2012年11月24日(土) |
下町ロケット 池井戸潤 |
池井戸潤 小学館 2010
STORY: 以前ロケットの打ち上げに失敗し、その責任を取る形で大学の研究室をやめ、父の町工場を継いだ佃。彼の製作所は主要取引先に突然手を引かれた挙句、特許の侵害で訴えられ四面楚歌の状態に…。
感想: 以前から読みたかったこの作品…。読んだら、やっぱり面白い。困難が次から次に出てくるけれど、それを打ち負かしていくという爽快感がいい。
そういう話だってわかっていても、わかっているからこそ?、おもしろいのかなー。
久しぶりに本を読んで元気が出た感じ!
2012年11月18日(日) |
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q |
新劇場版エヴァの最新作を見に行った。
序が前とほぼ同じだったけれど、映像などが格段にグレードアップ、破がそこから少し話が変わって、新たな展開、それもちょっと希望が見えた感じ…としたら、Qは全く前とは別の作品であり、主人公をシンジととらえれば、希望から絶望に突き落とされて、前よりもさらにいじけて暗くなり、自暴自棄になり、めちゃくちゃである。私たち見ている方も、シンジと同じように何が起こったのか、どうなっているのかがなかなかつかめないわけで、同様の立場にあると言えるのかもしれない。(たぶん意図してそうしたのだろう)
私は、今回、新たなエヴァの世界が広がる予感がして、とても楽しみに感じたのだけれど、もしかしたら今までのエヴァが大好きだった人、変えてほしくない人にとっては、この作品は非常に駄作と感じるかもしれないとも思う。
でも、私はこの先どうなっていくのか、今までどういうことが起こっていたのかに非常に興味が湧いていて、きっと次回作でこの謎、これからの展開が明らかになって、すっきりした終わり方になると信じたい。
次回作がいつになるのか、そして、本当に次回作で終わるのか??は謎であるが…。
ちなみに同時上映に「巨神兵東京に現わる 劇場版」があって、適当になめてかかっていた自分は、いきなりすごい映像を見せられてかなり怖くなった…。
NHKの夜のドラマ。草刈民代が出るというので、見ようかと…。
夫(羽場裕一)がある日、仕事でバリバリ活躍する独身の同級生・春子(森口瑤子)と結婚したいから千波(草刈民代)とは別れたいと言い出す。
寝耳に水の千波…。夫のカードで高級ホテルのバーで飲んでいたら、ホテルでの働き口を紹介される。その時に紹介してくれた相手が誰だかわからないまま、感謝の手紙を送る千波。その手紙に相手が返事をくれて、千波は次第に相手に好意を抱くようになる。
その手紙を送っていたのは、裏と表の顔が全く違う二重人格なホテルの総支配人の祐輔(瀬戸康史)。最初は秘書の杉浦(山本圭)から言われて渋々手紙の返事を書いていた祐輔だったが、次第に千波に惹かれていき…。
シリアスな中にもコメディタッチなちょっと不思議な感じのドラマ。
千波の友人の京子(磯野貴理子)は独身を通して仕事一筋の女性だが、千波の良き相談相手。そして、ひょんなことから、春子とも知り合い、離婚調停中の千波と京子、春子の3人がなぜか一緒に飲んだりして…。
色々な立場の40代後半くらいの人のセリフになるほど〜、とかそうだよなーと思えたりもする。
やっぱ一番むかつくのは夫かねー。まあ、夫にはその後、やはりそれなりの末路が…。
そして、祐輔と千波の今後はまだわからないままドラマ終了…。なんか続きが見たかったような…。
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