遠距離M女ですが、何か?
井原りり



 プロジェクト−I


いはらにも、いろんな計画があるらしい。

新企画だ。


「今度はそっちに行ってみようと思う」


そう言われた。


「きゃあああ。新車買っちゃいましょうか? 空港までお迎えにあがるのですから……」


勢いで、そんな声を上げてしまった。




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いはらが、こっちに来てくれたら……。

ううう〜。

今から、どきどきする。




2003年02月28日(金)



 犬の匂い


マンションの最上階に犬と一緒に引っ越して来た一家がある。

朝と夕方、おじいさんが犬を散歩に連れていく。

一日、ほんの数分、犬がエレベーターに乗るだけで、マンション全体がこんなに匂う。


くさい。


くさい。


くさすぎる。


けものとしての、犬の匂いには閉口する。




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もおう!

たまらんぞ。
 

2003年02月27日(木)



 艶 夢

アスファルトの道ではない。

むしろ、農道。


あぜ道というほどひなびてもいない。


背後に濃密な気配を感じる。


いはらが、あたしに近づいてくる。


何か、たくらんでいるのだな、とわかる。



てぬぐいをかぶった、いかにも農家のおばさんみたいな人がこちらに向かってのんびり歩いてくる。



後ろから抱きすくめられ……る。


  (……いや、人がくるのに……)


と声に出して言おうとするのだが、本当はとてもうれしくて、天にも昇るここちでいるかのように思っているので、くぐもった声で、もごもご言ってるだけ。

ものを食べながら話すんじゃありません……! みたいな。


それとも、後ろから大きなてのひらで口を封じられていたせいか。


勝手に農婦と決めつけたおばさんが、相変わらずののろさで、てくてくと前を通り過ぎる。



いはらは、あたしのスカートをたくしあげ、下着を脱がせてしまう。


露出した性器に、草の匂いのする風がここちよい。




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あたしの夢の中にいはらが登場するのは、つきあってこれで4年になるが、初めてかもしれない。


場所が都会の雑踏ではなく、農道なのは、お互い田舎に住んでいるからだろうし、場所は長野だと、はっきりしているのは、去年の康夫ちゃん報道を長時間一緒に鑑賞したせいだろう。






2003年02月26日(水)



 贈り物

いはらから、あたしへの誕生日の贈り物になるか、どうか。


今日は長い時間かけて、電話で近況を報告。

電話をかけてもよい、という許可がないことには、かけることさえ叶わぬので……。


話をしながら、これだけの距離があると、まあ、国内であるから時差などはなく時刻は同じでも、夕暮れ時の空の色には大きな違いがあることにしみじみする。




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しみじみと来し方行く末に想いを馳せる。


長い時間をこれからも共有するわけだから……。




2003年02月25日(火)



 多忙

なんか、むちゃくちゃ忙しいです。
携帯使って更新してるくらいっす。

みなさま、花粉とかだいじょぶ?

であであ。
うー、これではめる文体ですねん。


2003年02月24日(月)



 誰の奴隷?

どうしても甘いものに手が出てしまう。

いったい誰のためにやせるのか?

再考を要す>自分。


いはらのためにやせるのだろ?


なにやってんだよ。こら。



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そうだなあ。

今日あたりは週末のぷち断食といきますか。

空腹っていうのと、ごぶさただもの、ここしばらくさ。


あたしが、寝てるだけでやせるわけがないって悟ったきっかけは、子どもが通うスイミングの大人の方のスポーツクラブのチラシ。


二ヶ月集中ダイエットコースの勧誘ちらしだったのだが、そこには、数式でこう書かれていた。


1kgの脂肪を燃やすためには、9,000kcal必要。

普段の食事から毎日、200~300kcal の熱量を減少させ、毎週900kcalの運動をすれば、およそ2ヶ月で 2~3 kgの脂肪が燃えます。

集中して運動すれば、もっと効果が期待出来ます。


ごろごろ寝ていて、からだにぴくんぴくんって電流を流したくらいで、脂肪が燃えるわけがないのであった。


風呂にゆっくりつかって、ごしごしするだけでも、100kcal。

30 分歩いても、100kcal.


うわお、果てしない道のり。

でも、行かねばの。


2003年02月23日(日)



 あえて普段着で


子どもの学校行事におしゃれして行きたいって、やっぱ、思うよね。


いつまでもキレイな母親でいたい。


でも、きものはやめてねっていうのよさ>子が。


目立ちすぎてはならないのね。くっすん。


はいはい(「はい」は一回!)わかりましたよ。

普段着で参りますってばよ。




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2003年02月22日(土)



 弱音


ここしばらく、あたしはダメダメ〜〜。


食欲全般は、さほどではないとしても、たちのわるいことに、太る食べ物を食べたくってしかたがない。

バレンタインのあたりにおいしいチョコを食べたせいで、火がついた。


どうかしてる。


やせることをあきらめちゃいないのに、このざまは、なんだ!




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ちなみに、くだんの痩身サロンには、4ケ月と1週間かかって 30 回こなして、縁を切った。


2003年02月21日(金)



 寝てるだけで痩せる?


いや、寝てるだけじゃ、ダメっしょ?

なんで、それに気付かなかったんだろう?


ま、いいや。

収支決算報告をしよう。


まず、あたしはサロンの先生と話し合って、自分の目標を 46kg とした。

ここは、目標保証、リバウンド保証付きだっていうのさ>ほんとかよ?


とにかく目標の体重に到達するまで、絶対に最後まで面倒みます。

料金も最初に支払った金額以上は、必要ないっていうんだ。


ただし、耳ツボを刺激するので食欲が減退するため、どうしても摂取栄養素に偏りが生じる。

それを補うべく、毎月ビタミン剤を購入し、必ず飲むことっていうのを約束させられる。


んで、結局あたしはいくら払ったか?


53.5kg を 46.0kg まで落としたい。


「そうですねえ。最低でも 3ヶ月は必要でしょう」


3ヶ月分で 30回の施術料。これが \75,000.

追加することに、入会金 \10,000。

施術は保証がついているから、30回が終わって、目標体重に達してなくても、もう追加料金はいらない。


だが、しかし、延長すれば、ビタミン剤の料金が毎月 \18,500 必要だってんだ.

以上の3つの合計に消費税。もう計算するのも、やなんだけど……。


施術っていうのは、いわゆる痩身エステでやってくれるような機械でカラダに電気やらなんやら刺激を与えて……とかっていうこと。


これって、わざわざ他人の手を借りて、アブトロニックをやってただけだったのかもしんない。




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2003年02月20日(木)



 痩せるサロン?!


アダルトだからといって、えろばかりは書けない。

まあ、わたしの解釈では、子どもには読ませたくないオトナの話題ならなんでもありじゃないかなっと。


でもって職場の同僚にも読ませたくないことがらなんかを時に書くかもな?


今日はどうしても書きたいことがある。

連載の方向で……。
まだわっかんねーけど。



いはらからわたしへの至上命令=体重を落とすこと。


そのために、けっこう苦労もした。

この苦労は、楽しい。


だって痩せるだけで見栄えがぐんとよくなるし、着るものの選択の幅は広がるし、痩せて得をしても、損をすることはないんだから。


サプリメントも飲んだ。

マイクロダイエットもしゃかしゃか飲んだ。

うさんくさい痩身サロンにも通った。


痩身サロンのことをちょいと続けて書こうかな、と思う。

ジャンルを、連載期間中だけ、ダイエット日記に変えてもいいかも?

冗談はさておき……。


その痩身サロンは「うさんくさい」と書いてしまったが、本当にうさんくさいところは他にもっとあるはずで、うさんくささとまじめさ、とが紙一重だった。


だから、疑り深くて騙されにくいこんなあたしでも「ちょっと行ってみようかな?」なんて思っちゃったわけさ。


基本的に耳ツボだったのかなって思うけど、耳たぶのとあるくぼみに金属のちっちゃな粒(=子どもの飲む樋屋奇応丸くらいの)を判創膏で貼ってくれる。


毎食前にここを指先で20回くらい、とんとんやるようにって言われたが、そんなことで食欲減退なんてしないんですう。




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食事制限もなく、耳ツボとんとんだけで、やせるかよ?


2003年02月19日(水)



 ピル追加


この先何回、いはらと逢ってSEXするのか予想はつかないけど、万事に遺漏のなきようにしておかねば……。


というわけで、また今月もピルの追加分を処方してもらうべく産婦人科へ来た。

職場で受けた健康診断の結果報告の手紙が見当たらない。


今回、血液検査受けなきゃならんかも?

となると、半年分でなく、まあた一カ月分しか買えないってわけか?

めんどうだ。


ぎゃ!

派遣の女子@20代後半の大学院生でもある、がなんで、ここにいんのさ?


あいつってば、未婚だろ?




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性欲に未婚 or 既婚なんて、関係ないか。

2003年02月18日(火)



 家の事


ナショナル家電のCMではないが、最近、家事がさほど苦痛じゃない。


別に家事処理能力が格段に向上したわけでも、ない。


いやだ、いやだって文句をいうのが、だいたいヤダ。


だったら、結婚しなきゃよかったわけなんだし……。


結婚した以上は、やらなきゃならないこととか出てくるわけで……。


やるからには、苦痛より喜びで……。


おっとまて。

あたしは……苦痛っていうのが、そもそも喜びだったっけか?



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家の事が楽しい。

家にいると、落ち着く。


逆に、職場でいらいらする。

だって、みんな、アタマ悪すぎ。


50代の中年男性が、いい年をして、会議中に「先回の〜〜さんの発言を聞いて、その夜わたしは眠れませんでした」とかの心情吐露されても、どう対応すりゃいいんじゃい。


あたしがいらいらしたって、しょうがないくらい、個人的にみんなどうしたん?

なあに煮詰まってんのよ。


恋のひとつもしてみなさい、って言いたくなるね、まったくもう!


2003年02月17日(月)



 画像は直貼り

投票ボタンを押さないと、画像が見えないっていうのは、読者さまに対して失礼だ、とやはり思いましたので、今度から画像は直接、貼ることにします。


エンピツにまだ慣れないころ、日記文の要所に、投票ボタンを押さないと、決めのせりふが読めないようになさってる方がいて、悔しいような、うらやましいような、バカにすんなや! みたいな……複雑な気持ちで、そういう技巧の日記を読んでました。


でも、マニュアルにだって載ってたんですな>文が変わるボタン。


ただ、これはわたしの力量不足なのか、画像があらわれるように投票ボタンと連動させると、バカでかい窓が2つ開いてしまう。

1つ閉じてやっと下の画像がよく見えるなんて……。

なんとかならないのかね? アレ。



書いてる本人にもうざいんだから、読者さまはいらいらしておいでだったろう。

こんなのは、まったくもって失礼だ。


ほんとうに今までごめんなさい。

大事なことは順位じゃないのに……。


って思いながらも高順位維持のために、放置してたが、我慢の限界を越えた。


一応アダルト部門なので、直貼りでも、いきなり削除はなかろうと思ってはいるものの、まあ、ヤバイのはリンク先で開くようにはしようと思う。




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かえすがえす思うに、よくもご大層に「画像見たくば投票しろ」だなんて、むちゃくちゃなことを読者に要求してたもんだ、と今朝から反省しきり。


内容で勝負せんで、どうするよ。


あああ、でも、ほんとのところは画像を増やしたい。


いはらにもっとぱしゃぱしゃ撮ってもらいたい。


あ、いかんな。

思わずレンズを向けたくなるような被写体になるべく努力を惜しんではならない。


2003年02月16日(日)



 すぷりんぐはずかむ

立春を過ぎれば、やはり「春」は近づいてきておるのだ。


浪人生とめるめるしながら、その文面に「俺なんか、壊れっぱなし」だなんて、どっきりするな。


あたしは、愛用の PDA が故障した話題をふっただけなのに……。



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2003年02月15日(土)



 胸の谷間 (画像つき)

いきなりですが……





そういえば、ばれんたいん。


夜中に GAZOO.COM からいはらにあてて、去年好評だった GODIVA を送りました。
GAZOO の裏にひかえる某自動車屋系のカードを使うと送料ただじゃった。



愛を込めた放置期間のような


冬という季節。


暖かくなるまで封印される


「逢う」ということ。



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2003年02月14日(金)



 オンナの鎧

減量は食事と運動に尽きる、と悟ったわたし。


だが、下着だって、無視はできないと、思うのだ。


体型補正下着、と呼ばれる多くのものは、いわゆるネットワークビジネスに属した売られ方をしてるから、支払った金額のうち、製品の値段が何割で、何割かは紹介者のふところに入っていってしまうのか? と思うと悔しくはあるのだが、でもまあ、いいさ。


下着はおんなの鎧だもの。

あたしが身につけているのは、フルセット\70,000 のものだから、巷間、噂にきくところの補正下着の中では安いほうだ。


こないだ、新たに買わされてしまったのは





で、このコルセットみたいにウエストを締めて、胸を持ち上げるのを巻き、さらにボディスーツを着て、ガードルまではいて、やっと服を着る。


こんなに胴に巻き付けてあれば、すきま風も入らない。

腹巻きや毛糸のパンツが今年は大流行してたけど、あたしも風邪知らずではあったさ。


こんなにがちがちに鎧を着てるってのに、出物腫れ物……ってんじゃねえが、性欲はおかまいなしに沸き上がるのね。


夫も、戸惑っていた。


いつもなら、ぽろん、と剥き出しになるはずの乳が……。

なんじゃこりゃ? 

ブラジャーじゃな〜い!


だって、これ、長さもずいぶんある。

胸から、陰毛のちょっと上までだもん。


そう、鎧は体の要所をすべて、覆う。


昨日はほんとに時間がなくて、あたしも下着を全部脱いでから、夫に迫る余裕もなく……。

すまんことをしたが、まあ、それはそれ、これはこれ。





2003年02月13日(木)



 これ、いただくわ 〜 その2

きもの道楽なんて、ほとけさん供養一筋の母に、なんていうべきか。

いや、自分の金で何を買おうと勝手なんだが、着物の保管場所を実家にしている以上、いつかばれる。

だったら先にこういうのだ。


「あのさ〜、白大島、買ってもいいかなあ」


少々ぼんやりし始めているばあさんだが「大島」という言葉には反応するのだ。


生まれ育った南州の血が、そうさせるはず。


「ムスメの頃さあ。大島の縦横は買ってやれない。白はもっと買えないって言ってたじゃん。78万の値札がついてて、それが25万になってんだよ。買おうと思うんだけど、どうよ」


「25万? 安い。買っといで!」


じつは、おかあさん。

もう買ってしまったんです。




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2003年02月12日(水)



 これ、いただくわ

また、やってしまった!>散財。


何を買ったかというと、「白大島」だ。

大島紬といえば、泥で染めるから、だいたい黒っぽい感じの仕上がりになる。
ところが「白大島」っていうのがあるのだ。


わたしの母は鹿児島だから、大島を購入するには呉服屋経由ではないルートがあって、ムスメの時分から大島とはなんぞや、という話はくどいくらい、聞かされてきた。

ところが、母のへそくり程度では、わたしのために買えるのは、大島の横絣が一反だけ。
精一杯張り込んで、まだ見ぬ夫のためにも男物を一疋追加。



縦横の絣は高くて買えない。

白大島も高くて買えない。

つまり、白大島の縦横なんて一生あたしにゃ縁がない! と思っていた。


見つけたのは、上のムスメの同級生の子を持つ呉服屋の在庫一掃展示会。

最初は「白大島」は、まあ贅沢だから、よそうと思い、\56,000. の八寸帯を買って、仕立てを依頼して帰宅。


ところが時間が経つにつれて、いくらなんでも今後あんな値段で白大島が売られている場にたちあうことはなかろう、と思えて仕方がない。

うちのばあさんが泣く泣くあきらめたものが、PC1台分くらいの値段で手に入る。



どうしよう。

どうしよう。

どうしよう。


どうする? やっぱ、買い、だよな!


芸人の恵俊彰の実家の作? 「恵特製本場大島紬」と織り込んである。

彼の実家は、大島の職人さんなんだよね?


大島って普通のものでも、軽の新車くらいの値段だろ?
PC1台プリンター付き、くらいの値段なら買っても罰はあたるめえ。


これに合わせる藍染めの帯もスキャナくらいの値段。

デジカメより、うんと安いってこと。
あ、\15,000. だったんすけどね。

くすんだ赤い色の帯締めは\5,000.


最初に買った八寸帯はキャンセルした。



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2003年02月11日(火)



 至上命令

いはらと出会って満3年。

あたしはやせなきゃならないのです。


至上命令なんすよ。

理由はここに書く必要はないのだが、とにかく、あたしはやせる。


いはらのために。


ところがだ、ダイエットを3年も続けてるとカラダが順応してしまい、少ない摂取カロリーでも一向に脂肪が燃えなくなってきている。

いわゆる基礎代謝の低下だ。


今までやせるためにはかなりの時間とお金をかけてもきたが、ついに悟った。


お金をかけても駄目だってことに、気付いたんだ。


かけるべき労力は運動に費やすべきなのだ。


楽してやせるなんて、何かアヤシイものを売りつけようっていう魂胆でしかなくって、現実にはありえなかったのに、なんでバカな夢を見てたんだろう?


あああ、もったいない。


でもいい。

もう、あたしは変わる。

今までだって強固な意志は堅持してきたんだ。

ときどき揺らいでお菓子ばくばく食べたりもしたけどさ。


ずっとずっと頑張ってやってきたことをそのまま続けるだけだ。



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2003年02月10日(月)



 ものかきの看板

ひとまず看板はかかげてあるのだ。

何を書くか、なのだがな。


短詩「系」のデビューはすませてもいるのだ。

短詩「型」じゃねえな、最近は「系」だろうよ。


つか正確には、短詩型文学「系」。


どうでもいいじゃん、そんなこた。


で、仲間の中に短歌、俳句、川柳の垣根を取っ払って、読んだり書いたりものをいってるおばさんがいる。

先日ちょっとした集まりの時、雑誌に載せたあたしの『犬の日常 #4』をぱっとみて


「あなたはカタチはどうあれ、短詩でいくのよね」

「575や57577だけとは限らないのよ」

「有季、無季、定型、不定型……、もう、入り乱れてるの」

「77句って知ってる?」



だからあたしの



    見えない鎖につながれている



    あなたは誰を愛しているの



こんなのだってみんな77句になっちゃうのだ。




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2003年02月09日(日)



 B面の2曲め

あたしは自分をアナログのレコードになぞらえる。


あたしにはA面とB面がある。


両方あって1枚のレコードになる。

両A面でもいいくらいだけど、B面にはB面でなければ表現できない曲を吹き込む。


子どものころはレコードしかなくって、ドーナツ盤くらいなら毎月のおこづかいでなんとかなるが、アルバムを買うのはなかなかそうはいかない。

お年玉とか、臨時のご祝儀をなんとか捻出しなくちゃなんない。


アルバムのB面の2曲めにどんな曲を持って来るかで、そいつのこころざしがはかれるって思ってた。


生意気なやつだった>ガキのころのあたし。




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2003年02月08日(土)



 DUAL LIFE

『DUAL LIFE』

あたしが前にやっていたサイト名。

けっこう気に入っていた。


夫と家族、てきぱきと仕事をこなすあたしの表の生活。

いはらとネット、従順で忠実な犬であるあたしの裏の生活。


文字通り DUAL な LIFE。



時に意地悪な書き込みもされた。


……何がDUAL LIFEだ。
  所詮は不倫じゃないか!
  てめえのやってることを正当化するんじゃねえ!



まあ、正論を吐きたい人は、勝手に吐いててよ。
あたしは聞く耳をもたないが。



二種類の人間がいる。


一人の人しか愛せない人、一人の人では愛せない人。


それだけのことだ。



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2003年02月07日(金)



 つぶやき

愛してるわ。

愛してるわ。

愛してるわ。


愛してるわ。


愛してるわ。



愛してるわ。



愛してるわ。





愛してるわ




ひとりでいるとき、気付くとこころの中で繰り返している。


愛してるわ。



いはらの耳には聞こえないだろうし、直接は、あたしは言わないから……。




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2003年02月06日(木)



 いつでもどこでも

夫にドキドキは、しないものの安心して身をまかせられるというのは、よいものだ。

ゆうべ、かなり遅くなってから風呂に入り、カラダがあったまってきたら、たまらなくイタしたくなって……。

した。



最近、夫はあたしが痛みを悦ぶことをよく知っていて、からだのあちこちを噛んだり、力任せに掴んだり、ひねり上げたり……ということをよくする。



ああ、前にも書いたかもしれないが、あたしのM的性癖はカミングアウト済み。

遠方にSMのパートナーを確保していることだけは、一生隠し通すが……。

それはそれ、これはこれ。




深夜、背中を大きくそらせて、喘ぎ声を我慢しながら、じんじんする痛みに耐えている。



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2003年02月05日(水)



 どきどきするか?

「だって夫にはもう、どきどきしないんだもん」

もっと別の言い方だったかもしれないが、だいたいこういう感じのことを彼女はよくいう。


う〜ん。

わかりますよ、わかりますけどね。


夫ではない男性にどきどきするのは、その男性の魅力もさることながら、その男性が「夫ではない」という一点が大きく影響している。


だから、それだけの理由じゃあ、離婚できないってば!





あたしが初めて夫以外の男性と性的交渉を持ったのは、結婚して半年後だ。

かなり早い。

あたしが結婚するからといって特別に手を切らないで温存してあった関係を復活させただけのことで、婚外恋愛というには、情熱も、危険もないものだった。


それでも、知り尽くしてなじんだカラダどうしであっても、夫ではないひとと交われば、カラダはうち震えるものだ。


そこには「生活」も「安定」も必要ない。

「性的」な「アンニュイ」だけがあった。





「どきどき」だけをあたしは求めない。


ひょっとしたら、正直な彼女よりもあたしの方が、もっともっと欲張りで「どきどき」も欲しいけど、そのために失うものがもったいないから、どきどきしながら「生活」したり、どきどきさせながら「安定」も求めちゃってるだけなのかもしれないけど……。




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2003年02月04日(火)



 離婚はしない

友人とチャットしていて

「うちはゼッタイ離婚しないから」

と言ったら、なぜ? と聞き返されてしまった。


なぜ? って離婚しなきゃいけないような理由はどこにもないからだ。


結婚していても夫以外のひとを好きになってしまうことはある。

何度も書くけど、あたしはだからといって夫への気持ちは変わらない。

何度も書くけど、夫に不満があったから、いはらを愛したわけじゃない。


いはらを愛したことで、夫と別れなきゃいけない理由はどっこにもない。

いはらだって、妻と別れるなんてことは考えたこともないはずだ。

別れるかどうかわからないくらいなら、最初から結婚なんかしてない。

ゼッタイ離婚しない自信があったから結婚しただけだ。




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2003年02月03日(月)



 同僚Aその後


働きなれたこの職場を離れたくないだなんて甘ったれだ、と聞こえないここで厳しく書かれている同僚Aではあるが……。

その後、本部としても、こんなちんけな職場に専従として籍を置き半人前の仕事しかこなしてないことが監査でばれるとやばい! ってことで、上の意向で「転勤」する可能性が大……らしい。


でも職場の誰も「甘い」とか「甘えてる」とかいう言葉で彼を評しないのよね。


どうなってんだ?


2003年02月02日(日)
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