○プラシーヴォ○
目次|←どうして?|それから?→
頭がボウッとする
いくらキスをされても
ハグハグされても
ハム男が私を好きだとは思えない
どうしてだろう
どうして?
手をつないでも 寒々しいのは
決定的
気持ちが、無いからだよね
今日は休みなので予定としては
・ハム男の家に15時頃行く
・ハム男のために夕食を準備する
・どうせハム男は21時頃かえってくるから それまでロードオブザリングのビデオを見る
完璧!!
ふふふ〜んと鼻歌まじりに14時ころ、自宅を出ようとしたら
ハム男から電話
がちゃ子? どこいるの?
今からハム男の家に行くとこだよ
そっかあ、そんなら ○○の駅降りて待ってて(私の家から5駅くらい先のところ) 俺、その近くまで行くから
え?仕事は?
終わった
だって14時ですよ?
ハム男曰く、
奈良まで仕事に行っていて そのまま直帰する予定だったらしい
ふうむ
いくら会うのが18日ぶりだといっても
それはちょっと…
『鏡は先に笑わない』
という言葉をふと見つけた
誰かに愛して欲しいなら 先に愛す
誰かに優しくして欲しいなら 先に優しくする
なるほどねえ
ハム男にニコニコ声で電話してみた
少し楽しかった
こういうことか
知り合いの外国人の女性に
「がちゃ子は、こうやって笑うとカワイイね (口角をキュッとあげて笑う顔)
いつもいつもこーんな顔してるカラ (口角が下がっている)
これは可愛くナイ
笑うと、カワイイ」
と言われた
私は、意識せずにぼーっとしていると 口が“へ”の字になってしまう顔なので
「怒ってるの?」
とか
「なんか、真剣だね」
とか言われることが多い
そうだね、 笑わなきゃと
改めて思った
私と 私以外の人を快適にするために
素人の恋人同士が出演する番組で
彼女が
「トイレに指輪を落としてしまった」
と告白して泣き、
それをわざわざ拾ったという行為に感動して 彼氏が泣き、
彼氏が感極まってプロポーズをしていた
こくんと頷く彼女を
「ありがとう、ありがとう」
といいながら
彼氏は本当に愛しそうに 抱きしめた
いいなあああ
この2人は 4年も付き合ってるとは思えないほど 初々しい
彼女がすごく彼を愛してるから 彼もそれに答えてる
恋人同士って、 やっぱりなんだかんだ言っても 似ているんだなあ
付き合って4年になる私たちとは大違いの 素敵っぷりだ
こんなにほったらかしにされてまで 私がハム男にしがみつく意味は?
ハム男の名古屋出張最終日
今日は、すっごく忙しいから 夜、電話できないかも
とハム男が言っていたので
メールだけ送っておいた
『ハム男、寒いね 気をつけて、帰ってきてね』
滋賀県らへんで すっごく雪がつもってるらしいから 運転が大変だと思う
メール不精のハム男だから 返事は期待していなかった
のに
夜の0時にハム男から電話があった
仕事が大変だったこと 仕事先の会社の社食がおいしくなかったこと
私たちには珍しく、40分近くの長電話になった
眠たくて、死にそう
と言っていたハム男なのに 話が止まらない
ハム男、 早く、会いたいね
ハム男がおとといから出張で 名古屋に行っている
昨日、電話が無くて 寂しい
思い切って電話してみた
もしもし?
少し小さいハム男の声
旅館の中で 会社の人と図面のチェックをしていたのを抜け出して ロビーで話しをしてくれているらしい
ごめんね仕事中に じゃあ、また明日ね
いそいそと電話を切ろうとすると
いいよ まだ、話せるよ?
どうしたの、がちゃ子、声暗いやんか
寂しかったんだよ
とは言えず
笑ってごまかす
名古屋に行く途中 すんごい雪が降ってなあ〜
がちゃ子に、見せてあげたかったわ
真っ白やったで
いつもいつも
雪が降ると大興奮する私のことを 覚えていてくれたのね
明日はすんごい忙しくなると思うねん 連絡できへんかもしれへんけど… がちゃ子、頑張るんやで
うん、ハム男もね
仕事モードのままで 少し大人っぽくてしっとりした声のハム男
ハム男、頑張ってね
帰ってきたら 早くチュウをしてね
彼氏がいて
でも、彼氏が本当に自分のことを好きかどうか不安で 自分自身も 彼氏への愛が薄れてきたように感じて
そこでもう一人の男性が現れて どちらにしようか悩む
でも、自分自身が中途半端な考えの時に現れた男性も 自分と似たような波長の 中途半端な気持ちの人間のはずだから
幸せにはなれない
まず、彼とのことをきっちり清算しないと 意味が無い
「彼が私のことをきちんと見てくれれば 私だって浮気しない」
ではなくて
まず自分が、彼氏を見なくてはいけない
最近、
帆帆子さんと江原さんの本を支えにして 私の生き方がシンプルになってきた
職場の同僚のミヤチーが私に耳打ちした
昨晩、同じく同僚のちいちゃんと ミヤチーの家でお酒を飲んだ時 (私も誘われていたのだが 友人と飲む約束があったので辞退した)
ちいちゃんが
「ほんとうにねえ、がちゃ子さんは優しいんスよ」
と、酔っ払って繰り返し言っていたらしい
すごく嬉しい
私は23歳のちいちゃんが大好きだ
明るくて 人なつっこくて ちいちゃんこそ優しくて
本当に、太陽みたいな子だから、 一緒にいるとウキウキしてくる
そんなちいちゃんに優しいなんていわれるなんて 光栄だ
幸せですわ
ハム男と十日戎に行った
すごい人だったけど 苺飴を食べれたし、 駅前の露店でおいしいココアを飲めたし なんだか いい感じ
ハム男の家から歩いて20分(遠い…)ほどの ところに出来た居酒屋さんに 初めて行く
ハム男は電車が嫌いなので いつも車で移動する
車で移動するので 御飯を食べても お酒を飲めない
なので、 久しぶりにハム男と外でお酒を飲めた
なんだか嬉しい
それより、 一番驚いたのは
戎神社の帰りにホームセンターに立ち寄って ハム男家の日用雑貨を買ってから 駐車場に戻ったとき、
ハム男がわざわざ荷物を持ち替えて 私の手を繋いでくれたこと
ルミナリエで私が遭難しそうだからとか 戎神社で私が勝手にいなくなりそうだからとか そういう切羽詰った理由が無いときに 普通に手を繋いでくれたのなんて 1…いや2年ぶりくらい????
すごく驚いた
私があまりにもうらやましそうに 手を繋いでいるよその恋人を なめるように見ていたからだろうか…
最近
『あなたは絶対運がいい』
という本に死ぬほど影響されている (遅い?)
自己啓発本は嫌いだけど これはとてもシンプルで 読んでいて気持ちのいい本だった
プラス思考がクセづけばいいなあと思う
今日は休みだったので 早起きしてファインディングニモを見ようと思ったけど 寝過ごしたので行く気を無くす
その代わり、神戸でぷらぷらと買い物をした
産まれて初めての ミニスカートをUNTITLEDで購入
ハム男のためだ
神戸の可愛い女の子たちを見てると 女力をあげなくてはと 気合が入る
満月がぺかぺかしたオレンジ色でとっても綺麗
明日もいい日でありますように
明けましておめでとうございます!!
私は、30日の夜から、今日の昼までずっと ハム男と過ごした
31日の夜から1日の朝までは私の実家で
それ以外は ハム男の家で
付き合いだしてから 早3年
こんなに長い日数を一緒にすごしたのは 初めてだった
それで判明したこと
私とハム男は
『合わない』
見たいテレビも (私はドキュメンタリー ハム男はバラエティー)
食べたいものも (私はパスタやピザ ハム男は白御飯)
行動時間も (私は早寝早起き ハム男は夜更かし寝坊)
行きたいところも (私は京都 ハム男は誰もいないような微妙なところ)
違うからこそ 続くんだ、ということもあるかもしれないが
私にとってはたまらなく苦痛だった
もっと早く、気づくべきだった?
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