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左近日記
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2003年04月19日(土) ごめんなさい

こんばんわ、藤原左近です。


検索サイトで「えっちな日記」のキーワードでいらしていただいた方へ。
ごめんなさいね。
最近は介護日記になっちゃってます。
もしかすると「左近日記」はもう「えっちな日記」にならないかもしれません。




心配してくだすってる皆様へ。
(メールをくだすった方々、本当に有難うございました)
ばーちゃんは、やっぱり癌のようです。
進行性の。
胃袋の出口にできているので、
何か食べるとやばいそうです。


出口の見えない介護はつらいですね。
しみじみと、そう思っております。


また、看護師さんの仕事振りには頭が下がります。
連日の激務、ご苦労様です。


毎日毎日、病院に顔を出さない日はありません。
カレと会わなくなって、1ヶ月たったようです。


明日もまた病院に顔を出して、母上とちょっと交代します。
しばらくはこんな感じの更新になるかもしれませんけれども、
もしよろしかったらまたお越しいただければ幸いです。


今宵もご来場いただきまして、誠に有難うございました。
またのお越しをお待ちしております。
「明けない夜はない!」と自分自身に言い聞かせております藤原左近でございました。


2003年04月10日(木) 今日も介護日記です・・・。

こんばんわ、藤原左近です。



朝から病院へ。ちょっと寄って母上と交代。
昨晩ほとんど眠っていないらしい。
夜通し起きていて、ベッドの上に立ち上がったりしたみたいで。
明け方になってから、眠った様子。
付き添いのほうがまいっちゃうよー。



仕事が早く終わったので、病院へ。
おばあちゃんトイレに行きたがったけど、お粗相してしまう。
後始末する。
看護師さんは大変だなぁ、と切実に思う。



夕方母上が来たのでちょっと一緒にいて、帰る。



夜、本格的に生理来る。痛い。
でもガソリンは入れる。



カレからホワイトデーにもらったガソリン、なくなっちゃった。
甘くて、とても、美味しかった。






とても、とても、美味しかった・・・・・・。






今宵もご来場いただきまして、誠に有難うございました。
またのお越しをお待ちしております。
藤原左近でございました。


2003年04月09日(水) またNOTえっち日記です。ごめんなさいね。

こんばんわ、藤原左近です。



本日は朝から病院へ。
付き添っていた叔母さんと交代して。



・・・叔母さん、朝ごはんを食べている途中にもどしてしまいました。
なんでも頭痛がひどかったらしい。



すったもんだの末、ワタシはお昼頃まで病院で付き添っておりました。
一番元気なのは、もしかしたら、おばあちゃんかもしれません。



明日も、病院へ、朝行きます。
いつ果てるとも無い付き添い。
長丁場になりそうで、目の前が暗くなってしまう。


でもね。
みんなへとへとだけど。
おばあちゃん、知ってる?
わがままばっかり言って、おばあちゃんはみんなを困らせているけど。



みんな、おばあちゃんのこと、好きなんだよ。
だから、もうちょっと、がんばろうね。



・・・今宵もご来場いただきまして、誠に有難うございました。
またのお越しをお待ちしております。
このくらいじゃくたばらねぇぜ!と乱暴な発言をする藤原左近でございました。

カレと最後にえっちしたのは3月24日。それ以来、逢ってません。
性欲もございません。ていうか、生理きそうです。
小指のリング、どうしようか思案中。


2003年04月08日(火) 本日もNOTえっち日記です。

こんばんわ、藤原左近です。




本日はオフ日でした。
今日も朝からお昼まで病院。
日中休んで、夕方また病院へ。
明日も朝から病院に行って、お昼まで付き添いの予定です。




・・・・・おばあちゃん。
ワタシなんにもできなくて申し訳ないけど。
もうちょっと、そばにいさせてね。


2003年04月07日(月) 日常の隙を縫って。(本日もNOTえっち日記です)

こんばんわ、藤原左近です。
今日も仕事が終わってから病院へ行きました。


でも。
なんだか無性に疲れていて。


なにかやさしいものが欲しくなった。
たまには自分にごほうびをあげたくなった。


花屋さんに久しぶりに寄りました。
新しい、みずみずしい、いのちのにおいがたちこめるお店。
思わず胸いっぱいに空気を吸い込んでしまう。


・・・こどもの頃、なりたかったのはお花屋さん。
そんなことまで思い出して。
子供向けの植物図鑑のページをめくるワタシの傍らで、
おばあちゃんは笑っていたっけ。


ガーベラを買いました。
オレンジ色のと、白いのと。
まっすぐな茎が、ワタシの行く先を示しているようで。


バラの香りは大好きだけど、
ちょっと今のワタシには強すぎる。


病院に寄って。
今日のおばあちゃんは熱が出ていて、機嫌が悪い。
「うちに帰りたい」とだだをこねていた様子。
母上とふたり、そっとため息をついて。


病院に母上とおばあちゃんを二人きりにしておくのがせつないけど、
「明日の朝また来るから」とつぶやいて、病室を後にした。


車の中で待っていたガーベラ。
「ただいま。帰ったらお水、あげるね」
そうささやいて。


しばらくはこの花と一緒に過ごそう。


こころの片隅でちいさくともったこの花。


ささやかだけど、なにものにもかえがたい。


ワタシは、まだ、がんばれる。


だから、あなたも、もうちょっとだけ、がんばってね。


左近日記別館に愛らしいガーベラさんをアップいたしました。
お時間がございましたらどうぞおいでくださいましね。


今宵もご来場いただきまして、誠に有難うございました。
またのお越しをお待ちしております。
明日の朝7:30には病院に行く予定の藤原左近でございました。


P.S 紫悠歌さん、励ましメールをどうも有難うございました。
彼氏さんとはその後いかがでしょうか??
バンド、がんばってくださいましねー!


2003年04月04日(金) 介護問題その2(NOTえっち日記でごめんなすって)

こんばんわ、藤原左近です。
今日も仕事が早く終わったので、病院へ。
(顛末をご存じない方は昨日の日記をご覧ください)



今日はおばあちゃん虫のいどころが悪いのかなんなのか、
「うちに帰る」(これは前から)
「トイレに行く」(管を通したので行かなくてもいいのに)
「ごはん食べる」(食べたものをもどすから禁飲食だってば)
「こんな体で生きていたってしょうがない」
「車に轢かれて死んでしまいたい」
3時間あまり、わがまま放題で大変でございました。
あげくにベッドの上に立ち上がる始末。
落っこちたらどうすんだい?



ああ、世の中の介護をしている方のつらさがちょっとはわかったように思います。
何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も。
おんなじことを言うから、そのたびに言って聞かせても。
またちょっと経つとおんなじことを言う。



体力がなくなってきているから、首に点滴を入れているおばあちゃん。
これをはずそうとするんだなー、これがまた。



「首にさわると痛くなるから、さわらないんだよ」
「検査の道具をつけているから、さわっちゃだめなんだよ」



何回言っても聞く耳持ちやしません。
あまりひどいようなら手を縛るか、という話まで出る始末。



母親はぐったりしています。
昨晩はハッスルしていてなかなか寝なかったようで。



おばあちゃんも心配なんですが、
母親の体調が気がかりです。



今のワタシにできることは。
自分の都合のつく時間に病院に行って、
少しでも母親と、付き添う身内の負担を減らすこと。
そう考えて行動しております。



カレですか?
考える気力がございません。
というか、放置しております。
今朝は携帯にメールもきませんでした。



このくらいで愛想をつかすような男なら、それまで。
そんな気持ちがちらちらと見え隠れしているワタシのこころ。



・・・世の中の、介護をしている方へ。
つらいでしょうが、どうぞ頑張ってくださいね。
ワタシも頑張ります。



それから、お身内に具合の悪いひとがおられる方へ。
たまにはお見舞いに行って差し上げてくださいね。
この世からいなくなってからでは、遅いですからして。



今宵もご来場いただきまして、誠に有難うございました。
またのお越しをお待ちしております。
明日も午前中付き添いの藤原左近でございました。



P.S ゆうさん、励ましメールを有難うございました。とてもとても、嬉しかったです。


2003年04月03日(木) 介護問題。

こんばんわ、藤原左近です。
更新が滞っております。申し訳ございません。
以下はほんとのお話です。



母方のおばあちゃんが先週入院しました。
どうも胃がんのようです。
もうじき90歳になろうかという年齢です。
食べてももどしてしまうので、手術が必要です。



以前から惚けていたのですが、入院したらそれはそれは大変で。
身内が交代で付き添っております。
目を離すと「うちに帰る」とベッドから抜け出そうとします。
まだ足腰が丈夫なもんで、動けるんですよ。



ワタシの母親の親ですから、
母親はお嫁さんと交代で付き添ってます。
昼間はお嫁さんで、夜はワタシの母親が。
微力ながら、孫のワタシも手伝っております。
なんたって、仕事の形態が変わりましたから、お休みが多くてねぇ。
夜だけ出勤とか、あるんですよ。
そんな日は昼間ワタシが付き添ってたり。
先だっての休日は一日病院で過ごしました。



ときどき現世に戻ってくるんですが、
夕方になると遠い国のひとになります。
「暗くなるし、わたしはそろそろ帰るよ」
「おうちまで遠いから帰れないよ。ここは病院なんだよ」
繰り返し言い聞かせてもまた数分後には同じ問いかけの繰り返し。
せつないですよ。とほほ。
本気でドリフのコントみたいです。



カレにはさっさと状況を説明しておきました。
「おばあちゃんが入院したの。
 惚けてて大変なんだよー。
 ワタシも手伝うから、しばらく余裕がない。ごめん。
 メールの返事も返せないかも。」と。




最初の2、3日はさすがにカレも控えめでした。
朝「おはよー。今日もがんばってね!」とかって。
携帯に来たメールを見て、嬉しかったんですが。



カレもこのところ仕事が忙しいご様子。
無性にワタシに逢いたくなったようで、
「仕事が早く終わる日に、病院が終わってからでいいから逢いたい」
そんなメールが携帯に来ました。



仕事が終わったら病院に向かって、
付き添っている母親とちょっと交代してトイレに行ってもらって。
しばらく母親の愚痴を聞いたりして。
病院を出るのは結構な時間。
・・・そんな余裕ないんですけど。



だいたい、なにか騒ぎごとがあると、
ワタシはそっちに集中してしまうので、
おでぃとしてもうわの空。
それどころか、落ち着かない。



わたしはカレと二人で日記のようなものをつけています。
そこに今日あったこととか、書き込んでます。
おばあちゃんが入院してからも、
帰宅してお風呂に入ってガソリン入れて寝てしまいたくなっていても、
今日あったことをちらりと書いてはおりました。



カレからの決定打が出たのは3/31でした。



「いろいろあるのはわかってるけど、逢いたい。」
「もう少し、あなたの気持ちを表現して欲しいです。」



・・・・・・・見た瞬間、ぷつんと切れました。
他にもいろいろ書き込みがあったのですが、
もうやってられませんという気持ちが充満。
ガソリンが入っていたのは事実ですが、翌朝素面になっても許せなかった。



ワタシはあんまり「逢いたい」とか言わないほうで。
カレはすぐ「逢いたい」と言うほう。



・・・二人でつけている日記のようなものには、
4月になってからは書き込んでおりません。
だって、何を書いたって、カレには届かないんだろうから。



「ワタシの気持ち」って、なんなの?
「あなたに逢いたい」って書けば、満足してくれるの??



左手の小指の指輪はまだはずしていませんが。



・・・・後味がいやなものになりました。
ごめんなさいね。
明日も病院に寄って母親におにぎりを差し入れる藤原左近でございました。


藤原左近 |MAIL
よろしかったらひとことどうぞ。


人目のご来場♪
ボタンのスキンはデリエロさんから拝借いたしました。
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