部長motoいっぺい
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2004年09月30日(木) 息子の自信

先日のこと。一緒にお風呂に入っていた息子に、何となく

「最近、学校で英語で困ることある?」

と聞いたところ、

「ない。」

と息子がきっぱりと答えた。


「じゃあ、言いたいことは全部言えるんだ」

と加えて聞いたところ

「うん。」

とこれまたきっぱり。


慎重派の息子が、あれだけきっぱりと言うのだから、よほど自分の英語に自信がついたのだろう。


2004年09月29日(水) お客様の声とは言うものの

何回か日記にも書いているが、僕の仕事はとある製品を高品質かつ納期までに受け取ることが主業務の一つである。

その製品を、お客様に使っていただくことでわが社は収入を得ているのだが、先週の会議において、その製品のお客様に関係がある部分の仕様が変更されるかもしれないとの話を聞いた。理由を聞くと、「お客様の声」があるからだと言う。

しかし、僕にとってはどう考えても、現状の仕様の方が「一般の」お客様にとっては分かりやすく、その苦情というのはある特定の「ディープなユーザー」からのみあげられるものだと思われた。また、現状の仕様は極めて国際標準にマッチしており、わが社だけが「お客様の声」に基づき変更をすると、今以上に「一般のお客様」からの苦情が増えるものと個人的に予想している。つまり、一部のお客様の声のみに耳を傾けて「改善」を行うと、今度はマジョリティのお客様から不満を受けることになるという恐れがあるということだ。

今日、その仕様決定権のある部署の人と話す機会があったので、僕なりのロジックで熱を込めて説明をしたのだが、役員も含めての大議論となっているらしく、最終的にどういう結論に至るかは、現時点ではわからない。

今回の一件で感じたのは、「お客様の声に耳を傾ける」と言うのは簡単だが、どの「お客様の声」に対応するかを選択することは難しいということだった。


2004年09月28日(火) 中秋の名月@アメリカ

会社帰りのフリーウェイで、大きなお月さまを見つけた。

あまりにも神々しかったので、今日は何か違うなと思ったら、やっぱり中秋の名月だった。

日本にいてもアメリカにいても、中秋の名月はやはり美しい。


2004年09月27日(月) パワーポイント催眠術

先週は一週間会議漬け。

会議の内容は、とある大型プロジェクトのキックオフとなる技術調整会議で、このプロジェクトにおける詳細仕様などを確定していくことが目的のものだった。

僕はこれまでにも、この手の会議に何回か参加したことがあり、ある程度のポイントは掴んでいたので、割りと的を射た発言が出来たと思っている。一方、今回の主担当として日本から出張してきた面々は、この手のプロジェクトを最初から取り扱ったことがなく、戸惑いがちだったため、僕が必要な時に口を挟むという形になった。いずれにしても、かなりお役に立てたと自負しているので、自分としては満足行く会議だった。

とは言え、この手の会議でいつも困るのは、随時襲ってくる睡魔である。米国赴任前に、海外出張をして会議に出ていたときには、時差ぼけのせいで眠いのだと思っていたのだが、どうやら時差ぼけがなくても会議のときは眠いものらしい。。。

特にプロジェクターで映し出されたパワーポイントを見ていると、てき面に眠くなるのは、社会人であればかなりの確率で賛同を得られるものと確信している。

さてはマイクロソフト、パワーポイントにウィルスを仕込んだな!(違)


2004年09月26日(日) ネット通販

嫁に頼まれてネット通販。

今までに試したネット通販と言えば、母の日に送る花ぐらいのものだったが、今回は珍しく自分の物を通販で購入するらしい。購入希望は化粧水と乳液。

どうやらクラブジャパンという、海外在住者向けのネット通販のことを聞きつけてきて、そこで日本製の化粧品を買いたいのだという。

3年以上アメリカに住んでいて、これが初めての通販による化粧品の購入なので、今まで化粧品はどうしてたの?と聞いたところ、

・日本に帰ったときに買ったものを、チマチマ使う
・なくなったら、アメリカで名の通った比較的値の張る化粧品を買う(説明がよく分からないので、とりあえず高いものを買う)

ということをしてきたらしい。嫁いわく、アメリカの化粧品を買っても、要はかなり高くつくのだという。そこで、海外在住者向けネット通販ということになったようだ。

ネット通販といっても送料は不要で、そのかわり化粧品に関しては、定価に5%上乗せした金額で売っている。その他、書籍や医薬品、雑貨なども売っているが、ものによって定価より安く売っていたり、また割増金を多くとっているものもあるようだ(ゲームの類は割り増しが大きかった)。

会社のプロフィールを見ると、もともとは海外向け物資販売を25年前から行ってきたらしく、インターネットの普及にともないネット通販へと移行したようだ。比較的単純なビジネスモデルではあるが、海外在住(特に身近に日系のお店がない地域)の人にはとてもありがたい会社だと思う。


2004年09月25日(土) 平日の昼食

駐在室メンバーの平日の昼食は、車で近くのレストランに出かけることがほとんどだ。前駐在1号の時は、会社の中のカフェテリアで、ハンバーガーを食べたりすることも多かったが、あまりにも味が単一なので徐々に外に食べに行くようになった。

外に食べに行くと言っても、それほど多くのレストランが会社の周りにあるわけではなく、和食・中華料理・タイ料理・ベトナム料理・韓国料理の5種類を、曜日ごとに変えるくらいしか出来ない。

もともとレパートリーが少なかったのに加えて、一ヶ月ほど前には、よく使っていた韓国料理屋が火事で全焼してしまい、さらに選択の幅が狭まってしまった。特に駐在1号は、そのお店の辛口チャンポンがお好みで、「あの味を食べられなくなったのは痛い」としきりにこぼしていた。

なぜ土曜日の日記にこのことを書いたかというと、実は今日の夕食に嫁と行った中華料理屋(韓国人経営)で出てきた辛口チャンポンが、火事でなくなってしまった韓国料理屋の味に匹敵するほどおいしかったからだ。

早速駐在1号に報告することにしよう。


2004年09月23日(木) 息子9歳の誕生日

今日は息子の9回目の誕生日。

とはいっても、今週は仕事強化週間のため、帰宅を早めることはできなかったので、穴埋めのつもりで会社帰りにトイザラスに寄ってプレゼントを買って帰った。

息子には何も聞かなかったが、買って帰ったのは最近息子が夢中になっているハリーポッターのゲーム。




喜んでくれるとは思ったが、思った以上に気に入ってくれたようで良かった。


2004年09月20日(月) ある日記の終了に思う

駐在日誌を書き始めてから2年半。

決して短くはなく、かと言ってン十年も日記(ウェブ日記に限らず)を続けて書く人から見れば、日記一冊分に収まるぐらいの間に、いろいろなウェブ日記が始まり、そして終わっていった。

終わり方も人それぞれで、潔く去っていく人がいるかと思えば、更新頻度が少なくなり徐々にフェードアウトしていく人がいたり、はたまた残念ながら何らかのトラブルを抱えて閉鎖に至る人もいる。しかしいつの時もその日記を楽しみにしている読者から見れば、寂しいという一言につきる。

無論、日記なんぞというものは、人に頼まれて書くものではなく、あくまで気の向くままに気の向くことを書くのが本来で、ただの読者から「寂しい」などと勝手なことを言われても困る、ということは重々承知の上ではあるのだが。

僕の駐在日誌の終わり方は、まだ決めていない。もともとはアメリカ在住期間中の日記のつもりだったのだが、ウェブ日記を書く(公開する)楽しさを覚えた今、帰国の時に完全に終わりとするかどうか、思いあぐねているところだ。無論、帰国をすれば今より時間的制約が大きくなるので、今の更新頻度を保つことは無理だと思う。というか、そもそもその前に「駐在」日誌ではなくなるのだが(笑)

いずれにしても、僕の日記が終わるときに、少しでも多くの人に「寂しい」と思ってもらえる日記を書いていきたいと、とある楽しい日記のあまりにも潔い終了に思ったのだった。


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2004年09月19日(日) 工場見学

日曜日は取引先の工場が、家族に開放される日だったので、家族+1名の合計5名で工場見学に行ってきた。

+1名というのは、娘がプリスクールの時に一緒のクラスだったSSちゃんで、今日はお父さんとお母さんがお出かけということで、わが家でベビーシッターをすることになっていたからだ。

工場は結構な賑わいで、ところどころに子供たちが賞品をかけたゲームができるようなブースがあり、そこそこ子供たちも楽しんだようだ。工場の中には、僕が仕事で関係した製品も展示してあったのだが、近くに寄れないようになっていて、ちょっと残念だった。まあ、嫁子供には関係ないのだが。


2004年09月18日(土) 補習校でコマ回し

土曜日は日本語補習学校で、僕がコマ回しを息子のクラスの生徒たちに教えることになった。

何故僕がすることになったかというと、先生が生徒たちに「お父さんやお母さんがコマ回しを出来る人いる?」と聞いたところ、息子が元気良く「ハイ!」と答えたことに端を発するらしい。

確かにコマはまわせるが、ずいぶんとやっていなかったため、クラスで実演をする30分ほど前に、先生にコマを貸してもらって練習開始。昔僕が持っていたものよりも多少難しいコマだったが、なんとか回すことが出来て一安心。

次に、コマを手の上で回す技に挑戦するが、なかなか上手くいかない。それでも何回かやるうちに、授業開始前までにはなんとか手の上で回すことができるようになった。

クラスでは最初に生徒たちから、「どこで遊んだか?」「いつ遊んだのか?」「どうやって遊ぶのか?」などの質問を受け、その答えを生徒がレポートにまとめると言う形式の授業だった。一通りの質問を答え終わった後に模範演技。

最初は普通に床の上で回し、無事成功。次に手の上で回す技に挑戦したが、緊張していたせいか、3回トライしたものの全て失敗。。。

とはいうものの、コマを回せる生徒が一人もいなかったこともあり、オジサンの面目躍如といったところだった(笑)


2004年09月17日(金) Windows XP SP2

新し物好きの僕は、早速Windows XP SP2のインストールに挑戦した。

が・・・

何回やっても、インストール自体は成功するのだが、再起動のあとXPが立ち上がらずメモリーチェックを繰り返してしまう。

「こういうのってさ〜、悔しいと思わない?」
と僕。

「全然。インストールに失敗して、PC壊したらどうするの?って思っちゃう」
と嫁。


こういうのを、性格の不一致と呼ぶのだろうか(笑)


2004年09月15日(水) 口角泡を飛ばすとは正にこのこと

本日は一大プロジェクトの締め日。このプロジェクトは僕が3年前に赴任したときから担当してきた大型プロジェクトであり、感慨深いものになるはずであった。

「であった」と書いたのは、感慨深いと思えるような時間的余裕が全くなかったからだ。製品の受け取り書にサインをする直前の調整では、相手先のエンジニアTSと口角泡を飛ばす激論の末、ようやく撃破。3年間の駐在生活で得た英語での交渉能力を、存分に発揮できたと自己満足。

今日は、自分で自分を褒めてあげよう。


2004年09月13日(月) 48インチ

取引先大手企業の共済会?が、毎シーズンの終わりに遊園地を貸切って、割安で社員と関係者に開放するイベントがあり、日曜日は家族で遊園地に行った。

去年の日記を調べてみたら、この日の日記に書いてあった。


今年も去年同様肌寒い天気ではあったが、雨が降らなかったのは幸いだった。もちろん去年同様、寒中水泳?をしている人も少なくなかったが・・・。

去年と今年で大きく違ったのは、娘の身長が48インチ(1メートル20センチ)を超えたため、大人が付き添わずに乗れる乗り物が増えたと言うこと。

特に回転・ブランコ系の乗り物は夫婦とも弱く、去年はバイキングに嫁と僕のどちらが付き添うかを、じゃんけんで決めたものだが(笑)、今年はその必要は全くなく、平和に遊園地を楽しむことができた。


2004年09月12日(日) バツが悪いこと×2

土曜日は朝7時から、おフランスとの電話会議。どのみち土曜日の午前中に会社に行かなければならない用事があったのだが、朝7時までに会社に行くのがきつかったので、家から電話会議に出席。しかし、駐在1号は会社から出席しており、少々バツが悪かった。

午前8時半ごろに家を出て会社に向かう。駐在1号と合流して、東京からの出張者一行による工場見学をアテンド。午後は出張者の一部とゴルフ。

ゴルフをしている間に、フランスに出張に行っている同期のSから駐在1号の携帯に電話が入る。電話が長引いたので、駐在1号のボールを最後にして、他のメンバーが先にボールを打った。それでも電話が終わらないので、駐在1号が僕に2打目を代わりに打つように身振りで指示をした。

そこで僕が2打目を打ったところ、なんと

グリーン横のバンカーへ一直線。。。(滝汗)

わざとじゃないんです!!>駐在1号様


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2004年09月10日(金) 国民性と仕事ぶり

報われない一週間が終わった。正確に言えば、報われないと判明するのは月曜日の朝なのだが、ほとんど白旗状態。

結果がでなければ大層落ち込むのが普通なのだろうが、今回ばかりは自分に出来ることは全てやったという自負もあるので、ある程度はあっさりとした状態でもある。

この週末も土曜の朝7時から、おフランスと電話会議。最後の悪あがきというやつか。おフランスと電話会議と言っても、日本から出張で行っている同期のSと、アメリカから応援に行っている取引先会社のエンジニアが、フランス側の出席者であり、肝心のフランス人のエンジニアは週末はお休みらしい。まあ、国民性を考えると止むなしか。

木曜日の夜は、東京との電話会議で遅くなり、日本からの出張者とともに午後9時前に中華料理屋に夕食を食べに行った。いつもは昼食を食べにいく店なので、閉店時間を知らなかったのだが、平日の閉店時刻は午後9時。

「もう閉めますか〜」と聞いたところ、「いいですよ」とのこと。さすが中国人は商売熱心だなと感心したのだが、こういう国民性を持つ民族は世界の中でもごく限られた国の人だけなんだろうと、どんなに忙しくて締め切りが近くても、週末はきちんと休むフランス人のエンジニアのことを思い出してしまった。


2004年09月06日(月) 日帰りドライブ

久々の3連休も今日が最後。明日からは学校も始まる。

というわけで、天気が良かったこともあり、昼前からドライブに出かける。目的地は約1時間半ほど先の4000メートル級の山。山といっても、もちろん登山をするわけではなく、車でいける所(富士山の五合目程度の高さ)まで行くだけではある。数年前に家族で行ったことがあるが、今日は別の展望台から眺望を楽しむことにした。


↑遊歩道からの眺め

展望エリアには遊歩道もあり、小一時間ほど家族で散歩。標高が高いことと久々に坂道を歩いたことで、少々息が切れたが、とても気持ちが良かった。


2004年09月05日(日) 月例ゴルフ大会(9月の部)

百叩きの刑に遭う。何にも悪いことしてないのに・・・。

前半は悪いながらも46で凌いだのだが、後半は54も叩いてしまい、久々の百叩き。ボールも3つも無くしてしまい、今日は全く良いところなし。強いて言えば、来月のハンディキャップが楽になることが、唯一の良いことか(棄)


2004年09月04日(土) 神様降臨

金曜日の仕事の山場を無事切り抜け、3連休へと突入。

突如、写真整理の神様が降臨し、正月以来プリントアウトしていなかったデジカメの写真を印刷し始めた。レターサイズのフォト用紙20枚を買ってきて、一枚あたり4カットずつ写真を印刷したのだが、結局夏休みのフロリダ旅行の写真までプリントアウトしたところで、印刷用紙切れ。

ついでに、久しく更新していなかった、我がホームページの写真館のコーナーもアップデート。よろしければ、こちらをご覧ください。

更には、デジカメ写真を含むPCのバックアップも5月以来に行い(日記を書いているこの裏側で、CD−RWへのコピー作業進行中)、ようやくすっきりした。


2004年09月02日(木) 半歩前進?

引き続き、「充足感」を感じる仕事が山積み。

しかしながら、これまでの働きが功を奏して、少しずつではあるが出口の光が見えてきたような気がする。とりあえずの山場は明日。一応、今日のうちに調整できることは済ませておいたつもりだが、こちらの筋書き通りに事が運ぶかどうか。。。