうしようもなく私をゆさぶります。 自分の記憶の中のある瞬間や、ある人を鮮やかに思い浮かべさせます。 あの人は今、どうしているんだろう。
なんだか、最近、私のへたれ日記の様相を呈していますよ。
どうもくさくさするないようばっかりでごめんなさい。 もっと読んで楽しくなるようなことが書けるといいんだけどなあ。
それにしても、このたびの風邪の強情なこと。 ぜんぜん立ち去る気配がないのです。
そして、このよぼよぼな私が本当の私のような気がしてきた。 元気なころの私ってどんなんだったっけ?
今年度になって、私が顧問をやっている女子卓球部に副顧問の先生がついてくれることになった。 わーい。 すごーい。
中学校と部活動は切っても切り離せない関係ですが、教師にとっては鬼門でもあります。 まるでやったことのないスポーツの顧問になってしまったりということはよくあることですから。
私は本当にラッキーなことに唯一できる卓球を部活でも持つことができたけれど、もし、そうでなかったら、本当につらいだろうなあ、と思います。
このところ、何人かの学校外の人に言われたこと。 「副顧問の先生、ちゃんと部活出てきてくれますか?なんか、主顧問だったら真面目にやっていた先生も、副顧問になったとたんに全然部活に顔を出さなくなってしまったりするんですよね。」
いやあ、私はそんなこと求めていなかったので、びっくり。 私のもっている女子卓球部に関して言えば、副顧問の先生は担任も持っているし、卓球の経験もない。そして、私は卓球の経験がある、だから練習とかは私が面倒をみて、副顧問の先生には対外試合で手が足りないときに来ていただければそれだけで御の字だと思っています。
係りになっているからといって四角四面にすべての仕事に完全を求めだしたら、どれだけ時間と体力があっても足りません。
それぞれの先生が得意な分野で力を発揮して、お互いにもちつもたれつでやっていくというものですよね。
そうです。 私も、苦手分野では手を抜かせてもらいますもの。
2004年05月08日(土) |
弱り目にたたり目 そして |
本日は午前中学校で部活動,ということで,いつもどおりの時間に起きて身支度を・・・しかし,不如意なるこの身体・・・。
体調どん底です。 意識が朦朧とします。 それ以上に,せきこんでせきこんで呼吸困難。
ギブアップ
男子卓球部の先生に電話して、女子に今日は自主練をするように伝えていただいた。
悪いことは続くもので、よくわからないけれど,私のパソコンがネットから隔絶されてしまいました。 私が理解しているのはただこれだけ。 時期的に例のウィルスかなあ?それともどっか設定をかえちゃったかなあ? 困りましたなあ。
機械にうとい私のような人間は,状況になぜという原因を求めてもよく理解できないので、いつかなにかのラッキーで復旧するのをいたずらに待ってみたりします。
とにかく眠ります。
2004年05月07日(金) |
弱り目にたたり目ってやつ |
G/W終盤につかまってしまった風邪にこっぴどく痛めつけられてます。 できれば連休中にけりをつけたかった…。 今回の風邪はのどに集中攻撃で、ゲホンゲホン!!ゴホン! がらがらのだみ声になっちゃってます。
どうしても休めない理由がある。 人間関係のほうのけりをつけなきゃいけなかったから。
連休直前のあのごたごたです。 こんな日に学校を休もうものならば、人々の憶測を招き、事態は余計にややこしく、めんどくさくなっちゃう。
意地で行きました。
釈然としないものの、今後とも狭い職場でそれなりにやっていくためには選ぶべき道はただひとつ。
問題をひきおこしたほうから、形式的であっても円満にまとめておきました。
あの時の騒動を目撃した先生がたの数人から、「大丈夫?」「やめちゃだめだよ」といわれたのですが、心配ご無用なのです。
この出来事にも,あの先生にも,私の人生を左右できるほどの影響力なんてないんです。
午前中、学校へ行き連休明けの準備をする。 学校にいればいるだけ仕事ってあるもんです。 だから、私は逃げるように帰るの。
夕方、以前からの約束でカトリーナとご飯を食べに出かけた。 何時に待ち合わせるか、とかを電話で打ち合わせたんだけど、超緊張しました。 電話で英語ってやっぱり別ものですね。 聞き取れないし、私から一言いうのにもすごく気を使う。
だけど、会ってしまえば、いつもどおりのカトリーナ。 彼女の希望で、おそばを食べに行きました。 たらの芽のてんぷらや白菜漬け、そば茶にそば湯もついていて、そばフルコース。 なんでも、おいしい!と食べてくれました。 本当だったら、このあと、『コールドマウンテン』を見に行こうと思っていたんですが、私が風邪で不調だったので、またの機会にすることにしました。
今日もいろんなことをおしゃべりしたんですが、イラク問題について話したとき、そういえば、カトリーナはアメリカの国の人で、私は日本人だなあ、とそれぞれが異なる国家的背景をもちながら一緒にいることを今さらながら感じました。
「How do you think about JSDF?」自衛隊について、どう思う?と聞かれました、これは大きな問題です。日本語でだって、なかなか難しいですよ。だから、私は結論だけ、言いました。
「At first, the problem is very difficult. But I wish if it were not for the army」
絵空事のようであっても、軍隊がなくてもいい世の中だったらなあ、と思わずにいられません。
2004年05月04日(火) |
オラに元気をわけてくれ! |
元気エネルギーがすごく低くなっている実感があります。 イメージはかげろう。 毎日の生活が実を持って感じられない。 ふわふわただよってただ時間だけをすごしているような。 お腹もすきません。 給食があるから、ただ機械的に義務的に口に押し込んでいるけど、食べながら、気持ち悪くなることもある。 夜もよく眠れません。4時くらいに目が覚めてしまったり。
よくない傾向だよなあ、と思っていたら、風邪につかまってしまった。 よりによって、G・wも終わろうという日に・・・。
ミックスダブルスの試合に誘われました。 その人は直樹さんといい、同じ練習場で練習している人で、わいわいみんなで遊んだりして仲良しな感じなので、二つ返事でOKしました。 でも、いざ練習をしてみて、大きな問題が発覚。 直樹さん、半端じゃなく強い。 国体にも全日本にも出たことがあって、3段の有段者。 強い強いとは聞いてはいたが、これほど強いとは・・・。 うーん。プレッシャーです。 私はちゃんと相手のコートにボールを入れさえすれば、あとは直樹さんがばっちりドカンと決めてくれる。 私がミスさえしなければ・・・。
しかし、そう思うほど、ミスるものです。 そして、萎縮してますますミスったり。 他の人と組むときで、私のほうがダブルスをリードする役割になることもあるのですが、そういうとき、相手の人に萎縮せずにやってほしいな、と思うのですが、自分のこととなると難しいなあ。
そんなこんなで試合当日を迎えました。 もう、誰の目にも私が足を引っ張っているのは明らかなので、開き直ってやりました。 「ドンマイドンマイ。すいません!」とか、自分で言って。
3回戦ぐらいから、厳しい試合展開になって、互角の争いでした。 そんな時私が思ったのは、 「直樹さんは優勝する人なんだから、こんなところで私が足を引っぱって負けさせるわけにはいかない!」ということでした。 5セットの試合やジュースの試合をなんとか拾って、ようやく決勝戦へ。
でも、そこは異世界でした。直樹さんがドライブを打ったと思ったら、もうカウンターが返ってきていて、私一歩も動けず。 そのコートにいる4人の中で、私だけスローモーションみたいでした。トホホ。
2004年05月02日(日) |
似てるとこ、違うとこ |
大学のゼミ仲間と集まって温泉&鍋をつつく。 もちろん共学だったはずなのに、なぜか私たちと同じ学年のゼミ生は女ばかりだった。 そして、卒業してからも一年に一度のペースで集まっている。 今回は卒業以来初めて会う子もいて、とっても懐かしかったが、みんなかわらないもんだなあ〜。
当たり前か。卒業して5年ぐらいで人間の本質が変わりっこないよね。 大学時代と同じようにわいわいおしゃべりしながら鍋の用意をする。 私ができるのを待っている人、という分担も大学時代のまま。 だって、しっかり者がそろってるから私やることないんだも〜ん。
「そういえば、誰も結婚してないよねー」 「ああ、そういえば。他の学科の友だちとか、サークルの友だちはけっこう結婚していくのにね。まだ、誰も予定もないよねえ」
でも、結婚についての考え方は、大分違うんだなあ、ということが新発見。 ある子が小倉千加子さんの『結婚の条件』という本を絶賛していました。
(私は読んだことがないので、聞きかじりの説明ですが) 女が求める結婚の条件は学歴によって異なる。 中卒、高卒は「生存」のための結婚。 そして、大卒女性は「保存」のための結婚。 自分が築いてきたキャリア、ライフスタイル、経済力を「保存」できることが結婚の第一条件。
その考えについて、ほぼ全員が、大肯定!まではいかないまでも、「一理あるよね」というような意見。 でも、私は・・・。 「依存」かなあ。 「保存」したい!という気持ちはさらさらないもん。 なかなか頼ることが苦手なだけに、頼ることに憧れてしまう。
昨日は涙が止まらないまま部屋に帰ってきて、倒れるように眠ってしまった。 コンタクトもはずさないまま、化粧も落とさないまま。
朝目を覚ましてみたら、おもいきり目がはれていた。 今日は午前中練習試合。 ぼんやりと相手校に向けて車を走らせていたので、道を間違え15分の遅刻。
「先生―だめじゃーん!」と生徒は笑ってくれた。ありがとう。ごめんね。 今日からの5連休、ちゃんと気分転換をして、体を休めよう。
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