2011年10月28日(金) |
ツレがうつになりまして。 (映画) |
本を読み、テレビのドラマも見て…映画化もされてしまった「ツレうつ」。たまたまママシネマの作品に選ばれたので、これなら…と見に行ってみた。
ママシネマなので、落ち着いて見ることができず、最初の方の映像で見せるシーンはよくわからずに終わり残念。
まあまあよい映画だったような気もするが、やっぱり子供の相手をしていて映像がよく見られなかったから、その良さが半減しちゃったかな。
もう少し落ち着いてみたらまた違った感想になりそう…。
テレビよりも原作に近かったような気はした。
松下幸之助(筒井道隆)とその妻・むめの(常盤貴子)の結婚前から戦後までの半生を描いたドラマ。
松下幸之助のことはよく知らなかったが、ドラマを見て思ったのは、結構小心者っぽいのに、突然妻のことを叩いたり激高したりして難しい人だなということだった…。あんまりいい男とは思えなかったのはどうしてだろうか。(この時代の男の人はみんなこんなだったという話もあると思うが…)
それに比べると、妻のむめのはできているというか…。まあ、この物語、どっちかというとむめののことを描きたかったのでそうなるんだろうけれど。
全3話なので、成功してからの展開が早い。特に3話目はどんどん話が進む。会社が大きくなるほどに、むめのと幸之助の関係が段々遠くなっていく感じで、むめのはやることもなさそうでちょっとかわいそう。
それでも最後は夫を立てるような感じで終わったけれど…。
この後もまだまだドラマがあるだろうから、ここで終わったのはちょっと短かった?
このドラマで印象的だったのは、むめのの血筋は非常に子だくさんなのに、幸之助のほうは子供に恵まれないこと。血筋のせいなのか?
それと、むめのの父(津川雅彦)が死ぬときのセリフ、「人が死ぬのは4つしかない。病死、事故死、自殺、他殺…」という言葉が何だかやけに心に残ってしまった…。
2011年10月26日(水) |
バッテリー あさのあつこ |
あさのあつこ 角川文庫 2003
STORY: 野球に自信を持つ巧は、病気で左遷になった父、口うるさい母、病弱な弟の青波とともに母の実家に引っ越してくる。祖父はかつて野球の名監督だった。そこで豪というキャッチャーをする子と出会い…。
感想: かつてすごく人気だったこのシリーズ。シリーズものだし…と尻込みしていたけれど、もはや人気がないようで、図書館に普通にあったので借りることに。
主人公の巧は何もかもにイライラしているもう少しで中学になる男の子。思春期の一歩手前でイラついているのかも。
野球の腕には自信過剰なくらい自信を持っていて、誰も寄せ付けないところがある。
そんなところに人懐っこい豪が現れて、次第に巧の心を切り開いていくのか??
シリーズものの第1作は、引っ越してきて豪と出会って、もうすぐ中学に入るというところで終わってしまう。まだまだ先は長いのかなー。
続きも読みたい気はする。が、結構巧の心情に入り込めない感じ。そこまでストイックにならなくても、そこまで人を敬遠しなくても?とつい思ってしまう…。
読むにしても長丁場になりそう…。
2011年10月08日(土) |
どんど晴れ スペシャル |
NHK朝ドラのスペシャルバージョン。ずいぶん前に放送されたのに、やっと見られた…。
撮影は震災前だったみたい。
元のドラマ自体を忘れていたけれど、見出すと、ああ、そうだったかも…とか思い出すところも結構あって…。
ただ亡くなられたので仕方ないけど、南部鉄器職人の平治が違う人になってたのは、少し違和感…。
まあ、それなりに面白かったかな。
NHKの朝ドラ。
現在と過去とを行ったり来たり…。面白いやり方だなーと思った。
でも、房子(斉藤由貴)が安曇野に来て陽子(若尾文子)の話を聞くようになって、どのくらいの月日が流れたのかなー。それがよくわからなかったかな。房子は最初に比べるとかなりやせたよね…。
実のところ、終わらせ方をどうするんだろうと思っていたんだけど、いい終わらせ方だったんじゃないかと…。房子の子供たちや夫が陽子の話を聞いて変わっていくのかなーと思っていたけど、それはなくて、房子自身が変わったということなのね。最後、少しだけ旦那さん出てたけど、いい人っぽくなってたし。
それと、最終回でよかったと思ったのは、白紙同盟現代版3人のおしゃべり風景。誰が一番先に死ぬかとかを笑いながら話せる関係…。確かに一瞬見たとき、現代版の育子と真知子には違和感があったけど、3人が話してるのを聞いたら、いや、あの3人がこうなるのも納得できるかなーというか…。こんな風な一生涯の友達が持てるって幸せよね…。
それと、話は陽子(井上真央)の娘が小学校入学までで終わってしまったから、この先、番外編で続編みたいなのも考えられるかもね…。まあ、やらないほうがいいような気もするけど…。
色々思うところはあるけれど、良い話で、毎朝楽しみだったので、終わってしまうのはちょっと残念。でも、後半はちょっとだれてきたところもあるから、この辺で終わるのがやっぱりよかったのかなー…。
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