>> 逆重力 >>
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 衝動。  
 2002年04月30日(火)
 傷が,塞がってきたから

また

危険な衝動が。

何があったわけでもない。

ただ

切りたいなぁって,思って。

また剃刀だのカッターだのを

手にとってしまう。

『生傷が絶えない』とは

よく言ったものだと思う。

この衝動を実行に移す日は近い。

今度はいつになるだろう。



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 境界線  
 2002年04月27日(土)
 
踏み切りを歩いていて,
遮断機が下がってきたとき

その場で立ち止まってしまった。

このまま,ここに居たら なんて
お約束なことを思った。


遮断機の,ラインが境界線。
動と  静の
……



友達の声でふと我に返って踏切から出たけど


『あと一歩』
『あともう少し』

そんなときの
足元がふわふわする浮遊感が忘れられず

わたしは今日も
カラーとモノクロの間で

地に足をつけている。




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 晴天。  
 2002年04月26日(金)
 今日はとても良い天気でした。



風は少し強かったけど,

薄水色の空を飛行機雲が2つに割いて

桜に遅れて咲いた名を知らない桃色の花が

残った花びらを温かい風に舞わせて

乾いた道路を撫でて行く



わたしは

こんな日に全て消えてしまえばと,

血を流す腕を睨んだ。




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 出血。  
 2002年04月24日(水)
 某薬局にて剃刀を買いました。
当初の目的は,眉用…だったはずですが
目についてしまったのは
かの有名なピンク剃刀…。
出来心,って感じで。
購入しました。

家に帰って
眉を剃ればまだ良いものの,
つい,うっかり
『試し切り』…。

はい。
とってもよく切れました。
畳に滴り,ザブトンに滴り,
こともあろうにCoccoの歌詞にまで
飛び散ってしまいました。

鬱ってたわけでもないし,
「何となく」。
それだけ。
傷が治ってきたら,新しい傷を。
…キリ無いなぁ…。

ただ,腕を伝って滴る血を見てると
言いようも無く楽しくなってしまうのは
もはや中毒症状かな。

もっと切りたい。
まだまだ切りたい。
でも駄目,我慢しないと…。



手の届く場所にはピンク剃刀。
桃色の凶器の誘惑に
わたしはいつまで耐えられるんだろう。



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 狂気。  
 2002年04月16日(火)
 駄目になると思った。
わたしが。
全部,ボロボロに。
泣いて,手を切った。
剃刀で。
刃を引く勇気が無いから,押し付けて。
今更何を怖がってるんだか。
馬鹿。

…血が出ないよ?
足りない?まだ。



あれ?何でちょっとしか出ない?
まだ?まだなのかな??



出ない,出ない,出ない
何で?どうして出ないのよ。


傷が,小さいからかな?
爪で,傷を引っ掻いて。

出ろ 出ろ 出ろ
出ろよ 出ろよ 出ろってば


流れる。
垂れる。
下で広げてたスケッチブックに。
点々と,赤い花が。


それを見たわたしは,
何だか分からないけれど可笑しくなって
血だらけの両手のまま
スケッチブックを眺めてゲラゲラ笑った。

「とうとう頭おかしくなったかな」
なんて思いながら。


何だか分からなかった。
いつもなら落ち込む言葉でさえ,
落ち込みそうな自分が馬鹿らしくて
泣きながらでもゲラゲラ笑った。
止まらなかった。


全部が,馬鹿らしかった。
何もかも。



そして,消えてしまいたかった。
 

 Why didn't you kill me?  
 2002年04月14日(日)
 
苦しい。
苦しい。
苦しい。
どうして。
こんなにも。

―理由なんて分かってるでしょ。

間違いだったのかも。
やめておけば良かった。
どうして,
わたしは…

―自業自得じゃないの,我慢なさいよ。

いつもみたいに無視できない。
こんなのじゃダメなのに。
痛い。
痛い。
痛い。
ああ…

―…馬鹿ね。

わたし,わたしは…
ああ,どうしてこんなに

ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい

わたしが
わたしが
わたしが



ああ,どうしよう

―壊れてしまうわ。


 

 愚者  
 2002年04月13日(土)
 離れて欲しいの,分からないですか?

近づいたって,お互いに痛い目見るだけですよ?

遠ざけようとしてるのが分かりませんか?


今のうちに離れてしまわないと
わたしは,
あなたにトドメを刺さなくてはならなくなる。
その傷は,きっと致命傷くらいに酷い。

どうしますか?
今,離れますか?

それとも,
傷付きたいですか?


捨てないと,あなたは酷い傷を負いますよ。

傷を負いたいですか?

こういうことに関しては,
あなたは愚かですね。



だけど,一番愚かなのはわたし。

触らせなければ良かった。

ごめんなさい。



 

 禁止区域。  
 2002年04月12日(金)
 誰も,近づけないように。
誰も,触らないように。
わたしに。
わたしの傷に。


距離を置く。

『冷静なわたし』が
冷たい言葉で突き放す。


「傷ついたでしょう?
      だからもうここには来ないで」

「触れて欲しく無いの。分かって。」

他にも方法はあっただろうけど
わたしは,傷つけて遠ざけた。


それなのに,どうして分かってくれないの?
わたしが限界を迎える前に,
どうかこの場所から去ってください。

 

 二人。  
 2002年04月11日(木)
 鬱ってるわたしは口癖のように,
『とり憑かれた』かのように,繰り返す。
腕を掻き毟りながら。

『要らない。要らない。要らない。
 壊れてしまえ。壊れてしまえ。
 壊れろ。壊れろ。壊れろ。壊れろ。』


もう一人のわたしはそれを嘲笑う。
『イカレ女め。』


だからわたしは
笑いながら腕を掻き毟る。
そして傷ついた手を見ながら,
馬鹿馬鹿しく笑う。
 

 『人生の成功者』  
 2002年04月10日(水)
 学校が始まりました。
面倒なので軽く鬱。
嫌いな教授(学部長)が一言。
『学力は力だ!力の無いヤツはこの世を去れ!』
痛。痛っ。
はぁ。つまり逝けと仰いますか。
鬱人間にとってそれは背を押す一言に十分ですよ。
この教授に言わせれば,
競馬場で酒飲んでるお爺さんは
人生の敗者だそうです。
彼の言う『人生の成功者』は
公認会計士?税理士?
何になれば満足するの?
人生の成功ってのは,社会的地位のある
職に就くことを意味するの?
職種じゃなくて,人生の成功,失敗ってのは
個人のレベルがあって,
他人が一般論を持ち出す,作り上げるべきじゃない。
…って思うんだけどなぁ。
といってわたしが成功してるとは言えない。
自己評価では大失敗。
何がって。
存在自体が大失敗ですよ。(鬱)

人生成功したオ偉イ教授様,
鬱らせてくれて有難う御座います。
↑トゲトゲ
 

 パイロットフィッシュ  
 2002年04月09日(火)
 
今日,久しぶりに学校へ行った帰り,
本を1冊買いました。
大崎善生の『パイロットフィッシュ』。
いつもと同じで,題名と表装を見て買ったのですが。
良い本でした。当たり。
良い言葉とかあって,何度も何度も反芻してみたり。
そうかぁ,そうなのかぁって,妙に納得したりね。

人間は,管。
人間関係は,摩擦。
愛は,摩擦熱。

愛,なんてのはよく分からないけど。
人間は,管。
何だか分からないけど,淋しい感じ。
管の中は,絶えず空気が流れて,寒々しい。
何をしてても,どこにいても,
何となく淋しいのは,管の中を風が通るから。

…って,何悟ったフリしてるんだか。
よく分かんないものは,分かんなくていい。
考えてもぐるぐるするだけだから。

ただ,この本を読んで思ったことは,
こんな風に,考えさせられる言葉とか
誰かの何かを変えることができる言葉とか
そんな力のある言葉を
わたしは言うことがあるのかなってこと。
小さな詩人気取ってみても,
カナリ,無力ですよ?

 

 お願い事。  
 2002年04月08日(月)
 一瞬だけだから,
馬鹿になっても良いかな。
一瞬だけ,
小さな夢に酔ってみても良いかな。
わたしが終わらせなくても,
きっと現実が引き戻してくれるから。
少しだけ。
ちょっとだけ。
忘れてた小さな夢を見させて。
もう少しだけ,
このままでいたいの。
 

 欲しいモノ  
 2002年04月07日(日)
 『わたしのモノ』が欲しい。
『わたしだけのモノ』が欲しい。
誰にも触れない,わたしだけの。
邪魔しないで。
とらないで。

馬鹿馬鹿しい独占欲。

でも,今いちばん欲しいのは
安全な,安心できる場所。
そんな場所なんて無いことは分かってるけど。
だからこそ余計に欲しくて。

誰も,傷つけに来ない
絶対領域

あったらいいのに
あったらいいのに
わたしを現実から守ってくれる
何か。
誰か。


 

 I wanna be ...  
 2002年04月06日(土)
 

I wanna be
I wanna be
I wanna be just like the sky
just fly so far away
to another place ...

(by Lily Chou-Chou 『グライド』)

しばしばわたしは
叶うはずのないことを願い,
実現しない夢を見る。
『信じていればいつか夢は叶う』
叶う,って思うこと自体が
夢を見てることに他ならない。
夢を見ることは楽しいかもしれないけど,
現実を見たときの淋しさは
一体どうしろって言うの?


 

 夢のはなし。  
 2002年04月05日(金)
 そのうち詩に書くかもしれないけど,
最近見た印象的な夢について書こうと思う。

ひとつめ。
印象に残ってるのは色と音。
真っ暗って言うより真っ黒な森の中。
暗すぎて木の陰も見えないけど森って分かる。
そこに湖があって,そこもまた真っ黒で。
そのほとりでは湖を囲うように
赤と黄色の炎が燃えてて,
炎の切れ目に居るのは,一匹の黒い山羊。
体中真っ黒で,立派な角の,金の目をした。
真っ直ぐにこっちを見ていた山羊は,
やがて炎に包まれて
耳障りな断末魔とともに
ゆっくりと
湖へと落ちていった。
わたしは,何となく怯えていた。

ふたつめ。
大きな龍が居た。
ぐるぐる空を飛んでいた。
何だったか忘れたのだけど,わたしを守ってくれた。
それなのに。
誰かがその龍を燃やしてしまった。
体に火がついて,お腹のほうは炭化してしまって
苦しさに上空で暴れる龍を見ながら
もう心なんて残ってないと思ったわたしは
血走った目をした龍を
怖いと思った。

みっつめ。
首を吊って死んだ女の子。
わたしは手を差し出した。
かすかに手と手が触れた。
温かくはなく,冷たくもなかった。
「わたしも,あなたと同じ。」
とわたしは言った。
その女の子は首を振って,
遠くで笑いあう人たちを指差した。
背中を押された気がしたけれど
わたしはそっちへは行きたくなかった。
時の止まった時間と
止まることなく流れる時間の狭間で
どうしたら良いか分からずに,
ずっと立ち止まってた。


悪夢のような,そうでないような。
どこかの漫画のような内容だったりもするけど。
いつも何となく切なく感じる。
わたしは,何を思ってこんな夢を見たのだろう。

 

 弱さ。  
 2002年04月04日(木)
 ただの我儘でしか無いけれど,今日わたしは
やっぱり自分以外の人が居なくなるのは嫌だと思った。
わたしが居なくなるのはどうでもいいのだけど。
悲しむのはわたしじゃないから。
「わたしが死んで悲しむ人は何人居るのだろう」
などとは考えたりしない。
一人居れば十分だし,一人以上居るから。
その点で,わたしは幸せなのかもしれない。
かといって,
その人たちを悲しませたくないから死にたくない
なんてことは考えられない。
悲しんでくれたらいいと思う。
自分勝手。最悪。
わたしは悲しい思いをするのが嫌い。
わたしが生きている間に,
一体あと何人の人が居なくなるんだろう?
わたしが居なくなる最初であったならよかった。
もう今更な話だけど。
でも今日は本当に
わたしじゃないあなたが生きてて良かったと思った。

浮いたり,沈んだり。
今日のわたしは多分沈んでる。
何だか。
淋しい。
誰でもいい。
嘘でもいいから。
ねぇ,…。

つくづく,自分が痛みに弱い人間だと感じる。
強がってても結局,
繋がりを求めてるのはわたし。
はぁ。こんなの,
格好悪いなぁ。

 

 手紙  
 2002年04月03日(水)
 小さな報告:
わたしには確かめる術も無いから,
祈って待つことにした。
いつかまた会えたらいい。
絶望を確信するまでは,もう少し頑張ろう。


本題:
他人から見た自分ってのは,すごく気になる所。
今日,ある友人から手紙が届きました。
彼女ができたって報告で。
ノロケすぎですよ(笑)。
その人が言うには,わたしは
『男の子っぽくてサッパリしてて,
 そのくせ考え込むクセがある』
らしいです。
わたしは,ちょっとこの人を誤解してたみたいです。
思ったよりも,わたしのことを見てる。
むしろ,見透かされてる点がある。
客観的に見た自分があまりにおかしくて
どうにも笑わずにはいられません。
今後も,良い友人で。

(本日ちょっと浮上)
 


 

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