部長motoいっぺい
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2002年05月31日(金) ミス・アンジェラ伝説(その2)

ミス・アンジェラには4歳の男の子がいる。



ん??ミスなのに子供がいる?

と思ったのは、僕だけではあるまい。


昨日書いたとおり、クラスにはいろいろな写真が貼ってあり、その中には彼女が息子と一緒に写っている写真もたくさんある。
↑一般的なアメリカ人は職場に家族の写真を飾りたがる

余談だが、クラスにはミス・アンジェラが5歳の時の写真も大きく貼り出されており、結構笑える。
↑だって、「そのまま」なんですもの(笑)


話を元にもどして、なぜ彼女が「ミス」なのかについてであるが、謎を解く鍵は子供と写った写真の中にある。
というのも、旦那と一緒に写った写真がないのだ。

そう、彼女はいわゆるバツイチである。
↑バツ2か3かもしれんが・・

以前に僕が授業を見学に行った時、たまたま家族についての授業であり、その時に彼女は自分の家族について、自分と息子一人であること、息子の父親とは離婚して今は別々に住んでいることを子供達に説明していた。
↑ウチの息子がその説明を分かったとは思えんが・・(汗)


ウチの嫁いわく、

彼女のペースについていける旦那さんって、アメリカ人の中にもいないかも・・・

とのこと。



と、ココまではまあ、離婚経験のある先生なのね・・ということなのだが、彼女の場合、ココからが伝説となる。





彼女は旦那と別れて、子供一人を太腕細腕で育て上げているのだが、そこに



















中国から一人養子をもらい、家族を増やすと宣言した!





















ここアメリカでは、東南アジアやアフリカの恵まれない子供達を養子にもらう制度がとても盛んである。
盛んではあるものの、子供が生まれない夫婦や、生活に余裕のある夫婦の間で養子をもらうケースが多く、母子家庭に養子をもらうケースというのは、あまり無いのではないかと思う。


しかも、



中国に養子をもらいに行く一ヶ月もの間、学校をお休みすると言う・・・


アメリカでは6月下旬から8月いっぱいまで長−い夏休みがあるというのに、それを待たずして中国に養子を迎えに行くと言う。











いやはや、日本人の感覚ではついていけませんわ・・・









【おまけ】

それでも、クラスの子供達(ウチの息子を含む)は、彼女の帰りを首を長−くして待ってたんだよね。
恐るべし、ミス・アンジェラの求心力。


2002年05月30日(木) ミス・アンジェラ伝説(その1)

息子の幼稚園の担任はミス・アンジェラと言う。

初めて会った時には、

えらい元気のいいお姉さんやなァ

と思ったものだが、ある日彼女の年齢が38歳だということを嫁が仕入れてきて、僕はびっくりした(写真を出せないのが残念)。
↑パッと見20台後半、どう見ても30台前半ぐらいにしか見えない



その後、彼女は僕達夫婦に、

「アメリカの先生って、こういう感じなのね・・・」
↑必ずしも彼女が米国標準だとは思えないが

という、驚きを次々と与えてくれることになる。

今日から何回かに分けて、彼女の驚きの行動を伝説として日記に残すこととしたい。
なお、この日記だけを読むと、とんでもない先生と思われるかも知れないが、彼女は児童や保護者から絶大な人気を得ている有名人でもある。ちなみに僕達も、最初は面食らったが、今となっては彼女のキャラクターに親しみを覚えている。






彼女の数ある伝説の中で、僕が最も驚いた(笑えた)のは、

「ハロウィン集合写真事件」

である。

最近は日本でもハロウィンというイベント自体は認知されてきたと思うのだが、ここアメリカでのハロウィンに対する気合の入り方は半端ではない。
まあハロウィンについては、今年の10月にまた語ることとするが、去年のハロウィンのことである。

ハロウィンの当日、低学年の児童はほぼ皆思い思いの仮装をして学校に登校する。

ウチの息子は消防士の格好をして学校に出かけた。他の児童もいろいろな仮装をしてくるとのことだったので、嫁はデジカメを持って学校へ向かった。

するとミス・アンジェラもなぜか

蜘蛛の着ぐるみを着て、クラスの児童と一緒に記念写真を撮っているではないか。


まあ、ここまでは

大人も子供も一緒になってハロウィンを楽しんでるのね

という、ごく普通の感想であり、驚きでも何でもないのだが・・・






後日

嫁が撮った集合写真(ミス・アンジェラを含む)が、とても良く撮れていたため、僕はそれを写真画質(A5サイズ)でプリントアウトして、クラスに張り出してもらおうと考えた。
↑クラスには、いろいろな写真が張ってある

嫁は写真をミス・アンジェラに手渡し、デジタル・コピーが欲しい人にはEメールでお渡しできる旨を伝えた。


ミス・アンジェラはとても感激し、

「すぐに張り出すわ!」

と、嫁に約束したのだが、数週間たっても一向に張り出される気配がない。
もしかして無くしてしまったのかなと思い、嫁がミス・アンジェラに確認したところ、



「うん、あの写真すごく評判いいのよ!」


「???」


















「ウチに来るお客さんは皆んな、いい写真ねって言うのよ!」






















アンタの家に張ってたんかい!









その後、クラス用にもう一枚プリントアウトしたことは言うまでも無い。


2002年05月29日(水) 息子の宿題(提出編)

先日書いたように息子には日本語補習校からと、こちらのKindergartenから宿題が出ている。

日本語補習校のほうは週一回土曜日だけなので、一週間分の宿題がまとめて出され、次の登校日に持っていく必要がある。感覚的に言えば、塾の宿題のような感じだ。
子供が学校を休んだりすると、宿題をもらえないため、誰かクラスメートの親御さんに宿題のキープをお願いすることになる。宿題の提出率が悪かったり、登校日数が規定に達しないと、小学生ながら「留年」ということも有りうるそうだ。

聞くところによると、この制度は「帰国を前提とした生徒」に勉強を促すことを目的とするというよりは、どちらかといえばいわゆる「永住組」の子供を、きちんと学校に通わせるためにあるのだそうだ。

というのも「帰国組」の親は、帰ってから子供が日本の学校のレベルに適応することを第一義に考えているため、比較的熱心に子供を補習校に通わせる傾向にあるが、「永住組」の親によっては、日本語補習校が、体の良い「日本語教室」になってしまい、都合の良いときしか通わせない場合があるという。
もちろん、親によって教育方針が異なること自体には問題がないのだが、補習校への取り組み方によって、あまりにも子供達の「日本語のレベル」に差がついてしまうと、カリキュラムに支障を来たすことが考えられるという。
↑上記はあくまでそういうこともあるというだけで、教育熱心な永住組や、教育熱心でない帰国組ももちろんいますので、そこのところヨロシク



それに引き換えアメリカのKindergartenは・・・

2−3ヶ月に一回、50ページくらいの宿題冊子を子供に配布し、

「終わったら持ってきてね」

という、好対照の気合の抜け方(笑)


幸いなことに、息子は「英語の」宿題をすることを楽しんでいるようであり、気が向けば1時間ぐらい宿題に取り組んでくれる時もある(誇)。

そんなわけで、他の子供達よりも割と早く宿題を終え、ミス・アンジェラに提出するのだが、2回目の宿題の時には、なんと他のクラスメートの誰よりも早く宿題を提出することができたのだそうだ。

息子はそれを得意に思っているらしく、3回目の時も1番を狙って順調に宿題をこなしていた。ところが日本語補習校の宿題が重なったり(1回目・2回目の時は、補習校にまだ通ってなかった)、何より最後の追い込みの時にロサンゼルス旅行があり、残念ながら3番手に甘んじたらしい。

今回はその反省からか、息子は温泉旅行の時にも宿題帳を持っていき、1番をとるべく最後の追い込みを行い、休日明けに提出をしたのだが・・・



先週末の段階で1番乗りがいたようで、どうやら2番手だったらしい。

息子は口には出さなかったが、相当悔しかったようだ。



















息子よ。1st Gradeになってから、また1番目指そうな。


2002年05月28日(火) 温泉旅行記

月曜日が、元旦以来久々の祝日となるメモリアル・デーだったので、僕達は日・月と温泉旅行に行ってきました。
↑米国の祝日はこちらを参照

土曜日から二泊三日で行っても良かったのですが、土曜日は週に一度の日本語補習校があることと、息子が友達の誕生日パーティーに呼ばれていたことから、日曜日の朝に出かけることにしました。

温泉までは車で約3時間。途中有名なアウトレットモールを通ったので、来月一時帰国する嫁が「帰国土産」を買うために立ち寄ったりしていたら、結局温泉に着いたのは夕方になっていました。

初日の天気はあいにく、やや小雨混じりの曇り。
それでも、久しぶりの温泉をゆっくり楽しむことができました。

温泉といっても、もちろん




















水着着用

なので、どちらかと言えば




















温泉プール

に近いのですが、それでも肩までゆっくりお湯に浸かる感覚は、なんとも言えずのんびりとした気分になります。

その温泉には、なんとかセラピーとか指圧マッサージとかがオプション・サービスとしてあったのですが、子連れの辛いところで、結局利用することは出来ませんでした。

翌日は、幸い薄日が差し込む気持ちの良い天気で、午前中再度温泉プールでリラックスしたあと、近くの湖畔をレンタル自転車(4人のりの車みたいなやつ)で散策してきました。

まあ、最近土日がなかったので、久々に家族とゆっくり過ごせたことが、何より良かったことかもしれません。








ところで温泉で気が付いたのですが、どうやら日本以外にも「温泉好き」の国があるようで、温泉で良く聞こえてきた言葉は、英語よりも

韓国語、中国語
↑ここまでは、予想の範囲だったのですが、






















ロシア語でした
↑ダー(Yesの意)とか聞こえてきました。


2002年05月26日(日) 仕事後のゴルフ

金曜日の午後、駐在1号の発案で駐在室を午後2時頃にクローズすることになった。というのも、5月の上旬以来休日出勤が続き、代休をとることも出来ずにいたためだ。

最近仕事がらみのストレスが多かった僕は、せっかくの半ドンかつ晴天を有効に使おうと、駐在3号をゴルフに誘った。ここのところ日が長くなり、午後9時近くまで明るいため、午後3時ころからゴルフをはじめても、ハーフ(9ホール)は楽勝で回れる。


駐在3号はゴルフが得意である。英語は僕の方が駐在員レベルに近いのに、ゴルフは全く逆転している。ゴルフにおける僕の当面の目標は、

「駐在員として恥ずかしくないレベル」

である(敢えてスコアは書かない)



金曜日の午後かつ晴天ともなると、さすがに飛び込みですぐにプレーを始めることはできず、40分くらい待ったあとスタートすることができた。

込んでいるため、3号と二人だけで回ることは出来ず、知らない二人と回ることになった。

スタート時刻になってやってきたのは、




















10歳くらいのガキ二人。




「まいったなァ、ガキに負けたらしゃれにならんワ」

と思ってスタートしたところ、




















既に、僕が到達不可能なレベルに達していました・・(涙)




途中で彼らに



「ゴルフ上手いね。どのくらい頻繁にやるの?」

と聞いたら、


「LOTS」=いっぱい

と単語で返されました。
オジサンは少し悲しかったです・・・。


それでも、僕のプレーを見て不憫に思ったのか、


「ここのコースは初めてなの?」


と僕の下手さをフォローする場面もありました。

僕は正直に


「いや、二回目だよ。でもビギナーだからね」

と言った後、




















「みりゃ分かるだろ!」

と言ってしまいました。




















大人気なかったと、オジサン反省しています。


2002年05月25日(土) 娘の発表会

侘び寂びのない米国ではあるが、年に一度くらいは発表会なるものがあるようだ。
先日、娘の通っているプリスクールで、歌やお遊戯の発表会があった。

発表会は午後7時からで、父親も仕事を終えてから見ることが出来るように配慮されている。
しかしながら、僕達駐在員にとっては午後5時を超えてからが、日本と直接コミュニケーションをとることが出来るゴールデンタイムであり、その日も午後6時から日本との電話会議が設定されていた。

なるべく早く切り上げて、午後7時の発表会に駆け込もうとしていたのだが・・・

あまりの日本側の理不尽かつ不合理な対応に、温厚なこの僕もついついホット・ディスカッションに巻き込まれてしまい、結局




















20分遅刻して、娘の一つ目の発表は見られませんでした(血泣)


嫁は嫁でビデオカメラのバッテリーを忘れたため(念のため充電中だった)、ビデオでも見ることが出来ませんでした(号泣)


嫁は

「英語で歌を歌って、踊ってるところ、チョー可愛かったわよー(溺)」

と、バッテリーを忘れたミスもどこへやら、感激しておりました。




「誰か、ウチの娘のビデオ撮っている人いないの?」

と無理な注文を嫁にしたところ、

「プリスクールで記録ビデオを撮ってるから、そのうち売るんじゃないかなァ」

とのこと。




















どんなに高くても買ってやる!


2002年05月23日(木) 息子の宿題

息子はこの4月から日本語補習校の小学校一年生になったが、アメリカの学校では、まだKindergartenのままだ。

前にも書いたが、アメリカでのKindergartenとは「小学校0年生」のようなものであるため、宿題がでる。




問題例:
キツネの絵をみて、これはFから始まるものか、Dから始まるものかあてる



まあ、この程度であればもちろん僕達夫婦でも簡単に教えられるし、最近は息子もずい分と単語を覚えてきたので、自分で解くことができる。

しかし、エンジニア英語しか知らない僕にとって次のような単語は、子供の宿題を通して初めて覚えたものだ。



Igloo=イグルー=エスキモーの家

Ladybug=レディバグ=てんとう虫

Jack-o'-lantern=ジャックオーランタン=ハロウィンで使うカボチャちょうちん

などなど、辞書を引かなければ分からないこともある。
まあ、そもそも絵が何を描いているか分からない場合もあるのだが・・(笑)




日本語補習校においても、土曜日しかないというハンディを解消するため、毎週結構な量の宿題が出される。

国語に関しては、毎日10分以上の音読が課されており、読んだ証明として親が宿題帳にサインをする。
算数に関しては、日本では1学期後半か2学期にやるような内容が宿題として出るため、どうやって子供に理解させるか四苦八苦している。

ただ嬉しいことに、息子にとっては嫁の説明よりも僕の説明の方が分かりやすいらしく(理系だからね)、少々難しい問題は僕が帰ってからすることになっているようだ。



学生の頃、できの悪い子供の家庭教師をした経験が活かされたようだ(笑)


2002年05月22日(水) かなりキツイっす

駐在2号のワンポイント英会話:大腸がん=Colon Cancer
↑お菓子でコロンってあるよね


























オヤジの病名だそうです。



















おまけ:

さすがにオフクロから病名を聞いた時には、



















ガーン









なんて受け答えする余裕はなかったな by 馬鹿むすこ


2002年05月21日(火) 散髪

先だっての日曜日、16日ぶりに仕事を休むことができたため、息子と一緒に散髪に行ってきた。

アメリカの理容室は、ナゼだか知らないが日曜日定休のところが(少なくともウチの界隈は)多い。
なるべく土曜日に行くようにしているのだが、土曜日は仕事だったため日曜日は開いている理容室を探し回った。
結局、近場では見つけることができず、やや遠くではあるが駐在1号に聞いていた理容室に行くことになった。

ほぼ開店と同時に入ったのだが、予約をしていなかったため30分ほど待たされると言う。僕と息子は待ち時間をつぶすために、近くにあったスタバに入ってモカとホットチョコレートをたのんだ。

スタバのモカは甘いので、息子も飲めるかなァと思ってトライさせて見たら


「ニガ」

と一言。

やはり甘くてもコーヒーはコーヒーらしい。



日本でも自分のイメージどおり理容師に散髪してもらうのは難しいと思うのだが、まして第二外国語での注文は困難を極める。
であるから、注文の仕方は「全体に0.5インチ短くして」とか言う方法になる。
↑ちょっと言い間違えると、「0.5インチ残して切って」となってしまうので要注意


それでも、「耳は出すか」「刈り上げるか」等について聞いてくる理容師もいるので、これらを聞き間違えずに適切に返事をしないと、取り返しのつかないことになる。

ちなみに、僕は日本では襟足を若干だけ刈り上げるのだが、ここで刈り上げといったら青々と刈り上げられる危険性があると思っているので、刈り上げはお断りしている。
↑駐在2号のワンポイント英会話:刈り上げ=Taper



日本にいるときは、近所の理容室がリラックスできる場所でもあったのに比べて、こちらではある意味闘いともいえよう。
↑やや大げさか。


今度日本に帰ったら、真っ先にいつもの理容室に行くことにしよう。









【アメリカの理容室で嫌いなところランキング】



第4位:やたらバリカンを使うところ

第3位:肩を揉んでくれないところ

第2位:カミソリをあててくれないところ(あるのかもしれんが、わしゃ知らん)






















第1位:髪の毛が服の中に入り込むこと!

↑ドライヤーの送風を使って、髪の毛をハラうところ多し


2002年05月20日(月) ガレージドア再び・・・(後編)

↓お読みで無い方はこちらを先にどうぞ。
ガレージドア再び・・・(前編)




ガレージドア・オープナー交換の日

嫁はオーナーの娘に言われたとおり、ガレージドアのロックを外して娘をプリスクールに迎えにいった。
娘のプリスクールは後半の30分はプールの時間であるため、迎えの時には着替えさせる必要がある。そのため嫁が家に着くのはだいたい12時30分頃になってしまう。

家に帰ったところ、交換業者が家に来た形跡はあった(名刺がドアに挟んであった)のだが、作業は始められていなかった。

嫁は名刺に書かれていた電話番号に電話をかけたが、留守番電話になっていて誰も出なかった。彼女は留守番電話に折り返し電話をかけるようメッセージを残したのだが、結局その日に連絡が来ることはなかった。
↑嫁は知らない人にも英語で電話をかけることが出来るようになりました(祝)




その二日後

オーナーの娘から僕に一通のメールが入った。

「明日もう一度業者の人が行くから、ガレージのドアを開けておいてね」

「業者の人からは、今度無駄足になったら追加料金を取ると言われているので、気をつけてね」

という内容だった。

僕はウチの嫁がきちんと指示通りにしていたことを知っていたため、速攻で事実と違う旨を返信した。
もちろんオーナーの娘は事実を知る由もないのだが、最悪の場合追加料金を防ぐ交渉をしてもらう必要があるためだ。

家に帰って僕は、オーナーの娘から上記のようなメールが来ていたこと、そして僕がすぐに訂正のメールを出したことを嫁に話した。

すると嫁は






















超激怒!
↑もちろん業者にむかって

まあ怒るわな、この場合。



結局、翌日業者の人が来て交換作業は完了したのだが、業者いわく、





















悪いね、逆のガレージドアだと思ってた!


だとさ。
っていうか、反対側が開いてるかどうか確認しろよ。


2002年05月19日(日) ガレージドア再び・・・(前編)

また、ガレージドア・オープナーが壊れた。

以前にもガレージドア・オープナーが壊れ、二つあるうちの一つは既に新品に交換済みであったのだが、今回壊れたのは反対側の方だ。
ガレージオープナー自体、ずい分と古いものだったから、ちょうど同じ時期に限界が来たのだろう。

嫁は前回学習した方法で手動でガレージドアを開け、とりあえず車を外に出し、その後ガレージドアをロックする状態までは自力で行うことができた。

家に帰ってその話を聞いた僕は、オーナーの娘にEメールで交換を依頼した。





数日後・・

オーナーの娘から

「明日ガレージドア・オープナーを貴方の家に私が持っていって、次の日に修理屋さんが取り付けに行くからよろしくね」

というEメールが入っていた。

この方法は前回同様の手続きだったので、どうやらアメリカでは売る部門と修理部門の組織が別々である、というのが僕の理解だ。日本であれば、修理屋さんが一式もって交換に来ると思うのだが。




その翌日・・

約束どおりオーナーの娘は夕方に我が家を訪れ、ガレージドア・オープナーを置いていった。

実は、前回取り付け業者が来た時に、嫁は娘をプリスクールに迎えに行って不在にしていため、取り付け業者が帰ってしまったという出来事があった。
その時は業者からオーナーの娘に連絡が入り、交換日を再設定するということになってしまったため、今回オーナーの娘は嫁に次のような指示をしていった。


「家を離れる時は、ガレージドアのロックを外して、外から業者の人が入れるようにしておいてね」


ガレージドアのロックを外しておいたとしても、家に入るためにはさらに家に通じる鍵を開ける必要があるため、嫁は指示通りガレージドアのロックを外して娘をプリスクールに迎えに行くことにした。


以下次号


2002年05月18日(土) プロジェクト完了パーティー

おかげ様で1000ヒット達成しました!
キリ番報告を頂いた、むちゃ!さんをはじめ、皆さんこれからもよろしくお願いします。




プロジェクト完了を記念して、パーティーが行われた。
和やかな良い雰囲気のパーティーだった。

パーティーの終盤、エライさんが僕の書き上げたスピーチを読み上げたので、僕も自分のことのように緊張していた。

実は先日の日記には見栄を張って書かなかったが、スピーチを書き上げた後に、駐在室の秘書に推敲をしてもらっていた。



後から秘書に

「スピーチどうだった?」

と聞いたところ、

「とてもエキサイティングな経験だったわ!」

と感謝された。





スピーチ自体は、僕の目論見どおり、拍手をもらうところは拍手をもらい、笑いを取るところは笑いがとれたので、ホッとしている。


スピーチが終わった後、取引先会社で僕と仲の良いジョンおじさんが、ボソッと


「GOOD SPEECH」


と言っていたのが、一番うれしかった。





















「僕が書いたんですよ!」

とは言えなかったが(笑)


2002年05月17日(金) プロジェクト完了!

ここのところ、日本にいた時のような繁忙が続いていましたが、とりあえず大きなプロジェクトがひとつ完了しました。
今は放心状態です。

この夏は、プロジェクトが目白押しなので




















今年の夏はないかもしれません・・(血涙)
↑去年の夏も赴任のため、なかったも同然でしたが。


2002年05月15日(水) 息子の英語能力

毎週火曜日と木曜日は、息子がスイミングスクールに通っている。
最近はKindergartenの友達二人(もスイミングスクールに通い始め、レベルは若干違うものの、同じ時間帯にレッスンを行っている。

以下は嫁から聞いた話。



息子がKindergartenから帰ってきてこう言った。

「今日、スイミングが終わったら、パトリック(めちゃめちゃいい人キャサリンさんの息子)はイーサンの家に遊びに行くんだって」



「あら、そうなの。ふーん。」



















「え、何ですって?」










「あんたなんでそんなこと分かったの?」(驚)




「だって、そう言ってたんだもん」




娘に比べて言葉の習得が遅い息子でも、ずい分いろいろなことが分かるようになってきたようです(嬉)


2002年05月14日(火) 今日の日記はお休みです

ただ今、米国太平洋標準時刻午後10時を過ぎました。

まだ会社です。

日本だったら当たり前に会社にいる時間ですが、ここではもう深夜勤務みたいな時間です(笑)

おなか減ったなぁ・・・


帰ってから更新する気力がないので、本日の日記はお休みです。


2002年05月13日(月) 癒し系歌手とは

僕の通勤時間は約35分である。
もちろん車での通勤である。

通勤の車中では、主にニュースを聞くことにしている。
別にそれほど真剣に聞き取ろうと努力しているわけではないのだが、

聞いていれば少しでも耳が慣れるのではないか

という甘い考えのもとにニュースを聞いている。
効果の程は、正直言ってよくわからない。



帰宅時は、メジャーリーグ中継を聞いていることが多い。
さすがに野球中継は、ある程度決まった言葉が繰り返されることから、大体の意味は把握できるようになった。
といっても、日本でも野球中継をラジオで聞くと、アナウンサーが早口でしゃべった時に何を言っているか分からなくなる時があるように、こちらでも分からない時はもちろんある。
ただ野球中継の中で、

何が重要で何が重要でないかを聞き分けること

ができるようになったのだと思う。




ただ、いずれにしても英語を聞き取ると言う、

脳みそを使う行為

が必要なため、疲れたときには音楽系のラジオを聞いたりもする。




最近は休日出勤が続いてお疲れ気味だったので、久しぶりに日本から持ってきたカセットテープをカーステレオで聞いた。

そのカセットテープとは、




















岡村孝子のアフタートーン





ちょうど僕が大学生の頃にリリースされたアルバムで、当時CDからテープにダビングしたもので、もう10ン年来のお付き合いとなるテープである。

最近はキロロなどが癒し系女性シンガーであるのだろうが、僕にとっての癒し系女性歌手は、なんと言っても岡村孝子である。

その岡村孝子の数あるアルバムの中でも、最も名作だと思うのが、はじめてのベストアルバムであるアフタートーンだ。

車の中で流れてくる曲を口ずさみながら僕は気が付いた。



















日本にいた時よりも、自分の歌が下手になっていることに・・・
↑渡米して以来9ヶ月以上、カラオケに行ってないんだよね


2002年05月12日(日) 仕事は楽しいな

昨日の日記にも書いたように、今週の土日は両日とも出勤となってしまった。
先週の土曜日も出勤だったし、今度の土曜日もすでに出勤予定となっているため、15日連続勤務のちょうど折り返し地点にあたることになる。

愚痴ついでにもう一つ、ウチの会社の海外駐在給与システムの中に、休日出勤手当てとか残業手当といったものは存在しない。平社員ながら給与体系だけ管理職のようである。まあ、手当ての計算をするとなると、ウチの駐在室の経理担当である僕が大変なだけなので、実はウットウシイという話もあるが。




日記を書き始めてから約3ヶ月、今までに僕の職種について書いたことがなかったような気がするが、僕はエンジニアである。

僕の会社の技術系職種には、現業部門と非現業部門(デスクワーク)があり、入社時には高卒も大卒も皆、現業部門に配属される。かつ、大卒であれば必ずデスクワークになるとも限らない。
↑ウチの会社の好きなところの一つです。


非現業部門には大まかに、企画管理・生産管理・品質管理・技術管理部門に分かれる。
僕は入社後現業部門を4年経験した後に、今の技術部門に移動してもう7年になる。
すでに、現業部門にいたときよりも、デスクワークの方が長くなってしまった。








前置きが長くなってしまったが、

今日の休日出勤の理由は、平たく言えば、日本から出張で来ている現業社員のお手伝いである。

最近ウチの会社に入ってくる社員の中には、あまり現業部門に興味が無い人もいるようだが、僕はこう見えても(←どう見える?)、今でも心は現場にある。

ということは、今日のお仕事は、






















久々に初心に帰る楽しい仕事!

だったということだ。

特に、日本から出張で来ていた社員が、現業の頃の直接の後輩であったころもあり、なんだか昔に戻った(あえて「若い頃に戻った」とは書かない!)ような気がした。

唯一違っていたのは、





















後輩に指示される立場になっていたことかな?

↑だって久しぶりだったんだもの・・


2002年05月11日(土) 体験入学申し込み

・めでたい事
水疱瘡で一週間休んでいた息子が、Kindergartenに復帰したこと。

・めでたくない事
土日とも休日出勤が確定したこと・・・(血涙)





アメリカは6月20日頃から8月末まで長い夏休みに入る。
家族はこの機会を利用して、日本に帰国することにした。

帰国している期間(6月末から7月末)は、日本の子供達はまだ学校に通っている期間であるため、僕達夫婦は息子をどこかの小学校に通わせ、少しでも日本の小学校に通うという感覚を持たせておこうと考えた。

日本に住む人々にはあまり馴染みがないと思うが、実は「体験入学」なる制度が日本の小中学校にはある(ようだ)。

体験入学とは、僕達の子供のような海外に住む日本人の子供の一時帰国中に、生徒として受け入れてくれる制度のことである。

先日嫁は、嫁の実家近くの小学校(嫁が卒業した学校)に、体験入学の申し込みを電話で行った。

すると、学校の担当者は

「教育委員会に確認してみないと・・」

と、教育委員会の担当者の電話番号を教え、相談の電話をするように嫁に指示をした。
嫁は、不在がちな教育委員会の担当者(何を担当する人かは知らないが)を二日後にようやく捕まえ、体験入学について問い合わせた。

すると、





「体験入学は、学校長の判断でできますヨ」

と、極めて簡単なお返事。


とはいうものの、学校と教育委員会の押し付け合いになってしまうことを恐れた嫁は、嫁が学校に再度電話する前に、教育委員会の方から学校に確認の電話を入れてくれるようお願いした。


翌日、嫁が小学校に電話をしたところ、教頭先生が


「わかりました。では、いらっしゃった時に歓迎会をしますので、アメリカでの生活を簡単に紹介してくれるよう、お子さんに言っておいて下さい」

と、とても小学校一年生にできるとは思えない注文を嫁に伝えた。
嫁は



「あまり、立派な挨拶ができるとは思えませんが・・」

と教頭先生に告げたところ、教頭先生は




















「ええ、あまり立派な挨拶は期待してません」

とお答えになったそうだ。




さて、どうなることやら。


2002年05月10日(金) エライさんのスピーチ原稿

来週、日本から僕の所属する本部の執行役員が出張に来る。

まだ僕が日本にいた時にそのエライさんと、横メシ(←外人と会食すること)をご一緒する機会があったのだが、はっきり言って彼は


英語がしゃべれない(キッパリ)




ウチの会社も、一応海外に支店を設けたり、駐在を派遣することができる規模の会社なのだから、エライさんにはせめて最低限の英語は話して欲しいのだが、必ずしも皆そうだというわけではない。
↑っていうか、話せない人の方が多かったりする・・(汗)


断わっておくが、英語が出来ない人が出世しては困ると言っているわけではない。日頃偉そうなことを言っている人は、それなりの努力をして欲しいと言う下々のものの願いと捉えて欲しい。
↑あと、実際問題取引先にナメられることもあるしね。


今回はそのエライさんを交えて、こちらの取引先企業と会食をする予定にしているのだが、当然ながら彼にスピーチをしてもらわねばならない。
もちろん彼がスピーチ原稿など考えるわけもなく、どうするのかなぁ・・と思っていたら




















僕に原稿書きのお鉢が回ってきた・・・(泣)




別にスピーチの原稿を書くくらいなら別にそれほど問題ではないのだが、とかくエライさんの英語にからむ業務は難しいのだ。

というのも、スピーチに関しても会食中の通訳に関しても、

エライさんの英語能力を深く考慮しなければならない

からだ。







あまり気を遣い過ぎて口を挟まないようにしていると、


サポートが足りない!

と文句を言われるし、


レベルを低く設定しすぎて、分かっていることまで通訳したりすると





















馬鹿にしとるのか!


と逆鱗に触れる可能性があります。





















いったいどうしろって言うんですか、この平社員に・・(涙)







【駐在2号の独り言】

でも、なにより厄介なのは、エライさんが英語が出来ないというコンプレックスを持っている心の闇だったりするんですよね。


2002年05月09日(木) 帰宅時刻の変化

子供達の水疱瘡についてであるが、娘は先週からプリスクールに復帰している。
息子はうまくすると、今週金曜日からKindergartenに復帰できる見込みだ。

今日、嫁が娘をプリスクールに連れて行ったところ、何と4人の園児達が水疱瘡にかかって休んでいると言う。
ウチの娘が水疱瘡になる前には、水疱瘡は流行っていなかったところを見ると、間違いなくウチの娘が感染源である。


ある意味、流行を作る女と言えよう。










ココのところ、帰宅時刻がだんだん遅くなっている。

原因は業務多忙とサマータイムになったことである。
僕の住む地域はアメリカ太平洋標準時間帯であり、サマータイムになる前は日本の会社の始業時刻である午前9時が、こちらの午後4時であったが、今は午後5時にあたる。
日本からの連絡はやはりこちらの午後5時くらいから始まるため、何もなかったとしても退社は午後6時くらいまではできない。何かあると、7時や8時(日本の正午)になってしまう。

遅くなったとはいえ、日本に住んでいた時に比べると格段に早く(以前は午後10時・11時が当たり前)、今日の帰宅時刻も午後9時過ぎ程度のものだ。

とはいえ、赴任当時は今ほど業務も多忙ではなかったし、米国生活に慣れていない家族のことも考え、午後6時に帰宅したりしていたため、子供達をお風呂に入れたり、子供の宿題をみたりするのはほとんど僕の役目であった。

それが、最近はとんとご無沙汰・・・




嫁は特に愚痴をこぼさないが、内心は



















約束が違う!

と思っているかもしれない。


2002年05月08日(水) アメリカ人はどの位おおらかであるかに関する考察

日本人に比べれば、きっとどの民族も程度の差こそあれいい加減おおらかなのではないかと思う。

まあ、日本国外に住む日本人として、住む国の国民性に起因する問題について、文句ばかりを言っていても仕方がないとは思うが、一般的に言ってどのくらいを許容範囲とすれば良いのかについて、ある程度のガイドラインがあったほうが、精神衛生上良いのではないかと思う。

そこで、アメリカ生活約9ヶ月の僕なりに、これまでに得た結論をまとめてみる。
なお、下記考察は全て主観に基づく。






【距離感覚】

フリーウェイの発達しているアメリカでは、少々のドライブはロング・ドライブとは呼べない。例えば日本で100キロのドライブは、そこそこのドライブであると思うが、アメリカではロングとは呼べないであろう。

では、どのくらいがロング・ドライブと呼べるかであるが、ずばり、

100マイルから。

1マイル=1.6キロメートルであるから、アメリカ人はおよそ

日本人の1.6倍、距離に関する感覚がおおらかと言えよう。



















【大きさに関する感覚】

アメリカ人に、細かな作業をきちんとこなすことを期待してはいけない。期待した時点で、あなたの方が間違っている。

では、どのくらい不器用おおらかかというと

1インチ=2.54センチメートルであるから、アメリカ人はおよそ

日本人の2.54倍、不器用おおらかと言えよう。


















【容積に関する感覚】

アメリカ人がコーラやビールをがぶ飲みしているのを、目撃したことがある人も少なくないであろう。

では、アメリカ人は日本人よりどの位いっぱい飲み物を飲めるかというと、

1ガロン=3.8リットルであるから、アメリカ人はおよそ

日本人の3.8倍がぶ飲みすると言えよう。



















【重さに関する感覚】

日本人はアメリカのレストランで、間違ってもキング・サイズを注文してはいけない。レギュラー・サイズを食べきる日本人は、その時点ですでに体のどこかがおかしくなっている。

では、どのくらいのサイズを注文すればよいかというと

1ポンド=450グラムであるから、日本人はアメリカ人の450分の1しか注文してはいけないことになってしまうが、これは間違いである。

普通お肉を買う時には、日本では100グラム単位で買うことを考えると、ここは、

1ポンド=4.5百グラムと読み替えるべきであり、

日本人はアメリカ人の4.5分の1注文するとちょうど良い

と考えるべきである。





と、いくつかの考察をしてみたが、一つどうしても説明がつかないことがある。それは・・・



















時間の単位は同じなのに、どうして仕事の期限を守れないの・・・(涙)


2002年05月07日(火) 月曜日の英語

いやあ、たまげた。

いつものように日記を書く前に、「カウンターチェック」をしてみたところ、いきなり800を超えているんです。

それもこれも、

「りゃ!」さんでの、文中リンクのおかげ。

太平洋標準時間で、5月6日午後9時現在、22名の追加集客効果を確認!
↑駐在2号のワンポイント英会話:太平洋標準時間=Pacific (Standard) Time

恐るべし
「りゃ!」


MyEnpitu登録者数も、当面の目標であった10名に達しました!
本当に皆さんありがとうございます。

いやぁ、ちょっと人気日記作家気分を味わって、「ネタがない!どうしよう・・」なんて言ってみようかな(笑)








前置きはこのくらいにして・・・



海外駐在といっても、皆がハンコでついたように英語がしゃべれるわけではなく、僕のように四苦八苦している人もいるんですよ。
↑ただ、そう思いたいだけという指摘もなきにしもあらず・・(汗)

特に月曜日は調子が出ないんですよね。
やはり、週末には英語に接する機会がガクンと減るのが原因だと思います。

昨日の日曜日は休日出勤だったので、今日の調子はさほど悪くはなかった(←いつものとおり悪かったともいう・・(泣))んですが、今日は早朝から電話会議でした。

電話会議をしたことがある人は分かると思うんですが、日本語ですら聞き取りづらい時があるのにそれが異国の言葉になると、泣けてくるほど分からなくなります。

しかも、今日の電話会議の相手は、おフランスの方。

フランス語訛りの英語が、これまた分かりづらい。
↑日本語訛りの英語がどのように受け取られているかはとりあえず無視します

でも、ネイティブ・スピーカー達は、きちんと理解するんですよね。
こんな時は、本当に帰国子女がうらやましく思えます。








帰国子女といえばウチのガキどもも、帰れば帰国子女。

とても帰国子女のイメージと結びつくような、お坊ちゃま・お嬢ちゃまではないのですが、定義上そうなるのだから仕方がない。

確かに英語はどんどん上手になっています。

最近アメリカでは映画「スパイダーマン」がリメイクして上映を開始したのですが、日本語風に読めば

すぱいだーまん

のところ、ウチのガキどもは一丁前に、




















ァェイダ・ェーン
↑雰囲気伝わりますかねェ・・

とか、ぬかしよります。

親として嬉しいのは嬉しいのですが、正直言ってうらやましい。



今でこそ、ウチで唯一英語を使える人として君臨しているものの、そのうち



















お父さん、英語下手。

と見抜かれるもの、時間の問題です。





でもそんなこと言われた日にゃあ、






















本気でグーで殴るかもしれません。


2002年05月06日(月) バツの悪いKFC

今日は久々の休日出勤でした。

夕食の時間までに帰れないと思っていたのですが、幸いなことに予定よりも早く仕事が終わったため、「帰るコール」(←死語?)をして帰途に着きました。

僕は電話で嫁に

「何か食べるもの買って帰ろうか?」

と尋ねると、

「そうねぇ、一品何かあったら買って帰ってきてね」

とのことだったので、僕は以前から食べたいと思っていた、ケンタッキー・フライドチキンのホット・ウィング(辛いヤツ)を買って帰ることにしました。
自分の分だけ買って帰るのもヒンシュクをかうため、子供用にハニー・ウィングも買って帰りました。


家に帰ると、我が家のメニューは



















じっくり煮込んだ牛の角煮

でした・・・(汗)





そりゃあ、嫁の作った牛の角煮はおいしいですよ、大人にとっては・・・。

でも、子供にとってはやはり、



















KFCのハニー・ウィングの方が魅力的!

なのは、君のせいでは(ましてや僕のせいでも)ないと思うんですけど・・・


2002年05月05日(日) 日米祝日比較

日本はゴールデン・ウィーク真っ盛りのようですね。
さすがに、ゴールデン・ウィーク級の連休だと、こちらでも覚えているのですが、先日の春分の日なんぞは、すっかり忘れ去っていて、

日本の会社に電話をしても誰も出ない

なーんて、ドジなことをしたものです。

一般的にアメリカ人のほうが、日本人よりもよく仕事を休むイメージがありますが、実は祝日の数は日本よりも少ないのが実情です。




では、祝日の比較をして見ましょう。

<アメリカ>
○New Year's Day
●Martin Luther King Jr's Birthday
●Washington's (President's) Day
○Memorial Day
○Independece Day
○Labor Day
●Columbus Day
●Veterans Day
○Thanksgiving Day
○Christmas Day

●の日は、公的機関はお休みとなりますが、一般の会社はお休みにはならないところが多いようです。
↑一説によると、この部分の休みをChristmas Day以降の休みに充てているとのこと

祝日にはならないものの、実際にお休みになるのは、
After Thanksgiving Dayと、Christmas Day以後年末までの6日間

ということで、実際に会社が祝日とみなす日数は

合計13日間





一方

<日本の祝日>
元日(三ヶ日)
成人の日
建国記念の日
春分の日
みどりの日
(メーデー)
憲法記念日
国民の祝日
子供の日
海の日
(お盆:3日程度?)
敬老の日
秋分の日
体育の日
文化の日
勤労感謝の日
天皇誕生日
(年末休み:2日程度?)

合計23日間程度


というわけで、いかにアメリカの方が祝日数が少ないかご理解いただけたでしょうか。
それでもアメリカ人は



















自主的にバケーションをとる



ということができるからまだ良いのですが、私達日本からの駐在員はそんなことはできないのです(涙)
まして、わが駐在室のように3人しかいないと、

一人休むだけでも33%戦力ダウン






そういえば、今思い出しました。





















元日以来、まだ祝日がきていないことを・・・(号泣)
↑5月末のMemorial Dayが実質初めての祝日です



2002年05月04日(土) 息子の水疱瘡

大方の予想通り、無事わが息子も水疱瘡になりました(祝)

最近は水疱瘡の予防注射もあるようですが、一説によると10年くらいしか有効ではないとのこと。
やはり、一生モンの本物にはかなわないと言う事で、とりあえず小さい子供のうちにかかって、「軽く」終わらせることができればと思っております。


で、今日は当然ながら、Kindergartenはお休みだったのですが、朝の9時30分ぐらいにスクール・オフィスから僕の携帯に電話がかかってきました。












「あなたの息子が、連絡無しに今日学校に来てないんですけど」

「実は、妹から水疱瘡をうつされまして、一週間くらいは行けないと思います」

「そうですか、それはお大事に」




アメリカの学校の場合、先生の役割とスクール・オフィス(事務)の役割は明確に分かれており、欠席の場合はスクールオフィスに伝えなければならない。仮に先生に伝えたとしても、スクールオフィスに伝えてくれることを期待してスクール・オフィスへの連絡を怠ってはいけない。

もう一つ別の例としては、以前にウチの子が体調を崩して(多分アメリカに来たばかりの精神的ストレスによる)、学校でもどしてしまったときも、先生は決してゲロをかたづけなかったそうな。
↑掃除担当の人の仕事なんでしょうね




ウチに帰ったあと、僕は嫁に

「学校にに欠席の連絡をしなかったでしょう?」

と尋ねた。すると、

「私、きちんと連絡したわよ!」

「先生だけじゃなく、スクール・オフィスにも連絡した?」




















「失礼しちゃうわね!それぐらい覚えてるわよ!」(怒)
↑以前に先生のみに連絡した前科もち




というわけで、どうやら嫁はきちんとスクール・オフィスにも電話をしたらしい。
となると、残る可能性は



















オフィス内での連絡ミス!

ということで、結論。



















用件は担当者に直接伝えねばならない





















【つけたし】

「じゃあ、君の名誉のために、きちんと日記に書いておくから」

と嫁に言ったところ




















「でも、スクール・オフィスの人は、この日記読めないわよ」

と、ぼそり。


2002年05月03日(金) クラス編成要望書

風邪がまだ抜けきっていない駐在2号です。

エスタックイブの効果の程は分かりませんが、若干快方に向かってはおります。


今日、うちに帰ってみたら、息子の通うElementary Schoolから手紙が2通来ておりました。
一通は借りた本を早く返しなさい!というお叱りのお手紙・・・(恥)
もう一通は

STUDENT PLACMENT PROFILE - PARENT INPUT

なる手紙。

中身を読んでみると、要するに

あなたの子供の性格を把握した上で、来年のクラス編成を行います

というもの。

ほほう、さすが民主主義の国アメリカ。
とりあえずは、親の意見も聞くわけね。

というわけで、日本ではあまり馴染みがないと思うので(それとも、知らないのは僕だけ?)どのような質問項目が並んでいるかご紹介しましょう。



1/ あなたの子供が最もよく勉強できる環境は?

2/ あなたの子供を適切に表す言葉は?(複数選択可)
2-1/ グループの中で力を発揮する
2-2/ 一人でいることを好む
2-3/ 社交的だ
2-4/ 進んで勉強する
2-5/ 友人を作りやすい
2-6/ 一人遊びが好きだ
2-7/ 危険を冒さない
2-8/ 恥ずかしがり屋だ
2-9/ 新しいことをすぐに習得する

3/ あなたの子供は次のうち何に興味がありますか?(複数選択可)
3-1/ アート
3-2/ コンピューター
3-3/ 劇
3-4/ 算数
3-5/ 音楽
3-6/ 読書
3-7/ 科学
3-8/ スポーツ

4/ 他のコメント


結構笑えたのは、4/の注意書きとして




















特定の先生の名前をださないように!

と書かれていたこと。
↑あの先生がいいとか、ダメとか言う親がいるんだろうなぁ・・




あと、思ったことは、



















自分の子供はベタボメするんだろうなぁ。アメリカ人は。

ってことかな。


2002年05月01日(水) やはり風邪の法則

本日、嫁との体温計一本勝負にて、僕のほうが熱が高いことが判明したため、本日の日記はお休みします。

でもこういう時に限って、会社は休めないんだよね・・(涙)