感想メモ

2006年02月19日(日) マネー・ピット(DVD)


 トム・ハンクスが主演の昔の映画のDVDを見た。

 『マネー・ピット』とは「金食い虫」という意味だそう。破格の値段で豪邸を手に入れたはずの主人公とその恋人だったが、その家はとんでもない欠陥住宅! 家を直すために結局すごい出費が・・・! そうしたハプニングと二人の恋愛模様を交えて描くコメディ。

 つまらなくはないんだけど、これ、実際にこうなったら死ぬでしょ・・・という場面が結構多くて。何だか痛い感じがしたかも。

 トム・ハンクスって昔はこうしたコメディの役者さんだったんだとか。私のイメージだともっとシリアスな感じなんだけど・・・。若き日のトム・ハンクスを楽しみたい人にはよい映画だろう。



2006年02月13日(月) 靖國論  小林よしのり


ゴーマニズム宣言SPECIAL 小林よしのり 幻冬舎 2005

 靖国神社に対する歴史や今の靖国神社を取り巻く問題について、戦死者の遺書やエピソードを交えながら解説する本。

 色々な意見がある靖国問題だけれど、実は時代的背景をよく知らなかったことがこの本を読んでいてわかった。

 それにしても、遺書やエピソードなどを見るにつけ、昔の人はすごかったと改めて思う。そういう教育だったのだとは思うが、皆、志がすごかったのかな・・・。今の若い人にはこういう感じはないと思うから、余計にそう思う。

 この間『男たちの大和/YAMATO』を見てから、何となくまた昭和の戦争について、色々と知りたいような気もして、たまたま手に取ったこの本。読んでよかったかもしれない。

 それにしても、当時の遺書を読むと泣けてしょうがない・・・。



2006年02月12日(日) レジェンド・オブ・ゾロ

『レジェンド・オブ・ゾロ』



 前作『マスク・オブ・ゾロ』を見てから見に行った。結果的にはこれが大正解! もちろん続編とはいえ、前作を見ていなくても面白いとは思うけれど、やっぱり前作を復習してから行った方が、細かいところの面白さがわかるかもと思った。

 『マスター〜』の方は、よくありがちな復讐劇。かつて正体を知られてしまい、妻を殺され、娘を奪われた覆面の弱者の味方ゾロが、自分の後継者となりうるアレハンドロに修行を積ませ、復讐を遂げようとする・・・という物語。

 『レジェンド〜』の方は『マスター〜』から10年後。アレハンドロとエレナの間に生まれた男の子も大きくなっている。子供に正体を明かしていなかった2人だが、離婚の危機が訪れ・・・。

 まあ、こんなに単純な話ではなく、色々な時代的背景なども絡み合っているのだが、大体こんな感じ。2作ともテンポがよくて全く飽きさせないし、時間を忘れてしまう。

特に黒馬トルネードとのやり取りが面白い。それから2作目ではゾロの子供が大活躍。この子の身の軽さがすごい!

とても楽しめる2本だった。



2006年02月08日(水) 三谷幸喜のありふれた生活3 大河な日日  三谷幸喜


三谷幸喜 2004 朝日新聞社

 三谷幸喜が朝日新聞に連載したエッセイをまとめたものの第3弾。2003年1月〜2004年3月のものまでを収録。

 今回は大河ドラマ『新選組!』の話題が中心。私は見ていなかったので、どうでもいいっちゃいいのだが・・・。

 これはちょうど結婚する前までのもので、読んだはずのものばかりのはずなのだが、覚えている話とそうではないのがあったのは、ちゃんと読んだのと読んでないのとの差なのか・・・。



2006年02月06日(月) きみの友だち  重松清


重松清 新潮社 2005

STORY:
小学生の頃の交通事故がもとで松葉杖をつくようになった姉の恵美と年の離れた何でもできる弟ブン。二人の成長過程とともに関わる友達たちの様子を描く。

感想:
 姉、弟、姉・・・というような順番で二人と関わる友達の様子が描かれる。どのエピソードも学校に通ったことがある人ならわかるわかる・・・と頷けるようなものばかりだ。

 こうした学校での出来事などを思い返すと、子供時代って結構大変だったよなぁと思う。大人の方が気楽な面もあるような・・・。

 友達とは何かについて考えさせられる本ではある。ちょっと変わった形式ではあるが・・・。



2006年02月05日(日) ラヂオの時間(テレビ)

 『THE 有頂天ホテル』の宣伝の一環なのか、『みんなのいえ』『ラヂオの時間』が2夜連続で放送された。『みんなのいえ』は前に見たことがあるのだが、そのときも若干見逃した覚えが。今回も金曜の夜ということでバタバタしていて、落ち着いて見られなかった。

 『ラヂオの時間』の方は、ゆっくりと見ることができた。この3本の中では一番面白いかも・・・。ホテルの裏側を見るよりも、ラジオという生放送のドタバタを見る方が私の興味を引いたのもあると思うけれど・・・。

 ラジオドラマの脚本が変わっていって、それでもなおかつリアリティを求めようとする姿とかが、何だか笑えた。昔、ラジオドラマを楽しんだことがあることもあって、こういう風にやってるんだ?というのも面白かったし・・・。

 よく考えれば、『THE 有頂天ホテル』も大爆笑物と思わなければ、きっともっと楽しめたんじゃなかろうか。『みんなのいえ』『ラヂオの時間』もゲラゲラ笑うというよりは、くすっと笑う、馬鹿すぎて笑う・・・みたいな感じだ。もう少し違ったイメージで見に行けばよかったな・・・。


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