白痴日記


白痴日記

		白痴

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■　死ぬことばかり考えている

歩きながら．
新聞の集金の相手をしながら．
ホームセンターでバススポンジを見ながら．

空を見ながら．
花を見ながら．

行き交う車を見つめて．
重そうな音を立てて，道路を軋ませるトラックを見つめて．
包丁売り場を見つめて．
農薬売り場を見つめて．

生きていても空気の無駄使いで．
生きたくない．
死にたい．

2004年10月30日(土)

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■　疲労徒労

意識を失いたい．
夢を見たくない．

2004年10月29日(金)

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■　ざわざわして反吐が出る．

これはイベントじゃない．
これはあなたの善を見せるイベントじゃない．
仲間の結束を強くするための見せ物じゃない．

本当に必要なものは何？
市役所や色々な掲示板を見る．
悲惨なことはたくさんある．

自分のやっていることをアピールする意味は？
上からものを見て言うな．
不愉快．不愉快．

2004年10月28日(木)

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■　幸せな生活

たとえばランチプレートが二枚あり
毎日それに簡単な，時に凝った料理を乗せて
軽くワインを飲んで
色々な事を語り合う．戦争や近所の猫や．

そして一緒のベッドで眠る．
夜中に起きると，横で私とは別な人が正しく眠っている．

それはとても素敵だと思う．

素敵だけれど，実現する可能性はない．

2004年10月27日(水)

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■　身を寄せ合う

今日は雨だったから
恋人同士は身を寄せ合って，雨宿り．

私はそれをぼんやり見て，ひとりぼっち．
雨に濡れていった．
此処では珍しく冷たい雨で，私は冷えきる．

持っていた傘をようやく開いて
私は正しく歩く．
正しい姿勢で，歪んだ心で．
歩く．

私の両側はとても自由なのだ．
自由にはそれなりの犠牲が付き物だ．

そんな強がりは雨が消していく．

でも私は正しく歩く．

2004年10月26日(火)

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■　見つけてくれないかな

伸ばした手や，叫び声をあげようとしてあげられない唇を．
上に伸ばした手からは生温い血が落ちて．

たぶん，そんな難しいことを求めているわけじゃないんだ．
両手に溢れるものを手に入れても仕方ない．

たぶん，一欠片で十分だから．

見つけてくれないかな．
この手を．
私を．

2004年10月25日(月)

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■　コンビニエンスストア

コンビニエンスストアに行かないと．
お金もおろさなくてはいけないし，外にも出た方がいいだろう．
おでんの匂いが苦手だ．
食べ物の匂いが苦手だ．

でも食べ物も買ってこないと．
水ばかり飲んでいたら，栄養失調みたいにお腹が膨れた．
変な形に．

アイスクリイムはもう買わないの．

私はたぶんあの人が死ねと言ったら死ぬのだろう．

2004年10月24日(日)

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■　その後

私が知りたいのは
その後．
私が恐れているのは
その後．

その後は見たくも聞きたくもない．
けれど
見るし聞くだろう．積極的に．

嗚呼，そんなことになる前に

私に決断を．

2004年10月23日(土)

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■　シドと白昼夢

ジオの方がどうしてもクラッシュする．
ファイルごと壊れたのか？それともジオの不調か？
明日考えよう．

さて相変わらず風邪です．
脇の下が腫れて痛い．風邪薬を飲むと眠くて怠くて起きていられない．
今も夕食後の眠りから覚めて，しばらく経ったところ．

睡眠薬より効くのではないかしらん．

今日ベッドの中で考えたことは
自分の語彙の貧困さ．
そもそも気持ちを言葉で伝えることが難しいわけで．
離れていれば行動で示すこともできない．

好きな人たちには寡黙になっていく．
言葉を探すから．伝える，適切な言葉を．
成功はしていないけれど．
その度に，嗚呼，もっとこう言葉がないかしらって思う．

希死はいつでも隣に．
寄りかかっている．

2004年10月22日(金)

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■　All Alone

私はジャズに詳しくないから
Thelonious MonkとBill Evansが対極だと言われても
二人とも聴くし，それぞれ好きだ．
どちらかといえばBill Evans だけれども．

講釈されるのは面白いけれど，大事なのは感じることであって
個人が感じることであって
お勉強は娯楽の一つという感じ，

ジャズやクラシックや知識がないと阿呆扱いされてしまう場合もある．
でもいいや．
そういうのから知るプレイヤーもいたし．

ジャケット買いからお気に入りを見つけることもあるし．

2004年10月17日(日)

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■　飯食うな

ってパンクな名曲があったような気がする．

はい，当然食べられません．
拒食が酷い．
水ばかり飲む．

私が衰弱しても，私のことは私がするしかないから
這ってでも最後まで．

あの人とよく食事に，二人ではないけれど，行ったことを思い出す．
冬の滑る道で転んで笑われたなあ．

2004年10月13日(水)

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■　殺してもいいと言われたから

首を絞めた．
案外首は細くて，小さい私の手でも十分落とすことができそうだった．
でも抵抗が激しく，最後は私の手足が傷だらけになった．

殺してもいいけど，抵抗はするって．
そう．
殺してもいい．って言ったのを忘れないでね．
私もすぐ死ぬけどさ．

君はいつまでもわかってくれない
私はいつまでもわらかない

2004年10月12日(火)

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■　エゾロックを見た．

シャワーTVで．
北海道の風景．
何というか番組の構成が「仲間万歳」というものだったので
食傷気味．

もし機会があれば一人でぼーっとしていたい．
ゆらゆら帝国もわりと出るみたいだし．

2004年10月11日(月)

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■　クロ

ベビーカーや赤ちゃんせんべいや
乳の匂いや

寝不足のパパとママや．

私が足を踏み入れられなかったもの．

こんな夕暮れは帽子をかぶせて，手を繋いで散歩．
疲れたら，両手を広げて抱っこをねだる．

幸せな光景を黒く，黒く，黒く
塗りつぶす．

手に入らないものなんて考えないのが一番の幸福だ．
私は夢など見ない．
見ないようにする．

それは私が弱いからであっても，それでいい．

私の両手は空っぽで，死ぬのにはちょうど良い．

2004年10月10日(日)

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■　らりらり

精神科からもらった薬を盛ると，もうらりらり．
気分は最悪．口の中も最悪．
死のうと立てば，腰が抜けたようになって座り込む．

キーボードも気をつけているけれど誤字を多く打つ．
もし直っていなかったらすみません．

らりらりで脳味噌も気持ちよかったらいいのに．

自暴自棄．

2004年10月07日(木)

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■　人は死んでいくのに

希望の時に死ぬわけにはいかないのだなあ．
自殺するしかないのだ．

私は自殺願望と殺害願望（特定個人）を両方持っていて
そのどちらも飼い慣らし．

日々，医師の指示通りに服薬し，最早廃人のようになっている．
ふらふらとし，首吊りのロープさえ準備できない．

魂というものがあるのなら（命と同義で），私のそれは日々すり減って，嫌な音を立ててすり減っている．

私を包む人などいない．

2004年10月06日(水)

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■　死にたいなあ

つくづく．

2004年10月05日(火)

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■　代償

代償のないものなど滅多にない．
私は知らない．

代償への覚悟をいつもしていなくてはいけない．
毅然としていられるように．
弱みなんて見せないのだ．痛みに．

倒れそうでも，倒れる瞬間まで睨みつけていきたい．
倒れたら微笑みたい．解放に．

2004年10月04日(月)

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■　ピアスをこじあける，こじいれる

しばらく外していた．
リンパが腫れていたこともあり．

そうしたら皮膚は穴は開いているものの，小さくなっていた．
苛立って，少し自虐的にもなって
痛みに笑いながらこじあけていく，こじいれていく．

耳は今も鈍痛．

確かなのは痛みと血だけだ．

2004年10月03日(日)

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■　弱ってきたら

うさぎの隣で寝起きをしよう．
ごはんをあげられるように，世話をできるように．
うさぎまで死ぬ必要はない．

2004年10月02日(土)

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■　ややこ

ややこ，が欲しくて，欲しくて．
誰の子供でも良いのなら簡単だろうと思うだろうけれど
私の膣から出てくるのは，私の子宮で育つのは
健常な子ではないのだ．
その確率はとても高く．

だから私は作らない．
本当は欲しい．
愛し愛される存在が本当に欲しい．

いつかママを捨てて，行ってしまうとしても．

そのためには吐いてはいけない．
そのためにはよい患者でいなくてはいけない．

子供を利用しているだけではないか，と言われたことがある．
でも私の子宮は子に利用されるのだ．
あの人の子はなぜできなかった．

2004年10月01日(金)

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初日