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私が娼婦になったら。
2002年05月31日(金)
『私が娼婦になったら
いちばん最初のお客は
おかもと たろうだ
私が娼婦になったら
私が今まで買いためた本をみんな
古本屋に売りはらって
世界で一番香りのよい石鹸を買おう
私が娼婦になったら
悲しみをいっぱい背負って来た人には
翼をあげよう
私が娼婦になったら
たろうのにおいの残ったプライベートルームは
いつも綺麗に掃除して
悪いけれど誰も入れない
私が娼婦になったら
太陽の下で汗を流しながらお洗濯をしよう
私が娼婦になったら
アンドロメダを腕輪にする呪文を覚えよう
私が娼婦になったら
誰にも犯サレナイ少女になろう
私が娼婦になったら
悲しみを乗り越えた慈悲深いマリアになろう
私が娼婦になったら
黒人（アポロ）に五月の風を教えよう
私が娼婦になったら
黒人（アポロ）からJAZZを教えてもらおう
淋しい時にはベッドにはいって
たろうのにおいをかぎ
うれしい時は窓に向かって静かに
次に起こることを待ち
誰かにむしょうに合いたくなったら
ベッドにもぐって
息を殺して遠い星の声を聞こう』
（「書を捨てよ，町へ出よう」から抜粋）
紛い物でも，
無償じゃなくても
ただの一瞬でも『娼婦』は
わたしを愛してくれるだろうか。
失敗…。
2002年05月29日(水)
+++
今日は暗いです。
暗いことが苦手な方は読まずに
どうぞお戻りください。
+++
疲れた。
この表現が一番近いです。
何が原因って，たくさんありすぎて分からない。
全部が，重なってしまったのかも。
単に色々思い出しただけなのかも。
ここ数日，マトモに寝てない。
寝ても夢を見て，30分くらいで起きてしまう。
寝た気がしないし疲れも取れないし…。
そんなヘロヘロの状態で学校に行ったわけですが，
委員会の仕事が…
知らない人と話をするのがスゴク苦手なわたしに
学祭の広告取りのお仕事は命取りでした。
本当の意味で。
色々な手違いがあったり，断わられ続けたり…。
ただでさえ自傷に歯止めをかけようと
イライラしてる時なので，本当にもう，
精神的に限界っぽくて。
電車に飛び込もうかななんて思ってた。
次に来た電車が貨物列車なら。
鉄道自殺はお金がかかる，って言うけど
親不孝だからそんなの知ったことじゃないよ。
…
来たのは，普通列車。
どうしてかなぁ。また機を逃したよ。
家に帰っても，色々とやった。
詳しいことは書かないけど。
何もしたくない。
空気に溶けてしまいたい。
涙すら出ず，
身体に力も入らず，
考えることすら疲れてしまう。
もう，
どうしたら良いのか分からない。
今はただ，
『あと一時間』の延長上を
ふらふらと歩いてるだけ。
ああ，もう消えてしまえ。
わたしなんて。
いらない。
行くあてもなく。…
2002年05月26日(日)
正気を保つのに必死なことがある。
狂気を曝け出せる場所を無くした気がする。
一度危険を感じてしまったら，
もう二度と曝け出せない？
内側に溜め込まれた狂気は
そのはけくちをどこに見出すと言うのだろう。
正気を保とうとする自分に吐き出すこともできず
狂気を解き放つ目的の場所はその意味を変え
不完全燃焼を起こし毒を撒き散らす狂気は
…いつか，
わたしの正気を壊してしまうのだろうか。
逃避。
2002年05月25日(土)
『のえるちゃ…何を怖がってるの？』
―何って…。
何が怖いって，
全部，何もかも。
周りにあるもの，居る人，全部。
怖いものに囲まれてる。
怖いから触れない。
怖いから触れさせない。
怯えて，泣きながらの必死の逃避。
誰か助けて。…
空気。
2002年05月23日(木)
無関心。
無頓着。
無表情。
何に関しても
執着しない
何もしない
空気のような存在に
なってしまいたいと
時折，
思う。
性格診断。
2002年05月22日(水)
先日，医務室にて『性格診断』なるものを受けてみました。
オエライ教授様方が作ったちゃんとしたテストです。
判定の仕方がすぐには分からず，
医務の先生が『家で勉強してくる』などと言っていました。
今日訊きましたが結局分からなかったみたいで，
心理系専門の先生に相談してみるとのこと。
とりあえず，分かった範囲のことを聞きました。
抑鬱性だの何だの，12の項目があったのですが，
得点分布の表に何やら色づけされて強調された
いかにも何かありそうなエリアがありました。
抑鬱性（＋），神経質（＋），協調性（−），のんき（−）
例を挙げると，上記の項目が謎なエリアでした。
一応，先生に『この色付けしてあるのって何ですか？』
と訊いてみました。気になりますし。
先生はしばらく表を眺めてから，
↓
先生：「要注意エリアってことじゃないの？（笑）」
わたし：『…えっと…あのー…
一項目以外，全部HITしてるんですけど…』
先生：「そうねぇ…あははは」
笑い事じゃないです先生。
否定はしませんが，要注意人物ってことですか…。
早く，詳しい結果が知りたいものです。
*本日は久しぶりに詩調でなく日記調にしてみました。*
眠り。
2002年05月21日(火)
わたしが眠ってしまえば
もう二度と目覚めなければ
あなたは泣いてくれる？
わたしはね，
『泣く人が居るから眠らない』
なんてことは言わない。
泣いてくれる人が居るうちに
眠って しまいたい。
だけど
この髪を引くのは
やっぱりあなたなのだろうか。
独り。
2002年05月20日(月)
独りで居ることに
耐えられなくなってしまったら
わたしは終わり。
支えがないと
立てなくなってしまったら
わたしは終わり。
独りで居ること
独りで立てること
守って欲しいとは思わない。
わたしは，独りでも大丈夫。
そうでないと…。
強くはないけれど
弱いわけでもない，
と
思う。
必要性。
2002年05月17日(金)
あなたは，わたしが居なくても
わたしは，あなたが居なくても
多分，
きっと。
わたしが居ないと存在しないものなんて
そんなものはない。
ずっと抱いてたぬいぐるみを捨てても
あなたは大丈夫でしょう？
そんなものよ。
ただ，少しだけ…
淋しいのよ。
Shelter
2002年05月16日(木)
Long long way through the sky
Long dark vale where you're standing by
There might be hell that you still ignore
There might be heaven that you're still
Looking for
When you're crying with full of fear
Sweet my baby, what should I do for you?
The rain keeps falling over you
To leave you alone
Please don't hurt yourself anymore
And the rain keeps falling over you
To blame you once more
Please don't hurt yourself
I'll be your shelter
空を裂く 長い長い道
あなたが降り立つ長くて暗い谷
それはきっと無視し続けている地獄
それはきっと探し続けている天国
その泣き声が恐怖に満ちていれば
私は何をすべきだろう?
あなたを突き放して降り注ぐ雨に
これ以上自分を傷つけないで
あなたを責めながら降り注ぐ雨に
これ以上自分を苦しめないで
ここに身を委ねて
私というシェルターに
(Song By 白鳥マイカ)
わたしはシェルターにはなり得ない。
わたしは，
『突き放して降り注ぐ雨』のようなもの。
雨ほど 優しくはないけれど。
潜伏。
2002年05月15日(水)
「最近変わりましたね」
「さっぱりしたって言うか…」
そう思うかな。
そうでもないんだけど。
鬱とか，自傷とかは
最近はちょっと治まってるけど
回復したってわけじゃない。
むしろ，切りたくてウズウズしてるような
危険な一面もあるから
病状で言えば潜伏期間，
もしくは小康状態ってなくらいかな。
…何かあったらドカーンといきそう。
ウズウズしてたら何も無くてもかも。
辛いことがあったとか，
そんなちゃんとした理由なんて
最近は無いのかもしれない。
ただ，単に。
依存とか
中毒とか
よく分からない誘引力で
切ってしまうから。
傷が無い体だと嫌だ。
嫌だ。
嫌。
全然鬱ってるわけじゃない。
ただの，
イカレ女の戯言でした。
…詩サイトのつもりが
いつの間にか
メンタルサイトになりつつあるような気が…。
わたしが，こんな風だからだろうけど。
探し物
2002年05月14日(火)
音との,運命の出会いを探して
わたしは近頃毎日のようにCDショップを覗く。
色々と,内側に響く歌を探して。
『もうずっと前から探していたんだ
ずっと先にあると探していたんだ
もうすでに失ったことに
気付かなかった』
『あなたは短い髪が嫌いなはず
だから切ります。
あなたは歌う私が嫌いなはず
だから歌います。』
(Song By 鳳山 雅姫）
『傷むなら この痛みなら
この歌が この声が 突き刺さればいい』
『朝から誰とも喋れない
知られたくない 教えたくない
言い訳がましいことばかり
探して探してそれでも
こんな私 突き放して
心から愛してると 今すぐ』
(Song By SHUUBI)
…それでもまだ,満たされないのは
わたしの凸凹をすっかり埋めてしまえるものに
出会っていないからだろうか。
視線。
2002年05月10日(金)
見つめる。
目が合う。
逃げる。
追われる。
捕まる。
抱き締められる。
噛み付く。
逃げる。
振り返る。
見つめる。
「…追ってきてくれる？」
海。
2002年05月09日(木)
一人で，
暗い海を眺めてると
ふと
そのうねりの中へ
沈んでみたくなった。
水の中から見上げる
太陽だの月だのは
普通に見るよりも全然綺麗で
ゆらゆら揺れてて
こんな汚い海じゃ
太陽なんて見えないかもしれないけど
それでも
真っ黒なうねりの底で
横たわるのも，
良いんじゃないかと
思った。
消極的
2002年05月07日(火)
楽しいとか，
幸せだとか，
そんなことを思うと
ここで
終わってしまいたくなる。
これでもう十分だと
そう思って。
案外思い残すことって無いから。
でも，わたしは消極的だから
とりあえず，
行動を起こしたりするんじゃなくて
「いつだろう」なんて思って
日々ぼーっとして過ごしています。
今後は，どうなるのかな。
香り。
2002年05月06日(月)
カタチとして見えなくても
側に居ると思える。
柔らかい髪の毛とか
背中の手触りとか
そんなものを
思い出して。
…笑ってしまう。
小さな爪と牙。
2002年05月04日(土)
わたしは
試しているのかもしれない。
爪と牙を持った動物のように
どれだけあなたに噛み付いても
許してくれるの？
罠を仕掛けても
捕まえてしまいたいと思う？
いっそ
剥製にしてしまえば
どこにも行かないし，
ガラスの目は
あなたを見続けるのに。
でも，覚えていて。
わたしはどこまでも気まぐれで，
あなたに懐いたりしない。
逃げられない罠にかかったなら
足さえ，食いちぎるわ。
方向変換？
2002年05月02日(木)
わたしが
わたしであることは
わたしを曝け出すことは
とても
良くない
らしい
から
歌って，
踊って，
元気に挨拶でも，
してみようか。
ね。
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