部長motoいっぺい
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2004年10月31日(日) |
Last Halloween |
今日はハロウィーン。赴任してから4回目のハロウィーンだ。去年のハロウィーンの時にも「今年が最後だろうね」と言っていたのだが、多分本当に今年が最後のハロウィーンだろう。
メインイベントは夜のTrick or Treatなのだが、昼間には地元のランドマークで子供の入場料が無料というイベントをやっていたので、Nさん家族とともに行ってみた。
幸いに天気が良く、展望台からの景色は良かったものの、ハロウィーンのイベントとしてはイマイチ。仮装している子供たちも多くはなく、拍子抜けした感じ。
ところで、展望台にあがって10分くらいで緊急警報がなり、階段から避難しろとの自動音声アナウンスが入った。僕は、「どうせ誤報だろう」と、とりあえずは周りの様子をみたのだが、子供たちを引き連れて真っ先に階段から避難し始めたアメリカ人がいたのには驚いた。やはり、アメリカは戦時国家であり、有事のときの心構えが違うなと感心した。まあ結局は誤報で、階段から避難し始めた人たちも、途中で展望台に戻されたという結果ではあったのだが。
夜には近所のコミュニティーを周ってお菓子をもらう、Trick or Treat。
赴任した年に周ったときには、わが家のあるコミュニティーでは、あまり準備をしている家がなかったので、翌年からは友達の家の周りをまわったりしていたのだが、今年は基本に立ち返り(笑)、まずは自分のコミュニティーをまわってみる。すると、意外にもJack-O-Lanternを出している家が、そこそこあり、結構な収穫。
気をよくした僕たちは、通りの反対側にも行ってみたところ、気合の入ったハロウィーン飾りを飾っている家などもあり、またまた大収穫。
子供たちが楽しそうに家々をまわっているのを見て、僕もとても嬉しかった。もしかしたら子供たちよりも僕のほうがハロウィーンを好きなのかもしれないとも思った。
今日の夜は、明日帰国する出張者と一緒にお食事会。
色々な話題に華が咲き、その中で同期のEの話になる。すると、僕の現場時代の後輩のYEが、Eのことを大嫌いで、「あんな人と気が合う人はいない」とまで言い放つ始末。そう言えば、僕とは比較的気が合う研修生のKくんも、日本にいるときにEと大喧嘩をしたと言っていたことを思い出した。
確かにEはキャラクターが濃く、その評価も真っ二つに分かれる人物ではあるが、少なくても彼のことを認めている人も、僕の知る限り少なくない。まあ、あらためて彼の評価の「幅広さ」を知ったわけだが、それにしても本人のいないところで、悪口を吹聴するのは良くないと思うよ、YEくん。
2004年10月27日(水) |
A lunar eclipse |
今日の会社帰り、車の中からふと見上げた月がいつもと違っていた。確か、昨日の夜に見たときはほとんど満月だったのに、今日の月は半月ぐらいになっている。ふと、そう言えばラジオで月蝕(A lunar eclipse)がどうのこうのと言っていたことを思い出す。
月はみるみる欠けて行き、欠けた部分がぼうっと赤くなっていた。家に着く前に終わってしまっては、子供たちに月蝕を見せられないと、家に電話をしたのだが、あいにくの留守。留守電に月蝕を子供たちに見せてあげて、とメッセージを残し、家へと向かう。
途中、もう一度家に電話をしたところ、今度は帰ってきており、メッセージを聞いた嫁は、これから外に出て月蝕を子供たちに見せる、とのことだった。
家についたところ、ちょうど皆既月蝕となった頃で、子供たちは双眼鏡を手にして、興味深そうに月蝕を眺めていた。
アメリカで見た月蝕は、空気が澄んでいるせいか、日本で見るよりもきれいに見えた。
2004年10月26日(火) |
ハロウィン・コスチューム禁止? |
10月31日は子供たちが楽しみにしているハロウィン。ところが、車で一時間ほど郊外の学区において、学校内でのハロウィン・パーティーを認めず、さらには仮装をして学校に来ることを禁止するとの通達がでたらしい。
学区の方針に反して、大多数の保護者は猛反発し、新聞ネタになるほどの大騒動。
学区側の説明としては、
・貴重な授業時間の無駄になる ・コスチュームを着ることができない経済的に恵まれない家庭の子供もいる ・宗教的な理由で、ハロウィンをこころよく思わない人もいる
ということらしい。
嫁にそのニュースの話をしたところ、娘が以前通っていたデイケア(保育園)も、コスチュームは禁止だったという。理由は、家庭間の経済格差に配慮して。また、嫁によると、モンテソーリなどの私立学校では、コスチューム禁止としているところもあるようだ。
とは言え、ハロウィンはアメリカの文化として根付いているものだから、学区としてコスチューム禁止となれば、保護者の反発も理解できる。
2004年10月25日(月) |
Firemanを呼んでしまった。。。 |
今日は、プロジェクトの打ち上げパーティ。今日のパーティー会場は、プールバー。そこにはビリヤード台の他に、ダーツなどもあって、取引先のJHやJVと得点を競っていた。
ダーツボードの横には得点を記入する黒板があったので、僕はその周りでチョークを探していた。すると、ダーツボードの右下の壁に赤い灰皿状のものがついていたので、その中にチョークがあるのかな?と思い、「灰皿」を開けてみたところ・・・
店中に響く火災警報。。。 ↑久しぶりのフォント8
どうやら、火災警報装置を引いてしまったらしい。 すぐに店員が飛んできて、近くのパネルで警報を止めたのだが、ファイアーハンドル自体は元に戻らず、リセットするのに苦労していた。
すると、5分くらいして、映画のバックドラフトに出てくるような格好をした消防士が、店内に突入してきた。。。
これってやっぱり、僕のせい??
でもさぁ、あんなところについていたら、一週間に一回は警報装置を作動する人が出ると思うんだけどなぁ。
2004年10月24日(日) |
電車男/ゴルフ/松茸 |
土曜日の夜は、電車男にはまってしまい、日記を書かなかった。 ちなみに嫁は、女たるものにはまっている。
日曜日は、再び出張者と駐在3号とゴルフ。駐在3号は、そのゴルフ場をホームコースとしており、僕には負けられないと言っていたが、結果は98対95で僕の勝ち。それにしても、すっかり95が定番となってしまった。良いような悪いような。
ゴルフの最中に、木の下でボールを探していたところ、松茸を発見!家にもって帰って嫁に見せて自慢したところ、
「それ松茸じゃないわよ。」
「。。。」
2004年10月22日(金) |
もう25歳は通用しない |
今日は、僕の○○回目の誕生日。数年前までは子供たちに、毎年25歳と信じ込ませていたが、去年当たりから通用しなくなった。。。
ということで、久しぶりに早く帰宅をして、誕生日の人は無料というサービスをしている和食が食べ放題のレストランへ家族で行く。息子は寿司・ラーメン・寿司・うどん・寿司と食べて、締めのラーメンを食べようとしていたのでさすがにとめて、最後は小さなデザートにさせた。そのデザートにも、シロップをかけていたが。。。息子は結構食べるほうだと思うのだが、それでも身長・体重は標準かちょっと小さいぐらい。ある日突然成長するタイプだろうか。
家に帰って実家に電話。日本時間の22日が、オヤジのMRI検査の日だったので、検査結果を聞こうと思ったのだが、どうやら入院の後まで聞かないらしい。肝心の入院の日も、満床のため未定だという。
久々にオヤジと電話で話をしたが、いつもより饒舌だった。口には出さなかったが、やはり不安なのだろう。
一昨日は、一泊でロス出張。
珍しく3日も雨が続いたと、ロス支店の人は大騒ぎ。雨の多い米国北西部からの出張者である僕が、危うく犯人にされるところだった。。。
昨日の早朝、雨のロスを後にして、北西部へとんぼ返り。何故か北西部は晴れていた。こんなことは、年に片手ほどもないだろう。。。
それにしてもロスのタクシーの運転は荒い。。。
せっかくロスに行くのだから、夕食は焼き鳥かラーメンを食べよう!と意気込んでいたのだが、東京から出張で会議に参加していた独身女性社員(30歳くらい)がいたため、その人に気を遣って、小洒落たレストラン@マリナ・デル・レイに行って洋食を食べることになった。無念じゃ。。。
2004年10月20日(水) |
MLB American League Championship |
昨日はロサンゼルス出張だった。
会議を終えて会議の参加者でレストランに行ったところ、メジャーリーグのアメリカンリーグ優勝決定シリーズの第6戦を放送していた。ロスの人々は、どうやらアンチ・ヤンキースが多いらしく、ボストンが勝った瞬間に歓声が沸いた。
今日は最終戦でボストンが勝ち、3連敗から4連勝という奇跡の逆転優勝。きっとスポーツバーなどでは、アンチ・ヤンキースファンで、盛り上がったことだろう。
2004年10月18日(月) |
自動車保険会社からの電話 |
先日嫁が起こした追突事故については、嫁から自動車保険の代理店のINさんに、事故の状況について説明を入れていた。
INさんの説明では、「ほとんどの場合、この電話で手続きは終了ですが、ごくたまに保険会社から電話が行くことがあります」と言われていたそうだ。
その「ごくたまに」が、ウチの嫁に当たった。
先日の日記に書いたように、わが家は日系の自動車保険会社に入っているのだが、かかってきた電話は当然のように英語。。。
それほど難しいことを聞かれなかったため(同乗者はいたか、けが人はいなかったか等)、なんとか受け答えはできたようだ。とはいえ、3年前の嫁の英語力では、多分英語でのやり取りはできなかっただろうことを思うと、嫁の英語もずい分と進歩したということか。
褒めてつかわすぞ>嫁
とは言え、運転には気をつけるように。
駐在および出張者によるゴルフ大会当日。こんな時に限って天気予報どおりの雨。
念のためにゴルフ場に電話をしたところ、キャンセルチャージがかからないのは前日までとのことだったので、とりあえずゴルフ場に向かう。ゴルフ場について、もう一度ダメ元でキャンセルチャージの話をしたところ、「今日はキャンセルチャージ無しでいいよ」とのこと。どうやら電話で話したのは、いくつかのゴルフ場を束ねて予約管理をしているところだったらしい。
というわけで、雨の中でゴルフをする程のゴルフ好きではない面々が早々に引き上げ、駐在3号、出張者で同期のTW、後輩のHTと4人で雨の中のゴルフをスタートさせた。
前半の7ホールぐらいは、しとしと雨が降っていたが、幸いにも後半は雨があがった。芝が少々ぬかるんでいたことを除けば、まあ許容範囲内のゴルフだった。
久しぶりに駐在3号と同組での直接対決だったが、上がってみたら95の同点。まあ雨中決戦だったので、こんなものだろう。
明日は当地区に駐在する面々と出張者が10人も集う、ゴルフコンペ。今回の幹事は僕。
金曜日の天気予報では、曇り一時雨だったので、実施を決断したものの、米国北西部の秋の天気は読みにくく、土曜日夜の段階では雨の予報。 とはいうものの、北のほうから徐々に小降りになっていくとのことなので、ゴルフ場の方は早々に雨があがると読んでいる。
かなり希望的観測が入っているが(笑)
先日ウチの嫁が起こした追突事故。昨日になって先方から見積書が送られてきた。金額は650ドル。とてもハイそうですかと払える金額ではないので、自動車保険を使うことに決定。
わが家の自動車保険は、アメリカに居ながらにして、米国東○海上火災の自動車保険。代理店も、日本人が勤めているところである。
昼過ぎに代理店に電話をし、エージェントのINさんに保険を使いたい旨を伝えたところ、 「来年の保険料があがりますが、どのくらい上がるか試算しましょうか?」 と言い、すぐに 「あ、でも駐在2号。さんは、もうそろそろ日本にご帰国の時期ですか?」 と続けた。
「ええ、来年には帰国だと思います」 と言ったものの、念のために 「でも、数年後に戻ってきたとしたら、この記録は残っているんですか?」 と尋ねた。
「3年以上たったら、記録は抹消されますけど」 とのINさんの回答だったので、 「あ〜、3年以内に再赴任することはないでしょうね」 と答えたところ、
「じゃあ、保険料が上がる心配をしなくて良いので、じゃんじゃん使っちゃってくださいね。これまでいっぱい保険料払ってきたんですから」 と太鼓判を押してくれた(笑)
2004年10月14日(木) |
Bush vs Kerry - Bush or Kerry |
先日のこと。駐在室アシスタントのAHから、 「あなたはアメリカの選挙権は持っていないのよね?」 と唐突に聞かれた。
「市民権を持っていないから、選挙権も持ってないよ」 と答えたところ、
「じゃあ、もし持っていたとしたら、BushとKerryのどっちに投票するの?」 と正面きって聞かれてしまった。
僕は迷わず、○○と答え、AHに 「君はどっちなの?」 と聞き返した。
すると彼女は、 「まだ決めていないの」 と答えた。
保守的な彼女のことだから、てっきりBushと即答すると思っていたので、少々意外だった。彼女によると、彼女の家族はBush派とKerry派で二分されているらしく、一つの家族は共和党・民主党のどちらかの政党を応援していると思っていたので、これもまた意外だった。
2004年10月13日(水) |
Bush vs Kerry - Devate |
会社の帰りに、子供のアニメ(Case Closed=名探偵コナン)を録画するためのビデオテープを買った。レジのところで、店のおじさんが「ディベートを録画するのかい?(笑)」と冗談混じりに尋ねてきた。
そう、今日は大統領候補によるディベートの3回目。
日本のスーパーのレジで、「党首討論会のビデオを録画するのかい?」などと聞かれることはありえない。ところがアメリカでは、大統領選のディベートが、ごく普通の話題となりえる。
日本の新聞か何かで、ずいぶんと昔に読んだ記憶があるのだが、大統領(候補)たるもの、万人に分かるような平易な言葉で政策を述べねばならないのだという。逆に言えばそういう能力がなければ、第二外国語として英語を使う選挙民からの得票は期待できないらしい。確かにテレビで見たディベートは政策の違いも含めて分かりやすく、興味深いものだった。
2004年10月12日(火) |
Bush vs Kerry - Negative Campaign |
現在アメリカは、大統領選挙キャンペーンの真っ最中。日本にいるときから噂には聞いていたが、こちらの選挙コマーシャルは、相手をこき下ろすネガティブなものが多い。
すなわち、どちらがどれだけ良い政策を唱えているかというよりは、どちらに大統領の資質が「ない」か、ということを比べているように思う。
ブッシュを批判するコマーシャルの多くは、イラク戦争による戦死者の多さを訴えていたり、ケリーを批判するものは、これまでケリーが主張してきたことに一貫性がないことなどを、有権者に訴えている。
ネガティブ・キャンペーンというだけあって、これからのアメリカをどう導くかというポジティブな視点は一切ないが、日本の選挙よりも争点がはっきりしていて、投票に対する意思決定はしやすいように思う。
2年半の歳月を経て、大腸から肝臓へ転移。今月末または来月初めには再手術の予定。
幹部を切除しきれないような、変な転移の仕方をしていないことを祈るのみ。
米国北西部は針葉樹が多いためか、松茸の宝庫なのだそうだ。日系のフリーペーパーにも松茸狩りの記事が載り、具体的なスポットまで書かれていたので、日曜日は家族で松茸狩りに行ってきた。
土曜日には駐在3号が松茸狩りに行ったとのことだったので、スポットの近くから電話をして、さらに具体的な場所を聞いた。駐在3号は、5人で1時間半探して、5本取ってきたという。
わが家の場合、子供連れということもあり、あまり山の奥までは入れないので、1本でも見つかれば御の字だと思っていたのは確かだが、1時間半ほど粘ったものの、残念ながら収穫はゼロ。。。
今年は松茸の当たり年だと聞いたが、我が家に限っては「当たり」ではなかった。
山の中を歩き回って、宝探しのようで子供たちも喜んでいたが、やはり取れなかったのは残念だった。
午前11時頃だっただろうか、嫁から電話。今日は学校の休日で、研修生Yくんの奥さん、子供たちと一緒に、スケートリンクに行くところだったらしいのだが、途中で前を走っていたYくんの奥さんの車に追突したのだという。
事故は軽いものだったので、誰もケガをしなかったのが幸いだったが、追突事故はほとんどの場合が、後ろを走る車の不注意によって起こる。今回も、100%ウチの嫁の責任だった。
幸か不幸か知り合い同士の軽い事故なので、警察を呼んだりすることはせずに、その場の状況だけをきちんと把握しておくことを指示して、電話を切り、とりあえず保険代理店に一報を入れた。Yくんの奥さんには、車を修理工場に持って行き、修理の見積もりをとってもらうよう嫁を通してお願いをした。
嫁との電話では、彼女が反省している様子があまり聞き取れなかったので(本人は否定するかもしれないが)、ちょっと冷たく怒った声を出してみたところ、少しは反省している様子だった。
まあ、確かにちょっとムカついたのは事実だが(笑)、あまり怒りすぎると、
車を運転したくて、運転しているんじゃない ↓ アメリカにいるから運転しなければならない ↓ アメリカに来たくて来たんじゃない!
という、三段論法で逆ギレされるかもしれないと思い直し、あまり責めないでおくことを決める(笑)
確かにアメリカに赴任して3年以上、これまで人様に迷惑をかける事故は起こさなかったわけだし、まあ及第点をつけても良いとは思っている。
とはいえ、注意して運転するように>嫁
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