部長motoいっぺい
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2004年05月31日(月) メモリアルデー・1泊旅行(前編)

5月31日月曜日はメモリアルデー、いわゆる戦没者追悼のための祝日である。普段の土日は、土曜日が子供たちの日本語補習学校のため、一泊旅行もままならないが、この祝日を利用して日・月と一泊旅行に行ってきた。

目的はホエールウォッチングである。ホエールウォッチングといっても、対象はオルカ(シャチ)でありクジラではない。

車で1時間半ほどフリーウェイを走り、そこから1時間ほどフェリーに乗って、ホエールウォッチングのボートが出る島まで向かう。オルカス島と呼ばれるその島は、サンファン諸島と呼ばれる美しい島々の中の一つであり、サンファン島とならんで、ホエールウォッチングの名所である。

名所といっても、この時期はまだ近くまではオルカは来ておらず、結局1時間半ほどかけて、カナダのバンクーバーの沖合いまでボートを走らせるツアーだった。

その甲斐あって、オルカのファミリーに見事遭遇。ガイドの人も、「今日は当たりね」と言うほど、多くのオルカを見ることができた。


↑ボートと併走するオルカ


↑頭をもたげて、周囲を観察するオルカ


ボートに同乗していたアメリカ人の子供がガイドに「オルカは捕まえられるの?」と聞かれて、

「ここでは捕まえないけど、世界の中には「ハント(狩猟・捕獲)」するところもあるのよ。残念なことだわ」
と答えているのを聞いて、

「単に娯楽のために「ハント」するわけではなく、食文化のひとつとしてオルカではなくクジラを取ることがある」
と反論しようかと思ったのだが、ここでそんな議論をしても仕方がないと思い、黙っていた。

しかし、ホエールウォッチングをして、ボートと併走するオルカを見ていると、情が移るのも確かではある。


2004年05月29日(土) 一ヶ月ぶりのゴルフ

今月は東京出張などもあり、土日も含めて何かと忙しかったので、今日のゴルフは久しぶりのゴルフとなった。

メンバーは、駐在1号・3号、研修生Kくん、そして検査員として出張で来ている4名の、合計8名。

今日のコースは比較的広いコースで、あまりペナルティーを気にせずにゴルフを楽しむことができた。そのせいもあり、久しぶりにOUT44・IN50の94というスコアをマーク(最後のロングホールで9をたたかなかっ「たら」、駐在3号に勝てたのに・・・)。ベストグロスは88を出したKくんにとられてしまったが、自分なりに満足できる内容だった。

来週の日曜日は月例のゴルフ大会。これまで2回の成績が悪く、かなりのハンディギャップをもらっているので、今日のようなゴルフが出来れば上位入賞も夢ではない。


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2004年05月28日(金) 方向音痴のバスドライバー

昨日の35名ご一行様を乗せたバスのドライバーが、ひどい方向音痴だった。

だれがどうやって考えても、その道は通らないという遠回りの道をあえて選択した挙句に渋滞にはまり、見学開始が予定より30分も遅れた。

工場見学の時は、見学者入口が工場南側だったのに対して出口が北側だったので、地図を見せながら「工場の北側で待っていてね」とお願いしたのだが、出口に行ってみるとバスが居ない。

あわてて工場の中を小走りで入り口に戻ったところ、案の定バスはその場を動いていなかった。

「工場の北側で待ってっていわなかったっけ?」
と僕が運転手に言ったところ、

「だって、ここが北側だろ?」
と、言い放った。。。


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2004年05月27日(木) 35名ご一行様、工場見学案内

本日は、日本からのご一行様(他社)35名を、取引先の工場にご案内。これまでに何人も工場を案内してきたが、35人を案内するのは初めて。取引先の担当と綿密な打ち合わせを行い、今日の案内に臨んだ。

基本的に案内は取引先の米人が英語で行い、僕たち駐在員は質問があれば日本語で受け答えをするというスタンスでいたのだが、のっけから「英語での説明をかいつまんで通訳していただけませんか?」とのリクエストが来る。

もちろん、僕たちが普段出入りしている工場であるし、英語での説明を理解できないわけではない。しかし、それを「かいつまんで日本語に訳する」という作業は、全く別のものだ。また、説明をする担当者にも、通訳できるようなタイミングで話してもらわなければならない。

「どうやってコーディネーションをして、どの程度を通訳しようか」と考えていたら、通訳をリクエストした参加者自身は、英語を話せる人で、かつ、僕が通訳に自信がなくてためらっていると思ったらしく、「私が通訳しましょうか?」と申し出てきた。

その言葉を聞いた僕は、
「カッチ〜ン!」
と来たので、結局その後、英語の説明のほとんどを、翻訳して大声で見学者に伝えることになった。

あ〜あ、めっちゃ疲れた。



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2004年05月24日(月) 会議のとき口にする飲み物

今日明日と、日本からの出張者とともに会議に出席。

今回の出張者は、あまり英語を解さない方々なので、半ば通訳代わりになっている。実は僕にとってこの状態は、それほどイヤな状態ではない。中途半端に英語を使って話を混乱させられる、もしくは分かったふりをされるくらいなら、最初から「通訳してください」と言われるほうが、ずっと楽だ。

ところで、先週は日本での研修、今週はアメリカでの会議に出て、気が付いたことが一つある。それは、研修や会議のときに口にする飲み物の違いである。

日本にいたときは、僕はもっぱら緑茶のペットボトルを机の上に置いて、会議の合間にのどを潤していた。ところがここアメリカには、緑茶のペットボトルは日系のお店には置いているものの、普通には売られていない。自然と、ダイエットコークやコーヒーを口にすることになる。

業務や通勤などの環境に関しては、今の環境のほうが健康に良いのは間違いないところだが、こと飲食物に関しては、日本にいたほうが健康に良さそうだ。


2004年05月22日(土) 世界の中心で・・・

先週の出張のとき、成田空港の書店で、「世界の中心で、愛をさけぶ」なる本を、嫁へのお土産に買って帰った。

この本の存在は、実家で見た新聞広告で知ったのだが、ベストセラーで映画化されたものらしい、という程度の知識であり、本の正確なタイトルを覚えていなかった。

それでも、ベストセラーであれば、本屋の目立つところに平積みしているだろうと思い、平積みの場所を見渡したのだが、どこにもない。正確に言えば、きちんと置かれていたのだが、モノを見つけるのが不得意な僕であることに加え、この本のタイトルが小さな字で書かれていたので、最初は目に止まらなかったのだ。

そこで、女性の店員さんに尋ねようかと思ったのだが、何しろタイトルがうろ覚えだったので、どうやって聞こうか思いあぐねてしまった。

『世界の果てで、愛してるって叫ぶ』とか何とかいう本、ありますか?」
と聞こうかと思ったのだが、間違っていたら恥ずかしいのでやめた。

結局、もう一度きちんと平積みの場所を確認したらあったので、大恥をかかずにすんだ。


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ホント、店員さんに聞かずに大正解。


2004年05月21日(金) メアド変更

先週の東京出張中に、会社のメールシステムの変更が行われた。「会社の」と言っても、駐在室が間借りしている取引先企業のシステム変更である。

この変更により、なんとメールアドレスが変更になってしまった。

まあ、メールアドレスが変更になったとしても、以前のメアドに送られたメールが新しいメアドに転送されれば良いのだが、なんと転送はされないという。おかげで、事前に関係各方面に周知をしなければならず、結構な手間だった。

加えて、自宅から「会社」のメールにアクセスする方法も変わってしまった。アクセスのための新ソフトのインストールおよび設定のため、二日間も自宅のラップトップを会社に預けたのだが(そのため、日記は更新できず)、結局設定が上手く出来ずに、未だ自宅からはアクセスできず。

担当者のBさんは、確かに一生懸命仕事をしているのだが、いかんせん基本的な知識が不足しており、力不足は否めない。

どうにかならんもんかのう。。。


2004年05月18日(火) Sea Urchin

一週間の出張を終え、本日無事帰国。行くときよりも、1個スーツケースが増えているのは、気のせいだろうか(笑)

今回、日頃お世話になっている方へのお土産は、本場小樽産の「生うに」。さすがに活きの良い生うには、こちらでは手に入らない。生うには、実家でオヤジが発泡スチロール製の小型クーラーボックスに厳重に梱包し、僕が手荷物として運ぶことにした。

入国審査の時に、カウンターに発泡スチロールを乗せたところ、入国審査官からそれは何?と質問を受けたので、

「Sea Urchin(うに)」
と答える。

「Sea Urchinって、海草みたいなもの?」
と聞かれたので、僕は少々考えた後、

「Sea Urchin is Sea Urchin...」
と答えた。

係官は、同僚にSea Urchinの持込みに問題がないことを確認し、僕に
「何のためにSea Urchinを持ち込むの?」
と尋ねた。


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入国審査官の反応を見るに、完全にゲテモノ食い扱いされたようだ(笑)


2004年05月17日(月) お土産購入

一日がかりで、子供たちへのお土産を購入。

息子には、ゲームボーイのソフト(中古)と名探偵コナンのマンガ。娘には、クレヨンしんちゃんのビデオ。

その他に、目薬、ローラー式ゴミ取り機の替え芯、パジャマ、嫁用のシャンプー、宮部みゆきの文庫本なども。

オフクロお勧めのラーメン店「てつや」での昼食を挟んだものの、ほぼ一日中買い物をしたので、えらく疲れた。。。

明日は一日かけてアメリカへ帰国&即仕事。


2004年05月15日(土) 実家より/結婚10周年

東京での研修を終え、実家に到着。

ところで、今日は結婚10周年記念日。
10周年はアメリカで迎えると思っていたのだけど、意外な形で日本で迎えることになってしまった。。。

これまで本当にありがとうね>嫁@アメリカ

あなたに点数をつけるとすれば、99点かな。
マイナス1点は、たまにズドンと落ち込むとこ(笑)

これからも、よろしくね。

夫@実家


2004年05月11日(火) 日本出張

本日より1週間の予定で出張。

帰国は来週火曜日の午前中の予定。

火曜日の午後は早速ミーティング(涙)


2004年05月09日(日) お土産

東京での研修参加のため、火曜日から出張。「ついでに」というわけではないが、母方の祖父の調子が悪く、北海道まで足を伸ばしてくるので、一週間の日本滞在となる。

日曜日の今日は、そんなこんなで日本出張に向けたお土産購入。会社の男性陣にはワイン、女性陣と親戚にはチョコレート。まあ、日本からの出張者には、いつも何かしら持ってきてもらっているので、少々の荷物となるのはやむなしか。

お土産といえば、僕が実家に立ち寄ることが分かっている時は、必ずオフクロが子供たちと嫁へのお土産をあらかじめ聞いてくる。

子供たちは、本当はゲームボーイアドバンスが欲しかったらしいのだが、僕と嫁からダメ出しをされたので、娘はクレヨンしんちゃんのビデオ、息子は学研の秘密シリーズ(3冊)を買ってもらうことにした。

ウチの嫁は、誰かにものを買ってもらうということがあまり得意でないようなのだが、オフクロがあまりにしつこいので(笑)、メールでパジャマをリクエストしたようだった。

パジャマじゃなく、スケスケのネグリジェ(死語?)なんかを用意されたら、孫がもう一人増えたりして(爆)


2004年05月08日(土) 家族でMLB観戦

土曜日は、家族4人でMLB観戦。

試合は地元チームがボロ負け。でも、勝っても負けてもアメリカの球場の良い雰囲気は、それだけでも行くのに値すると思う。まあ、子供たちにとってはそんなことはどうでも良く、「何を買ってもらえるか」の方が、より重要なことなのだろうが(笑)

娘には綿あめ(コットンキャンディー)を買ってあげると約束していたのだが、きれいに食べられるバケツ入りの綿あめは席まで売りに来なかったので、試合終了直前にお店まで買いに行った。ところが、すでに店じまいをしていて買うことができず、娘に大泣きされてしまう。スマン>娘。

息子には、野球を見ながら少しずつルールを教えようと思い、昨日はスコアボードの見方を教えてあげた。ところが、どうも言っている事がずれている。おや?と思い、数字が見えているかどうか確認したところ、どうやら少々視力に問題ありの様子。僕がメガネをかけ始めたのは、中学1年生の時だったのだが、息子はそれよりも早くメガネをかけることになるかも知れない。

ところで、嫁のヨーロレイヒー♪であるが、どうやら娘に感染してしまったらしい。数日は学校もお休みか。


2004年05月07日(金) クーリエのトラブル

数日前のこと。

駐在1号が、東京の本部に対して、クーリエ(FedEx, UPSなどの総称)を送るよう、アシスタントのAに依頼した。クーリエを送るのは、ごく日常の業務であり、Aはいつものように手続きを済ませ、トラッキング番号を駐在1号に伝えた。

数日後、「そろそろ着いたかな」と思い、駐在1号がインターネット経由で、荷物のステータスを確認したところ、ステータスが一切アップデートされていなかった。通常であれば、荷物受付の時刻、集配場の到着・出発時刻や、最終受け取り時刻などが、タイムリーに更新されるのだが、それらの情報が更新されていない。

そこで駐在1号は、アシスタントAに、クーリエ業者に電話をかけて、状況を確認するよう依頼をした。

Aがすぐに電話をかけて確認したところ、電話に出たオペレーターは、「日本は今、ゴールデン・ウィークだから、ステータスが更新されていないのではないか。心配ならば、荷物が届いたかどうか、先方に電話をして確認してみてはどうか」と言ったという。

Aがその内容をそのまま駐在1号に伝えたところ、「先方に確認することはもちろん出来るけれども、その前にクーリエ業者にステータスを確認させるべきだ。何のためにトラッキング番号があると思う?」と、日本人からすると、至極まっとうなことを答えて、Aにもう一度調査をするよう指示をした。

再度、Aが電話をかけて確認したところ、驚愕の事実が発覚した。それはなんと、

荷物が集荷されていなかった!

僕たちの駐在室が入っている会社は、比較的大きな会社なので、宅配物は帳票を記入の上、所定の場所に置いておくきまりになっている。クーリエ業者は、そこから荷物を集荷することになっているのだが、どうやら数日前からいつもの運転手ではなく、代理の運転手が荷物を集配していたらしく、その場所からの集荷が数日間全く行われていなかったらしい。

ここで僕が最も腹立たしかったのは、集荷をしなかった運転手に対してではなく、適当な言い訳をして調査をしなかった、最初のオペレーターに対してだ。

うちのアシスタントAにも、多少そういうところがあるが、アメリカ人はとかく「適当な仮説」をたてて、その場をしのごうとする性質を持ち合わせていることが多い。そして、その仮説が外れていたとしても、「あら、そう?」ぐらいで、全く悪びれない。

どうにかならんものかね、この国民性。


2004年05月06日(木) 10,000,000

帰宅が遅くなるときを除き、夕食後は僕が息子の英語の本読みを手伝う担当になっている。さすがに2nd Gradeも後半になると、辞書を引いても意味をつかむのに戸惑う表現が増えてきた。
その他にも、例えば、「Include」という言葉が出てきた時に、日本語訳の「含む」という表現を息子が知らず、教えるのに苦労したなどということもあった。

そんな中、先日困ったことの一つが、10 milionの和訳。

1 milion=100万であるから、10 milion=1000万・・・と考えられるのは、算数を知っている大人の考え。息子は、千の位以上を知らないため、10 milionを説明することができない。

というわけで、とりあえず
10 milion=10(じゅう)ミリオン
と教えておいた。

意外な盲点だった。


2004年05月05日(水) 渡米後1000日目

本日2004年5月5日は、僕たちの渡米日2001年8月9日から数えて、ちょうど1000日目。

渡米が決まった時、息子に「何回泊まるの?」と聞かれて、「1000回くらいかな?」と答えた、その1000日目がやってきた。
(詳しくは、この日の日記を参照)

とりあえず、まだ帰国予定はないが、ここまで嫁・子供たちは、とてつもなく大きな環境の変化に対応して、本当によく頑張ってくれている。心から感謝。

というわけで、あと500日くらい、ヨロシク!(笑)
↑超、希望的観測


2004年05月03日(月) GW?なにそれ、食えるの?

日本はゴールデンウィーク真っ只中。当然日本からの仕事の依頼も激減。

これ幸いとばかりに、来週末に東京で行われる、新任管理職研修の課題なんぞを、業務時間に進めたりしてみる。こんなことが東京の同期に知れたら、ブーイングを受けること必至。多分彼らには、業務時間中にそんなことをする時間はないだろうから。

とはいえ、日本では連休なのに、こちらでは休みなしというのは、少々癪に障るものだ。なにしろ、今年に入ってから会社のカレンダーでは、まだ祝日がない。今月末のメモリアルデーが最初の祝日である。

家に帰って嫁に、

「あ〜あ、ゴールデンウィークって良いなぁ〜」

とぼやいたところ、

「じゃあ、日本に帰るのとどっちが良いの?」

と聞かれてしまった。


はい、ゴールデンウィークは諦めます。。。


2004年05月02日(日) 才能なし

本日、月例のゴルフ大会。

以上













え?スコア?
スコアって食べられるの??

by 記憶喪失