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fluffy circle - 2004年05月31日(月) 鬱陶しいぐらいに雨が降っていて、街へ出ようにも出れなかったから部屋の掃除をした。 夥しいほどの抜け毛と埃。 明日もまた雨なのかな。 なんか思いっきり買い物をしたい。 偶然見かけた富沢赤黄男の一句が頭を突き抜けた。 蝶堕ちて大音響の結氷期 月の音 あるひは埋没都市の響 鳥 消えて 人間はつぶやくものか 零の中 爪立ちをして哭く - タクシーから降りてゲロゲロゲロゲロゲロッピー - 2004年05月24日(月) 今日は、自分がやっているうるさいバンドのライブがあったんですが、前夜3時間しか寝てなかったんで、セッティングの段階ですでにバテました。 ってか、昨夜は腹痛にやられたんです。 夕飯(食べたのは午前1時)の時に、あまりにも疲れていたのでこりゃビールだろと思って飲んだはいいのですが、その後から腹部に鈍い痛みを感じて感じて。 一応、今日のライブのためにギターなりキーボードを練習して、午前3時ぐらいになってしまって、風呂に入って布団に入って、さぁ寝ようと思っても全然眠れなくて。 それだから、トイレでちょっとふんばって、やっと峠を越したと思ってドアを開けたら窓の外が明るくて、あーあ”ーあ”ーと。 もう疲れたから今日は早く寝ます。 明日もライブです。 - 完成 - 2004年05月22日(土) 久しぶりに日記を書きます。 ここ1週間程、連日連夜曲作りに没頭していました。 ちょうど来週の火曜日に人前で演奏する機会を与えられたもので、そのための曲作りを。 これはetwas neues名義としての初めての演奏になるものです。 前々から曲の断片は多数ありましたが、それを人前で、しかも今回はひとりで全部演奏できるように構成し直したりなんなりで、予想以上に時間がかかりました。 こうバンドという形態であれば、自分以外の誰かが意図的にも無意識的にも何らかのプラスを与えてくれるものですが、完全にひとりで作っていると、信じるのはもはや自分の腕と耳にかかっているわけで、あーでもないこーでもないとひたすらヘッドフォンをしながら悩みます。 で、今日はやっとそのetwas neuesの核となる曲が完成しました。 これは僕が京都に来てすぐの時に作ったフレーズを基に、いろいろな音をサンプリングしたり加えたものです。 タイトルは「soaring distant memories」。 和訳すれば「舞い上がる遠い思い出」ですね。 なんかあまりにも今は完成したことが嬉しくて、早速CDに焼いて我が家のステレオから無限ループ状態です。 いやー早く他の人にも聴いて欲しいものですよ。 - 夏日和 - 2004年05月12日(水) 早くも京都は夏です。 今日の最高気温は29度まで上がり、半袖でも暑いくらいでした。 明日は1年ぶりのブッチャーズです。 - not slow motion - 2004年05月09日(日) 実は、昨日実家に帰ってきました。 早朝着いて、晩にはまたこっちへと帰ってきてしまったのでわずか10時間ほど。 じいさんの四十九日でした。 もうあれから約2ヶ月も過ぎたなんて、全然思えないほど早い月日の流れ。 目の下を押さえると、今すぐにでも涙が滲んできてしまうんじゃないかというぐらい僕には早い月日の流れ。 お経を聞いて、お焼香をして、納骨をして、親戚一同で仕出し弁当を食べて、あっという間。 最近の自分は、意識しない限りどんな物事でも高速で過ぎていくようになってしまった気がします。 スローモーションで見えるのは、自分が見つめたその瞬間だけ。 時間止まんないかな。 - etwas neues - 2004年05月02日(日) GW突入なわけですが、特にバイトに精を出しているわけでもなく、本を読み漁っているわけでもなく、部屋の掃除をするわけでもなく、あいかわらずぐうたら生きています。 さて、最近のトピックスはと言えば[etwas neues]という名前のユニットを始めました。 これは僕と、主に映像担当の友人2人でやっているユニットです。 まだ2人でしっかりした意思疎通はできていないのですが、とりあえず作品重視の姿勢でこの先やっていこうかと考えています。 ユニット名の[etwas neues]とはドイツ語で、英訳するならば[something new]、つまり[新しい何か]という意味です。 しかし、このユニット名が指し示すように、ただ単純に今までにない新しいものを作りたいというわけではありません。 むしろ「新しいもの」なんて何一つ存在していないんじゃないか、という問いは以前から根強く僕の中にはあり、いわゆる「ポスト○○」なものに対するアンチテーゼだと思っています。 「新しい」とは一体何を指しているのか。 僕にはまだまだよくわかりません。 以前にもこの日記で書きましたが、「新しい」という言葉が内包しているイメージは、決してポジティブでプラスなものだけではない気がしています。 いくら今までにない独自の視点で、人々の暮らしを激変させるような商品が世に現れてきたとしても、その商品が完成するまでの道のりでは、夥しい数の過去の資料が掻き集められ、プロトタイプが作られてきたわけです。 ですから、それをすべてなかったかのように開き直り、あたかも「これは新しい」と喧伝する姿には憤りを感じます。 まぁ、こう理論なり思想なりで大上段に構えても、音楽というフォーマットの場合、聴こえてくる音が大きな意味を持っているわけで、そちらをないがしろにしてはしょうがないのですが、しかし、そういう何気ない疑問、素通りしかねない日常をとことん凝視する瞬間っていうのは、すごく大切なことだと思っています。 どんどん作って、夏頃には音源を出せるように励みます。 -
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