○プラシーヴォ○
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随分前に、私はここの日記で、
「私は、人のココロがわかりすぎる 何を考えてるかが分かりすぎて 逆に、つらい」
なんて書いてたけど
今分かった
わかりすぎるなんてことは絶対無い
ただ私が、妄想してただけ。
もちろん、他人の痛みや悲しみを 想像するのは大事だけど
それに、囚われちゃだめ
相手が悲しいかどうかとか 相手がどうしたいかっていうのは 相手の問題だから
私がどうしたい? 私は何が言いたい?
私は、どう感じる?
掘って掘って掘り下げて
自分の気持ちが一番分かりにくいけど
頑張って、聞いてみて
ハム男との4年間、
つなぎたくない手も 一緒に居ても踊らないココロも すぐに涙が出る瞳も
ハム男をあんなに拒否していたのに
「デモ、 ハム男は優しいところもあるし デモ、ハム男のこと好きだし」
頭で思考で理屈をこねくりまわして 結果を出していた
頭で考えて考えて いい結果になったことってある??
絶対無い
モウダメ
って思った心と体のこわばりが 私の真実
youちゃんと、youちゃんの片思いメンズと、 もう一人女子と4人で 飲み会をした。
めちゃめちゃ飲む4人組で、 もう最後の方は記憶もおぼろげ
店を出て、一人の女子はすぐ近くの駅から電車に乗り、 私とyouちゃんの最寄駅までメンズくんも一緒に
ふらふらする私の手を握ってくれた 大きな手と、ラブ握りで 駅までなんとかたどり着き
いつのまにか、メンズ君にきつく抱きしめられていた 私の腰に、腕ががっちり巻きついて 引き寄せられる
多分、私が倒れそうになったかなにか したんだと思う
ああ、どうしよう
youちゃんに 悪い
と思いつつ、 スポーツ万能のメンズ君の胸が、肩が気持ちよくて 嬉しくて 私も背に手をまわし、ぎゅうと抱きしめる
そして、本当にあいまいな記憶なんだけど
多分、少しキスをした
抱き合ったまま、 何か話しながら、メンズ君の唇が 私の唇を探していて、
唇の口角と口角のあたりが触れた
youちゃんに見られてないかと心臓が ズクンと大きく音がして
でもなんか嬉しくて
もう次の記憶は、youちゃんと電車に乗っていた
私と抱き合っていたのは くやしかったみたいだけど キスは分からなかったみたいで、よかった
これは永遠の秘密
なんだったんだろう
でも次の朝、 メールで 覚えていないといわれ、
ほんとかよ!
と思いつつ…
それはそれで、 一夜の過ち
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