感想メモ

2017年07月10日(月) みをつくし料理帖

 NHKの土曜ドラマ。原作は高田郁で、シリーズのようだ。ファンも多いらしい。

 私は本は読んだことがなく、ドラマを見た。

 ドラマを見終わったのが7/10で、書く時間がなくて、ものすごい時間が経ってしまった。

 大阪育ちの澪(黒木華)は、両親を亡くし、芳(安田成美)に引き取られ、その料理の類まれない才能を見出される。

 江戸で天満一兆庵の支店を出すと出かけた嘉平衛(国広富之)と息子の佐兵衛(柳下大)のもとへとやって来た澪と芳だったが、嘉平衛は病気で死亡。佐兵衛は行方不明となっていた。

 二人はひょんなことから、つる屋の主人・種市(小日向文世)の店で働くことになる。次第につる屋は評判になっていくが…。

 どうやら原作の雰囲気にピッタリの配役のようで、結構評判がよかったみたい。

 澪の恋愛模様とか、佐兵衛の行方とか…まだまだ続きがある感じで終わったので、続編があるのかな?

 終わりに澪が料理の作り方を見せてくれるコーナーがあるんだけど、すごくおいしそうで、作ってみたくなった。



2017年07月04日(火) 終わった人  内館牧子


内館牧子 講談社 2015

STORY:
定年を迎えた壮介は、やることがなくて暇をもてあそぶ。妻は仕事を持っていて、愚痴る夫が邪魔っぽい。プライドが高いため、周りのじじばばと交わることもしたくはなく…。

感想:
 最初の方は、定年退職したけれど、やることもなく、趣味もなく、愚痴ってばかりの壮介の様子に、こんな人いるかも…と思って読んでいた。結構嫌な感じ。

 そのうち、老いらくの恋っぽいことや、紆余曲折を経て、結局また働くことになったりと、話が結構色んな方向に行って、なかなか一筋縄ではいかないなと思う。

 夫婦とは言っても、やはり別の人間。仕事を持って独立を考える妻には、夫は元気で余裕のある暮らしをさせてくれるお金を持っていればいいって、それだけの存在なのかなーとも思えて、ちょっとそういう意味では壮介がかわいそうな気はした。

 でも、プライドが高い壮介は結構周りにひどい扱いをしたりとかもしているので、どうなのかなー。

 そして、男は結局田舎に帰る願望みたいなのがあるけれど、妻にはそういうのはないっていうのとかも、リアルだなと思った。

 うん。リアルなのをつなげて書いたらこんな小説ができましたみたいな…。

 まだまだ一応定年は先な我が家。そして、うちの場合は、仕事より趣味に生きたい夫だから、やることがなくて、家の中をふらふらしたりはなさそうな…。


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